リリース日:2022 年 10 月 6 日

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

ビルドの詳細

ダウンロード ファイル名 ESXi670-202210001.zip
ビルド 20497097
ダウンロード サイズ 465.1 MB
md5sum ce070930b9f8c600d1b36c2173d54fc4
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ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい

セキュリティ パッチ

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi670-202210401-BG バグ修正 重要
ESXi670-202210402-BG バグ修正 重要
ESXi670-202210403-BG バグ修正 重要
ESXi670-202210101-SG セキュリティ 重要
ESXi670-202210102-SG セキュリティ 重要
ESXi670-202210103-SG セキュリティ 重要
ESXi670-202210104-SG セキュリティ 重要

ロールアップ パッチ

このロールアップ パッチには、ESXi 6.7 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi670-202210001 バグ修正 重要

重要:VMware vSAN を使用しているクラスタの場合は、まず vCenter Server システムをアップグレードする必要があります。ESXi ホストのみのアップグレードはサポートされていません。
アップグレードの前に、ESXi、vCenter Server および vSAN の以前のバージョンから現在のバージョンまでの互換性アップグレード パスをVMware 製品の相互運用性マトリックスで確認してください。 

イメージ プロファイル

VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。

イメージ プロファイルの名前
ESXi-6.7.0-20221004001-standard
ESXi-6.7.0-20221004001-no-tools
ESXi-6.7.0-20221001001s-standard
ESXi-6.7.0-20221001001s-no-tools

各パッチの詳細については、「製品パッチ」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。

パッチ ダウンロードおよびインストール

一般的に ESXi ホストにパッチを適用する際は、VMware vSphere Update Manager を使用します。詳細については、「VMware vSphere Update Manager のインストールと管理について」を参照してください。
ESXi ホストをアップデートするには、VMware Customer Connect から ZIP 形式のパッチ ファイルを手動でダウンロードします。[製品の選択] ドロップダウン メニューから [ESXi (組み込みとインストール可能)] を選択し、[バージョンの選択] ドロップダウン メニューから [6.7.0] を選択します。esxcli software vib update コマンドを使用して、VIB をインストールします。また、イメージ プロファイルと esxcli software profile update コマンドを実行して、システムをアップデートできます。

詳細については、『vSphere コマンドライン インターフェイスのコンセプトおよびサンプル』および「vSphere アップグレード ガイド」を参照してください。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

ESXi670-202210401-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.189.20497097
  • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.189.20235860
  • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.189.20497097
  • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.189.20235859
修正されたパッチ リリース  2945696、2960623、2977958、2994957、3001186、3012635
CVE 番号 該当なし

esx-base、esx-update、vsan、および vsanhealth VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

    • PR 3012635:仮想マシンのスナップショットを作成した後、またはスナップショットに戻した後に、VMware Tools のゲスト関連のパフォーマンス カウンタの更新が停止する

      まれに、仮想マシンのスナップショットの作成またはスナップショットへの復帰に使用されるファスト サスペンド/レジューム メカニズムが原因で、VMX プロセスの内部状態が、仮想インフラストラクチャ管理スタックの上位レイヤーへの通知なしに再初期化されることがあります。その結果、VMware Tools が提供するすべてのゲスト関連のパフォーマンス カウンタの更新が停止します。ESXi ホストへのすべてのインターフェイスでは、最後に記録された値が継続して表示されます。

      本リリースで、この問題は修正されました。

    • PR 3001186:仮想マシン イベントから template プロパティが正しく報告されない場合がある

      まれに、仮想マシン イベントから仮想マシンがテンプレートとしてマークされているかどうかを示す template プロパティが正しく報告されない場合があります。その結果、仮想マシンがテンプレート仮想マシンではない場合でも、template プロパティが true と表示されたり、仮想マシンがテンプレートとしてマークされている場合に false と表示されたりすることがあります。

      本リリースで、この問題は修正されました。

    • PR 2945696:ESXi ホストに ALUA デバイスのパスの状態として古い情報が表示されることがある

      ALUA ターゲットで LUN のターゲット ポート グループ ID (TPGID) を変更すると、SATP で使用されるキャッシュ内のデバイス ID 応答が適切に更新されないことがあります。その結果、ESXi の対応するデバイスに正しいパス状態が反映されないことがあります。

      本リリースで、この問題は修正されました。

    • PR 2960623:ESXi ホスト間の LUN VML ID の不一致が原因で、Raw デバイス マッピング (RDM) ディスクを持つ仮想マシンを移行できない

      vSphere Storage vMotion を使用して RDM ディスクを持つ仮想マシンを移行する場合、クラスタ内の ESXi ホスト上のストレージ デバイスを識別する VML ID の不一致が原因で失敗することがあります。

      本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、2 台の ESXi ホストで同じ LUN の VML ID が異なる場合、ESXi は、VML ID を使用してデバイスを比較する前に、LUN 番号を表す DD バイトのマスクを使用します。VML ID の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB2078730 を参照してください。

    • PR 2994957:管理対象オブジェクト ブラウザ (MOB) インターフェイスに ESXi ホストのメモリ ステータス情報が表示されない

      管理対象オブジェクト ブラウザには Cisco サーバのメモリ モジュール エンティティがないため、MOB を使用しても ESXi ホストのメモリ ステータス情報が表示されないことがあります。

      本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、メモリ モジュール エンティティ ID 8 (08h) のサポートが追加されました。

    • PR 3000194:タイムアウトが原因でクロスホスト Storage vMotion 操作が失敗した後、仮想マシンが応答しなくなることがある

      クロスホスト Storage vMotion 操作中に I/O 要求がタイムアウトになるため、移行タスクが失敗し、結果として一部の仮想マシンが応答しなくなることがあります。

      本リリースで、この問題は修正されました。

    • PR 2984140:スナップショットの削除中に仮想マシンが再起動していると、コア ダンプによって仮想マシンが機能を停止することがある

      スナップショットの削除操作中に実行中の仮想マシンが再起動する場合、スナップショットの統合中に仮想マシン ディスクが誤って再度開いて、閉じることがあります。その結果、仮想マシンが機能を停止することがあります。ただし、これはタイミングの問題であり、偶発的に発生します。

      本リリースで、この問題は修正されました。

ESXi670-202210402-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 なし
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMware_bootbank_esx-xserver_6.7.0-3.189.20497097
修正されたパッチ リリース  該当なし
CVE 番号 該当なし

esx-xserver VIB をアップデートします。

    ESXi670-202210403-BG
    パッチのカテゴリ バグ修正
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 はい
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMW_bootbank_ntg3_4.1.8.0-4vmw.670.3.189.20497097
    修正されたパッチ リリース  2992533
    CVE 番号 該当なし

    ntg3 VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

    • PR 2992533:バージョン 4.1.3 以降の ntg3 ドライバを使用する NIC でリンク フラッピングが発生する

      バージョン 4.1.3 以降の ntg3 ドライバを使用する 2 つの NIC が物理スイッチ ポートに接続されず、直接接続されている場合、リンク フラッピングが発生することがあります。この問題は、4.1.3 より前のバージョンの ntg3 ドライバや tg3 ドライバでは発生しません。この問題は、これらの NIC で時折発生する Energy Efficient Ethernet (EEE) リンク フラッピングとは関係ありません。この EEE の問題の対策としては、バージョン 4.1.7 以降の ntg3 ドライバを使用するか、物理スイッチ ポートの EEE を無効にします。

      本リリースで、この問題は修正されました。ESXi670-202210001 には ntg3 ドライバ バージョン 4.1.8 が付属しています。ただし、ntg3 ドライバをバージョン 4.1.8 にアップグレードした後、新しいモジュール パラメータ noPhyStateSet1 に設定する必要があります。noPhyStateSet パラメータはデフォルトで 0 に設定されます。この問題が発生している場合を除き、多くの環境では必須ではありません。

    ESXi670-202210101-SG
    パッチのカテゴリ セキュリティ
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 はい
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.185.20491463
    • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.185.20491463
    • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.185.20179805
    • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.185.20179806
    修正されたパッチ リリース  2994841、2994849、2994852、2994853、3001982、3015508
    CVE 番号 該当なし

    esx-base、esx-update、vsan、および vsanhealth VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

      • ESXi670-202210001 では、次のセキュリティ アップデートを提供します。
        • cURL はバージョン 7.84.0 にアップデートされました。
        • OpenSSL ライブラリはバージョン 1.0.2zf にアップデートされました。
        • SQLite データベースはバージョン 3.39.0 にアップデートされました。
        • tcpdump パッケージはバージョン 4.9.1 にアップデートされました。
           
      • このリリースでは CVE-2022-31681 が解決されています。この脆弱性と VMware 製品が受ける影響の詳細については、VMSA-2022-0025 を参照してください。

      • このリリースでは CVE-2018-5733 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。

    ESXi670-202210102-SG
    パッチのカテゴリ セキュリティ
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 なし
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMware_bootbank_esx-ui_1.43.10-20199807
    修正されたパッチ リリース  該当なし
    CVE 番号 該当なし

     esx-ui VIB をアップデートします。

      ESXi670-202210103-SG
      パッチのカテゴリ セキュリティ
      パッチの重要度 重要
      ホストの再起動が必要 なし
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMware_locker_tools-light_12.0.6.20104755-20491463
      修正されたパッチ リリース  3015657
      CVE 番号 該当なし

       tools-light VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

        • 次の VMware Tools ISO イメージが ESXi 670-202210001 にバンドルされます。 
          • windows.iso:VMware Tools 12.0.6 は Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 SP1 以降をサポートします。
          • linux.iso:Linux OS、glibc 2.11 以降用の VMware Tools 10.3.24 ISO イメージ。

          次の VMware Tools の ISO イメージをダウンロードできます。

          • VMware Tools 11.0.6:
            • windows.iso:Windows Vista (SP2) および Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) 用。
               
          • VMware Tools 10.0.12:
            • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 用。
            • linuxPreGLibc25.iso:Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11、Ubuntu 7.04 より前のゲスト OS と、glibc バージョンが 2.5 より前のその他のディストリビューションをサポートします。
               
            solaris.iso:VMware Tools イメージ 10.3.10 (Solaris)。
          • darwin.iso:Mac OS X バージョン 10.11 以降をサポートします。

          ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

      ESXi670-202210104-SG
      パッチのカテゴリ セキュリティ
      パッチの重要度 重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_xhci-xhci_1.0-3vmw.670.3.185.20491463
      修正されたパッチ リリース  該当なし
      CVE 番号 該当なし

       xhci-xhci VIB をアップデートします。

        ESXi-6.7.0-20221004001-standard
        プロファイル名 ESXi-6.7.0-20221004001-standard
        ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
        ベンダー VMware, Inc.
        リリース日 2022 年 10 月 06 日
        許容レベル PartnerSupported
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        影響のある VIB
        • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.189.20497097
        • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.189.20235860
        • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.189.20497097
        • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.189.20235859
        • VMware_bootbank_esx-xserver_6.7.0-3.189.20497097
        • VMW_bootbank_ntg3_4.1.8.0-4vmw.670.3.189.20497097
        修正されたパッチ リリース 2945696、2960623、2977958、2994957、3001186、3012635、2992533
        関連する CVE 番号 該当なし
        • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
          • バージョン 4.1.3 以降の ntg3 ドライバを使用する 2 つの NIC が物理スイッチ ポートに接続されず、直接接続されている場合、リンク フラッピングが発生することがあります。この問題は、4.1.3 より前のバージョンの ntg3 ドライバや tg3 ドライバでは発生しません。この問題は、これらの NIC で時折発生する Energy Efficient Ethernet (EEE) リンク フラッピングとは関係ありません。この EEE の問題の対策としては、バージョン 4.1.7 以降の ntg3 ドライバを使用するか、物理スイッチ ポートの EEE を無効にします。

          • まれに、仮想マシンのスナップショットの作成またはスナップショットへの復帰に使用されるファスト サスペンド/レジューム メカニズムが原因で、VMX プロセスの内部状態が、仮想インフラストラクチャ管理スタックの上位レイヤーへの通知なしに再初期化されることがあります。その結果、VMware Tools が提供するすべてのゲスト関連のパフォーマンス カウンタの更新が停止します。ESXi ホストへのすべてのインターフェイスでは、最後に記録された値が継続して表示されます。

          • まれに、仮想マシン イベントから仮想マシンがテンプレートとしてマークされているかどうかを示す template プロパティが正しく報告されない場合があります。その結果、仮想マシンがテンプレート仮想マシンではない場合でも、template プロパティが true と表示されたり、仮想マシンがテンプレートとしてマークされている場合に false と表示されたりすることがあります。

          • ALUA ターゲットで LUN のターゲット ポート グループ ID (TPGID) を変更すると、SATP で使用されるキャッシュ内のデバイス ID 応答が適切に更新されないことがあります。その結果、ESXi の対応するデバイスに正しいパス状態が反映されないことがあります。

          • vSphere Storage vMotion を使用して RDM ディスクを持つ仮想マシンを移行する場合、クラスタ内の ESXi ホスト上のストレージ デバイスを識別する VML ID の不一致が原因で失敗することがあります。

          • 管理対象オブジェクト ブラウザには Cisco サーバのメモリ モジュール エンティティがないため、MOB を使用しても ESXi ホストのメモリ ステータス情報が表示されないことがあります。

          • クロスホスト Storage vMotion 操作中に I/O 要求がタイムアウトになるため、移行タスクが失敗し、結果として一部の仮想マシンが応答しなくなることがあります。

          • スナップショットの削除操作中に実行中の仮想マシンが再起動する場合、スナップショットの統合中に仮想マシン ディスクが誤って再度開いて、閉じることがあります。その結果、仮想マシンが機能を停止することがあります。ただし、これはタイミングの問題であり、偶発的に発生します。

        ESXi-6.7.0-20221004001-no-tools
        プロファイル名 ESXi-6.7.0-20221004001-no-tools
        ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
        ベンダー VMware, Inc.
        リリース日 2022 年 10 月 06 日
        許容レベル PartnerSupported
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        影響のある VIB
        • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.189.20497097
        • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.189.20235860
        • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.189.20497097
        • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.189.20235859
        • VMware_bootbank_esx-xserver_6.7.0-3.189.20497097
        • VMW_bootbank_ntg3_4.1.8.0-4vmw.670.3.189.20497097
        修正されたパッチ リリース 2945696、2960623、2977958、2994957、3001186、3012635、2992533
        関連する CVE 番号 該当なし
        • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
          • バージョン 4.1.3 以降の ntg3 ドライバを使用する 2 つの NIC が物理スイッチ ポートに接続されず、直接接続されている場合、リンク フラッピングが発生することがあります。この問題は、4.1.3 より前のバージョンの ntg3 ドライバや tg3 ドライバでは発生しません。この問題は、これらの NIC で時折発生する Energy Efficient Ethernet (EEE) リンク フラッピングとは関係ありません。この EEE の問題の対策としては、バージョン 4.1.7 以降の ntg3 ドライバを使用するか、物理スイッチ ポートの EEE を無効にします。

          • まれに、仮想マシンのスナップショットの作成またはスナップショットへの復帰に使用されるファスト サスペンド/レジューム メカニズムが原因で、VMX プロセスの内部状態が、仮想インフラストラクチャ管理スタックの上位レイヤーへの通知なしに再初期化されることがあります。その結果、VMware Tools が提供するすべてのゲスト関連のパフォーマンス カウンタの更新が停止します。ESXi ホストへのすべてのインターフェイスでは、最後に記録された値が継続して表示されます。

          • まれに、仮想マシン イベントから仮想マシンがテンプレートとしてマークされているかどうかを示す template プロパティが正しく報告されない場合があります。その結果、仮想マシンがテンプレート仮想マシンではない場合でも、template プロパティが true と表示されたり、仮想マシンがテンプレートとしてマークされている場合に false と表示されたりすることがあります。

          • ALUA ターゲットで LUN のターゲット ポート グループ ID (TPGID) を変更すると、SATP で使用されるキャッシュ内のデバイス ID 応答が適切に更新されないことがあります。その結果、ESXi の対応するデバイスに正しいパス状態が反映されないことがあります。

          • vSphere Storage vMotion を使用して RDM ディスクを持つ仮想マシンを移行する場合、クラスタ内の ESXi ホスト上のストレージ デバイスを識別する VML ID の不一致が原因で失敗することがあります。

          • 管理対象オブジェクト ブラウザには Cisco サーバのメモリ モジュール エンティティがないため、MOB を使用しても ESXi ホストのメモリ ステータス情報が表示されないことがあります。

          • クロスホスト Storage vMotion 操作中に I/O 要求がタイムアウトになるため、移行タスクが失敗し、結果として一部の仮想マシンが応答しなくなることがあります。

          • スナップショットの削除操作中に実行中の仮想マシンが再起動する場合、スナップショットの統合中に仮想マシン ディスクが誤って再度開いて、閉じることがあります。その結果、仮想マシンが機能を停止することがあります。ただし、これはタイミングの問題であり、偶発的に発生します。

        ESXi-6.7.0-20221001001s-standard
        プロファイル名 ESXi-6.7.0-20221001001s-standard
        ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
        ベンダー VMware, Inc.
        リリース日 2022 年 10 月 06 日
        許容レベル PartnerSupported
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        影響のある VIB
        • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.185.20491463
        • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.185.20491463
        • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.185.20179805
        • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.185.20179806
        • VMware_bootbank_esx-ui_1.43.10-20199807
        • VMware_locker_tools-light_12.0.6.20104755-20491463
        • VMW_bootbank_xhci-xhci_1.0-3vmw.670.3.185.20491463
        修正されたパッチ リリース 2994841、2994849、2994852、2994853、3001982、3015508、3015657
        関連する CVE 番号 該当なし
        • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
          • ESXi670-202210001 では、次のセキュリティ アップデートを提供します。
            • cURL はバージョン 7.84.0 にアップデートされました。
            • OpenSSL ライブラリはバージョン 1.0.2zf にアップデートされました。
            • SQLite データベースはバージョン 3.39.0 にアップデートされました。
            • tcpdump パッケージはバージョン 4.9.1 にアップデートされました。
          • このリリースでは CVE-2022-31681 が解決されています。この脆弱性と VMware 製品が受ける影響の詳細については、VMSA-2022-0025 を参照してください。

          • このリリースでは CVE-2018-5733 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。

          • 次の VMware Tools ISO イメージが ESXi 670-202210001 にバンドルされます。
            • windows.iso:VMware Tools 12.0.6 は Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 SP1 以降をサポートします。
            • linux.iso:Linux OS、glibc 2.11 以降用の VMware Tools 10.3.24 ISO イメージ。
            • 次の VMware Tools の ISO イメージをダウンロードできます。

            • VMware Tools 11.0.6:
              • windows.iso:Windows Vista (SP2) および Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) 用。
                 
            • VMware Tools 10.0.12:
              • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 用。
              • linuxPreGLibc25.iso:Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11、Ubuntu 7.04 より前のゲスト OS と、glibc バージョンが 2.5 より前のその他のディストリビューションをサポートします。
                 
              solaris.iso:VMware Tools イメージ 10.3.10 (Solaris)。
            • darwin.iso:Mac OS X バージョン 10.11 以降をサポートします。
            • ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

            • VMware Tools 12.0.6 リリース ノート
            • 以前のバージョンの VMware Tools
            • すべての vSphere 管理者が VMware Tools について知っておくべきこと
            • Auto Deploy でプロビジョニングされたホストの VMware Tools
            • VMware Tools のアップグレード
        ESXi-6.7.0-20221001001s-no-tools
        プロファイル名 ESXi-6.7.0-20221001001s-no-tools
        ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
        ベンダー VMware, Inc.
        リリース日 2022 年 10 月 06 日
        許容レベル PartnerSupported
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        影響のある VIB
        • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.185.20491463
        • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.185.20491463
        • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.185.20179805
        • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.185.20179806
        • VMware_bootbank_esx-ui_1.43.10-20199807
        • VMware_locker_tools-light_12.0.6.20104755-20491463
        • VMW_bootbank_xhci-xhci_1.0-3vmw.670.3.185.20491463
        修正されたパッチ リリース 2994841、2994849、2994852、2994853、3001982、3015508
        関連する CVE 番号 該当なし
        • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
          • ESXi670-202210001 では、次のセキュリティ アップデートを提供します。
            • cURL はバージョン 7.84.0 にアップデートされました。
            • OpenSSL ライブラリはバージョン 1.0.2zf にアップデートされました。
            • SQLite データベースはバージョン 3.39.0 にアップデートされました。
            • tcpdump パッケージはバージョン 4.9.1 にアップデートされました。
          • このリリースでは CVE-2022-31681 が解決されています。この脆弱性と VMware 製品が受ける影響の詳細については、VMSA-2022-0025 を参照してください。

          • このリリースでは CVE-2018-5733 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。

        既知の問題

        既知の問題には、次のトピックが含まれます。

        インストール、アップグレード、および移行の問題
        • ESXi670-202210001 にアップデートすると、esx-ui VIB の VIB 署名の検証に失敗したというエラーが表示される

          ESXi670-202210001 へのアップデートを完了した後で、esx-ui VIB の esxupdate.log に次のようなエラーが表示されることがあります:esxupdate: xxxxx: root: ERROR: Failed to verify VIB signature #2: ('VMware_bootbank_esx-ui_xxxxx, 'Could not find a trusted signer: self signed certificate')。この問題は、NIAP への準拠に伴い、2019 年 7 月 19 日以降に期限切れのキーで署名された VIB に影響します。

          回避策:メッセージは無視してかまいません。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76276 を参照してください。

        その他の問題
        • VMware Host Client を使用して ESXi ユーザーを追加または編集すると、[シェル アクセスの有効化] オプションが表示される

          ESXi ユーザーを変更または作成するために VMware Host Client を使用して ESXi にログインすると、必要なユーザー名、説明、およびパスワードとともに [シェル アクセスの有効化] オプションが表示されます。ただし、このオプションは、フル アクセス管理者権限を持つユーザーに対してのみ機能します。

          回避策:なし。

        • ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンおよび qfle3f ドライバの #PF Exception 14 が表示される

          ファイバ チャネル オーバー イーサネット (FCoE) 接続が失われて qfle3f ドライバの問題が発生すると、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。エラー画面には次のようなメッセージが表示されます。@BlueScreen: #PF Exception 14 in world 1001390820:qcnic IP 0xXXXXX addr 0xXX。この問題は、qfle3f ドライバのアンロード、ESXi ホスト/スイッチの再起動、または FCoE ポート/リンクの無効化を行うと発生することがあります。

          回避策:なし。

        以前のバージョンの既知の問題

        以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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