vSphere 8.0 Update 2b 以降では、ソリューション ライセンスを使用して、VMware vSphere Foundation のすべてのコンポーネントにライセンスを供与できます。
VMware vSphere Foundation は、次のコンポーネントを含む統合ソリューションです。
- vCenter Server
- ESXi
- vSphere with Tanzu
- vSAN Enterprise(ホスト 1 台のコアあたり 100 GiB)
- VMware Aria Operations
- VMware Aria Operations for Logs
- VMware Aria Suite Lifecycle
- VMware Aria Automation Orchestrator(基本)
ソリューション ライセンスを追加して、
vCenter Server インスタンス、
ESXi ホスト、および Tanzu スーパーバイザー クラスタに割り当てます。
vSAN クラスタ内のすべての
ESXi ホストにライセンスを割り当てた後に、この vSAN クラスタにクラスタ レベルで vSAN ライセンスを割り当てなかった場合、クラスタには自動的にライセンスが付与されます。ライセンスを
vCenter Server に割り当てると、この
vCenter Server に登録されている Aria Suite コンポーネントのライセンスが自動的に供与されます。
vSphere Client でのライセンスの管理と構成の詳細については、「
vSphere ライセンスの管理」を参照してください。
必要な最小バージョンにアップグレードできない場合は、Customer Connect でソリューション ライセンス キーをダウングレードできます。
注: ソリューション ライセンスは、最小のバージョン要件を満たすコンポーネントに割り当てることができます。
コンポーネント | バージョン |
---|---|
ESXi | 8.0 Update 2b 以降 |
vCenter Server | |
vSphere with Tanzu | |
vSAN | |
VMware Aria Operations | 8.16 以降 |
VMware Aria Operations for Logs | |
VMware Aria Suite Lifecycle |
1 つのソリューション ライセンスを複数の vCenter Server インスタンスに割り当てることができます。vCenter Server はソリューション ライセンス キャパシティを使用しません。ソリューション ライセンス キャパシティは、コア単位のライセンス モデルに基づいています。vSphere のコア単位のライセンス モデルの詳細については、「vSphere のライセンスとサブスクリプション」を参照してください。
vSphere Client では、追加するソリューション ライセンスに関する情報を表示することもできます。たとえば、ソリューション ライセンスでライセンス供与されたコンポーネント、各コンポーネントのライセンス供与された機能、および ESXi ホストと vSAN で使用されるライセンス キャパシティを表示できます。vSphere Client でのライセンス情報の表示の詳細については、「vSphere ライセンス情報の表示とエクスポート」を参照してください。
注:
個々のコンポーネントのライセンス キーは引き続きサポートされます。それらはソリューション ライセンスとともに提供されます。環境内では、ソリューション ライセンス、個々のコンポーネントのライセンス、またはその両方を使用できます。
評価モード
コンポーネントをインストールすると、最長で 60 日間、評価モードで動作します。評価モードでは、コンポーネントのすべての機能が提供されます。