Virtual Volumes のストレージ ポリシーはデフォルトで [要件なし] に設定されています。必要な場合は、Virtual Volumes と互換性のあるカスタム ストレージ ポリシーを作成できます。
手順
- vSphere Web Client のホームで、 の順にクリックします。
- [仮想マシン ストレージ ポリシー] タブをクリックします。
- [仮想マシン ストレージ ポリシーを新規作成します] アイコンをクリックします。
- vCenter Server インスタンスを選択します。
- ストレージ ポリシーの名前と説明を入力します。
- [ルール セット] ページで、配置ルールを定義します。
- [ストレージ タイプ] ドロップダウン メニューから、Virtual Volumes などのターゲット ストレージ エンティティを選択します。
- [ルールの追加] ドロップダウン メニューから、機能を選択してその値を指定します。
たとえば、Virtual Volumes オブジェクトの 1 秒あたりの読み取り操作数を指定できます。選択したストレージ エンティティに必要な数のルールを含めることができます。入力する値が、ストレージ リソースがアドバタイズする値の範囲内にあることを確認します。
- (オプション) 配置要求を微調整するには、タグベースのルールを追加します。
タグベースのルールでは、特定の配置基準を含めたり除外したりできます。たとえば、ターゲット Virtual Volumes データストアのリストから Palo Alto タグの付いたデータストアを除外することができます。
- (オプション) 仮想マシン ストレージ ポリシーに含めるデータ サービスを選択します。
[ルール セット] ページで参照するデータ サービスはストレージによって提供されます。データ サービスを参照する仮想マシン ストレージ ポリシーは、仮想マシンについてこれらのデータ サービスを要求します。
- [コンポーネントの追加] () アイコンをクリックし、ドロップダウン メニューからデータ サービス カテゴリを選択します(レプリケーションなど)。
- ルールに対して適切なプロバイダと値を指定することによって、データ サービス カテゴリのルールを定義します。または、事前定義済みコンポーネントのリストからデータ サービスを選択します。
オプション |
説明 |
Component Name |
このオプションは、データベースにストレージ ポリシーのコンポーネントを事前定義している場合に使用できます。使用するコンポーネントがわかっている場合は、リストでそれを選択して仮想マシン ストレージ ポリシーに追加します。 |
すべて表示 |
カテゴリで使用できるすべてのコンポーネントを確認します。特定のコンポーネントを含める場合は、リストでそれを選択し、[OK] をクリックします。 |
カスタム |
ルールに対して適切なプロバイダと値を指定して、データ サービス カテゴリのカスタム ルールを定義します。 |
- さらにコンポーネントを追加して、他のデータ サービスを要求します。
共通または通常のルール セットごとに、同じカテゴリ(キャッシュなど)から使用できるコンポーネントは 1 つのみです。
- ストレージ ポリシーの作成を完了させて、[終了] をクリックします。
結果
Virtual Volumes と互換性のある新しい仮想マシン ストレージ ポリシーがリストに表示されます。
次のタスク
これで、このポリシーを仮想マシンに関連付けたり、デフォルトとしてポリシーを指定したりできます。