vRealize Automation 8.x、vRealize Operations、および vRealize Network Insight の製品使用量データを計測するには、関連付けられた vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンス(VMware Aria Suite Lifecycle にリブランディング)を vCloud Usage Meter に追加する必要があります。

前提条件

  • LCM 管理者または LCM クラウド管理者のサポート対象ロールを使用できるローカル vRealize Suite Lifecycle Manager ユーザーがあることを確認します。
  • vRealize Suite Lifecycle Manager アプライアンスの管理ユーザー インターフェイスにログインできることを確認します。

手順

  1. vCloud Usage Meter Web インターフェイスのメイン メニュー バーで [製品] をクリックします。
  2. 左側のナビゲーション ペインで、[管理] > [ vRealize Suite Lifecycle Manager] の順にクリックします。
  3. [vRealize Suite Lifecycle Manager (vRSLCM)] 画面で [追加] をクリックします。
    [vRealize Suite Lifecycle Manager (vRSLCM) 用のエンドポイントの追加] ウィザードが開きます。
  4. vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンスのエンドポイントを指定します。
    1. [エンドポイント] テキスト ボックスに、vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンスのホスト名または IP アドレスを入力します。
      デフォルトのポート番号は 443 です。
    2. [ユーザー名] および [パスワード] テキスト ボックスに、LCM 管理者または LCM クラウド管理者ロールを持つ vRealize Suite Lifecycle Manager ユーザーの認証情報を入力します。
      注: user@local のように、ローカル ドメインを含めてユーザー名を指定します。
    3. [次へ] をクリックします。
  5. [証明書の承諾] 画面で、vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンスの SSL 証明書の詳細を確認し、[同意して次へ] をクリックします。
  6. [製品と環境の検出] 画面で、検出された製品の詳細を確認し、[次へ] をクリックします。
    ステータス 説明
    認証情報のテスト

    vCloud Usage Meter は、vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンスのエンドポイントを指定するときに入力したユーザー名とパスワードを検証します。検証が正常に完了した場合は、ウィザードを続行します。失敗した場合は、アラート メッセージが表示されます。前の画面に戻って正しい認証情報を入力する必要があります。

    展開された環境と製品の取得

    vCloud Usage Meter は、vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンスで作成された環境と、環境にインストールまたはインポートされた製品のリストを取得します。取得が正常に完了した場合は、ウィザードを続行します。失敗した場合は、アラート メッセージが表示されます。

    製品証明書の取得

    vCloud Usage Meter は、vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンス ロッカーから管理対象製品の SSL 証明書に関する詳細を取得します。vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンス ロッカーが製品の SSL 証明書を提供できる場合、その証明書は自動的に承諾されます。vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンス ロッカーが製品の証明書を提供できない場合は、vCloud Usage Meter に管理対象製品を追加した後に製品の証明書を明示的に信頼して、承諾する必要があります。取得が正常に完了した場合は、ウィザードを続行します。失敗した場合は、アラート メッセージが表示されます。

    製品登録の準備 vCloud Usage Meter は、サポート対象の vRealize Suite 製品の製品使用量データを計測する際に使用する管理対象製品インスタンスのメタデータを収集して、準備します。vCloud Usage Meter は、vCloud Usage Meter に追加された既存の製品インスタンスと、vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンスを介してインポートされる新しい製品インスタンスを識別します。検証が正常に完了した場合は、ウィザードを続行します。失敗した場合は、アラート メッセージが表示されます。
  7. [環境の確認] 画面で vRealize Suite Lifecycle Manager が管理する検出済み製品の詳細を確認し、[次へ] をクリックします。
    以下の要素について検討します。
    • 検出された製品は、それぞれの vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンスに関連付けられている必要があります。
    • vRealize Suite Lifecycle Manager インスタンスの環境全体で環境の合計数と一意の製品の合計数を確認します。
    • ウィザードでは、検出されたすべての製品について次の情報を表示する必要があります。
    パラメータ 説明
    製品

    vCloud Usage Meter でサポートされている製品タイプの名前。vCloud Usage Meter が製品をサポートしておらず、製品使用量データを計測していない場合、表示される製品タイプは vRealize Suite Lifecycle Manager が提供する製品タイプになります。

    エンドポイント

    管理対象製品インスタンスの FQDN/IP アドレスおよびポート。

    登録タイプ

    登録タイプには、New Registration(新しいサポート対象製品を示す)、Existing Registration (既存のサポート対象製品を示す)、Not Supported (サポートされていない製品を示す)の値を指定できます。

    注: vRealize Suite Lifecycle ManagervRealize Automation 7.x をサポートしていません。表示される登録タイプの値は Not Supported です。計測対象の vRealize Automation 7.x インスタンスを追加するには、 vRealize Automation 7 インスタンスの計測対象への追加を参照してください。
  8. ウィザードの [サマリ] 画面で詳細を確認し、[送信] をクリックします。
    ユーザー アクションで保留中の製品インスタンスの数を確認します。たとえば、管理対象製品の認証情報の入力や、証明書の承諾などです。

結果

vRealize Suite Lifecycle Manager とその管理対象製品が、vCloud Usage Meter がサポートするインスタンスのリストに追加されました。

ユーザー タスク リスト内の管理対象製品インスタンスの認証情報を更新するか、追加された vRealize Suite Lifecycle Manager の詳細パネルを表示するか、検出された管理対象製品インスタンスのリスト画面を表示します。

エラーが発生すると、vRealize Suite Lifecycle Manager 画面にエラー メッセージが表示されます。