Update Manager がインストールされているマシンがインターネットに接続していない場合は、vSphere Update Manager Download Service (UMDS) をインストールします。
前提条件
- UMDS がアップグレード、パッチ メタデータ、およびパッチ バイナリをダウンロードできるように、UMDS のインストール先となるマシンがインターネットに接続できることを確認します。
- 6.0 以前の UMDS のインスタンスをアンインストールします(インストールされている場合)。このバージョンの UMDS がインストールされていると、インストール ウィザードでエラー メッセージが表示され、インストールを続行できません。
- UMDS をインストールする前に、データベース インスタンスを作成して構成します。UMDS を 64 ビット マシンにインストールする場合、64 ビット DSN を構成し、ODBC からテストする必要があります。データベースの権限および準備作業の手順は、Update Manager で使用したものと同じです。詳細については、Update Manager データベースの準備を参照してください。
- バンドルされている Microsoft SQL Server 2012 Express データベースを使用する場合は、システムに Microsoft Windows インストーラ バージョン 4.5 (MSI 4.5) がインストールされていることを確認します。
- UMDS と Update Manager は、別々のマシンにインストールする必要があります。
- 最適なパフォーマンスを確保するには、システム要件にリストされている Update Manager サーバと同じ要件を持つシステムに UMDS をインストールします。
手順
- ソフトウェア インストーラのディレクトリで、autorun.exe ファイルをダブルクリックして、 を選択します。
autorun.exe を実行できない場合は、
umds フォルダを参照して
VMware-UMDS.exe を実行します。
- (オプション) [組み込みデータベースとしての Microsoft SQL Server 2012 Express の使用] オプションを選択し、[インストール] をクリックします。
注: : この手順は、サポート対象の別の Oracle または SQL Server データベースを使用する場合のみスキップしてください。
以前の
Update Manager 環境で Microsoft SQL Server 2012 Express を使用していない場合、Microsoft SQL Server 2012 Express のインストール ウィザードが開きます。
- [インストール] をクリックします。
- インストール用の言語を選択し、[OK] をクリックします。
- (オプション) ウィザードでプロンプトが表示されたら、Windows Installer 4.5 など、必要な項目をインストールします。
この手順は、Windows Installer 4.5 がマシンにインストールされていない場合にのみ必要で、vSphere 5.x 製品を初めてインストールするときに実行する必要があります。システムが再起動したら、インストーラが再起動します。
- ようこそページで [次へ] をクリックします。
- 使用許諾契約書を読んで同意し、[次へ] をクリックします。
- 使用許諾契約書の条項に同意して、[次へ] をクリックします。
- (オプション) データベースを選択して、[次へ] をクリックします。
組み込みの Microsoft SQL Server 2012 Express データベースの使用を選択した場合、このページはインストール ウィザードで表示されません。
- サポート対象の既存のデータベースを使用する場合は、DSN のリストから選択します。DSN が Windows NT 認証を使用していない場合、DSN のユーザー名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。
重要: : DSN は、64 ビットの DSN である必要があります。
- Update Manager Download Service のプロキシ設定を入力し、[次へ] をクリックします。
- Update Manager Download Service のインストール用ディレクトリとパッチ ダウンロード用ディレクトリを選択して、[次へ] をクリックします。
デフォルトの場所を使用しない場合は、
[変更] をクリックして、別のディレクトリを参照できます。以前の UMDS
5.5 インストールまたは UMDS
6.0 インストールで作成された既存のダウンロード ディレクトリにするパッチ ストアを選択し、ダウンロードした適用可能なアップデートを UMDS 6.5 で再利用できます。既存のダウンロード ディレクトリは、UMDS
6.5 に関連付けられた時点で、以前の UMDS バージョンでは使用できなくなります。
- (オプション) ディスクの空き容量に関する警告メッセージに対し、[OK] をクリックします。
- [インストール] をクリックして、インストールを開始します。
- .NET Framework 4.0 がインストールされていないという警告メッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。
UMDS インストーラでは、前提項目のインストール後に、実際の製品がインストールされます。
- [終了] をクリックします。