vCenter Server アプライアンスのデプロイ時に、vCenter Server アプライアンスを別のノードに参加させることができます。
注:
vSphere ドメインから他の既存のドメインに vCenter Server を移動または再ポイントすることにより、vCenter Server 拡張リンク モード グループに参加することもできます。vCenter Server ノードの再ポイントの詳細については、異なるドメイン内の別の vCenter Server への vCenter Server の再ポイントを参照してください。
例として、2 台の vCenter Server アプライアンス システムをデプロイし、vCenter Server 拡張リンク モードを使用して 2 台のノードを参加させることができます。
ユーザー インターフェイス インストーラを使用して vCenter Server アプライアンス ノードをデプロイする場合は、次の操作を実行します。
- アプライアンス 1 については、vCenter Server アプライアンスを ESXi ホスト 1 のインスタンスとしてデプロイします。時刻設定を ESXi ホスト 1 と同期させます。
- アプライアンス 2 については、vCenter Server アプライアンスを ESXi ホスト 1 のインスタンスとしてデプロイし、アプライアンス 2 が ESXi ホスト 1 と同期するように時刻設定を行います。ステージ 2 で、アプライアンス 1 にデプロイされたアプライアンスの vCenter Single Sign-On サーバを参加させるように選択します。具体的な手順については、ステージ 2 - Platform Services Controller が組み込まれた新たにデプロイした vCenter Server Appliance の設定を参照してください。
CLI を使用して vCenter Server アプライアンス ノードをデプロイする場合は、次の操作を実行します。
- アプライアンス 1 の JSON 構成テンプレート embedded_vCSA_on_VC.json(または embedded_vCSA_on_ESXi.json)を、ESXi ホスト 1 のインスタンスとして構成します。JSON 構成ファイルの準備に関する具体的な手順については、CLI デプロイ用の JSON 構成ファイルの準備を参照してください。
- vcsa-cli-installer コマンドを実行して、アプライアンス 1 をデプロイします。構成方法については、CLI を使用した vCenter Serverアプライアンスのデプロイを参照してください。
- アプライアンス 2 の JSON 構成テンプレート embedded_vCSA_replication_on_VC.json(または embedded_vCSA_replication_on_ESXi.json)を、ESXi ホスト 1 のインスタンスとして構成します。
sso
セクションのreplication_partner_hostname
フィールドに、最初の組み込みノードのホスト名を入力します。 - Embedded_vCSA_replication_on_VC.json(または embedded_vCSA_replication_on_ESXi.json)ファイルを使用し、vcsa-cli-installer コマンドを実行してアプライアンス 2 をデプロイします。