ESXi ホストに診断パーティションを作成します。

注: このタスクは、vSphere Web Client でのみ実行できます。

診断パーティションを作成するときは、次の考慮事項が適用されます。

  • 診断パーティションは、ソフトウェア iSCSI または依存型ハードウェア iSCSI アダプタを介してアクセスする iSCSI LUN には作成できません。iSCSI を使った診断パーティションの詳細については、iSCSI SAN ブートに関する一般的な推奨事項 を参照してください。
  • ソフトウェア FCoE を介してアクセスされる LUN に診断パーティションを作成することはできません。
  • ディスクレス サーバを使用していない場合には、ローカル ストレージで診断パーティションを設定します。
  • 各ホストには 2.5 GB の診断パーティションが必要です。複数のホストが SAN LUN で診断パーティションを共有する場合、パーティションには、すべてのホストのコア ダンプを収容できるサイズが必要です。
  • 共有診断パーティションを使用するホストで障害が発生した場合は、ホストを再起動して、障害発生直後にログ ファイルを抽出してください。そうしないと、最初のホストの診断データを収集する前に 2 番目のホストで障害が発生した場合に、コア ダンプが保存される可能性があります。

手順

  1. ホストに移動します。
  2. ホストを右クリックして、[診断パーティションの追加] を選択します。
    このメニュー項目が表示されていない場合は、すでにホストに診断パーティションがあります。
  3. 診断パーティションのタイプを指定します。
    メニュー項目 説明
    プライベート ローカル ローカル ディスクに診断パーティションを作成します。このパーティションには、使用しているホストのみに関する障害情報が格納されます。
    プライベート SAN ストレージ SAN を共有しない LUN に診断パーティションを作成します。このパーティションには、使用しているホストのみに関する障害情報が格納されます。
    共有 SAN ストレージ 共有 SAN LUN に診断パーティションを作成します。複数のホストが、このパーティションにアクセスできます。1 台以上のホストに関する障害情報を保存することができます。
  4. [次へ]をクリックします。
  5. 診断パーティションに使用するデバイスを選択し、[次へ] をクリックします。
  6. パーティションの構成情報を確認し、[終了] をクリックします。