単一イメージで管理するクラスタの場合、vSphere Lifecycle Managerが推奨するイメージを表示し、クラスタの現在のイメージを推奨イメージに置き換えることができます。推奨イメージを使用すると、クラスタ内のすべてのホストに適用可能な有効なイメージを特定する時間と労力を節約できます。
手順
- vSphere Clientで、単一のイメージを使用して管理するクラスタに移動します。
- [更新] タブで の順に選択します。
- [イメージ] カードで、横の省略符号アイコンをクリックし、[推奨イメージの表示] を選択します。
[推奨イメージの表示] オプションが淡色表示されている場合、このクラスタに使用できる推奨イメージはありません。
場合によっては、新しいバージョンの
ESXiが
vSphere Lifecycle Manager デポで利用可能であっても、ハードウェアの互換性の問題のため、推奨イメージに含まれていないことがあります。
[推奨イメージ] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [推奨イメージ] ダイアログ ボックスで、対応するラジオ ボタンをクリックして推奨イメージを選択し、[続行] をクリックします。
オプション |
説明 |
現在のシリーズの最新版 |
推奨イメージは、現在の一連のリリースの最新のESXiバージョンに基づいています。たとえば、現在のイメージの ESXiバージョンが 7.0 の場合、このオプションには ESXi バージョン 7.0 Update 1、および関連するベンダー アドオンが含まれる場合があります。 |
最新および最大 |
推奨イメージは、ESXiの最新のメジャー バージョンに基づいています。たとえば、現在のイメージの ESXiバージョンが 7.0 の場合、このオプションには ESXi バージョン 8.0、および関連するベンダー アドオンが含まれる場合があります。 |
選択したイメージがドラフトとしてクラスタにインポートされます。
[イメージの編集] カードが表示されます。
- (オプション) イメージを編集し、新しいイメージのセットアップを検証します。
- [保存] をクリックします。
イメージを保存しない場合は、ドラフトとして保存されます。次にそのクラスタのイメージの編集を開始したときに、ドラフトを開始点として使用できます。
結果
そのクラスタの推奨イメージが保存されます。クラスタにドラフトがある場合、ドラフトは推奨イメージによってオーバーライドされます。この段階では、クラスタ内のホストにソフトウェアはインストールされていません。
次のタスク
イメージで定義されているソフトウェア仕様を適用するには、新しいイメージに対してクラスタを修正します。『クラスタに対する修正の事前チェックの実行』と『単一イメージを基準としたクラスタの修正』を参照してください。