VMware Cloud Director Availability の製品使用量データを計測するには、製品インスタンスを vCloud Usage Meter に追加する必要があります。

vCloud Usage Meter と VMware Cloud Director Availability の互換性の詳細については、「 VMware 製品の相互運用性マトリックス」を参照してください。
接続

vCloud Usage Meter を Cloud Director レプリケーション管理アプライアンスまたは vCenter Server レプリケーション管理アプライアンスに直接アクセスできる VMware Cloud Director Availability と同じネットワーク セグメントの一部としてデプロイする場合は、クラウド レプリケーション管理アプライアンスのアドレスを Endpoint として指定します。

デプロイの仕様により、vCloud Usage Meterが Cloud Director レプリケーション管理アプライアンスまたは vCenter Server レプリケーション管理アプライアンスのプライベート IP アドレスにアクセスできない場合は、サービス エンドポイントのアドレスまたは TCP ロード バランサのアドレス（VMware Cloud Director Availability が High Availability 用の 2 つ目のトンネル アプライアンスを使用して実行されている場合）を Endpoint として指定する必要があります。クラウド レプリケーション管理アプライアンスの場合は、[ソース IP アドレス別に管理 API を制限] 構成を [任意の場所からの管理者アクセスを許可] に設定します。

前提条件

  • vCloud Usage Meter を VMware Cloud Director Availability に接続できることを確認します。
  • VMware Cloud Director Availability アプライアンスに対する十分な権限を持つアカウントがあることを確認します。

手順

  1. vCloud Usage Meter Web インターフェイスのメイン メニュー バーで [製品] をクリックします。
  2. 左側のペインで、[移行とリカバリ] > [Cloud Director Availability] の順に移動します。
  3. [Cloud Director Availability] 画面で、[追加] をクリックします。
  4. [エンドポイント] テキスト ボックスに、VMware Cloud Director Availability インスタンスのホスト名または IP アドレスを入力します。
    詳細については、「 接続」セクションを参照してください。
  5. [認証プロバイダ] ラジオ ボタンから、いずれかの認証メカニズムを選択します。
    認証メカニズム 説明
    Cloud Director Availability Cloud Director Replication Management Appliance または vCenter Replication Management Appliance を使用する場合に選択します。VMware Cloud Director Availability アプライアンスの root ユーザー アカウントの認証情報が必要です。
    vSphere SSO vCenter Replication Management Appliance を使用する場合に選択します。vSphere SSO 認証情報が必要です。ユーザーは、vSphere の VrMonitoringAdministrators SSO グループのメンバーである必要があります。
    VMware Cloud Director

    Cloud Director Replication 管理アプライアンスを使用する場合に選択します。ユーザーには、VMware Cloud Director で割り当てられた VCDA_READ_RIGHT ロールを持つプロバイダ アカウントが必要です。
    vSphere に対する適切な権限を持つ VMware Cloud Director Availability SSO または VMware Cloud Director アカウントの設定の詳細については、『 VMware Cloud Director Availability セキュリティ ガイド』ドキュメントの「 ユーザー ロールの権限とセッション」を参照してください。
  6. [ユーザー名] および [パスワード] テキスト ボックスに、選択した VMware Cloud Director Availability 認証プロバイダの認証情報を入力します。
  7. [追加] をクリックします。

結果

この製品がインスタンスのリストに表示されます。エラーが発生すると、インスタンスの [Cloud Director Availability] リストの [ステータス] 列にメッセージが表示されます。