バージョン 7.0 の vCenter Server をバージョン 8.0 にアップグレードするときに発生するバージョン コンプライアンス エラーを解決するには、アップグレード ワークフローを使用します。

バージョン 6.7 および 7.0 のステートフル ESXi ホストを含む vCenter Server インスタンスのホスト プロファイルをアップグレードする方法

クラスタにステートフル ESXi 6.7 および 7.0 ホストが含まれている場合は、既存のワークフローを使用して、vCenter Server のバージョンを 7.0 から 8.0 にアップグレードする際のバージョン コンプライアンス エラーを解決します。

前提条件

  • クラスタに ESXi 6.7 および ESXi 7.0 ホストが含まれていることを確認します。
  • バージョン 6.7 のホスト プロファイルがクラスタに添付されていることを確認します。
  • vCenter Server のバージョンが 7.0 であることを確認します。

手順

  1. vCenter Server インスタンスをバージョン 8.0 にアップグレードします。

    アップグレード時に vCenter Server の設定は変更されません。

    詳細については、『vCenter Server のアップグレード』を参照してください。

  2. クラスタ内のすべての ESXi ホストをバージョン 8.0 にアップグレードします。

    ホストのカスタマイズの編集操作とホスト プロファイルの編集操作は実行できませんが、コンプライアンス チェック、ホスト プロファイルの添付、およびホストの修正操作は実行できます。詳細については、KB 2150534 を参照してください。

  3. バージョン 6.7 のホスト プロファイルに照らし合わせて、クラスタを修正します。

    修正中に、ホスト プロファイルに関するすべての設定が適用されます。

  4. ESXi8.0 ホストから新しいホスト プロファイルを抽出します。

    ホスト プロファイルの抽出中に、設定されたホスト プロファイル ポリシーの一部のパラメータが変更されます。詳細については、『応答ファイル フィールドと vSphere ホスト プロファイルの抽出』を参照してください。

  5. バージョン 8.0 のホスト プロファイルをクラスタに添付します。

    ホストのカスタマイズ データが自動的に更新されます。

    ホスト プロファイルのすべての操作を実行できるようになります。

ステートフル ESXi 7.0 ホストのみを含む vCenter Server インスタンスのホスト プロファイルをアップグレードする方法

クラスタにステートフル ESXi 7.0 ホストが含まれている場合は、既存のワークフローを使用して、vCenter Server のバージョンを 7.0 から 8.0 にアップグレードする際のバージョン コンプライアンス エラーを解決します。

前提条件

  • クラスタに ESXi 7.0 ホストのみが含まれていることを確認します。
  • バージョン 7.0 のホスト プロファイルがクラスタに添付されていることを確認します。
  • vCenter Server のバージョンが 7.0 であることを確認します。

手順

  1. vCenter Server インスタンスをバージョン 8.0 にアップグレードします。

    アップグレード時に vCenter Server の設定は変更されません。

    詳細については、『vCenter Server のアップグレード』を参照してください。

  2. クラスタ内のすべての ESXi ホストをバージョン 8.0 にアップグレードします。

    ホストのカスタマイズの編集操作とホスト プロファイルの編集操作は実行できませんが、コンプライアンス チェック、ホスト プロファイルの添付、およびホストの修正操作は実行できます。詳細については、KB 2150534 を参照してください。

  3. バージョン 7.0 のホスト プロファイルに照らし合わせて、クラスタを修正します。

    修正中に、ホスト プロファイルに関するすべての設定が適用されます。

  4. ESXi8.0 ホストから新しいホスト プロファイルを抽出します。

    ホスト プロファイルの抽出中に、設定されたホスト プロファイル ポリシーの一部のパラメータが変更されます。詳細については、『応答ファイル フィールドと vSphere ホスト プロファイルの抽出』を参照してください。

  5. バージョン 8.0 のホスト プロファイルをクラスタに添付します。

    ホストのカスタマイズ データが自動的に更新されます。

    ホスト プロファイルのすべての操作を実行できるようになります。

ステートレス ESXi 7.0 ホストのみを含む vCenter Server インスタンスのホスト プロファイルをアップグレードする方法

クラスタにステートレス ESXi 7.0 ホストが含まれている場合は、既存のワークフローを使用して、vCenter Server のバージョンを 7.0 から 8.0 にアップグレードする際のバージョン コンプライアンス エラーを解決します。

前提条件

  • クラスタに ESXi 7.0 ホストのみが含まれていることを確認します。
  • バージョン 7.0 のホスト プロファイルがクラスタに添付されていることを確認します。
  • vCenter Server のバージョンが 7.0 であることを確認します。

手順

  1. vCenter Server インスタンスをバージョン 8.0 にアップグレードします。

    アップグレード時に vCenter Server の設定は変更されません。

    詳細については、『vCenter Server のアップグレード』を参照してください。

  2. イメージ プロファイル バージョン 8.0 で新しいルールを作成するか、または既存のルールを編集して、クラスタを選択します。
  3. [ホストの関連付けの修正] をクリックして、クラスタ内のすべての ESXi ホストを修正します。
  4. クラスタ内のすべての ESXi ホストを再起動します。

    すべてのホストがホスト プロファイル バージョン 7.0 に準拠していますが、ホスト プロファイルは編集できません。修正およびコンプライアンス チェック操作を実行できます。

次の手順

ホスト プロファイルをカスタマイズできるようにするには、次の手順を実行します。
  1. ESXi8.0 ホストから新しいホスト プロファイルを抽出します。

    ホスト プロファイルの抽出中に、設定されたホスト プロファイル ポリシーの一部のパラメータが変更されます。詳細については、『応答ファイル フィールドと vSphere ホスト プロファイルの抽出』を参照してください。

  2. バージョン 8.0 のホスト プロファイルをクラスタに添付します。

    ホストのカスタマイズ データが自動的に更新されます。

    ホスト プロファイルのすべての操作を実行できるようになります。