このシナリオでは、4 台のホストを含む vSphere Auto Deploy の作業環境をセットアップおよび構成します。ルールを作成し、ホストうちの 2 台はイメージ プロファイルを使用してプロビジョニングし、他の 2 台は同じイメージ プロファイルとユーザーの入力を要求するように設定されているホスト プロファイルを使用してプロビジョニングします。

このシナリオでは、本番環境向けの基本的な情報について説明します。タスクの説明では、物理ホストと環境内のその他の要素間に VLAN タギングが行われていない、フラットなネットワークの使用を想定しています。

このシナリオでタスクを実行するには、次の予備知識と権限が必要です。
  • vSphere(vCenter Server および ESXi)の使用経験。
  • Microsoft PowerShell および PowerCLI の基礎知識。
  • Windows システムおよび vCenter Server システムに対する管理者権限。

このシナリオで説明する順番で、タスクを実行します。一部の手順は異なる順序で実行できますが、ここで使用される順序はいくつかのコンポーネントの繰り返し操作を制限します。vSphere Auto Deploy を構成するためのインストール前チェックリストとその他の前提条件の詳細については、vSphere Auto Deploy のインストールと構成 を参照してください。

図 1. vSphere Auto Deploy の設定とホスト プロビジョニングのワークフロー
TFTP、PowerCLI、ターゲット ホスト、DHCP、アクティブなルール、ホスト プロファイル、リファレンス ホスト、およびホストのカスタマイズのインストール前チェックと設定のフロー。

vSphere Auto Deploy は iPXE インフラストラクチャを利用します。レガシーの BIOS ファームウェアを使用する PXE ブートは IPv4 でのみ実行できます。vSphere Auto Deploy を使用してプロビジョニングするホストでレガシーの BIOS が使用されている場合は、vSphere Auto Deploy サーバに IPv4 アドレスが必要です。UEFI ファームウェアを使用する PXE ブートは IPv4 または IPv6 のいずれかで実行できます。

TFTP サーバのインストール

vSphere Auto Deploy インフラストラクチャを設定するには、環境に TFTP サーバを設置する必要があります。vSphere Auto Deploy は、プロビジョニング対象のホストに起動イメージを送るために、TFTP サーバを利用します。

このタスクでは、TFTP サーバのインストールのみを実施します。後の手順で構成ファイルをサーバにダウンロードします。vSphere Client での vSphere Auto Deploy および TFTP 環境の構成を参照してください。

手順

  1. vCenter Server へのネットワーク アクセスが可能な場所に優先 TFTP サーバをダウンロードして、インストールします。
  2. TFTP ルート ディレクトリ(D:\TFTP_Root\ など)を構成します。

次のタスク

PowerCLI をインストールし、PowerCLI コマンドレットで vSphere Auto Deploy を管理します。

PowerCLI のインストール

PowerCLI コマンドレットで作成するルールで vSphere Auto Deploy を管理するには、PowerCLI をインストールする必要があります。

前提条件

  • VMware 製品の相互運用性マトリクス を使用して、使用している ESXi のバージョンと互換性のある PowerCLI のバージョンを選択します。
  • 各 PowerCLI バージョンに PowerCLI のホーム ページ の相互運用性マトリクスを使用して、選択した PowerCLI のバージョンのシステム要件を確認します。
  • ワークステーションで PowerShell を開きます。PowerShell ギャラリーがデフォルトで使用できない Windows Server 構成では、PowerShell ギャラリーを信頼できるリポジトリとして追加する必要があります。

手順

  1. PowerCLI 6.5R1 以降のバージョンの PowerCLIPowerCLI のホーム ページ からダウンロードします。
  2. すべての PowerCLI モジュールをインストールするには、次のコマンドを実行します:Install-Module VMware.PowerCLI -Scope CurrentUserまたは、モジュール名を使用して Install-Module cmdlet を実行し、個々の PowerCLI モジュールをインストールすることもできます。
    信頼されていないリポジトリからモジュールをインストールしていますという警告が表示された場合、 [y] を押してから、 [Enter] キーを押し、インストールを確認します。
  3. (オプション)PowerCLI をオフラインでインストールする必要がある場合、PowerCLI ZIP ファイルを PowerCLI のホーム ページ からダウンロードし、ZIP ファイルをローカル マシンに転送します。
    1. 次のコマンドを使用して、PowerShell モジュール パスを確認します:$env:PSModulePath
    2. ZIP ファイルの内容を一覧表示されているいずれかのフォルダに抽出します。
    3. コマンド cd <path_to_powershell_modules_folder>Get-ChildItem * -Recurse | Unblock-File を使用して、ファイルをブロック解除します。
    コマンド Get-Module -Name VMware.PowerCLI* -ListAvailable を使用して、PowerCLI モジュールが使用可能であることを確認できます。

次のタスク

ターゲット ホストの設定を行い、vSphere Auto Deploy によるプロビジョニングを準備します。

vSphere Auto Deploy のターゲット ホストの準備

vSphere Auto Deploy によるプロビジョニングでターゲット ホストを準備する場合、4 台のホストの BIOS 設定を行い、プライマリ ネットワーク デバイスの MAC アドレスを確認しておく必要があります。

前提条件

vSphere Auto Deploy でプロビジョニングするホストは、ESXi の要件を満たす必要があります。

ESXi のハードウェア要件 を参照してください。

手順

  1. 4 台の物理ホストの BIOS 設定をそれぞれ変更し、ホストが強制的にプライマリ ネットワーク デバイスから起動するようにします。
  2. プライマリ ネットワーク デバイスの MAC アドレスを再度確認してください。

次のタスク

各ターゲット ホストに iPXE バイナリを提供するように DHCP サーバを設定します。

vSphere Auto Deploy によるプロビジョニングのための DHCP サーバの準備

vSphere Auto Deploy のターゲット ホストを準備するには、このシナリオに沿って DHCP サーバをセットアップし、各ターゲット ホストに iPXE バイナリを提供できるようにします。

このシナリオの環境では、DNS と DHCP を設定し、Active Directory を使用します。DHCP サーバは、vSphere でサポートされるバージョンの Windows Server に含まれています。

手順

  1. 管理者権限を使用して DHCP サーバにログインします
  2. IP アドレス範囲用に DHCP スコープを作成します。
    1. [スタート > 設定 > コントロール パネル > 管理ツール] の順にクリックして、[DHCP] をクリックします。
    2. [DHCP] > [ hostname] > [IPv4] の順に移動します。
    3. [IPv4] を右クリックし、[新しいスコープ] を選択します。
    4. ようこそ画面で、[次へ] をクリックし、スコープの名前と説明を指定します。
    5. IP アドレスの範囲を指定して、[次へ] をクリックします。
    6. DHCP オプションの構成ページが表示されるまで [次へ] をクリックし、[後でオプションを構成する] を選択します。
  3. 各ターゲットの ESXi ホストの DHCP 予約を作成します。
    1. DHCP のウィンドウで、[DHCP] > [ hostname] > [IPv4] > [Autodeploy スコープ] > [予約] の順に移動します。
    2. [予約] を右クリックして、[新しい予約] を選択します。
    3. 新しい予約ウィンドウで、ホストのいずれかの名前、IP アドレス、および MAC アドレスを指定します。MAC アドレスにはコロン (:) を含めないでください。
      IP アドレス予約および MAC アドレスに関する情報。

    4. その他のホストそれぞれにつき、このプロセスを繰り返します。
  4. ホストを TFTP サーバへポイントするように、DHCP サーバを設定します。
    1. DHCP のウィンドウで、[DHCP] > [ hostname] > [IPv4] > [Autodeploy スコープ] > [スコープ オプション] の順に移動します。
    2. [スコープ オプション] を右クリックして、[オプションの構成] を選択します。
    3. スコープ オプションのウィンドウで [全般] タブをクリックします。
    4. [066 ブート サーバ ホスト名] をクリックし、インストールした TFTP サーバのアドレスを、[使用可能なオプション] の下に表示される文字列の値フィールドに入力します。
      066 のブート サーバ ホスト名と、067 のブート ファイル名のチェック ボックスを選択します。文字列の値フィールドにファイル名を入力します。

    5. [067 ブートファイル名] をクリックして、「undionly.kpxe.vmw-hardwired」 と入力します。
      ESXi ホストの起動に、iPXE バイナリ undionly.kpxe.vmw-hardwired が使用されます。
    6. [適用] > [OK] の順にクリックしてウィンドウを閉じます。
  5. DHCP ウィンドウで [DHCP] > [hostname] > [IPv4] > [スコープ] > [有効化] を右クリックし、[有効化] をクリックします。
  6. DHCP および DNS を Active Directory に使用している場合は、DHCP サーバからログアウトしません。使用していない場合はログアウトします。

次のタスク

vSphere Auto Deploy の vCenter Server サービスを開始し、TFTP サーバを構成します。

vSphere Client での vSphere Auto Deploy および TFTP 環境の構成

DHCP サーバを準備したら、vSphere Auto Deploy vCenter Server サービスを開始して TFTP サーバを構成する必要があります。TFTP ZIP ファイルを vSphere Auto Deploy サーバからダウンロードする必要があります。カスタマイズされた FTP サーバ経由で、vSphere Auto Deploy によって起動イメージが提供されます。

手順

  1. vSphere Auto Deploy サーバを管理する vCenter Server システムに接続するには vSphere Client を使用します。
  2. vSphere Auto Deploy サービスを開始します。
    1. [ホーム] > [Auto Deploy] の順に移動します。
    2. [Auto Deploy] ページで、上部のドロップダウン メニューから vCenter Server を選択します。
    3. [Auto Deploy および Image Builder を有効にする] をクリックしてサービスをアクティブ化します。
      [Image Builder] サービスがすでにアクティブな場合は、 [構成] タブを選択し、 [Auto Deploy サービスを有効化] をクリックします。
  3. Auto Deploy インベントリで [設定] タブをクリックします。
  4. [TFTP Zip ファイルのダウンロード] をクリックします。
  5. deploy-tftp.zip ファイルを、TFTP サーバのインストール時に作成した TFTP_Root ディレクトリに保存してファイルを解凍します。

次のタスク

インベントリにソフトウェア デポを追加し、デポのイメージ プロファイルを使用してホストのプロビジョニングのためのルールを作成します。

ESXiソフトウェア デポの準備とルールの作成

vSphere Auto Deploy インフラストラクチャを構成したら、ESXiソフトウェア デポを追加して、イメージ プロファイルを指定し、ルールを作成してそれを有効なルール セットに追加する必要があります。

vSphere Auto Deploy は、ESXiインストール プロセスで使用する VIB セットを定義するイメージ プロファイルをホストにプロビジョニングします。イメージ プロファイルは、ソフトウェア デポに格納されます。ホストのプロビジョニングを開始する前に、適切なイメージ プロファイルが利用できることを確認します。PowerCLIセッションにソフトウェア デポを追加する場合は、そのセッションでのみ利用可能です。ソフトウェア デポを複数のセッションで継続して使用することはできません。

このタスクの手順には、PowerCLIコマンドレットの実行が含まれます。PowerCLIセッションで実行できる vSphere Auto Deploy コマンドレットの詳細については、vSphere Auto Deploy PowerCLI コマンドレットの概要を参照してください。

前提条件

PowerCLIを実行するシステムから、プロビジョニングする ESXi ホストにアクセスできることを確認します。

手順

  1. Windows システムのコンソールに管理者権限で直接ログインするか、RDP を使用してログインします。
    この作業では、 vCenter Serverシステムが実行中のシステム上に、 PowerCLI がインストールされていることを想定しています。
  2. PowerCLI セッションで Connect-VIServer コマンドレットを実行し、vSphere Auto Deploy が登録される vCenter Server システムに接続します。
    Connect-VIServer ipv4_address
    この コマンドレットはサーバ証明書の警告を返す場合があります。本番環境では、サーバ証明書の問題が発生していないことを確認します。開発環境では、この警告は無視できます。
  3. vCenter Server認証情報を入力します。
  4. Add-EsxSoftwareDepot を実行して PowerCLI セッションにオンライン デポを追加します。
    Add-EsxSoftwareDepot https://hostupdate.vmware.com/software/VUM/PRODUCTION/main/vmw-depot-index.xml

    新しく PowerCLI セッションを開始するたびに、ソフトウェア デポを追加する必要があります。

  5. Get-EsxImageProfileコマンドレットでデポの内容を確認して、ソフトウェア デポが正しく追加されたかどうか検証します。
    コマンドレットはデポに含まれるすべてのイメージ プロファイルの情報を返します。
  6. New-DeployRuleコマンドレットを実行して新しいルールを作成します。
    New-DeployRule -Name "InitialBootRule" -Item ESXi-6.0.0-2494585-standard -AllHosts
    コマンドレットは、指定されたイメージ プロファイルをインベントリのすべてのホストに割り当てるルールを作成します。
  7. 有効なルール セットに新しいルールを追加して、そのルールを vSphere Auto Deploy サーバで使用できるようにします。
    Add-DeployRule	-DeployRule "InitialBootRule"

次のタスク

最初のホストに vSphere Auto Deploy をプロビジョニングし、そのイメージ プロビジョニングを検証します。

vSphere Auto Deploy を使用した、最初のホストのプロビジョニング

ルールを作成して有効なルール セットに追加したら、最初のホストをプロビジョニングし、その vCenter Server の場所を確認して、セットアップしたイメージのプロビジョニングの検証を行います。

手順

  1. 最初の ESXi ターゲット ホストとして使用する物理ホストへのコンソール セッションを開き、ホストを起動して、正常に iPXE ブートされたことを示すメッセージを確認します。
    起動プロセスで、DHCP がホストに IP アドレスを割り当てます。この IP アドレスは、事前に DNS サーバで指定した名前です。ホストは vSphere Auto Deploy サーバに接続し、iPXE の tramp ファイルに示されている HTTP URL から ESXi のバイナリをダウンロードします。この tramp ファイルは、事前に TFTP_Root ディレクトリにダウンロードしたものです。vSphere Auto Deploy の各インスタンスは、TFTP サーバ用に一連のカスタム ファイルを作成します。
  2. vSphere Auto Deploy サーバを管理する vCenter Server システムに接続するには vSphere Client を使用します。
  3. vSphere Client のホーム ページで、[ホストおよびクラスタ] をクリックします。
  4. 新しくプロビジョニングされたホストが、データセンター レベルの vCenter Server インベントリ内にあることを確認します。
    デフォルトでは、vSphere Auto Deploy は、起動プロセスの完了時にホストをデータセンターに追加します。

次のタスク

ホストからホスト プロファイルを抽出し、ユーザー入力を要求するように設定します。

リファレンス ホストからのホスト プロファイルの抽出と設定

最初のホストをプロビジョニングしたら、同じ設定を他のターゲット ホストに適用するためのホスト プロファイルを抽出して設定することができます。固定 IP アドレスなどのホストごとに異なる設定は、ホストをカスタマイズすることで管理します。

vSphere Auto Deploy を使用することで、各ホストに同じホスト プロファイルをプロビジョニングできます。さらに vSphere Auto Deploy では、ホストのカスタマイズ機能を使用して、それぞれのホストに異なる情報を指定できます。たとえば、vMotion 用またはストレージ用に VMkernel ポートを設定する場合、ホストのカスタマイズ機能によって、ポートに固定 IP アドレスを指定できます。

手順

  1. vSphere Auto Deploy サーバを管理する vCenter Server システムに接続するには vSphere Client を使用します。
  2. [ポリシーおよびプロファイル] をクリックし、[ホスト プロファイル] を選択します。
  3. [ホスト プロファイルの抽出] をクリックします。
  4. ウィザードの [ホストの選択] 画面で、以前に構成したリファレンス ホストを選択し、[次へ] をクリックします。
  5. ウィザードの [名前と説明] ページで、新しいプロファイルの名前と説明を入力し、[終了] をクリックします。
  6. 編集するホスト プロファイルを選択し、[設定] タブをクリックします。
  7. [プロファイルの編集] をクリックします。
  8. [セキュリティおよびサービス] > [セキュリティの設定] > [セキュリティ] > [ユーザー設定] > [root] の順に選択します。
  9. [パスワード] ドロップダウン メニューから、[ユーザー入力のパスワード設定] を選択します。
  10. [保存] をクリックしてホスト プロファイルを設定します。

次のタスク

ホスト プロファイルを他の ESXi ホストに適用する vSphere Auto Deploy ルールを作成します。

特定の IP アドレス範囲でホストをプロビジョニングするルールの作成

リファレンス ホストからホスト プロファイルを作成したら、以前に確認したイメージ プロファイルおよび抽出したホスト プロファイルを特定の IP アドレス範囲にあるターゲット ホストに適用するルールを作成することができます。

手順

  1. Windows システムのコンソールに、管理者権限で直接ログインするか、RDP を使用してログインします。
  2. PowerCLI セッションで Connect-VIServer コマンドレットを実行し、vSphere Auto Deploy が登録される vCenter Server システムに接続します。
    Connect-VIServer ipv4_address
    この コマンドレットはサーバ証明書の警告を返す場合があります。本番環境では、サーバ証明書の問題が発生していないことを確認します。開発環境では、この警告は無視できます。
  3. Add-EsxSoftwareDepot を実行して PowerCLI セッションにオンライン デポを追加します。
    Add-EsxSoftwareDepot https://hostupdate.vmware.com/software/VUM/PRODUCTION/main/vmw-depot-index.xml

    新しく PowerCLI セッションを開始するたびに、ソフトウェア デポを追加する必要があります。

  4. (必須) Get-DeployRuleset コマンドレットを実行して、有効なルール セット内のルールを表示します。
  5. 事前選択したイメージ プロファイルとリファレンス ホストから作成したホスト プロファイルを使用して、特定の IP アドレス範囲内の一連のホストをプロビジョニングするよう vSphere Auto Deploy に指示するルールを作成します。
    New-DeployRule -name "Production01Rule" -item "image_profile",ESXiGold -Pattern "ipv4=IP_range"
  6. 有効なルール セットに新しいルールを追加します。
    Add-DeployRule	-DeployRule "Production01Rule"
  7. Get-DeployRuleset コマンドを実行して、有効なルール セットを確認します。
    次の例のような情報が PowerCLI に表示されます。
    Name:              Production01Rule
    PatternList:       {ipv4=address_range}
    ItemList:          {ESXi-version-XXXXXX-standard, Compute01, ESXiGold}

次のタスク

ホストをプロビジョニングし、ホストのカスタマイズを行います。

ホストのプロビジョニングとホストのカスタマイズ設定

イメージ プロファイルおよびホスト プロファイルを使用してホストをプロビジョニングするルールを設定したら、特定のターゲット ホストをプロビジョニングできます。ホスト プロファイルの項目のいずれかが、ユーザー入力を求めるように設定されている場合、ホストはメンテナンス モードになります。情報の入力を求めるには、ホスト プロファイルを適用するか、ホストのコンプライアンスを確認します。システムにより、ホストにホストのカスタマイズが関連付けられます。

手順

  1. プロビジョニングする残りのホストを起動します。
    vSphere Auto Deploy はホストを起動し、ホスト プロファイルを適用して、ホストを vCenter Server インベントリに追加します。リファレンス ホストのホスト プロファイを、各ホストでユーザー入力を求めるように設定しているため、ホストはメンテナンス モードのままになります。
  2. vSphere Auto Deploy サーバを管理する vCenter Server システムに接続するには vSphere Client を使用します。
  3. [ポリシーおよびプロファイル] をクリックし、[ホスト プロファイル] を選択します。
  4. Auto Deploy に対して新規作成されたホスト プロファイルを右クリックし、[ホストのカスタマイズの編集] をクリックします。
  5. ホストを選択、必要なホストのカスタマイズ情報を入力し、[完了] をクリックします。
    あるいは、 [ホストのカスタマイズのインポート] ファイルを使用することもできます。
  6. 各ホストにホスト プロファイルを適用し、ホストをメンテナンス モードから復帰させます。または、各ホストを再起動します。
    再起動が完了すると、すべてのホストが、指定したイメージを使用して実行され、リファレンス ホストのプロファイル設定を使用します。クラスタに、すべてのホストがコンプライアンスに完全に準拠していることが示されます。

結果

これで、リファレンス ホストのプロファイルの共有情報と、ホストのカスタマイズ メカニズムによるホスト固有の情報を使用して、すべてのホストが構成されました。次回ホストを起動する時に、ホストはメンテナンス モードから復帰し、ホスト固有の情報を含む完全なホスト プロファイル情報を取得して、完全に設定された状態で起動します。