リリース日:2020 年 8 月 20 日

ビルドの詳細

ダウンロード ファイル名 ESXi670-202008001.zip
ビルド 16713306
ダウンロード サイズ 475.3 MB
md5sum 86930fff7617f010f38d2e00230fc6d4
sha1checksum 0b097e0be71f8133a6e71c705be9128b5a13b39e
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい

セキュリティ パッチ

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi670-202008401-BG バグ修正 最重要
ESXi670-202008402-BG バグ修正 重要
ESXi670-202008403-BG バグ修正 重要
ESXi670-202008404-BG バグ修正 重要
ESXi670-202008405-BG バグ修正
ESXi670-202008406-BG バグ修正 重要
ESXi670-202008101-SG セキュリティ 重要
ESXi670-202008102-SG セキュリティ 重要
ESXi670-202008103-SG セキュリティ
ESXi670-202008104-SG セキュリティ 重要

ロールアップ パッチ

このロールアップ パッチには、ESXi 6.7 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi670-202008001 バグ修正 最重要

重要:VMware vSAN を使用しているクラスタの場合は、まず vCenter Server システムをアップグレードする必要があります。ESXi ホストのみのアップグレードはサポートされていません。
アップグレードの前に、ESXi、vCenter Server および vSAN の以前のバージョンから現在のバージョンまでの互換性アップグレード パスをVMware 製品の相互運用性マトリックスで確認してください。 

イメージ プロファイル

VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。

イメージ プロファイルの名前
ESXi-6.7.0-20200804001-standard
ESXi-6.7.0-20200804001-no-tools
ESXi-6.7.0-20200801001s-standard
ESXi-6.7.0-20200801001s-no-tools

各パッチの詳細については、「パッチのダウンロード」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。

パッチ ダウンロードおよびインストール

一般的に ESXi ホストにパッチを適用する際は、VMware vSphere Update Manager を使用します。詳細については、「VMware vSphere Update Manager のインストールと管理について」を参照してください。

ESXi ホストをアップデートするには、VMware ダウンロード ページからパッチ ZIP ファイルを手動でダウンロードし、esxcli software vib update コマンドを実行して VIB をインストールします。また、イメージ プロファイルと esxcli software profile update コマンドを実行して、システムをアップデートできます。

詳細については、『vSphere コマンドライン インターフェイスのコンセプトおよびサンプル』および「vSphere アップグレード ガイド」を参照してください。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

ESXi670-202008401-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 最重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.116.16631671
  • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.116.16713306
  • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.116.16631672
  • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.116.16713306
修正されたパッチ リリース  2537083、2536682、2537593、2543048、2559163、2575416、2583807、2536169、2605361、2577878、2560686、2577911、2582235、2521297、2544574、2573004、2560546、2560960、2601778、2586088、2337784、2535458、2550983、2553476、2555823、2573557、2577438、2583029、2585883、2594996、2583814、2583813、2517190、2596979、2567370、2594956、2499715、2581524、2566470、2566683、2560998、2605033、2585590、2539907、2565242、2552832、2584586
CVE 番号 該当なし

esx-base、esx-update、vsan、および vsanhealth VIB を更新し、次の問題を解決します。

  • PR 2537083:ESXi ホストで障害が発生し、コンテンツ ベースの読み取りキャッシュ (CBRC) メモリに関するエラーが表示される

    ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、「#PF Exception 14 in word Id 90984419:CBRC Memory IP 0x418039d15bc9 addr 0x8」のようなエラーが示される場合があります。この障害は CBRC モジュールの競合状態が原因で発生します。CBRC モジュールは、vCenter Server の View Storage Accelerator 機能でも仮想マシンのディスク データをキャッシュするために使用されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2536682:SMBIOS 3.2 以降に準拠している ESXi ホストで、デバイス エイリアスが想定どおりの順序でないことがある

    VMware ESXi では、エイリアスと呼ばれる短縮名が、ネットワーク アダプタ、ストレージ アダプタ、グラフィック デバイスなどのデバイスに割り当てられます。たとえば、vmnic0 または vmhba1 などです。ESXi では、SMBIOS テーブルなどの ESXi ホストのファームウェア ソースから取得した位置情報に基づいて、予測可能な順序で物理的なロケーションに応じてエイリアスが割り当てられます。ESXi670-20200801 より前のリリースの場合、ESXi VMkernel では、SMBIOS 仕様バージョン 3.2 で定義されている SMBIOS タイプ 9(システム スロット)レコードへの拡張機能はサポートされません。このため ESXi では、一部のエイリアスが ESXi ホストで誤った順序で割り当てられます。

    本リリースで、この問題は修正されました。ただし、ESXi670-20200801 でこの問題が完全に修正されるのは、新規インストールに限られます。以前のリリースから ESXi670-20200801 にアップグレードする場合は、エイリアスが想定どおりの順序で再割り当てされず、デバイス エイリアスの手動による変更が必要な場合があります。デバイス エイリアスの順序を修正する方法の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB2091560 を参照してください。

  • PR 2537593:vCenter Server High Availability が有効なクラスタ内の ESXi ホストで、存在しない隔離アドレスにアクセスできないというエラーが報告される

    vSphere Client の [ホストおよびクラスタ] インベントリ ビューの [サマリ] タブでは、隔離アドレスが設定されていないにもかかわらず、vCenter Server High Availability が有効になっているクラスタ内の一部の ESXi ホストについて、「could not reach isolation address 6.0.0.0」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。このメッセージは実際の問題を報告せず、vCenter Server High Availability が想定どおりに機能しない場合があることを示しません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2543048:ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 66633:Cmpl-vmhba1- IP 0x41801ad0dbf3 addr 0x49」のようなエラー メッセージが表示される

    ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 66633:Cmpl-vmhba1- IP 0x41801ad0dbf3 addr 0x49」のようなエラー メッセージが表示されます。この障害は、論理ボリューム マネージャ (LVM) 処理の競合状態が原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2559163:複数の ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンとパニック エラーが表示される

    チーミング ポリシーに含まれるアップリンクに対するクエリを実行しても、現在使用できるアクティブなアップリンクがない場合に、NULL ポインタが逆参照されると、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。画面に「Panic Message: @BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2097208:netqueueBala IP 0x418032902747 addr 0x10」のようなエラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、Team_IsUplinkPortMatch メソッドに新しくチェックが追加され、getUplink メソッドを呼び出す前に、アクティブなアップリンクが 1 つ以上あることが確認されるようになりました。

  • PR 2575416:すべての仮想マシンが LUN に発行できる未処理の I/O 要求の最大数を変更できない

    Disk.SchedNumReqOutstanding (DSNRO) パラメータを、修正された LUN のキュー深度に合わせて変更した場合、再起動後に値が維持されません。たとえば、次のコマンドを入力して DSNRO の値を変更するとします。

    esxcli storage core device set -O | --sched-num-req-outstanding 8 -d device_ID

    再起動後に、

    esxcli storage core device list -d device_ID コマンドを実行して変更を確認すると、想定とは異なる次のような出力が表示されます。

    競合ワールドのある I/O 残数: 32

    DSNRO は、すべての仮想マシンが LUN に発行できる未処理の I/O 要求の最大数を制御します。パラメータの不整合な変更によってパフォーマンスが低下する可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正によって、外部 SATP によりスローされる例外が処理され、再起動後に DSNRO 値が維持されます。

  • PR 2583807:現在時刻の呼び出しなどのタスクがあまりに多く短時間で連続して発生すると、hostd サービスがメモリ不足エラーで失敗する

    デフォルトでは、hostd サービスは完了したタスクを 10 分間保持します。たとえば ServiceInstance 管理対象オブジェクトからシステムの現在時刻を取得する呼び出しなどのタスクが、同時に多数発生すると、hostd はこれらすべてを処理できずに停止し、メモリ不足メッセージが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2536169:ESXi ホストの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、バックトレースの FSAtsUndoUpgradedOptLocks() メソッドのエラーが示される

    FSAtsUndoUpgradedOptLocks () メソッドの NULL ポインタ例外が原因で、ESXi ホストが処理を停止しパープル スクリーンが表示される場合があります。vmkernel-zdump.1 ファイルには、
    FSAtsUndoUpgradedOptLocks (…) at bora/modules/vmkernel/vmfs/fs3ATSCSOps.c:665」のようなメッセージが記録されています。
    障害が発生する前に、VMFS ヒープが枯渇しているという次のような警告が表示される場合があります。
    WARNING: Heap: 3534: ヒープ vmfs3 はすでに最大サイズに達しています。拡張できません

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2605361:仮想マシンをメモリ スナップショットに戻すと、ESXi ホストが vCenter Server システムから切断される

    仮想マシンをメモリ スナップショットに戻した後など、一部の操作の短時間の連続したタスクでは競合状態がトリガされ、hostd サービスが /var/core/hostd-worker-zdump.000 ファイルを生成して停止することがあります。結果的に、ESXi ホストは vCenter Server システムへの接続を失います。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2577878:vSphere Client または vSphere Web Client で、潜在的なハードウェア障害に関して多くの健全性警告が表示されメールを受け取る

    vSphere Client または vSphere Web Client では、実際のセンサーの状態に変化がないにも関わらず、潜在的なハードウェア障害について多くの健全性警告が表示されメールが受信されます。この問題は、IPMI からのセンサー状態の取得に失敗した場合に、CIM サービスがすべてのセンサーを不明な状態にリセットするとき発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2560686:サードパーティ プロバイダ クラスのクラス情報の取得中に、小規模な占有量の CIM ブローカ (SFCB) が停止する

    root/emc/host 名前空間の下で OSLS_InstCreationOSLS_InstDeletionOSLS_InstModification などのサードパーティ プロバイダ クラスの getClass コマンドを使用してクエリを実行すると、セグメンテーション エラーにより、SFCB が停止します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2577911:要求ルールを HUAWEI XSG1 アレイ Storage Array の ESXi ホストに手動で追加して、異なる構成を設定する必要がある

    この修正では、次のルールにより、ストレージ アレイ タイプ プラグイン (SATP)、パス選択ポリシー (PSP)、iops、および要求オプションがデフォルト値として設定されます。
    esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_ALUA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_on --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e "HUAWEI arrays with ALUA support"
    esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_DEFAULT_AA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_off --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e " HUAWEI arrays without ALUA support"

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2582235:ターゲット ポート グループ (TPG) の ID 値が定期スキャンの一環として更新されない

    パスの TPG が変更された場合、TPG ID は、ESXi の再起動後に更新されます。TPG が変更された時点では更新されません。たとえば、ターゲット ポートが別のコントローラに移動しても、そのパスの TPG ID 値は更新されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、TPG ID は、パスの変更時に更新されます。

  • PR 2521297:net-lbt サービスが断続的に機能を停止する

    net-lbt デーモンが停止し、「...Admission failure in path: lbt/net-lbt.7320960/uw.7320960」のようなエラーが表示されます。その結果、ロードベースのチーミング (LBT) ポリシーは、正常に機能しません。この問題は、net-lbt デーモン リソース プールのメモリが不足した場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2544574:メモリが破損した場合、hostd サービスが機能を停止せずに無応答のままとなり、ESXi ホストもランダムに無応答になることがある

    メモリ破損イベントが発生した場合、hostd サービスは、機能を停止して再起動する動作が正常に行われず、手動で再起動するまで無応答のままになる場合があります。その結果、ESXi ホストもランダムで無応答になります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2573004:任意の VMFS データストアをアンマウントすると、vCenter Server システムにある他のすべてのデータストアのコアダンプ ファイルが無効に設定される

    任意の VMFS データストアをアンマウントすると、vCenter Server システムの他のデータストアに属しているすべてのコアダンプ ファイルの状態が無効になります。手動で状態をアクティブにリセットする必要があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2560546:ESXi ホストが動作を停止し、「BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2100600:storageRM IP 0x41801b1e588a addr 0x160」のようなエラーが表示される

    マッピング解除操作の初期化中に、使用可能なメモリが不足して、マッピング解除ヒープを作成できない場合、hostd サービスは、クリーンアップ ルーチンを開始します。クリーンアップ ルーチンで、変数が初期化されないために ESXi ホストが動作を停止し、「BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2100600:storageRM IP 0x41801b1e588a addr 0x160」のようなエラーが表示される場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2560960:修正が成功しても、vSphere Client および vSphere Web Client で ESXi ホストが依然として非準拠として表示される

    修正が成功しても、iSCSI ターゲット パラメータが変更されたため ESXi ホストが非準拠であるというエラーが vSphere Client と vSphere Web Client に表示される場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB67580 を参照してください。

  • PR 2601778:vSphere Virtual Volume データストア間で仮想マシンを移行したのに、ソース仮想マシン ディスクが削除されないままである

    状況により、vSphere Virtual Volume データストア間で仮想マシンを移行しても、ソース仮想マシン ディスクが削除されないままとなることがあります。たとえば、vSphere Virtual Volume データストアの VASA プロバイダにアクセスできないのに、転送エラーやプロバイダ タイムアウトなどのエラーが返されない場合などです。その結果、ソース データストアの容量は不正確になります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2586088:仮想マシンのクローンを別の ESXi ホスト上に作成すると、しばらく応答しない場合がある

    仮想マシンのクローン作成操作では、ソース仮想マシンのスナップショットを作成し、そのスナップショットからクローンが作成されます。ソース仮想マシンのスナップショットは、クローン作成操作が完了した後に削除されます。ソース仮想マシンがある ESXi ホストの vSphere Virtual Volumes データストア上にあり、仮想マシンのクローンが別の ESXi ホスト上に作成される場合、ソース仮想マシンのスナップショットを削除するのに、ある程度の時間がかかることがあります。その結果、クローンとして作成された仮想マシンは、50 ~ 60 秒ほど無応答になり、ソース仮想マシンで実行されているアプリケーションが中断される場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2337784:VMware vSphere High Availability 対応クラスタ上の仮想マシンが、パワーオン時に保護されていないと表示される

    vSphere Virtual Volumes データストアを使用する vSphere HA 対応クラスタの ESXi ホストが vSphere-HA フォルダを作成できない場合、クラスタ全体の vSphere HA 構成が失敗します。この問題は、複数の ESXi ホストが共有 vSphere Virtual Volumes データストア内に vSphere-HA フォルダを作成しようと競合した場合に発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2535458:ステートレス再起動を実行した後、同じ NSX-T 論理スイッチに接続されている 2 つの vmknic のうちの 1 つしか作成されない

    同じ NSX-T 論理スイッチに 2 つの vmknic が接続されている場合、ステートレス再起動の実行後に作成される vmknic は 1 つのみです。これは、ポートグループのマッピング ロジックのエラーが原因です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2550983:VMware NSX Edge 仮想マシンで dapathd サービスが繰り返し機能を停止する

    NSX Edge 仮想マシンで datapathd サービスが繰り返し停止し、ノード全体が応答しなくなります。
    この障害が発生するのは、macLimitPolicy パラメータを使用して定義された MAC 制限ポリシーを pyVmomi API で変更した場合です。ホスト サービスの API で受け入れられるのは、DROPALLOW などの大文字の値のみです。Drop などの小文字の値を指定すると、コマンドは失敗します。その結果、datapathd も失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、hostd サービスは、大文字と小文字の両方を含む macLimitPolicy パラメータを受け入れます。

  • PR 2553476:ESXi 管理サービスの再起動後に、VMware Host Client の ESXi ホストの CPU およびメモリの統計情報で 0 が表示される

    ESXi 管理サービスの再起動後に、VMware Host Client の CPU とメモリの統計情報で 0 が表示されます。これは、クイック統計プロバイダが切断されたままの場合があるためです。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2555823:ストレージへの接続が失われた後、複数の仮想マシンをパワーオンできない

    VMFS5 または VMFS6 ボリュームが閉じている間にストレージが停止した場合は、ストレージが使用可能になっても、ジャーナル再生が失敗します。これは、以前ボリュームが閉じていた間に、一部のトランザクションのオンディスク ロックがすでに解除されているためです。その結果、以降のトランザクションはすべてブロックされます。
    vmkernel ログには、次のようなエラーが記録されています。
    WARNING: HBX: 5454: Replay of journal on vol 'iSCSI-PLAB-01' failed: Lost previously held disk lock​

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2573557:ESXi ホストが応答しなくなり、ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイス (DCUI) に hostd が応答しないことが検出されたなどのエラーが表示される

    ESXi ホストが vCenter Server システムとの接続を失ったために、vSphere Client または vSphere Web Client でホストにアクセスできなくなった可能性があります。DCUI に「ALERT: hostd detected to be non-responsive」というメッセージが表示されます。この問題は、メモリ破損によるものであり、定期的なハードウェア健全性チェックでセンサー データを取得している間に CIM プラグインで発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2577438:修正されたメモリ エラーのバーストが、パフォーマンスの問題や、パープル スクリーンを表示する ESXi ホストの停止の原因になる

    まれに、メモリ エラーが短い間隔で多く発生するとパフォーマンスの問題の原因となり、パープル スクリーンを表示する ESXi ホストの停止や、複数の物理 CPU でのエラー(パニックなど)につながる場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。ただし、短い間隔で起こるメモリ エラーに対する ESXi の許容度は強化されていますが、引き続きパフォーマンスの問題が生じる可能性があります。そのような場合、状況により物理メモリの交換が必要になります。

  • PR 2583029:ESXi ホストがメンテナンス モードに移行するたびに一部の vSphere vMotion 操作が失敗する

    ESXi ホストをメンテナンス モードにしてから、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると、操作が失敗して、vSphere Client または vSphere Web Client に「A system error occurred:」のようなエラーが表示される場合があります。
    hostd.log に次のエラーが記録されている場合があります。
    2020-01-10T16:55:51.655Z warning hostd[2099896] [Originator@6876 sub=Vcsvc.VMotionDst.5724640822704079343 opID=k3l22s8p-5779332-auto-3fvd3-h5:70160850-b-01-b4-3bbc user=vpxuser:<user>] TimeoutCb: Expired
    この問題が発生するのは、ストレージまたは VASA プロバイダが低速であるために vSphere vMotion が vSphere Virtual Volumes で定義された待機時間までに必要なすべてのリソースを取得できない場合です。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、vSphere vMotion 操作は、vSphere Virtual Volumes のタイムアウトによって中断されなくなります。

  • PR 2585883:NSX-T 環境で仮想マシンと ESXi ホストの操作が、アイテムが見つからないというエラーで失敗する

    NSX-T 環境で、クローン作成、移行、スナップショットの作成、削除、ESXi ホストの操作(データストアの追加や削除など)といった仮想マシンの操作が断続的に失敗します。vpxd ログ、および vSphere Client または vSphere Web Client に、次のようなエラーが表示されます。
    参照するオブジェクトまたはアイテムを検出できませんでした。DVS c5 fb 29 dd c8 5b 4a fc-b2 d0 ee cd f6 b2 3e 7b が見つかりません
    この問題の原因は、VLAN MTU 健全性レポートの作成に使用される VMkernel モジュールです。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2594996:vSAN 重複排除メタデータの不整合により ESXi ホストが動作を停止する

    vSAN 環境の ESXi ホストで重複排除メタデータの不整合が発生すると、ホスト サービスが機能を停止し、パープル スクリーンが表示される場合があります。バックトレースには、次のようなエラーが記録されています。
    2019-12-12T19:16:34.464Z cpu0:2099114)@BlueScreen: Re-formatting a valid dedup metadata block

    本リリースで、この問題は修正されました。vSAN は、影響を受けるディスク グループをオフラインとしてマークします。

  • PR 2583814:データ コピーが 64 個を超えるオブジェクトがメモリ内で割り当て解除されると、vSAN 環境の ESXi ホストが動作を停止することがある

    差分コンポーネント機能が有効の場合、まれに、オブジェクト内のデータ コピーが 64 個を超える(またはミラー コピー内で同等な状況)場合があります。インメモリ オブジェクトの割り当ておよび割り当て解除の機能が原因でメモリが破損し、その結果 ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して動作を停止する場合があります。バックトレースには、次のようなエラーが記録されています。
    ​PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4934 - Usage error in dlmalloc

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2583813:クラスタが電源障害からリカバリした後、vSAN オブジェクトに非常に多くのデータ コピーが作成される

    vSAN クラスタに電源障害が発生して、すべての ESXi ホストがリカバリした後、vSAN がオブジェクトを再構成すると、非常に多くのデータ コピーが作成されます。これらのコピーは、リソースを不必要に使用します。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2517190:vCenter Server システムがカスタム HTTPS ポートを使用するように構成されている場合、RVC コマンドを実行できない

    vCenter Server システムが HTTPS 用のカスタム ポートを使用するように構成されている場合、RVC は、デフォルト ポート 443 への接続を試みることがあります。その結果、vsan.host_info などの vSAN コマンドが失敗する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2596979:CLI ツールを使用して、極小のおよび大規模な監視アプライアンス タイプをデプロイできない

    vSphere Client から起動された場合、vSAN 監視アプライアンス OVF は、すべてのタイプの監視アプライアンス サイズをデプロイします。コード変更のため、OVF のデプロイでは、ovftool や PowerCLI などの CLI ツールを使用して、極小および大規模なインスタンスをデプロイできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2567370:Likewise サービスがメモリ不足になるため、ESX ホストが Active Directory からランダムに切断されたり、動作を停止したりする

    一部の Likewise サービスでメモリ不足エラーが発生することが原因で、ESX ホストが Active Directory からランダムに切断されたり、動作を停止したりする場合があります。この問題の原因は、Likewise サービスで実行される Active Directory 操作の一部でメモリ リークが発生するためです。

    本リリースで、この問題は修正されました。ESXi ホストでスマート カード認証が有効になっていて、この問題が引き続き発生する場合は、VMware ナレッジベースの記事 KB78968 を参照してください。

  • PR 2594956:数値センサーの基本単位プロパティの UTF8 文字列が無効であるために hostd サービスが停止する

    getBaseUnitString 関数が単位記述配列の最大値として返した文字列が UTF8 以外であった場合、hostd サービスは停止し、コア ダンプが生成されます。次のようなエラーが記録されています。

    [Hostd-zdump] 0x00000083fb085957 in Vmacore::PanicExit (msg=msg@entry=0x840b57eee0 "Validation failure")

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2499715:仮想マシンが突然応答しなくなり、仮想マシンをリセットしようとするとリカバリできなくなる

    仮想マシンが突然応答しなくなり、仮想マシンをリセットしようとすると、リカバリできなくなります。バックトレースには、仮想マシンの RDM ディスクにリンクされたデバイスへの複数の RESET 呼び出しが表示されます。この問題では、RDM ディスクが 2 TB を超えている場合、シャットダウン プロセス中の getLbaStatus コマンドが継続的にループして、仮想マシンが適切にシャットダウンしないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、getLbaStatus コマンドが常に結果を返すようになります。

  • PR 2581524:ゲスト仮想マシンのハートビート ステータスが黄色と緑色の間で断続的に変化する

    負荷条件によっては、hostd サービスと VMX サービスでのゲスト仮想マシンのサンプリング頻度が同期せず、vim.VirtualMachine.guestHeartbeatStatus パラメータが緑色から黄色へと断続的に変化する場合があります。この変化は、非常にまれな状況であるため、必ずしもゲスト仮想マシンの操作の問題を示すものではありません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2566470:vCenter Server システム全体の ESXi ホストの合計データストア容量が 4 PB を超えると、メモリ不足の問題が原因で ESXi ホストに動作を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    LFBCInfo は、ESXi ホストのデータストアについて、いくつかのリソース割り当ての詳細を追跡するインメモリ データ構造です。vCenter Server システム全体の ESXi ホストの合計データストア容量が 4 PB を超えると、LBCInfo がメモリ不足になることがあります。その結果、Storage vMotion を使用した仮想マシンの移行などの一部のルーチン操作中に、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示される場合があります。
    バックトレースには、次のようなエラーが記録されています。^[[7m2019-07-20T08:54:18.772Z cpu29:xxxx)WARNING: Res6: 2545: 'xxxxx': out of slab elems trying to allocate LFBCInfo (2032 allocs)^[[0m

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、LFBCInfo のメモリ プールの制限値が増加します。ただし、この修正を確実に機能させるには、コマンド vsish -e set /config/VMFS3/intOpts/LFBCSlabSizeMaxMB 128 を使用して、メモリ プールを手動で構成する必要があります。LFBCSlabSizeMaxMB パラメータは、ESXi ホストの詳細設定の一部で、VMFS アフィニティ マネージャのクラスタ キャッシュが拡張可能な最大サイズ(MB 単位)を定義します。

  • PR 2566683:パーティション化されたクラスタ内の削除済みオブジェクトがアクセス不可と表示される

    パーティション化されたクラスタでは、複数のパーティションにわたるオブジェクトの削除が完了しない場合があります。その場合、削除したオブジェクトがアクセス不可のオブジェクトとして表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正では、破棄されたコンポーネントのリークを防ぐため、Entity Persistence Daemon (EPD) によって、削除済みオブジェクトの追跡が強化されます。 

  • PR 2560998:マッピング解除操作により、ゲスト仮想マシンの I/O が遅延することがある

    VMFS データストア上で起動された仮想マシンのすべてのスナップショットが削除された場合、または VMware Storage vMotion 操作を実行した後に、マッピング解除操作が失敗し始め、仮想マシンの I/O パフォーマンスが低下する場合があります。この問題は、特定の仮想マシンの操作により、ゲスト OS の基盤となるディスクのマッピング解除の精度が変更されるために発生します。ゲスト OS がマッピング解除の精度を自動的に更新しない場合、VMFS ベース ディスクとスナップショット ディスクは、そのストレージ レイアウトに基づいて、マッピング解除の精度がそれぞれ異なる場合があります。この問題は、仮想マシンの最後のスナップショットが削除された場合、または仮想マシンの移行先となるターゲットのマッピング解除の精度がソースと異なる場合にのみ発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、マッピング解除操作が失敗した場合に、仮想マシンの I/O パフォーマンスに影響が及ぶことが防止されます。ただし、マッピング解除操作が失敗しないようにするには、仮想マシンを再起動するか、ゲスト OS 固有のソリューションを使用してマッピング解除の精度を更新する必要があります。

  • PR 2605033:VMware vRealize Network Insight が、NSX-T Data Center 論理ポートからドロップされたパケットについてのレポートを受信する

    NSX-T Data Center 環境で vRealize Network Insight は、論理ポートからドロップされたパケットについて、多数の警告イベントを受信する場合があります。この問題は、ドロップされたパケットのカウンタの統計情報が正しく計算されないために発生します。これらの警告は、ネットワークに実際に問題があることを示しているわけではありません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2585590:vSAN ディスク グループでリカバリ不能なメディア エラーが発生する

    デバイスの vSAN メタデータを含む特定のブロックに障害が発生し、リカバリ不能なメディア エラーが発生することがまれにあります。これが原因で、ディスク グループ内のデータにアクセスできなくなります。vmkernel.log に次のようなメッセージが記録されています。

    2020-08-12T13:16:13.170Z cpu1:1000341424)ScsiDeviceIO: SCSICompleteDeviceCommand:4267: Cmd(0x45490152eb40) 0x28, CmdSN 0x11 from world 0 to dev "mpx.vmhba0:C0:T3:L0" failed H:0x0 D:0x2 P:0x0 Valid sense data: 0x3 0x10 0x0

    2020-08-12T13:16:13.170Z cpu1:1000341424)LSOMCommon: IORETRY_handleCompletionOnError:1723: Throttled: 0x454bc05ff900 IO type 264 (READ) isOrdered:NO isSplit:NO isEncr:NO since 0 msec status Read error

    本リリースで、この問題は修正されました。ディスク グループの自動再作成機能が、不正なブロックを自動的に破棄して、ディスク グループを再作成します。次に、60 分間待機し、適切な作業コピーから再同期を実行します。再同期が完了すると、クラスタは再び準拠状態になります。この機能は、デフォルトでは無効です。リカバリ不能なメディア エラーが発生した場合は、ディスク グループの自動再作成機能を ESXi ホスト レベルでオンにします。

  • PR 2539907:仮想マシンの接続が断続的に失われる

    APD 状態などの一時的なストレージ アクセスの問題が原因で、VMFS データストアは、アクティブに管理されているリソース ロックの追跡に失敗する場合があります。その結果、他の ESXi ホスト上の仮想マシンの接続が断続的に失われる場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2565242:ログ記録の量が非常に多い場合、ログ記録インフラストラクチャでのデッドロックにより ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して動作を停止することがある

    ログ記録の量が非常に多いと、競合状態となり、ログ記録インフラストラクチャでデッドロックが発生する場合があります。デッドロックが起きると、非プリエンプティブなコンテキストで無限ループが発生します。その結果、vmkernel ログにハートビートがないという警告が記録されます。ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンと「PSOD: 2020-03-08T17:07:20.614Z cpu73:3123688)@BlueScreen: PCPU 38: no heartbeat (1/3 IPIs received)」のようなパニック エラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2552832:ホット アドされた PCIe デバイスを ESXi が検出しない

    PCIe デバイスをホット アドした場合、ESXi はそのデバイスの検出と列挙を行わないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2584586:長い遅延が断続的に発生することで、vSAN 健全性チェック アラームがトリガーされることがある

    既存の vSAN ネットワーク遅延チェックは、vSAN 環境で実行されているワークロードには影響を与える可能性が低い断続的な長いネットワーク遅延から容易に影響を受けます。結果として、2 ノード間のネットワーク遅延が一定のしきい値を超えると、健全性に関する警告が表示されますが、環境の実際の問題を示すものではない可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。vSAN ネットワークの遅延を監視するアルゴリズムで、誤ったアラームが発生しないようになりました。

ESXi670-202008402-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.670.3.116.16713306
修正されたパッチ リリース  該当なし
CVE 番号 該当なし

vmkusb VIB を更新します。

    ESXi670-202008403-BG
    パッチのカテゴリ バグ修正
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 はい
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMW_bootbank_nvme_1.2.2.28-3vmw.670.3.116.16713306
    修正されたパッチ リリース  2604372
    CVE 番号 該当なし

    nvme VIB を更新して、次の問題を解決します。

    • PR 2604372:ESXi NVMe ドライバで NVMe オペコードが許可されていないため、サードパーティ製ツールを使用した SSD ファームウェアの更新が失敗することがある

      NVMe ドライバにより、NVMe 管理コマンドを渡すツールを作成するための管理インターフェイスを利用できるようになります。ただし、ベンダー固有のコマンドのデータ転送方向がデバイスからホストの方向に設定されている場合は、ベンダー固有の書き込みコマンドが正常に完了できないことがあります。たとえば、Marvell CLI ユーティリティのフラッシュ コマンドでは、HPE Tinker コントローラの NVMe SSD のファームウェアをフラッシュできません。

      本リリースで、この問題は修正されました。

    ESXi670-202008404-BG
    パッチのカテゴリ バグ修正
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 なし
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMware_bootbank_vmware-esx-esxcli-nvme-plugin_1.2.0.36-2vmw.670.3.116.16713306
    修正されたパッチ リリース 該当なし
    CVE 番号 該当なし

    vmware-esx-esxcli-nvme-plugin VIB を更新します。

      ESXi670-202008405-BG
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_vmw-ahci_2.0.5-1vmw.670.3.116.16713306
      修正されたパッチ リリース  2532914
      CVE 番号 該当なし

      vmw-ahci VIB を更新して次の問題を解決します。

      • PR 2532914:仮想マシンが断続的に無応答になる

        2.0.4-1 より前のバージョンの vmw_ahci ドライバの問題が原因で、仮想マシンが断続的に無応答になることがあります。vmkernel.log ファイルには、次のようなメッセージが多数記録されています。
        …vmw_ahci[00000017]: ahciAbortIO:(curr) HWQD: 11 BusyL: 0
        または
        ahciRequestIo:ERROR: busy queue is full, this should NEVER happen!

        本リリースで、この問題は修正されました。

      ESXi670-202008406-BG
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_ntg3_4.1.5.0-0vmw.670.3.116.16713306
      修正されたパッチ リリース  該当なし
      CVE 番号 該当なし

      ntg3 VIB を更新します。

        ESXi670-202008101-SG
        パッチのカテゴリ セキュリティ
        パッチの重要度

        重要

        ホストの再起動が必要 はい
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.112.16631640
        • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.112.16701467
        • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.112.16631637
        • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.112.16701467
        修正されたパッチ リリース  該当なし
        CVE 番号 該当なし

        esx-base、esx-update、vsan、および vsanhealth VIB を更新します。

          ESXi670-202008102-SG
          パッチのカテゴリ セキュリティ
          パッチの重要度

          重要

          ホストの再起動が必要 はい
          仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          含まれる VIB
          • VMware_bootbank_cpu-microcode_6.7.0-3.112.16701467
          修正されたパッチ リリース  2543391
          CVE 番号 該当なし

          このパッチは cpu-microcode VIB を更新して、次の問題を解決します。

          • Intel マイクロコードのアップデート

            ESXi670-202008001 は、ESXi でサポートされる CPU の Intel マイクロコードをアップデートします。現在含まれているマイクロコードのアップデートについては、表を参照してください。

            コード名 FMS Plt ID MCU のリビジョン MCU の日付 ブランド名
            Nehalem EP 0x106a5 0x03 0x0000001d 5/11/2018 Intel Xeon 35xx Series
            Intel Xeon 55xx Series
            Lynnfield 0x106e5 0x13 0x0000000a 5/8/2018 Intel Xeon 34xx Lynnfield Series
            Clarkdale 0x20652 0x12 0x00000011 5/8/2018 Intel i3/i5 Clarkdale Series
            Intel Xeon 34xx Clarkdale Series
            Arrandale 0x20655 0x92 0x00000007 4/23/2018 Intel Core i7-620LE Processor
            Sandy Bridge DT 0x206a7 0x12 0x0000002f 2/17/2019 Intel Xeon E3-1100 Series
            Intel Xeon E3-1200 Series
            Intel i7-2655-LE Series
            Intel i3-2100 Series
            Westmere EP 0x206c2 0x03 0x0000001f 5/8/2018 Intel Xeon 56xx Series
            Intel Xeon 36xx Series
            Sandy Bridge EP 0x206d6 0x6d 0x00000621 3/4/2020 Intel Pentium 1400 Series
            Intel Xeon E5-1400 Series
            Intel Xeon E5-1600 Series
            Intel Xeon E5-2400 Series
            Intel Xeon E5-2600 Series
            Intel Xeon E5-4600 Series
            Sandy Bridge EP 0x206d7 0x6d 0x0000071a 3/24/2020 Intel Pentium 1400 Series
            Intel Xeon E5-1400 Series
            Intel Xeon E5-1600 Series
            Intel Xeon E5-2400 Series
            Intel Xeon E5-2600 Series
            Intel Xeon E5-4600 Series
            Nehalem EX 0x206e6 0x04 0x0000000d 5/15/2018 Intel Xeon 65xx Series
            Intel Xeon 75xx Series
            Westmere EX 0x206f2 0x05 0x0000003b 5/16/2018 Intel Xeon E7-8800 Series
            Intel Xeon E7-4800 Series
            Intel Xeon E7-2800 Series
            Ivy Bridge DT 0x306a9 0x12 0x00000021 2/13/2019 Intel i3-3200 Series
            Intel i7-3500-LE/UE
            Intel i7-3600-QE
            Intel Xeon E3-1200-v2 Series
            Intel Xeon E3-1100-C-v2 Series
            Intel Pentium B925C
            Haswell DT 0x306c3 0x32 0x00000028 11/12/2019 Intel Xeon E3-1200-v3 Series
            Intel i7-4700-EQ Series
            Intel i5-4500-TE Series
            Intel i3-4300 Series
            Ivy Bridge EP 0x306e4 0xed 0x0000042e 3/14/2019 Intel Xeon E5-4600-v2 Series
            Intel Xeon E5-2600-v2 Series
            Intel Xeon E5-2400-v2 Series
            Intel Xeon E5-1600-v2 Series
            Intel Xeon E5-1400-v2 Series
            Ivy Bridge EX 0x306e7 0xed 0x00000715 3/14/2019 Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series
            Haswell EP 0x306f2 0x6f 0x00000043 3/1/2019 Intel Xeon E5-4600-v3 Series
            Intel Xeon E5-2600-v3 Series
            Intel Xeon E5-2400-v3 Series
            Intel Xeon E5-1600-v3 Series
            Intel Xeon E5-1400-v3 Series
            Haswell EX 0x306f4 0x80 0x00000016 6/17/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series
            Broadwell H 0x40671 0x22 0x00000022 11/12/2019 Intel Core i7-5700EQ
            Intel Xeon E3-1200-v4 Series
            Avoton 0x406d8 0x01 0x0000012d 9/16/2019 Intel Atom C2300 Series
            Intel Atom C2500 Series
            Intel Atom C2700 Series
            Broadwell EP/EX 0x406f1 0xef 0x0b000038 6/18/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v4 Series
            Intel Xeon E5-4600-v4 Series
            Intel Xeon E5-2600-v4 Series
            Intel Xeon E5-1600-v4 Series
            Skylake SP 0x50654 0xb7 0x02006906 4/24/2020 Intel Xeon Platinum 8100 Series
            Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 Series
            Intel Xeon D-2100 Series
            Intel Xeon D-1600 Series
            Intel Xeon W-3100 Series
            Intel Xeon W-2100 Series
            Cascade Lake B-0 0x50656 0xbf 0x04002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
            Intel Xeon Gold 6200/5200
            Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
            Intel Xeon W-3200
            Cascade Lake 0x50657 0xbf 0x05002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
            Intel Xeon Gold 6200/5200
            Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
            Intel Xeon W-3200
            Broadwell DE 0x50662 0x10 0x0000001c 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
            Broadwell DE 0x50663 0x10 0x07000019 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
            Broadwell DE 0x50664 0x10 0x0f000017 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
            Broadwell NS 0x50665 0x10 0x0e00000f 6/17/2019 Intel Xeon D-1600 Series
            Skylake H/S 0x506e3 0x36 0x000000dc 4/27/2020 Intel Xeon E3-1500-v5 Series
            Intel Xeon E3-1200-v5 Series
            Denverton 0x506f1 0x01 0x0000002e 3/21/2019 Intel Atom C3000 Series
            Kaby Lake H/S/X 0x906e9 0x2a 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E3-1200-v6 Series
            Intel Xeon E3-1500-v6 Series
            Coffee Lake 0x906ea 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
            Intel Xeon E-2200 Series(4 コアまたは 6 コア)
            Coffee Lake 0x906eb 0x02 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2100 Series
            Coffee Lake 0x906ec 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
            Coffee Lake Refresh 0x906ed 0x22 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2200 Series(8 コア)
          ESXi670-202008103-SG
          パッチのカテゴリ セキュリティ
          パッチの重要度

          ホストの再起動が必要 なし
          仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          含まれる VIB
          • VMware_locker_tools-light_11.1.1.16303738-16701467
          修正されたパッチ リリース  2591468
          CVE 番号 該当なし

          このパッチは tools-light VIB を更新します。

          • 次の VMware Tools ISO イメージが ESXi670-202008001 にバンドルされます。

            • windows.iso:Windows Vista (SP2) 以降用の VMware Tools 11.1.1 ISO イメージ
            • linux.iso:Linux OS、glibc 2.5 以降用の VMware Tools 10.3.22 ISO イメージ

            次の VMware Tools の ISO イメージをダウンロードできます。

            VMware Tools 11.0.6

            • windows.iso:Windows Vista (SP2) および Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) の場合

            VMware Tools 10.0.12

            • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 の場合

            VMware Tools 10.3.22

            • linux.iso:Linux OS、glibc 2.5 以降のバージョンの場合

            VMware Tools 10.3.10

            • solaris.iso:VMware Tools イメージ (Solaris)
            • darwin.iso:VMware Tools イメージ (OSX)

            ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

          ESXi670-202008104-SG
          パッチのカテゴリ セキュリティ
          パッチの重要度

          重要

          ホストの再起動が必要 はい
          仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          含まれる VIB
          • VMW_bootbank_net-e1000_8.0.3.1-5vmw.670.3.112.16701467
          修正されたパッチ リリース  該当なし
          CVE 番号 該当なし

          net-e1000 VIB を更新します。

            ESXi-6.7.0-20200804001-standard
            プロファイル名 ESXi-6.7.0-20200804001-standard
            ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
            ベンダー VMware, Inc.
            リリース日 2020 年 8 月 20 日
            許容レベル PartnerSupported
            影響を受けるハードウェア 該当なし
            影響を受けるソフトウェア 該当なし
            影響のある VIB
            • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.116.16631671
            • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.116.16713306
            • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.116.16631672
            • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.116.16713306
            • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.670.3.116.16713306
            • VMW_bootbank_nvme_1.2.2.28-3vmw.670.3.116.16713306
            • VMware_bootbank_vmware-esx-esxcli-nvme-plugin_1.2.0.36-2vmw.670.3.116.16713306
            • VMW_bootbank_vmw-ahci_2.0.5-1vmw.670.3.116.16713306
            • VMW_bootbank_ntg3_4.1.5.0-0vmw.670.3.116.16713306
            • VMware_bootbank_cpu-microcode_6.7.0-3.112.16701467
            • VMware_locker_tools-light_11.1.1.16303738-16701467
            • VMW_bootbank_net-e1000_8.0.3.1-5vmw.670.3.112.16701467
            修正されたパッチ リリース 2537083、2536682、2537593、2543048、2559163、2575416、2583807、2536169、2605361、2577878、2560686、2577911、2582235、2521297、2544574、2573004、2560546、2560960、2601778、2586088、2337784、2535458、2550983、2553476、2555823、2573557、2577438、2583029、2585883、2594996、2583814、2583813、2517190、2596979、2567370、2594956、2499715、2581524、2566470、2566683、2560998、2605033、2585590、2539907、2565242、2552832、2604372、2532914、2584586
            関連する CVE 番号 該当なし
            • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
              • ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、「#PF Exception 14 in word Id 90984419:CBRC Memory IP 0x418039d15bc9 addr 0x8」のようなエラーが示される場合があります。この障害は CBRC モジュールの競合状態が原因で発生します。CBRC モジュールは、vCenter Server の View Storage Accelerator 機能でも仮想マシンのディスク データをキャッシュするために使用されます。

              • VMware ESXi では、エイリアスと呼ばれる短縮名が、ネットワーク アダプタ、ストレージ アダプタ、グラフィック デバイスなどのデバイスに割り当てられます。たとえば、vmnic0 または vmhba1 などです。ESXi では、SMBIOS テーブルなどの ESXi ホストのファームウェア ソースから取得した位置情報に基づいて、予測可能な順序で物理的なロケーションに応じてエイリアスが割り当てられます。ESXi670-20200801 より前のリリースの場合、ESXi VMkernel では、SMBIOS 仕様バージョン 3.2 で定義されている SMBIOS タイプ 9(システム スロット)レコードへの拡張機能はサポートされません。このため ESXi では、一部のエイリアスが ESXi ホストで誤った順序で割り当てられます。

              • vSphere Client の [ホストおよびクラスタ] インベントリ ビューの [サマリ] タブでは、隔離アドレスが設定されていないにもかかわらず、vCenter Server High Availability が有効になっているクラスタ内の一部の ESXi ホストについて、「could not reach isolation address 6.0.0.0」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。このメッセージは実際の問題を報告せず、vCenter Server High Availability が想定どおりに機能しない場合があることを示しません。

              • ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 66633:Cmpl-vmhba1- IP 0x41801ad0dbf3 addr 0x49」のようなエラー メッセージが表示されます。この障害は、論理ボリューム マネージャ (LVM) 処理の競合状態が原因で発生します。

              • チーミング ポリシーに含まれるアップリンクに対するクエリを実行しても、現在使用できるアクティブなアップリンクがない場合に、NULL ポインタが逆参照されると、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。画面に「Panic Message: @BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2097208:netqueueBala IP 0x418032902747 addr 0x10」のようなエラーが表示されます。

              • Disk.SchedNumReqOutstanding (DSNRO) パラメータを、修正された LUN のキューの深さに合わせて変更した場合、再起動後に値が維持されません。たとえば、次のコマンドを入力して DSNRO の値を変更するとします。

                esxcli storage core device set -O | --sched-num-req-outstanding 8 -d device_ID

                再起動後に、

                eesxcli storage core device list -d device_ID コマンドを実行して変更を確認すると、想定とは異なる次のような出力が表示されます。

                競合ワールドのある I/O 残数: 32

                DSNRO は、すべての仮想マシンが LUN に発行できる未処理の I/O 要求の最大数を制御します。パラメータの不整合な変更によってパフォーマンスが低下する可能性があります。

              • デフォルトでは、hostd サービスは完了したタスクを 10 分間保持します。たとえば ServiceInstance 管理対象オブジェクトからシステムの現在時刻を取得する呼び出しなどのタスクが、同時に多数発生すると、hostd はこれらすべてを処理できずに停止し、メモリ不足メッセージが表示されることがあります。

              • FSAtsUndoUpgradedOptLocks () メソッドの NULL ポインタ例外が原因で、ESXi ホストが処理を停止しパープル スクリーンが表示される場合があります。vmkernel-zdump.1 ファイルには、
                FSAtsUndoUpgradedOptLocks (…) at bora/modules/vmkernel/vmfs/fs3ATSCSOps.c:665」のようなメッセージが記録されています。
                障害が発生する前に、VMFS ヒープが枯渇しているという次のような警告が表示される場合があります。
                WARNING: Heap: 3534: ヒープ vmfs3 はすでに最大サイズに達しています。拡張できません

              • 仮想マシンをメモリ スナップショットに戻した後など、一部の操作の短時間の連続したタスクでは競合状態がトリガされ、hostd サービスが /var/core/hostd-worker-zdump.000 ファイルを生成して停止することがあります。結果的に、ESXi ホストは vCenter Server システムへの接続を失います。

              • vSphere Client または vSphere Web Client では、実際のセンサーの状態に変化がないにも関わらず、潜在的なハードウェア障害について多くの健全性警告が表示されメールが受信されます。この問題は、IPMI からのセンサー状態の取得に失敗した場合に、CIM サービスがすべてのセンサーを不明な状態にリセットするとき発生します。

              • root/emc/host 名前空間の下で OSLS_InstCreationOSLS_InstDeletionOSLS_InstModification などのサードパーティ プロバイダ クラスの getClass コマンドを使用してクエリを実行すると、セグメンテーション エラーにより、SFCB が停止します。

              • この修正では、次のルールにより、ストレージ アレイ タイプ プラグイン (SATP)、パス選択ポリシー (PSP)、iops、および要求オプションがデフォルト値として設定されます。
                esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_ALUA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_on --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e "HUAWEI arrays with ALUA support"
                esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_DEFAULT_AA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_off --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e " HUAWEI arrays without ALUA support"

              • パスの TPG が変更された場合、TPG ID は、ESXi の再起動後に更新されます。TPG が変更された時点では更新されません。たとえば、ターゲット ポートが別のコントローラに移動しても、そのパスの TPG ID 値は更新されません。

              • net-lbt デーモンが失敗し、「...Admission failure in path: lbt/net-lbt.7320960/uw.7320960」のようなエラーが表示されます。その結果、ロードベースのチーミング (LBT) ポリシーは、正常に機能しません。この問題は、net-lbt デーモン リソース プールのメモリが不足した場合に発生します。

              • メモリ破損イベントが発生した場合、hostd サービスは、機能を停止して再起動する動作が正常に行われず、手動で再起動するまで無応答のままになる場合があります。その結果、ESXi ホストもランダムで無応答になります。

              • 任意の VMFS データストアをアンマウントすると、vCenter Server システムの他のデータストアに属しているすべてのコアダンプ ファイルの状態が無効になります。手動で状態をアクティブにリセットする必要があります。

              • マッピング解除操作の初期化中に、使用可能なメモリが不足して、マッピング解除ヒープを作成できない場合、hostd サービスは、クリーンアップ ルーチンを開始します。クリーンアップ ルーチンで、変数が初期化されないために ESXi ホストが動作を停止し、「BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2100600:storageRM IP 0x41801b1e588a addr 0x160」のようなエラーが表示される場合があります。

              • 修正が成功しても、iSCSI ターゲット パラメータが変更されたため ESXi ホストが非準拠であるというエラーが vSphere Client と vSphere Web Client に表示される場合があります。

              • 状況により、vSphere Virtual Volume データストア間で仮想マシンを移行しても、ソース仮想マシン ディスクが削除されないままとなることがあります。たとえば、vSphere Virtual Volume データストアの VASA プロバイダにアクセスできないのに、転送エラーやプロバイダ タイムアウトなどのエラーが返されない場合などです。その結果、ソース データストアの容量は不正確になります。

              • 仮想マシンのクローン作成操作では、ソース仮想マシンのスナップショットを作成し、そのスナップショットからクローンが作成されます。ソース仮想マシンのスナップショットは、クローン作成操作が完了した後に削除されます。ソース仮想マシンがある ESXi ホストの vSphere Virtual Volumes データストア上にあり、仮想マシンのクローンが別の ESXi ホスト上に作成される場合、ソース仮想マシンのスナップショットを削除するのに、ある程度の時間がかかることがあります。その結果、クローンとして作成された仮想マシンは、50 ~ 60 秒ほど無応答になり、ソース仮想マシンで実行されているアプリケーションが中断される場合があります。

              • vSphere Virtual Volumes データストアを使用する vSphere HA 対応クラスタの ESXi ホストが vSphere-HA フォルダを作成できない場合、クラスタ全体の vSphere HA 構成が失敗します。この問題は、複数の ESXi ホストが共有 vSphere Virtual Volumes データストア内に vSphere-HA フォルダを作成しようと競合した場合に発生することがあります。

              • 同じ NSX-T 論理スイッチに 2 つの vmknic が接続されている場合、ステートレス再起動の実行後に作成される vmknic は 1 つのみです。これは、ポートグループのマッピング ロジックのエラーが原因です。

              • NSX Edge 仮想マシンで datapathd サービスが繰り返し停止し、ノード全体が応答しなくなります。
                この失敗が発生するのは、macLimitPolicy パラメータを使用して定義された MAC 制限ポリシーを pyVmomi API で変更した場合です。ホスト サービスの API で受け入れられるのは、DROPALLOW などの大文字の値のみです。Drop などの小文字の値を指定すると、コマンドは失敗します。その結果、datapathd も失敗します。

              • ESXi 管理サービスの再起動後に、VMware Host Client の CPU とメモリの統計情報で 0 が表示されます。これは、クイック統計プロバイダが切断されたままの場合があるためです。

              • VMFS5 または VMFS6 ボリュームが閉じている間にストレージが停止した場合は、ストレージが使用可能になっても、ジャーナル再生が失敗します。これは、以前ボリュームが閉じていた間に、一部のトランザクションのオンディスク ロックがすでに解除されているためです。その結果、以降のトランザクションはすべてブロックされます。
                vmkernel ログには、次のようなエラーが記録されています。
                WARNING: HBX: 5454: Replay of journal on vol 'iSCSI-PLAB-01' failed: Lost previously held disk lock​

              • ESXi ホストが vCenter Server システムとの接続を失ったために、vSphere Client または vSphere Web Client でホストにアクセスできなくなった可能性があります。DCUI に「ALERT: hostd detected to be non-responsive」というメッセージが表示されます。この問題は、メモリ破損によるものであり、定期的なハードウェア健全性チェックでセンサー データを取得している間に CIM プラグインで発生します。

              • まれに、メモリ エラーが短い間隔で多く発生するとパフォーマンスの問題の原因となり、パープル スクリーンを表示する ESXi ホストの停止や、複数の物理 CPU でのエラー(パニックなど)につながる場合があります。

              • ESXi ホストをメンテナンス モードにしてから、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると、操作が失敗して、vSphere Client または vSphere Web Client に「A system error occurred:」のようなエラーが表示される場合があります。
                hostd.log に次のエラーが記録されている場合があります。
                2020-01-10T16:55:51.655Z warning hostd[2099896] [Originator@6876 sub=Vcsvc.VMotionDst.5724640822704079343 opID=k3l22s8p-5779332-auto-3fvd3-h5:70160850-b-01-b4-3bbc user=vpxuser:<user>] TimeoutCb: Expired
                この問題が発生するのは、ストレージまたは VASA プロバイダが低速であるために vSphere vMotion が vSphere Virtual Volumes で定義された待機時間までに必要なすべてのリソースを取得できない場合です。

              • NSX-T 環境で、クローン作成、移行、スナップショットの作成、削除、ESXi ホストの操作(データストアの追加や削除など)といった仮想マシンの操作が断続的に失敗します。vpxd ログ、および vSphere Client または vSphere Web Client に、次のようなエラーが表示されます。
                参照するオブジェクトまたはアイテムを検出できませんでした。DVS c5 fb 29 dd c8 5b 4a fc-b2 d0 ee cd f6 b2 3e 7b が見つかりません
                この問題の原因は、VLAN MTU 健全性レポートの作成に使用される VMkernel モジュールです。

              • vSAN 環境の ESXi ホストで重複排除メタデータの不整合が発生すると、ホスト サービスが機能を停止し、パープル スクリーンが表示される場合があります。バックトレースには、次のようなエラーが記録されています。
                2019-12-12T19:16:34.464Z cpu0:2099114)@BlueScreen: Re-formatting a valid dedup metadata block

              • 差分コンポーネント機能が有効の場合、まれに、オブジェクト内のデータ コピーが 64 個を超える(またはミラー コピー内で同等な状況)場合があります。インメモリ オブジェクトの割り当ておよび割り当て解除の機能が原因でメモリが破損し、その結果 ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して動作を停止する場合があります。バックトレースには、次のようなエラーが記録されています。
                ​PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4934 - Usage error in dlmalloc

              • vSAN クラスタに電源障害が発生して、すべての ESXi ホストがリカバリした後、vSAN がオブジェクトを再構成すると、非常に多くのデータ コピーが作成されます。これらのコピーは、リソースを不必要に使用します。

              • vCenter Server システムが HTTPS 用のカスタム ポートを使用するように構成されている場合、RVC は、デフォルト ポート 443 への接続を試みることがあります。その結果、vsan.host_info などの vSAN コマンドが失敗する場合があります。

              • vSphere Client から起動された場合、vSAN 監視アプライアンス OVF は、すべてのタイプの監視アプライアンス サイズをデプロイします。コード変更のため、OVF のデプロイでは、ovftool や PowerCLI などの CLI ツールを使用して、極小および大規模なインスタンスをデプロイできません。

              • 一部の Likewise サービスでメモリ不足エラーが発生することが原因で、ESX ホストが Active Directory からランダムに切断されたり、動作を停止したりする場合があります。この問題の原因は、Likewise サービスで実行される Active Directory 操作の一部でメモリ リークが発生するためです。

              • getBaseUnitString 関数が単位記述配列の最大値として返した文字列が UTF8 以外であった場合、hostd サービスは停止し、コア ダンプが生成されます。次のようなエラーが記録されています。

                [Hostd-zdump] 0x00000083fb085957 in Vmacore::PanicExit (msg=msg@entry=0x840b57eee0 "Validation failure")

              • 仮想マシンが突然応答しなくなり、仮想マシンをリセットしようとすると、リカバリできなくなります。バックトレースには、仮想マシンの RDM ディスクにリンクされたデバイスへの複数の RESET 呼び出しが表示されます。この問題では、RDM ディスクが 2 TB を超えている場合、シャットダウン プロセス中の getLbaStatus コマンドが継続的にループして、仮想マシンが適切にシャットダウンしないことがあります。

              • 負荷条件によっては、hostd サービスと VMX サービスでのゲスト仮想マシンのサンプリング頻度が同期せず、vim.VirtualMachine.guestHeartbeatStatus パラメータが緑色から黄色へと断続的に変化する場合があります。この変化は、非常にまれな状況であるため、必ずしもゲスト仮想マシンの操作の問題を示すものではありません。

              • LFBCInfo は、ESXi ホストのデータストアについて、いくつかのリソース割り当ての詳細を追跡するインメモリ データ構造です。vCenter Server システム全体の ESXi ホストの合計データストア容量が 4 PB を超えると、LBCInfo がメモリ不足になることがあります。その結果、Storage vMotion を使用した仮想マシンの移行などの一部のルーチン操作中に、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示される場合があります。
                バックトレースには、次のようなエラーが記録されています。^[[7m2019-07-20T08:54:18.772Z cpu29:xxxx)WARNING: Res6: 2545: 'xxxx': out of slab elems trying to allocate LFBCInfo (2032 allocs)^[[0m

              • パーティション化されたクラスタでは、複数のパーティションにわたるオブジェクトの削除が完了しない場合があります。その場合、削除したオブジェクトがアクセス不可のオブジェクトとして表示されます。

              • VMFS データストア上で起動された仮想マシンのすべてのスナップショットが削除された場合、または VMware Storage vMotion 操作を実行した後に、マッピング解除操作が失敗し始め、仮想マシンの I/O パフォーマンスが低下する場合があります。この問題は、特定の仮想マシンの操作により、ゲスト OS の基盤となるディスクのマッピング解除の精度が変更されるために発生します。ゲスト OS がマッピング解除の精度を自動的に更新しない場合、VMFS ベース ディスクとスナップショット ディスクは、そのストレージ レイアウトに基づいて、マッピング解除の精度がそれぞれ異なる場合があります。この問題は、仮想マシンの最後のスナップショットが削除された場合、または仮想マシンの移行先となるターゲットのマッピング解除の精度がソースと異なる場合にのみ発生します。

              • NSX-T Data Center 環境で vRealize Network Insight は、論理ポートからドロップされたパケットについて、多数の警告イベントを受信する場合があります。この問題は、ドロップされたパケットのカウンタの統計情報が正しく計算されないために発生します。これらの警告は、ネットワークに実際に問題があることを示しているわけではありません。

              • デバイスの vSAN メタデータを含む特定のブロックに障害が発生し、リカバリ不能なメディア エラーが発生することがまれにあります。これが原因で、ディスク グループ内のデータにアクセスできなくなります。vmkernel.log に次のようなメッセージが記録されています。

                2020-08-12T13:16:13.170Z cpu1:1000341424)ScsiDeviceIO: SCSICompleteDeviceCommand:4267: Cmd(0x45490152eb40) 0x28, CmdSN 0x11 from world 0 to dev "mpx.vmhba0:C0:T3:L0" failed H:0x0 D:0x2 P:0x0 Valid sense data: 0x3 0x10 0x0

                2020-08-12T13:16:13.170Z cpu1:1000341424)LSOMCommon: IORETRY_handleCompletionOnError:1723: Throttled: 0x454bc05ff900 IO type 264 (READ) isOrdered:NO isSplit:NO isEncr:NO since 0 msec status Read error

              • APD 状態などの一時的なストレージ アクセスの問題が原因で、VMFS データストアは、アクティブに管理されているリソース ロックの追跡に失敗する場合があります。その結果、他の ESXi ホスト上の仮想マシンの接続が断続的に失われる場合があります。

              • ログ記録の量が非常に多いと、競合状態となり、ログ記録インフラストラクチャでデッドロックが発生する場合があります。デッドロックが起きると、非プリエンプティブなコンテキストで無限ループが発生します。その結果、vmkernel ログにハートビートがないという警告が記録されます。ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンと「PSOD: 2020-03-08T17:07:20.614Z cpu73:3123688)@BlueScreen: PCPU 38: no heartbeat (1/3 IPIs received)」のようなパニック エラーが表示されます。

              • PCIe デバイスをホット アドした場合、ESXi はそのデバイスの検出と列挙を行わないことがあります。

              • NVMe ドライバにより、NVMe 管理コマンドを渡すツールを作成するための管理インターフェイスを利用できるようになります。ただし、ベンダー固有のコマンドのデータ転送方向がデバイスからホストの方向に設定されている場合は、ベンダー固有の書き込みコマンドが正常に完了できないことがあります。たとえば、Marvell CLI ユーティリティのフラッシュ コマンドでは、HPE Tinker コントローラの NVMe SSD のファームウェアをフラッシュできません。

              • 2.0.4-1 より前のバージョンの vmw_ahci ドライバの問題が原因で、仮想マシンが断続的に無応答になることがあります。vmkernel.log ファイルには、次のようなメッセージが多数記録されています。
                …vmw_ahci[00000017]: ahciAbortIO:(curr) HWQD: 11 BusyL: 0
                または
                ahciRequestIo:ERROR: busy queue is full, this should NEVER happen!

              • 既存の vSAN ネットワーク遅延チェックは、vSAN 環境で実行されているワークロードには影響を与える可能性が低い断続的な長いネットワーク遅延から容易に影響を受けます。結果として、2 ノード間のネットワーク遅延が一定のしきい値を超えると、健全性に関する警告が表示されますが、環境の実際の問題を示すものではない可能性があります。vSAN ネットワークの遅延を監視するアルゴリズムで、誤ったアラームが発生しないようになりました。

            ESXi-6.7.0-20200804001-no-tools
            プロファイル名 ESXi-6.7.0-20200804001-no-tools
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            ベンダー VMware, Inc.
            リリース日 2020 年 8 月 20 日
            許容レベル PartnerSupported
            影響を受けるハードウェア 該当なし
            影響を受けるソフトウェア 該当なし
            影響のある VIB
            • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.116.16631671
            • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.116.16713306
            • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.116.16631672
            • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.116.16713306
            • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.670.3.116.16713306
            • VMW_bootbank_nvme_1.2.2.28-3vmw.670.3.116.16713306
            • VMware_bootbank_vmware-esx-esxcli-nvme-plugin_1.2.0.36-2vmw.670.3.116.16713306
            • VMW_bootbank_vmw-ahci_2.0.5-1vmw.670.3.116.16713306
            • VMW_bootbank_ntg3_4.1.5.0-0vmw.670.3.116.16713306
            • VMware_bootbank_cpu-microcode_6.7.0-3.112.16701467
            • VMW_bootbank_net-e1000_8.0.3.1-5vmw.670.3.112.16701467
            修正されたパッチ リリース 2537083、2536682、2537593、2543048、2559163、2575416、2583807、2536169、2605361、2577878、2560686、2577911、2582235、2521297、2544574、2573004、2560546、2560960、2601778、2586088、2337784、2535458、2550983、2553476、2555823、2573557、2577438、2583029、2585883、2594996、2583814、2583813、2517190、2596979、2567370、2594956、2499715、2581524、2566470、2566683、2560998、2605033、2585590、2539907、2565242、2552832、2604372、2532914、2584586
            関連する CVE 番号 該当なし
            • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
              • ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、「#PF Exception 14 in word Id 90984419:CBRC Memory IP 0x418039d15bc9 addr 0x8」のようなエラーが示される場合があります。この障害は CBRC モジュールの競合状態が原因で発生します。CBRC モジュールは、vCenter Server の View Storage Accelerator 機能でも仮想マシンのディスク データをキャッシュするために使用されます。

              • VMware ESXi では、エイリアスと呼ばれる短縮名が、ネットワーク アダプタ、ストレージ アダプタ、グラフィック デバイスなどのデバイスに割り当てられます。たとえば、vmnic0 または vmhba1 などです。ESXi では、SMBIOS テーブルなどの ESXi ホストのファームウェア ソースから取得した位置情報に基づいて、予測可能な順序で物理的なロケーションに応じてエイリアスが割り当てられます。ESXi670-20200801 より前のリリースの場合、ESXi VMkernel では、SMBIOS 仕様バージョン 3.2 で定義されている SMBIOS タイプ 9(システム スロット)レコードへの拡張機能はサポートされません。このため ESXi では、一部のエイリアスが ESXi ホストで誤った順序で割り当てられます。

              • vSphere Client の [ホストおよびクラスタ] インベントリ ビューの [サマリ] タブでは、隔離アドレスが設定されていないにもかかわらず、vCenter Server High Availability が有効になっているクラスタ内の一部の ESXi ホストについて、「could not reach isolation address 6.0.0.0」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。このメッセージは実際の問題を報告せず、vCenter Server High Availability が想定どおりに機能しない場合があることを示しません。

              • ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 66633:Cmpl-vmhba1- IP 0x41801ad0dbf3 addr 0x49」のようなエラー メッセージが表示されます。この障害は、論理ボリューム マネージャ (LVM) 処理の競合状態が原因で発生します。

              • チーミング ポリシーに含まれるアップリンクに対するクエリを実行しても、現在使用できるアクティブなアップリンクがない場合に、NULL ポインタが逆参照されると、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。画面に「Panic Message: @BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2097208:netqueueBala IP 0x418032902747 addr 0x10」のようなエラーが表示されます。

              • Disk.SchedNumReqOutstanding (DSNRO) パラメータを、修正された LUN のキューの深さに合わせて変更した場合、再起動後に値が維持されません。たとえば、次のコマンドを入力して DSNRO の値を変更するとします。

                esxcli storage core device set -O | --sched-num-req-outstanding 8 -d device_ID

                再起動後に、

                eesxcli storage core device list -d device_ID コマンドを実行して変更を確認すると、想定とは異なる次のような出力が表示されます。

                競合ワールドのある I/O 残数: 32

                DSNRO は、すべての仮想マシンが LUN に発行できる未処理の I/O 要求の最大数を制御します。パラメータの不整合な変更によってパフォーマンスが低下する可能性があります。

              • デフォルトでは、hostd サービスは完了したタスクを 10 分間保持します。たとえば ServiceInstance 管理対象オブジェクトからシステムの現在時刻を取得する呼び出しなどのタスクが、同時に多数発生すると、hostd はこれらすべてを処理できずに停止し、メモリ不足メッセージが表示されることがあります。

              • FSAtsUndoUpgradedOptLocks () メソッドの NULL ポインタ例外が原因で、ESXi ホストが処理を停止しパープル スクリーンが表示される場合があります。vmkernel-zdump.1 ファイルには、
                FSAtsUndoUpgradedOptLocks (…) at bora/modules/vmkernel/vmfs/fs3ATSCSOps.c:665」のようなメッセージが記録されています。
                障害が発生する前に、VMFS ヒープが枯渇しているという次のような警告が表示される場合があります。
                WARNING: Heap: 3534: ヒープ vmfs3 はすでに最大サイズに達しています。拡張できません

              • 仮想マシンをメモリ スナップショットに戻した後など、一部の操作の短時間の連続したタスクでは競合状態がトリガされ、hostd サービスが /var/core/hostd-worker-zdump.000 ファイルを生成して停止することがあります。結果的に、ESXi ホストは vCenter Server システムへの接続を失います。

              • vSphere Client または vSphere Web Client では、実際のセンサーの状態に変化がないにも関わらず、潜在的なハードウェア障害について多くの健全性警告が表示されメールが受信されます。この問題は、IPMI からのセンサー状態の取得に失敗した場合に、CIM サービスがすべてのセンサーを不明な状態にリセットするとき発生します。

              • root/emc/host 名前空間の下で OSLS_InstCreationOSLS_InstDeletionOSLS_InstModification などのサードパーティ プロバイダ クラスの getClass コマンドを使用してクエリを実行すると、セグメンテーション エラーにより、SFCB が停止します。

              • この修正では、次のルールにより、ストレージ アレイ タイプ プラグイン (SATP)、パス選択ポリシー (PSP)、iops、および要求オプションがデフォルト値として設定されます。
                esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_ALUA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_on --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e "HUAWEI arrays with ALUA support"
                esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_DEFAULT_AA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_off --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e " HUAWEI arrays without ALUA support"

              • パスの TPG が変更された場合、TPG ID は、ESXi の再起動後に更新されます。TPG が変更された時点では更新されません。たとえば、ターゲット ポートが別のコントローラに移動しても、そのパスの TPG ID 値は更新されません。

              • net-lbt デーモンが失敗し、「...Admission failure in path: lbt/net-lbt.7320960/uw.7320960」のようなエラーが表示されます。その結果、ロードベースのチーミング (LBT) ポリシーは、正常に機能しません。この問題は、net-lbt デーモン リソース プールのメモリが不足した場合に発生します。

              • メモリ破損イベントが発生した場合、hostd サービスは、機能を停止して再起動する動作が正常に行われず、手動で再起動するまで無応答のままになる場合があります。その結果、ESXi ホストもランダムで無応答になります。

              • 任意の VMFS データストアをアンマウントすると、vCenter Server システムの他のデータストアに属しているすべてのコアダンプ ファイルの状態が無効になります。手動で状態をアクティブにリセットする必要があります。

              • マッピング解除操作の初期化中に、使用可能なメモリが不足して、マッピング解除ヒープを作成できない場合、hostd サービスは、クリーンアップ ルーチンを開始します。クリーンアップ ルーチンで、変数が初期化されないために ESXi ホストが動作を停止し、「BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2100600:storageRM IP 0x41801b1e588a addr 0x160」のようなエラーが表示される場合があります。

              • 修正が成功しても、iSCSI ターゲット パラメータが変更されたため ESXi ホストが非準拠であるというエラーが vSphere Client と vSphere Web Client に表示される場合があります。

              • 状況により、vSphere Virtual Volume データストア間で仮想マシンを移行しても、ソース仮想マシン ディスクが削除されないままとなることがあります。たとえば、vSphere Virtual Volume データストアの VASA プロバイダにアクセスできないのに、転送エラーやプロバイダ タイムアウトなどのエラーが返されない場合などです。その結果、ソース データストアの容量は不正確になります。

              • 仮想マシンのクローン作成操作では、ソース仮想マシンのスナップショットを作成し、そのスナップショットからクローンが作成されます。ソース仮想マシンのスナップショットは、クローン作成操作が完了した後に削除されます。ソース仮想マシンがある ESXi ホストの vSphere Virtual Volumes データストア上にあり、仮想マシンのクローンが別の ESXi ホスト上に作成される場合、ソース仮想マシンのスナップショットを削除するのに、ある程度の時間がかかることがあります。その結果、クローンとして作成された仮想マシンは、50 ~ 60 秒ほど無応答になり、ソース仮想マシンで実行されているアプリケーションが中断される場合があります。

              • vSphere Virtual Volumes データストアを使用する vSphere HA 対応クラスタの ESXi ホストが vSphere-HA フォルダを作成できない場合、クラスタ全体の vSphere HA 構成が失敗します。この問題は、複数の ESXi ホストが共有 vSphere Virtual Volumes データストア内に vSphere-HA フォルダを作成しようと競合した場合に発生することがあります。

              • 同じ NSX-T 論理スイッチに 2 つの vmknic が接続されている場合、ステートレス再起動の実行後に作成される vmknic は 1 つのみです。これは、ポートグループのマッピング ロジックのエラーが原因です。

              • NSX Edge 仮想マシンで datapathd サービスが繰り返し停止し、ノード全体が応答しなくなります。
                この失敗が発生するのは、macLimitPolicy パラメータを使用して定義された MAC 制限ポリシーを pyVmomi API で変更した場合です。ホスト サービスの API で受け入れられるのは、DROPALLOW などの大文字の値のみです。Drop などの小文字の値を指定すると、コマンドは失敗します。その結果、datapathd も失敗します。

              • ESXi 管理サービスの再起動後に、VMware Host Client の CPU とメモリの統計情報で 0 が表示されます。これは、クイック統計プロバイダが切断されたままの場合があるためです。

              • VMFS5 または VMFS6 ボリュームが閉じている間にストレージが停止した場合は、ストレージが使用可能になっても、ジャーナル再生が失敗します。これは、以前ボリュームが閉じていた間に、一部のトランザクションのオンディスク ロックがすでに解除されているためです。その結果、以降のトランザクションはすべてブロックされます。
                vmkernel ログには、次のようなエラーが記録されています。
                WARNING: HBX: 5454: Replay of journal on vol 'iSCSI-PLAB-01' failed: Lost previously held disk lock​

              • ESXi ホストが vCenter Server システムとの接続を失ったために、vSphere Client または vSphere Web Client でホストにアクセスできなくなった可能性があります。DCUI に「ALERT: hostd detected to be non-responsive」というメッセージが表示されます。この問題は、メモリ破損によるものであり、定期的なハードウェア健全性チェックでセンサー データを取得している間に CIM プラグインで発生します。

              • まれに、メモリ エラーが短い間隔で多く発生するとパフォーマンスの問題の原因となり、パープル スクリーンを表示する ESXi ホストの停止や、複数の物理 CPU でのエラー(パニックなど)につながる場合があります。

              • ESXi ホストをメンテナンス モードにしてから、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると、操作が失敗して、vSphere Client または vSphere Web Client に「A system error occurred:」のようなエラーが表示される場合があります。
                hostd.log に次のエラーが記録されている場合があります。
                2020-01-10T16:55:51.655Z warning hostd[2099896] [Originator@6876 sub=Vcsvc.VMotionDst.5724640822704079343 opID=k3l22s8p-5779332-auto-3fvd3-h5:70160850-b-01-b4-3bbc user=vpxuser:<user>] TimeoutCb: Expired
                この問題が発生するのは、ストレージまたは VASA プロバイダが低速であるために vSphere vMotion が vSphere Virtual Volumes で定義された待機時間までに必要なすべてのリソースを取得できない場合です。

              • NSX-T 環境で、クローン作成、移行、スナップショットの作成、削除、ESXi ホストの操作(データストアの追加や削除など)といった仮想マシンの操作が断続的に失敗します。vpxd ログ、および vSphere Client または vSphere Web Client に、次のようなエラーが表示されます。
                参照するオブジェクトまたはアイテムを検出できませんでした。DVS c5 fb 29 dd c8 5b 4a fc-b2 d0 ee cd f6 b2 3e 7b が見つかりません
                この問題の原因は、VLAN MTU 健全性レポートの作成に使用される VMkernel モジュールです。

              • vSAN 環境の ESXi ホストで重複排除メタデータの不整合が発生すると、ホスト サービスが機能を停止し、パープル スクリーンが表示される場合があります。バックトレースには、次のようなエラーが記録されています。
                2019-12-12T19:16:34.464Z cpu0:2099114)@BlueScreen: Re-formatting a valid dedup metadata block

              • 差分コンポーネント機能が有効の場合、まれに、オブジェクト内のデータ コピーが 64 個を超える(またはミラー コピー内で同等な状況)場合があります。インメモリ オブジェクトの割り当ておよび割り当て解除の機能が原因でメモリが破損し、その結果 ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して動作を停止する場合があります。バックトレースには、次のようなエラーが記録されています。
                ​PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4934 - Usage error in dlmalloc

              • vSAN クラスタに電源障害が発生して、すべての ESXi ホストがリカバリした後、vSAN がオブジェクトを再構成すると、非常に多くのデータ コピーが作成されます。これらのコピーは、リソースを不必要に使用します。

              • vCenter Server システムが HTTPS 用のカスタム ポートを使用するように構成されている場合、RVC は、デフォルト ポート 443 への接続を試みることがあります。その結果、vsan.host_info などの vSAN コマンドが失敗する場合があります。

              • vSphere Client から起動された場合、vSAN 監視アプライアンス OVF は、すべてのタイプの監視アプライアンス サイズをデプロイします。コード変更のため、OVF のデプロイでは、ovftool や PowerCLI などの CLI ツールを使用して、極小および大規模なインスタンスをデプロイできません。

              • 一部の Likewise サービスでメモリ不足エラーが発生することが原因で、ESX ホストが Active Directory からランダムに切断されたり、動作を停止したりする場合があります。この問題の原因は、Likewise サービスで実行される Active Directory 操作の一部でメモリ リークが発生するためです。

              • getBaseUnitString 関数が単位記述配列の最大値として返した文字列が UTF8 以外であった場合、hostd サービスは停止し、コア ダンプが生成されます。次のようなエラーが記録されています。

                [Hostd-zdump] 0x00000083fb085957 in Vmacore::PanicExit (msg=msg@entry=0x840b57eee0 "Validation failure")

              • 仮想マシンが突然応答しなくなり、仮想マシンをリセットしようとすると、リカバリできなくなります。バックトレースには、仮想マシンの RDM ディスクにリンクされたデバイスへの複数の RESET 呼び出しが表示されます。この問題では、RDM ディスクが 2 TB を超えている場合、シャットダウン プロセス中の getLbaStatus コマンドが継続的にループして、仮想マシンが適切にシャットダウンしないことがあります。

              • 負荷条件によっては、hostd サービスと VMX サービスでのゲスト仮想マシンのサンプリング頻度が同期せず、vim.VirtualMachine.guestHeartbeatStatus パラメータが緑色から黄色へと断続的に変化する場合があります。この変化は、非常にまれな状況であるため、必ずしもゲスト仮想マシンの操作の問題を示すものではありません。

              • LFBCInfo は、ESXi ホストのデータストアについて、いくつかのリソース割り当ての詳細を追跡するインメモリ データ構造です。vCenter Server システム全体の ESXi ホストの合計データストア容量が 4 PB を超えると、LBCInfo がメモリ不足になることがあります。その結果、Storage vMotion を使用した仮想マシンの移行などの一部のルーチン操作中に、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示される場合があります。
                バックトレースには、次のようなエラーが記録されています。^[[7m2019-07-20T08:54:18.772Z cpu29:29479008)WARNING: Res6: 2545: 'xxx': out of slab elems trying to allocate LFBCInfo (2032 allocs)^[[0m

              • パーティション化されたクラスタでは、複数のパーティションにわたるオブジェクトの削除が完了しない場合があります。その場合、削除したオブジェクトがアクセス不可のオブジェクトとして表示されます。

              • VMFS データストア上で起動された仮想マシンのすべてのスナップショットが削除された場合、または VMware Storage vMotion 操作を実行した後に、マッピング解除操作が失敗し始め、仮想マシンの I/O パフォーマンスが低下する場合があります。この問題は、特定の仮想マシンの操作により、ゲスト OS の基盤となるディスクのマッピング解除の精度が変更されるために発生します。ゲスト OS がマッピング解除の精度を自動的に更新しない場合、VMFS ベース ディスクとスナップショット ディスクは、そのストレージ レイアウトに基づいて、マッピング解除の精度がそれぞれ異なる場合があります。この問題は、仮想マシンの最後のスナップショットが削除された場合、または仮想マシンの移行先となるターゲットのマッピング解除の精度がソースと異なる場合にのみ発生します。

              • NSX-T Data Center 環境で vRealize Network Insight は、論理ポートからドロップされたパケットについて、多数の警告イベントを受信する場合があります。この問題は、ドロップされたパケットのカウンタの統計情報が正しく計算されないために発生します。これらの警告は、ネットワークに実際に問題があることを示しているわけではありません。

              • デバイスの vSAN メタデータを含む特定のブロックに障害が発生し、リカバリ不能なメディア エラーが発生することがまれにあります。これが原因で、ディスク グループ内のデータにアクセスできなくなります。vmkernel.log に次のようなメッセージが記録されています。

                2020-08-12T13:16:13.170Z cpu1:1000341424)ScsiDeviceIO: SCSICompleteDeviceCommand:4267: Cmd(0x45490152eb40) 0x28, CmdSN 0x11 from world 0 to dev "mpx.vmhba0:C0:T3:L0" failed H:0x0 D:0x2 P:0x0 Valid sense data: 0x3 0x10 0x0

                2020-08-12T13:16:13.170Z cpu1:1000341424)LSOMCommon: IORETRY_handleCompletionOnError:1723: Throttled: 0x454bc05ff900 IO type 264 (READ) isOrdered:NO isSplit:NO isEncr:NO since 0 msec status Read error

              • APD 状態などの一時的なストレージ アクセスの問題が原因で、VMFS データストアは、アクティブに管理されているリソース ロックの追跡に失敗する場合があります。その結果、他の ESXi ホスト上の仮想マシンの接続が断続的に失われる場合があります。

              • ログ記録の量が非常に多いと、競合状態となり、ログ記録インフラストラクチャでデッドロックが発生する場合があります。デッドロックが起きると、非プリエンプティブなコンテキストで無限ループが発生します。その結果、vmkernel ログにハートビートがないという警告が記録されます。ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンと「PSOD: 2020-03-08T17:07:20.614Z cpu73:3123688)@BlueScreen: PCPU 38: no heartbeat (1/3 IPIs received)」のようなパニック エラーが表示されます。

              • PCIe デバイスをホット アドした場合、ESXi はそのデバイスの検出と列挙を行わないことがあります。

              • NVMe ドライバにより、NVMe 管理コマンドを渡すツールを作成するための管理インターフェイスを利用できるようになります。ただし、ベンダー固有のコマンドのデータ転送方向がデバイスからホストの方向に設定されている場合は、ベンダー固有の書き込みコマンドが正常に完了できないことがあります。たとえば、Marvell CLI ユーティリティのフラッシュ コマンドでは、HPE Tinker コントローラの NVMe SSD のファームウェアをフラッシュできません。

              • 2.0.4-1 より前のバージョンの vmw_ahci ドライバの問題が原因で、仮想マシンが断続的に無応答になることがあります。vmkernel.log ファイルには、次のようなメッセージが多数記録されています。
                …vmw_ahci[00000017]: ahciAbortIO:(curr) HWQD: 11 BusyL: 0
                または
                ahciRequestIo:ERROR: busy queue is full, this should NEVER happen!

              • 既存の vSAN ネットワーク遅延チェックは、vSAN 環境で実行されているワークロードには影響を与える可能性が低い断続的な長いネットワーク遅延から容易に影響を受けます。結果として、2 ノード間のネットワーク遅延が一定のしきい値を超えると、健全性に関する警告が表示されますが、環境の実際の問題を示すものではない可能性があります。vSAN ネットワークの遅延を監視するアルゴリズムで、誤ったアラームが発生しないようになりました。

            ESXi-6.7.0-20200801001s-standard
            プロファイル名 ESXi-6.7.0-20200801001s-standard
            ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
            ベンダー VMware, Inc.
            リリース日 2020 年 8 月 20 日
            許容レベル PartnerSupported
            影響を受けるハードウェア 該当なし
            影響を受けるソフトウェア 該当なし
            影響のある VIB
            • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.112.16631640
            • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.112.16701467
            • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.112.16631637
            • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.112.16701467
            • VMware_bootbank_cpu-microcode_6.7.0-3.112.16701467
            • VMware_locker_tools-light_11.1.1.16303738-16701467
            • VMW_bootbank_net-e1000_8.0.3.1-5vmw.670.3.112.16701467
            修正されたパッチ リリース 2543391、2591468
            関連する CVE 番号 該当なし
            • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
              • ESXi670-202008001 は、ESXi でサポートされる CPU の Intel マイクロコードをアップデートします。現在含まれているマイクロコードのアップデートについては、表を参照してください。

                コード名 FMS Plt ID MCU のリビジョン MCU の日付 ブランド名
                Nehalem EP 0x106a5 0x03 0x0000001d 5/11/2018 Intel Xeon 35xx Series
                Intel Xeon 55xx Series
                Lynnfield 0x106e5 0x13 0x0000000a 5/8/2018 Intel Xeon 34xx Lynnfield Series
                Clarkdale 0x20652 0x12 0x00000011 5/8/2018 Intel i3/i5 Clarkdale Series
                Intel Xeon 34xx Clarkdale Series
                Arrandale 0x20655 0x92 0x00000007 4/23/2018 Intel Core i7-620LE Processor
                Sandy Bridge DT 0x206a7 0x12 0x0000002f 2/17/2019 Intel Xeon E3-1100 Series
                Intel Xeon E3-1200 Series
                Intel i7-2655-LE Series
                Intel i3-2100 Series
                Westmere EP 0x206c2 0x03 0x0000001f 5/8/2018 Intel Xeon 56xx Series
                Intel Xeon 36xx Series
                Sandy Bridge EP 0x206d6 0x6d 0x00000621 3/4/2020 Intel Pentium 1400 Series
                Intel Xeon E5-1400 Series
                Intel Xeon E5-1600 Series
                Intel Xeon E5-2400 Series
                Intel Xeon E5-2600 Series
                Intel Xeon E5-4600 Series
                Sandy Bridge EP 0x206d7 0x6d 0x0000071a 3/24/2020 Intel Pentium 1400 Series
                Intel Xeon E5-1400 Series
                Intel Xeon E5-1600 Series
                Intel Xeon E5-2400 Series
                Intel Xeon E5-2600 Series
                Intel Xeon E5-4600 Series
                Nehalem EX 0x206e6 0x04 0x0000000d 5/15/2018 Intel Xeon 65xx Series
                Intel Xeon 75xx Series
                Westmere EX 0x206f2 0x05 0x0000003b 5/16/2018 Intel Xeon E7-8800 Series
                Intel Xeon E7-4800 Series
                Intel Xeon E7-2800 Series
                Ivy Bridge DT 0x306a9 0x12 0x00000021 2/13/2019 Intel i3-3200 Series
                Intel i7-3500-LE/UE
                Intel i7-3600-QE
                Intel Xeon E3-1200-v2 Series
                Intel Xeon E3-1100-C-v2 Series
                Intel Pentium B925C
                Haswell DT 0x306c3 0x32 0x00000028 11/12/2019 Intel Xeon E3-1200-v3 Series
                Intel i7-4700-EQ Series
                Intel i5-4500-TE Series
                Intel i3-4300 Series
                Ivy Bridge EP 0x306e4 0xed 0x0000042e 3/14/2019 Intel Xeon E5-4600-v2 Series
                Intel Xeon E5-2600-v2 Series
                Intel Xeon E5-2400-v2 Series
                Intel Xeon E5-1600-v2 Series
                Intel Xeon E5-1400-v2 Series
                Ivy Bridge EX 0x306e7 0xed 0x00000715 3/14/2019 Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series
                Haswell EP 0x306f2 0x6f 0x00000043 3/1/2019 Intel Xeon E5-4600-v3 Series
                Intel Xeon E5-2600-v3 Series
                Intel Xeon E5-2400-v3 Series
                Intel Xeon E5-1600-v3 Series
                Intel Xeon E5-1400-v3 Series
                Haswell EX 0x306f4 0x80 0x00000016 6/17/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series
                Broadwell H 0x40671 0x22 0x00000022 11/12/2019 Intel Core i7-5700EQ
                Intel Xeon E3-1200-v4 Series
                Avoton 0x406d8 0x01 0x0000012d 9/16/2019 Intel Atom C2300 Series
                Intel Atom C2500 Series
                Intel Atom C2700 Series
                Broadwell EP/EX 0x406f1 0xef 0x0b000038 6/18/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v4 Series
                Intel Xeon E5-4600-v4 Series
                Intel Xeon E5-2600-v4 Series
                Intel Xeon E5-1600-v4 Series
                Skylake SP 0x50654 0xb7 0x02006906 4/24/2020 Intel Xeon Platinum 8100 Series
                Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 Series
                Intel Xeon D-2100 Series
                Intel Xeon D-1600 Series
                Intel Xeon W-3100 Series
                Intel Xeon W-2100 Series
                Cascade Lake B-0 0x50656 0xbf 0x04002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
                Intel Xeon Gold 6200/5200
                Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
                Intel Xeon W-3200
                Cascade Lake 0x50657 0xbf 0x05002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
                Intel Xeon Gold 6200/5200
                Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
                Intel Xeon W-3200
                Broadwell DE 0x50662 0x10 0x0000001c 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
                Broadwell DE 0x50663 0x10 0x07000019 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
                Broadwell DE 0x50664 0x10 0x0f000017 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
                Broadwell NS 0x50665 0x10 0x0e00000f 6/17/2019 Intel Xeon D-1600 Series
                Skylake H/S 0x506e3 0x36 0x000000dc 4/27/2020 Intel Xeon E3-1500-v5 Series
                Intel Xeon E3-1200-v5 Series
                Denverton 0x506f1 0x01 0x0000002e 3/21/2019 Intel Atom C3000 Series
                Kaby Lake H/S/X 0x906e9 0x2a 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E3-1200-v6 Series
                Intel Xeon E3-1500-v6 Series
                Coffee Lake 0x906ea 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
                Intel Xeon E-2200 Series(4 コアまたは 6 コア)
                Coffee Lake 0x906eb 0x02 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2100 Series
                Coffee Lake 0x906ec 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
                Coffee Lake Refresh 0x906ed 0x22 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2200 Series(8 コア)
              • 次の VMware Tools ISO イメージが ESXi670-202008001 にバンドルされます。

                • windows.iso:Windows Vista (SP2) 以降用の VMware Tools 11.1.1 ISO イメージ
                • linux.iso:Linux OS、glibc 2.5 以降用の VMware Tools 10.3.22 ISO イメージ

                次の VMware Tools の ISO イメージをダウンロードできます。

                VMware Tools 11.0.6

                • windows.iso:Windows Vista (SP2) および Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) の場合

                VMware Tools 10.0.12

                • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 の場合

                VMware Tools 10.3.22

                • linux.iso:Linux OS、glibc 2.5 以降のバージョンの場合

                VMware Tools 10.3.10

                • solaris.iso:VMware Tools イメージ (Solaris)
                • darwin.iso:VMware Tools イメージ (OSX)

                ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

            ESXi-6.7.0-20200801001s-no-tools
            プロファイル名 ESXi-6.7.0-20200801001s-no-tools
            ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
            ベンダー VMware, Inc.
            リリース日 2020 年 8 月 20 日
            許容レベル PartnerSupported
            影響を受けるハードウェア 該当なし
            影響を受けるソフトウェア 該当なし
            影響のある VIB
            • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.112.16631640
            • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.112.16701467
            • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.112.16631637
            • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.112.16701467
            • VMware_bootbank_cpu-microcode_6.7.0-3.112.16701467
            • VMW_bootbank_net-e1000_8.0.3.1-5vmw.670.3.112.16701467
            修正されたパッチ リリース 2543391、2591468
            関連する CVE 番号 該当なし
            • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
              • ESXi670-202008001 は、ESXi でサポートされる CPU の Intel マイクロコードをアップデートします。現在含まれているマイクロコードのアップデートについては、表を参照してください。

                コード名 FMS Plt ID MCU のリビジョン MCU の日付 ブランド名
                Nehalem EP 0x106a5 0x03 0x0000001d 5/11/2018 Intel Xeon 35xx Series
                Intel Xeon 55xx Series
                Lynnfield 0x106e5 0x13 0x0000000a 5/8/2018 Intel Xeon 34xx Lynnfield Series
                Clarkdale 0x20652 0x12 0x00000011 5/8/2018 Intel i3/i5 Clarkdale Series
                Intel Xeon 34xx Clarkdale Series
                Arrandale 0x20655 0x92 0x00000007 4/23/2018 Intel Core i7-620LE Processor
                Sandy Bridge DT 0x206a7 0x12 0x0000002f 2/17/2019 Intel Xeon E3-1100 Series
                Intel Xeon E3-1200 Series
                Intel i7-2655-LE Series
                Intel i3-2100 Series
                Westmere EP 0x206c2 0x03 0x0000001f 5/8/2018 Intel Xeon 56xx Series
                Intel Xeon 36xx Series
                Sandy Bridge EP 0x206d6 0x6d 0x00000621 3/4/2020 Intel Pentium 1400 Series
                Intel Xeon E5-1400 Series
                Intel Xeon E5-1600 Series
                Intel Xeon E5-2400 Series
                Intel Xeon E5-2600 Series
                Intel Xeon E5-4600 Series
                Sandy Bridge EP 0x206d7 0x6d 0x0000071a 3/24/2020 Intel Pentium 1400 Series
                Intel Xeon E5-1400 Series
                Intel Xeon E5-1600 Series
                Intel Xeon E5-2400 Series
                Intel Xeon E5-2600 Series
                Intel Xeon E5-4600 Series
                Nehalem EX 0x206e6 0x04 0x0000000d 5/15/2018 Intel Xeon 65xx Series
                Intel Xeon 75xx Series
                Westmere EX 0x206f2 0x05 0x0000003b 5/16/2018 Intel Xeon E7-8800 Series
                Intel Xeon E7-4800 Series
                Intel Xeon E7-2800 Series
                Ivy Bridge DT 0x306a9 0x12 0x00000021 2/13/2019 Intel i3-3200 Series
                Intel i7-3500-LE/UE
                Intel i7-3600-QE
                Intel Xeon E3-1200-v2 Series
                Intel Xeon E3-1100-C-v2 Series
                Intel Pentium B925C
                Haswell DT 0x306c3 0x32 0x00000028 11/12/2019 Intel Xeon E3-1200-v3 Series
                Intel i7-4700-EQ Series
                Intel i5-4500-TE Series
                Intel i3-4300 Series
                Ivy Bridge EP 0x306e4 0xed 0x0000042e 3/14/2019 Intel Xeon E5-4600-v2 Series
                Intel Xeon E5-2600-v2 Series
                Intel Xeon E5-2400-v2 Series
                Intel Xeon E5-1600-v2 Series
                Intel Xeon E5-1400-v2 Series
                Ivy Bridge EX 0x306e7 0xed 0x00000715 3/14/2019 Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series
                Haswell EP 0x306f2 0x6f 0x00000043 3/1/2019 Intel Xeon E5-4600-v3 Series
                Intel Xeon E5-2600-v3 Series
                Intel Xeon E5-2400-v3 Series
                Intel Xeon E5-1600-v3 Series
                Intel Xeon E5-1400-v3 Series
                Haswell EX 0x306f4 0x80 0x00000016 6/17/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series
                Broadwell H 0x40671 0x22 0x00000022 11/12/2019 Intel Core i7-5700EQ
                Intel Xeon E3-1200-v4 Series
                Avoton 0x406d8 0x01 0x0000012d 9/16/2019 Intel Atom C2300 Series
                Intel Atom C2500 Series
                Intel Atom C2700 Series
                Broadwell EP/EX 0x406f1 0xef 0x0b000038 6/18/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v4 Series
                Intel Xeon E5-4600-v4 Series
                Intel Xeon E5-2600-v4 Series
                Intel Xeon E5-1600-v4 Series
                Skylake SP 0x50654 0xb7 0x02006906 4/24/2020 Intel Xeon Platinum 8100 Series
                Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 Series
                Intel Xeon D-2100 Series
                Intel Xeon D-1600 Series
                Intel Xeon W-3100 Series
                Intel Xeon W-2100 Series
                Cascade Lake B-0 0x50656 0xbf 0x04002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
                Intel Xeon Gold 6200/5200
                Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
                Intel Xeon W-3200
                Cascade Lake 0x50657 0xbf 0x05002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
                Intel Xeon Gold 6200/5200
                Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
                Intel Xeon W-3200
                Broadwell DE 0x50662 0x10 0x0000001c 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
                Broadwell DE 0x50663 0x10 0x07000019 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
                Broadwell DE 0x50664 0x10 0x0f000017 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
                Broadwell NS 0x50665 0x10 0x0e00000f 6/17/2019 Intel Xeon D-1600 Series
                Skylake H/S 0x506e3 0x36 0x000000dc 4/27/2020 Intel Xeon E3-1500-v5 Series
                Intel Xeon E3-1200-v5 Series
                Denverton 0x506f1 0x01 0x0000002e 3/21/2019 Intel Atom C3000 Series
                Kaby Lake H/S/X 0x906e9 0x2a 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E3-1200-v6 Series
                Intel Xeon E3-1500-v6 Series
                Coffee Lake 0x906ea 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
                Intel Xeon E-2200 Series(4 コアまたは 6 コア)
                Coffee Lake 0x906eb 0x02 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2100 Series
                Coffee Lake 0x906ec 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
                Coffee Lake Refresh 0x906ed 0x22 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2200 Series(8 コア)
              • 次の VMware Tools ISO イメージが ESXi670-202008001 にバンドルされます。

                • windows.iso:Windows Vista (SP2) 以降用の VMware Tools 11.1.1 ISO イメージ
                • linux.iso:Linux OS、glibc 2.5 以降用の VMware Tools 10.3.22 ISO イメージ

                次の VMware Tools の ISO イメージをダウンロードできます。

                VMware Tools 11.0.6

                • windows.iso:Windows Vista (SP2) および Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) の場合

                VMware Tools 10.0.12

                • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 の場合

                VMware Tools 10.3.22

                • linux.iso:Linux OS、glibc 2.5 以降のバージョンの場合

                VMware Tools 10.3.10

                • solaris.iso:VMware Tools イメージ (Solaris)
                • darwin.iso:VMware Tools イメージ (OSX)

                ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

            以前のバージョンからの既知の問題

            以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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