vCenter Server アプライアンスの展開では、拡張リンク モードのサポートが有効になっています。
複数の vCenter Server アプライアンス環境を互いに接続して、ドメインを形成することができます。
その他の機能は、次のとおりです。
- バックアップおよびリストア処理を簡単に実行できます。詳細についてはvCenter Server のファイルベースのバックアップとリストアを参照してください。
- HA 処理がシンプルで、ロード バランサが不要です。
- 拡張リンク モードを使用して最大 15 個の vCenter Server アプライアンス環境をリンクし、単一のインベントリ ビューに表示できます。
- vCenter High Availability (vCenter HA) クラスタの場合は、3 台のノードが 1 台の論理 vCenter Server ノードとみなされます。vCenter HA アーキテクチャの概要については、『vSphere の可用性について』の「vCenter Architecture Overview」を参照してください。1 つの vCenter HA クラスタには、1 つの vCenter Server 標準ライセンスが必要です。
読み取り専用のレプリケーションでの拡張リンク モード
vCenter High Availability (vCenter HA) インスタンスが異なる vCenter Server のインスタンスと接続されており、その vCenter Server インスタンスで拡張リンク モードが有効であるときに、vCenter HA フェイル オーバーがパッシブ ノードに発生し、もう一方の vCenter Server ノードにあるレプリケーション パートナーと通信できない場合、vCenter HA ノードのレプリカは、読み取り専用モードになります。