vSphere Replication 8.8 | 2023 年 9 月 21 日 | ビルド 22436165 | ダウンロード

vSphere Replication Configuration Import/Export Tool 8.8 | 2023 年 9 月 21 日 | ビルド 22297628 | ダウンロード

これらのリリース ノートへの追加や更新を確認してください。

新機能

  • VMware vSphere Replication 8.8 には VMware vSphere 8.0 Update 2 との互換性が追加されています。

  • VMware vSphere Replication 8.8 には、VMware vSphere Lifecycle Manager の管理対象ホストおよびクラスタのサポートが追加されています。

  • VMware Aria Automation Orchestrator plug-in for vSphere Replication 8.8 を使用して DR REST API を公開しました。

    VMware Aria Automation Orchestrator plug-in for vSphere Replication 8.8 を使用した vSphere Replication REST API のエンドツーエンドのサポートを導入しました。ユーザーは、手動のワークフローを自動化して、アプライアンスを監視、保護、管理したり、リカバリ プランを実行したりできます。詳細については、「DR REST Plug-in for VMware Aria Automation Orchestrator リリース ノート」を参照してください。

  • VMware Aria Operations Management Pack for vSphere Replication 8.8。管理パックの詳細については、「VMware Aria Operations Management Pack for vSphere Replication 8.8 リリース ノート」を参照してください。

  • VMware Aria Automation Orchestrator Plug-In for vSphere Replication 8.8。新しいワークフローの詳細については、「VMware Aria Automation Orchestrator Plug-In for vSphere Replication 8.8 リリース ノート」を参照してください。

これ以前またはこれ以降の VMware vSphere のリリースとの相互運用性については、「vSphere Replication 8.8 互換性マトリックス」を参照してください。

vSphere 8.0 Update 2 の機能の詳細については、「vSphere 8.0 Update 2 のドキュメント」を参照してください。

ローカライズ

VMware vSphere Replication 8.8 は、次の言語で使用可能です。

  • 英語

  • フランス語

  • ドイツ語

  • イタリア語

  • 日本語

  • 韓国語

  • スペイン語

  • 簡体字中国語

  • 繁体字中国語

製品のドキュメント

現在のリリース ノートに加え、使用できる vSphere Replication 8.8 のドキュメント セットには、次の配布ファイルが含まれています。

互換性

vSphere Replication 8.8 は vSphere 7.0 Update 3 以降と互換性があり、ESXi バージョン 7.0 Update 3 以降をサポートします。

相互運用性および製品互換性の情報については、「vSphere Replication 8.8.x 互換性マトリックス」を参照してください。

インストール手順

vSphere Replication の .iso イメージをダウンロードしてマウントします。vSphere Replication アプライアンスは、vSphere Web Client の OVF デプロイ ウィザードを使用してデプロイできます。.iso イメージの \bin ディレクトリに移動し、対応する OVF ファイルを使用します。

  1. vSphere_Replication_OVF10.ovf:このファイルは、vSphere Replication Management Server、vSphere Replication サーバを含むすべての vSphere Replication コンポーネントのインストールに使用します。

  2. vSphere_Replication_AddOn_OVF10.ovf:このファイルは、オプションの vSphere Replication サーバの追加インストールに使用します。

インストールの詳細については、vSphere Replication ドキュメント センター.の『vSphere Replication のインストール』を参照してください。

vCenter Server から vCenter Server へのレプリケーションの場合は、ソース サイトとターゲット サイトの vSphere Replication 管理サーバのバージョンを 8.7 または 8.8 にすることができます。

vSphere Replication 8.8 には、ソース サイトとターゲット サイトの両方でサポートされている vCenter Server バージョンが必要です。詳細については、「VMware 製品の相互運用性マトリックス」を参照してください。

vSphere Replication のアップグレード

ISO ファイルと VRMS アプライアンス管理インターフェイスを使用して、vSphere Replication 8.6.x または 8.7.x から vSphere Replication 8.8 にアップグレードします。

仮想アプライアンス管理インターフェイス (VAMI) を使用して、vSphere Replication を 8.6 より前のバージョンからバージョン 8.8 にアップグレードすることはできません。サポート対象バージョンの詳細については、「互換性マトリックス」を参照してください。

重要: アップグレードを開始する前に、vSphere Replication アプライアンスに OVF 環境(コンテキスト)があることを確認します。「Checking and Restoring the OVF Context of the vSphere Replication Appliance (2106709)」を参照してください。

「既知の問題」の「アップグレード」と「全般」のセクションを参照したことを確認してください。

vSphere Replication 8.8 へのアップグレード手順については、「その他の vSphere Replication サーバのアップグレード」および「vSphere Replication アプライアンスのアップグレード」を参照してください。

注:

  • vSphere Replication を Site Recovery Manager と併用する場合は、保護対象サイトとリカバリ サイトの両方で vSphere Replication をアップグレードしてから Site Recovery Manager サーバをアップグレードします。vSphere Replication のアップグレード後に Site Recovery Manager サーバを再起動する必要があります。詳細については、「VMware Site Recovery Manager mpドキュメント」を参照してください。

vSphere Replication の操作上の制限

vSphere Replication 8.8 の操作上の制限については、VMware のナレッジベースの記事を参照してください。「Operational Limits for vSphere Replication 8.x (KB 2102453)」を参照してください。

注意: vSphere Replication では、vSphere Replication Management サーバ 1 台につき 500 台を超えるレプリケーションをサポートするために、追加の構成が必要です。「Operational Limits for vSphere Replication 8.х」および「Configuring Upgraded vSphere Replication Appliances to Support up to 4000 Replications」を参照してください。

オープン ソースのコンポーネント

vSphere Replication 8.8 で配布されるオープン ソース ソフトウェア コンポーネントに適用される著作権に関する記述とライセンスは、「vSphere Replication オープン ソースの公開」ページにあります。

注意と制限

仮想マシンのレプリケーションを正常に完了するには、レプリケーションを開始する前に、仮想インフラストラクチャが一定の制限を満たしていることを確認する必要があります。

  • vCenter Server インスタンスがリンクされているフェデレーション環境では、REST API ゲートウェイのローカル サイトにログインすると、リモート サイトに自動的にログインされます。POST /remote-session 要求を行う必要はありません。リモート サイトに別のユーザー名でログインすることはできません。

  • hms-db-max-connections プロパティの値は、vSphere Replication 8.8 へのアップグレード中に 99 から 149 に自動的に更新されます。カスタム値を保持するには、アップグレード後に手動で変更する必要があります。

  • vSphere Replication 8.8 では、連邦情報処理標準 (FIPS) のサポートは提供されません。

  • 仮想マシンのレプリケートされたディスクのサイズを 512 バイトの倍数以外に変更することはサポートされていません。ディスクのサイズを 512 バイトの倍数以外に変更すると、レプリケーションは失敗します。OK 状態に戻すには、ディスク サイズを 512 バイトの倍数に設定する必要があります。

  • vSphere Replication は、パーシステント メモリ (PMEM) デバイスを使用する仮想マシンの保護はサポートしていません。

  • vSphere Replication アプライアンスで vSphere によるゲスト OS プロセスからホストへの構成メッセージの送信禁止手順を実行すると、vSphere Replication が正しく機能しなくなります。

  • vSphere Replication は、2 つのレプリケーション テクノロジーによる単一仮想マシンの保護をサポートしていません。仮想マシンが VMware Cloud Disaster Recovery で保護されている場合、vSphere Replication で保護することはできません。

  •  vSphere Replication 8.8 では、VRMS アプライアンス管理インターフェイスでサポート バンドル管理は提供されません。これにはサポート バンドルとサポート バンドルの削除のリストが含まれます。SSH を介してサポート バンドルを管理するには、vSphere Replication アプライアンスへの SSH 接続を確立します。

  • 5 分間の RPO は、臨時 vVol データストア上の仮想マシンに、サポート上限である 50 台まで適用されます。

  • vSphere Replication では、Virtual Volumes 上での VSS 静止をサポートしていません。

  • vSphere Replication は、vmdk ファイルを共有する仮想マシンをレプリケートすることはできません。

  • vSphere Replication では、ソース サイトとターゲット サイトの両方で vSphere APIs for IO Filtering をサポートしていません。IO フィルタを含む仮想マシン ストレージ ポリシーが割り当てられた仮想マシンをレプリケートすることも、そのようなポリシーをレプリケーション ターゲット仮想マシンに割り当てることもできません。レプリケーション用に仮想マシンを構成する前に、割り当てられた仮想マシン ストレージ ポリシーに IO フィルタが含まれていないことを確認します。IO フィルタが含まれている仮想マシン ストレージ ポリシーを、すでにレプリケーション用に構成されている仮想マシンに割り当てないでください。

  • 複数の vSphere Replication アプライアンスをデプロイすると、VRMS アプライアンス管理インターフェイスの初期構成プロセス中に警告が表示されます。この場合、新しいアプライアンスを続行するにはユーザーの確認が必要です。複数の vSphere Replication サーバをデプロイした場合、この状況は発生しません。

  • 各 vSphere Replication Management Server で管理できるレプリケートされた仮想マシンは最大 4000 台です。「Configuring Upgraded vSphere Replication Appliances to Support up to 4000 Replications (KB 2102463)」および「Requirements to the Environment...(KB 2107869)」を参照してください。

  • vSphere Replication は、62 TB の最大ディスク容量をサポートします。62 TB を超えるディスクのある仮想マシンでレプリケーションを有効にすると、その仮想マシンではレプリケーション操作は実行されず、パワーオンできなくなります。

  • vSphere Replication は、2 TB を超えるディスクではより大きいブロックを追跡します。2 TB を超えるディスクのレプリケーション パフォーマンスは、同じワークロードの 2 TB 未満のディスクのレプリケーション パフォーマンスとは異なる可能性があります。これは、変更された特定のブロックに対してネットワーク上で通信されるディスクの量に依存します。

  • vSphere Replication は vSphere Replication アプライアンスでの VMware Tools パッケージのアップグレードをサポートしません。

  • vSphere Replication は、仮想互換モードで RDM のレプリケーションをサポートします。物理互換モードで RDM にレプリケーションを構成することはできません。

  • vSphere Replication は、ターゲット サイトの仮想マシンのスナップショットの階層をレプリケートしません。

  • パワーオフされた仮想マシンにレプリケーションを構成できます。ただし、実際のレプリケーション トラフィックは仮想マシンがパワーオンされたときに開始されます。

  • レプリケーション サイトで Storage DRS を使用する場合は、リソースを消費するホスト間の移動(ホストとデータストア両方の変更)が Storage DRS で実行されないように、同種のホストとデータストア接続を設定しているか確認します。

  • vSphere Replication は VMware vSphere® Trust Authority™ をサポートしていません。vSphere Replication は、標準キー プロバイダおよび VMware vSphere® Native Key Provider™ をサポートします。

  • TRIM/UNMAP コマンドを使用して領域を再要求する際に、ソース サイトで UNMAP コマンドを使用すると、レプリケーションで圧縮を使用していない場合に、レプリケーション トラフィックではコマンドがゼロの連続として送信されます。データはターゲット サイトでゼロとして保存され、レプリカ ディスク上の領域は再要求されません。

既知の問題

アップグレード

  • NEW: - vSphere Replication 8.8 へのアップグレードがエラーで失敗する

    バージョン 8.3 からバージョン 8.8 など、vSphere Replication の以前のバージョンからのチェーン アップグレードを実行すると、アップグレードが次のエラーで失敗することがあります: Operation Failed: Failed to install update.

    /opt/vmware/var/log/vami/updatecli.log 内のログには、次の情報が記録されます。

    Error: Failed to synchronize cache for repo 'VMware Photon Linux 3.0 (x86_64)' from 'https://packages.vmware.com/photon/3.0/photon_release_3.0_x86_64'1. package xml-security-c-1.7.3-4.ph2.x86_64 requires libcrypto.so.1.0.0()(64bit), but none of the providers can be installed.

    Photon 2.0 から Photon 3.0 への以前のアップグレードでは、パッケージが適切にクリーンアップされず、アップグレード手順でエラーが発生していました。

    回避策:アップグレードを実行する前に、パッケージxml-security-c が存在するかどうかを確認します。パッケージが存在する場合は削除します。

    1. 更新を開始する前にアプライアンスを元に戻します。

    2. xml-security-c パッケージが存在するかどうかを確認します。rpm -qa | grep ph2 コマンドを実行します。

      出力は次のようになります。

      xml-security-c-1.7.3-4.ph2.x86_64
      xerces-c-3.2.1-1.ph2.x86_64
      openjre8-1.8.0.232-1.ph2.x86_64
      libarchive-3.3.1-5.ph2.x86_64
      apache-ant-1.10.1-7.ph2.noarch
      libdnet-1.11-5.ph2.x86_64
    3. xml-security-c パッケージを削除するには、rpm -e xml-security-c-1.7.3-4.ph2.x86_64 コマンドを実行します。

    4. アプライアンスのアップグレードを続行します。

  • アップグレード後に vSphere Replication Management サービスが開始されない

    vSphere Replication のアップグレード後、vSphere Replication Management (VRM) サービスが停止していると VAMI で表示され、仮想アプライアンスの /opt/vmware/hms/logs/hms-configtool.log ファイルに「java.net.ConnectException: Connection refused」というエラー メッセージが記録されます。

    この問題は、vPostgreSQL サービスが完全に開始されていないために、組み込みの DB スキーマのアップグレード プロシージャが失敗する場合に発生します。

    回避策:

    1. 仮想アプライアンス コンソールで root ユーザーとしてログインします。

    2. 次のコマンドを実行します。

      $ /opt/vmware/hms/bin/hms-configtool -cmd upgrade -configfile /opt/vmware/hms/conf/hms-configuration.xml

      DB スキーマのアップグレードが開始されます。

    3. DB アップグレード プロシージャが完了するのを待ちます。

    4. vSphere Replication VAMI で [構成] タブに移動して、アプライアンスの SSO 登録を完了します。

  • vSphere Replication アプライアンスのアップグレード後や、証明書または IP の変更後に vSphere Replication の権限が欠落する

    vSphere Replication アプライアンスをアップグレードした場合や、何らかの理由で vSphere Replication アプライアンスの証明書または IP アドレスが変更された場合、デフォルトの VRM ユーザー ロールに割り当てられている権限が削除されます。この問題は、vSphere Replication 拡張機能が登録解除され、vCenter Server 拡張機能マネージャに登録されるたびに発生します。

    回避策:vSphere Replication アプライアンスのアップグレードまたはその証明書や IP アドレスの変更を行う前に、事前定義済みの VRM ロールを複製して、カスタム ロールを作成します。カスタム ロールに割り当てられている権限は削除されません。

全般

  • NEW: - vSphere Replication アラームがアラーム定義に表示されない

    vCenter Server 8.0 および vCenter Server 8.0 Update 1 でアラーム定義を追加すると、vSphere Replication イベントが表示されない可能性があります。

    回避策:vCenter Server インスタンスを vCenter Server 8.0 Update 2 にアップグレードします。

  • NEW: - DR REST API v.8.8 が DR サーバ セッションの制限を超える

    DR REST API v.8.8 Rate Limiter の Session 階層のバグにより、事前構成されたタイムアウト間隔後に DR サーバ セッションを自動的に終了できません。DR REST API クライアントは多数の DR セッションを維持するため、DR サーバのライブ セッションの最大数が枯渇します。

    回避策:次の手順を実行して、DR REST API Rate Limiter の Session 階層をオフに切り替えます。

    1. /opt/vmware/dr-rest/webapps/rest/WEB-INF/web.xml に移動して、次のセクションをコメント アウトします。

      <!--
      <filter>
         <filter-name>SessionRateLimitFilter</filter-name>
         <filter-class>com.vmware.dr.restapi.infrastructure.rateLimit.SessionRateLimitFilter</filter-class>
         <async-supported>true</async-supported>
      </filter>
      -->
      ...
      <!--
      <filter-mapping>
         <filter-name>SessionRateLimitFilter</filter-name>
         <url-pattern>/*</url-pattern>
      </filter-mapping>
      -->
      
    2. すべてのライブ セッションを終了するには、DR サービスを再起動します。

    3. DR REST API サービスを再起動して、DR REST API Rate Limiter の Session 階層をオフに切り替えます。

    4. サーバ エコシステムのすべての DR REST API インスタンスにこの回避策を適用します。

  • NEW: - vSAN ESA データストアへのレプリケーションを再構成した後、レプリケーションが停止して続行できない

    vSphere Replication アプライアンス 8.8 に影響を及ぼす ESXi バージョン 8.0 Update 2 の変更が原因で、ソース データストアのタイプに関係なく、ターゲット vSAN ESA データストアにレプリケーションを移動すると、新しい場所のディスク階層が読み取り専用になるため、レプリケーションが停止します。これにより、レプリケーションのソース サイトからこのようなディスクへの以降の書き込み操作が失敗します。

    回避策:レプリケーションを元の場所に再構成するか、vSAN ESA 以外の別のデータストアにレプリケーションを移動します。

  • NEW: - 計画移行およびフェイルオーバーがパワーオン操作中にエラーで失敗することがある

    計画移行またはテスト フェイルオーバーを 4,000 スケールで実行すると、仮想マシンのパワーオン中に次のエラーで操作が失敗することがあります。"Unable to write VMX file: /vmfs/volumes/...vmx"

    回避策:失敗したリカバリ プランを再実行します。

  • NEW: - ターゲット データストアが vSAN または vSAN ESA の場合、暗号化された仮想マシンのレプリケーションのストレージ ポリシーの変更に失敗する

    vSAN ストレージ属性と仮想マシンの暗号化が含まれているストレージ ポリシーをレプリケーションで使用した後、vSAN ストレージ属性が含まれていないストレージ ポリシーにレプリケーションを再構成すると、レプリケーションがエラー状態になり、次のメッセージが表示されます。'Cannot apply policy to vSAN object <id> (status: 'failed'), fault: InvalidArgument, message: Non vSAN Profile'。これは、シードを使用したレプリケーションの構成、再保護操作中のレプリケーションの反転、またはレプリケーションの再構成中のストレージ ポリシーの変更のワークフローで発生することがあります。

    回避策:vSAN 属性を使用するように新しいストレージ ポリシーの属性を変更します。

  • NEW: - アップグレード後に vCenter Server タスクで HBR Agent VIB のインストール エラーが継続的に発生する

    vCenter Server のアップグレード後、vSphere Lifecycle Manager によって管理されていない ESXi ホストがインベントリにある場合、vCenter Server タスク ビューに HBR Agent VIB のインストール エラーが表示されることがあります。

    回避策:vSphere Replication 管理サーバを再構成します。

  • NEW: - ストレージ エラーが原因でフェイルオーバーまたは計画移行が失敗することがある

    ターゲット データストアで 4,000 スケールの場合、テスト フェイルオーバーまたは計画移行が次のエラーで失敗することがあります。"Cannot create a failover image for group <GID> on vSphere Replication Server <server>. A problem occurred with the storage on datastore path <path>"

    回避策:なし。

  • NEW: - 計画移行に失敗し、エラーが表示される

    レプリケーションの同期をトリガすると、接続の問題が原因で次のエラーが発生してレプリケーションが失敗することがあります。"VR synchronization failed for VRM group 'VM Name'. A general system error occurred: VM has no replication group"。これは散発的な問題である可能性がありますが、レプリケーションのステータスが自動的に OK に戻らないことがあります。

    回避策:失敗したすべての仮想マシンのレプリケーションを再構成します。

  • vSphere Replication のバージョン 8.8 へのアップグレード後、カスタムの hms-db-max-connections プロパティの値が保持されない

    hms-db-max-connections プロパティの値は、vSphere Replication 8.8 へのアップグレード中に hms-configuration.xml で自動的に更新されます。値は 99 から 149 に変更されます。以前にこのプロパティに設定したカスタム値は、アップグレード後にオーバーライドされます。

    回避策:

    古い hms-db-max-connections プロパティの値を保持する場合は、手動で設定する必要があります。

    1. vSphere Replication アプライアンスに対して SSH 接続を確立します。

    2. エディタで /opt/vmware/hms/conf/hms-configuration.xml ファイルを開き、hms-db-max-connections プロパティ値を修正し、変更を保存します。

    3. VRMS アプライアンス管理インターフェイスで HMS サービスを再起動するか、vSphere Replication アプライアンスへの SSH 接続を確立し、systemctl restart hms コマンドを実行して HMS サービスを再起動します

  • 最新のステータスが OK の場合でも、レプリケーションで前回のエラーが保持される

    レプリケーションのステータスは OK ですが、前回のエラー メッセージ「A replication error occurred at the vSphere Replication Server for replication <replication ID> "No connection to VR Server for virtual machine <vm name> on host <host IP> in cluster <cluster ID> in SDDC-Datacenter: Unknown」が Site Recovery ユーザー インターフェイスに残存します。これは、レプリケーションが OK であるという情報と、エラーをクリアする必要があるという情報を提供するイベントがホスト レベルで送信されているために発生します。短時間に非常に多くのイベントが存在し、イベントのフィルタリングが適切に行われないため、失われます。

    回避策:

    1.vSphere Client で、vCenter Server インスタンスに移動します。

    2.構成 タブ > 高度な設定 > 設定の編集 の順に選択します。

    3.ソース サイトで、キーと値を設定して config.vpxd.event.burstFilter.whiteList オプションを有効にします。許可リストに含める必要があるイベントは次のとおりです:vim.event.UserLoginSessionEventvim.event.UserLogoutSessionEventhbr.primary.DeltaCompletedEventhbr.primary.NoConnectionToHbrServerEventhbr.primary.ConnectionRestoredToHbrServerEventhbr.primary.FSQuiescedDeltaCompletedEventhbr.primary.AppQuiescedDeltaCompletedEventhbr.primary.UnquiescedDeltaCompletedEvent

    4.vmware-vpxd サービスを再起動して変更を有効にします。

  • 「仮想マシンのレプリケーションを反転できません」というエラーを表示して再保護が失敗する

    レプリケーションの反転中に、vSphere Replication はスナップショットを削除してディスクを破棄することで、ソース仮想マシンを準備します。このタスクには予測以上の時間を要する場合があり、vSphere Replication は子ディスクを使用して逆方向レプリケーション仕様を構築します。次のエラーが表示されます。 Unable to reverse replication for the virtual machine...

    回避策:再保護操作を再試行します。

  • vSAN データストアからの再保護がエラーで失敗する

    まれに、vSAN データストアでシード ディレクトリを作成する際に、vSphere Replication の再保護操作が失敗し、エラー メッセージ「Unable to reverse replication for the virtual machine '<VM_name>'. Permission to perform this operation was denied」が表示されることがあります。

    回避策:

    1.指定したホストで管理サービスを再起動し、再保護操作を再試行します。「ESXi の管理エージェントの再起動 (KB1003490)」を参照してください。

    2.必要に応じてホストを再起動し、再保護操作を再試行します。

    3.必要に応じて、失敗した仮想マシンのレプリケーションを構成解除してから構成します。

  • レプリケーションの再構成の試行が TaskInProgress 障害で失敗する

    静止機能が有効になっているためにスナップショットが作成される場合があります。再構成を試行すると、内部で vim.HbrManager API が呼び出されます。それにより、スナップショットがまだ作成中の場合に TaskInProgress 例外が発生する可能性があります。

    回避策:再構成操作を再試行します。

  • シード レプリカ ディスクを複数のデータストアから 1 つのデータストアに移動すると失敗する

    名前が同一のシード レプリカ ディスクを複数のデータストアから 1 つのデータストアに移動すると、プロセスが失敗します。同じ名前のシード レプリカ ディスクを同じ場所に配置することはできません。

    回避策:移動する前にシード レプリカ ディスクの名前を変更します。

  • スタティック ルート セットが構成された 2 番目の NIC が装着されている場合、[サマリ] タブに予期しないエラーが表示される

    2 番目の NIC が装着されているときに、スタティック ルートを構成した場合、VRMS アプライアンス管理インターフェイスは 2 番目の NIC から IP アドレスを取得できません。これにより、[サマリ] タブの [受信ストレージ トラフィックの IP アドレス] フィールドに次の予期しないエラーが表示されることがあります。

    The Storage Traffic IP address <IP_address> must match one of the NIC IP addresses

    回避策:NIC が正しく構成されているため、エラーを無視できます。次のコマンドを実行して、レプリケーション トラフィックで正しい IP アドレスが使用されているかどうかを確認できます。cat /etc/vmware/hbrsrv-nic.xml

  • 仮想マシン ディスク構成を変更すると、レプリケーションがエラー状態になる

    仮想マシンが進行中のレプリケーションに含まれている場合に、仮想マシン ストレージ構成を変更すると(ディスクの追加、削除、またはサイズ変更を行うと)、このアクションによってレプリケーション再構成タスクが開始されます。このレプリケーションで別の再構成操作がすでに進行中の場合は、エラーが発生して、レプリケーションはエラー状態になることがあります。たとえば、「Invalid configuration spec. Some disks are not specified for replication, nor excluded.」というエラーが表示されます。

    回避策:レプリケーションを手動で再構成します。

  • レプリケーションを再構成し、vSAN ターゲット データストアを対象としていない、レプリケートされた仮想ディスクに新しいストレージ ポリシーを割り当てると、ターゲット サイトのレプリカ ディスクにポリシーが適用されない

    ストレージ ポリシーは、レプリケーションを最初に構成またはリカバリしたときに、ターゲット サイトのレプリカ ディスクに適用されます。新しいストレージ ポリシーを使用してレプリケーションを再構成し、レプリケートされた仮想ディスクが vSAN ターゲット データストアを対象としていない場合、変更はペア サイトに自動的に反映されません。

    回避策:

    1. 再構成したレプリケーションで仮想マシンをリカバリします。

    2. vSphere Client を使用して、リカバリした仮想マシンのストレージ ポリシーを新しいポリシーに変更します。

    3. リカバリした仮想マシンを vCenter Server インベントリから登録解除します。

    4. シードと新しいストレージ ポリシーを使用して、レプリケーションを再度構成します。

  • レプリケートされた仮想マシンが応答しなくなるか、ネットワーク要求を処理できなくなる

    vSphere Replication の同期操作中は、同期期間の間、仮想マシン ディスクの I/O がブロックされます。SCSI UNMAP コマンドによって現在のレプリカ ディスクのターゲット サイトへの転送がオーバーライドされた場合、同期操作中に vSphere Replication フィルタ ドライバからこのコマンドを実行することはできません。

    回避策:vSphere Replication が UNMAP コマンドに対応できるようにします。

    1. ソース ESXi サーバへの SSH 接続を確立します。

    2. 次のコマンドを実行します。

    esxcli system settings advanced set -o /HBR/DemandlogFailCollidingUnmap -i 0

    コマンドはすぐに有効になり、システムの再起動を実行する必要はありません。

  • 再保護がエラーで失敗する

    仮想マシンを大規模にレプリケートする場合、再保護が次のエラーで失敗することがあります。

    "Unable to reverse replication for the virtual machine A generic error occurred in the vSphere Replication Management Server "java.net.SocketTimeoutException: Read timed out"

    回避策:

    1. vSphere Replication アプライアンスに対して SSH 接続を確立します。

    2. 次のコマンドを実行します。

      /opt/vmware/hms/bin/hms-configtool -cmd reconfig -property hms-default-vlsi-client-timeout=15
    3. HMS サービスを再起動します。

  • ソース仮想マシンにディスクの削除と追加を両方実行すると、レプリケーションがエラー状態になる

    [レプリケーションに新しいディスクを自動追加] オプションは有効です。仮想マシンの設定を編集して、単一タスク内でいずれかのディスクの削除と新しいディスクの追加を両方実行すると、レプリケーションがエラー状態になることがあります。

    回避策 1:Site Recovery ユーザー インターフェイスでレプリケーションを手動で再構成します。

    回避策 2:仮想マシンを変更する場合は、2 つの異なるタスクで新しいディスクの追加および削除を実行します。

  • 同じ SCSI デバイスでディスクを交換した後に、自動レプリケーションが開始されない

    新しいディスクの自動レプリケーションは有効です。1 つの手順で同じ SCSI デバイスに保護ディスクの削除と追加を両方行うと、レプリケーションは次のエラー状態になります。

    The set of disks on the vSphere Replication Server does not match the source set for replication '<vm name>'.

    回避策 1:2 つの構成操作を個別に行ってディスクを交換します。

    回避策 2:SCSI デバイスのディスクを 1 回の構成操作で交換した場合は、レプリケーションを再構成します。

  • ディスクのサイズ変更後に同期操作を実行すると、操作が失敗する。

    ディスクのサイズ変更を実行する場合、ディスクのサイズによっては、処理に数時間かかる場合があります。その間に同期操作を実行しようとすると、レプリケーションが [OK] 状態であっても操作が失敗します。

    回避策:ディスクのサイズ変更操作が完了するまで待機します。完了を確認するには、/var/log/vmware/hbrsrv.log ログ ファイルを確認します。このログ ファイルには、次のエントリが記録されます。

    Resizing disk <replicated disk ID>

  • vSphere Native Key Provider で暗号化された仮想マシンのレプリケーションのリカバリが失敗する

    Native Key Provider で構成されているクラスタから削除すると、ターゲット データストアが接続しているすべてのホストが [OK] 状態になります。ただし、リカバリを実行しようとすると、リカバリは失敗し、レプリケーションは [エラー] 状態になります。

    回避策:データストアをクラスタ内で再度アクセス可能にします。リカバリを試していないにもかかわらず、レプリケーションが依然として [OK] 状態の場合は、レプリケーションを再構成し、ターゲット データストアをクラスタ内でアクセス可能なデータストアに変更します。

  • 新しく追加された仮想ディスクが再保護操作時にレプリケートされない

    リカバリを実行し、リカバリした仮想マシンに新しいディスクを追加すると、新しいディスクが再保護操作時にレプリケートされません。最初のレプリケーションが新しいディスクを自動的にレプリケートするように構成されている場合、新しいディスクは自動的にレプリケートされません。

    回避策:新しいディスクを手動でレプリケーションに含めます。

  • リカバリ操作が進行しない

    短時間内に vVOL ターゲット データストアを含む仮想ディスクをレプリケーションから除外してから再度含めると、以降のリカバリ操作に影響することがあります。リカバリを実行しても進行しないことがあります。

    回避策 1:

    リカバリ操作をすでに開始している場合は、以下の手順を実行します。

    1. レプリカ ディスクを保持したままレプリケーションを削除します。

    2. シードを使用して、レプリケーションを再度構成します。

    3. リカバリを実行します。

    回避策 2:

    リカバリ操作を開始していない場合は、以下の手順を実行します。

    1. vVOL ターゲット データストアを含むディスクを除外します。

    2. レプリケーションを同期します。

    3. ディスクを再度含めます。

    4. リカバリを実行します。

  • レプリケーション同期が進行しない

    短時間内に vVOL ターゲット データストアを含む仮想ディスクをレプリケーションから除外して再度含めると、以降のレプリケーション同期操作に影響することがあります。レプリケーション同期を実行しても進行しないことがあります。

    回避策:

    1. vVOL ターゲット データストアを含むディスクを除外します。

    2. レプリケーションを同期します。

    3. ディスクを再度含めます。

  • VMware VRMS アプライアンスの管理を使用して IPv6 を構成すると、invalid property - dns エラーが発生する

    VMware VRMS アプライアンスの管理を使用して IPv6 を構成し、自動的に割り当てられた DNS で [ルーターのアドバタイズを使用して IPv6 設定を自動的に取得] オプションを選択すると、invalid property - dns エラーが発生します。

    回避策:

    vSphere Replication アプライアンス ホスト マシンに SSH 接続し、$netmgr ip6_address --set --interface --dhcp 0 --autoconf 1 を実行します。

    DHCP を介して IP アドレスを受信するには、$netmgr ip6_address --set --interface --dhcp 1 --autoconf 1 を実行します。

  • VMware VRMS アプライアンスの管理を使用して IPv6 設定を再構成できない

    [ルーターのアドバタイズを使用して IPv6 設定を自動的に取得] オプションまたは [DHCP を使用して IPv6 設定を自動的に取得] オプションを使用して IPv6 ネットワークを構成している場合、[DHCP を使用して IPv6 設定を自動的に取得] のみを使用して IPv6 を再設定することはできません。両方のオプションを選択するか、どちらも選択しないようにする必要があります。

    回避策:

    vSphere Replication アプライアンス ホスト マシンに SSH 接続し、$netmgr ip6_address --set --interface --dhcp 0 --autoconf 1 を実行します。

    DHCP を介して IP アドレスを受信するには、$netmgr ip6_address --set --interface --dhcp 1 --autoconf 1 を実行します。

  • ソース仮想マシン上の同一のディスクを削除してから別の仮想デバイス ノードに追加すると、レプリケーションの再構成に失敗する

    仮想ディスクを削除し、同一の VMDK ファイルを持つ新しい仮想ディスクを追加して、レプリケーションの再構成を手動または自動([レプリケーションに新しいディスクを自動追加] オプションを有効にした場合)で実行すると、処理が次のエラーで失敗します。

    Cannot reconfigure replication group '<VM_ID>' (managed object ID: 'GID-<group-ID>'). Details: 'Duplicate key (hms.Disk) { dynamicType = null, dynamicProperty = null, deviceKey = <DEVICE_KEY>, destination = (hms.ExtendedDatastorePath) { dynamicType = null, dynamicProperty = null, datastore = MoRef: type = Datastore, value = <DATASTORE>, serverGuid = null, path = <PATH>, fileName = <FILENAME>, dsCluster = null }, storageProfileId = null, useOfflineCopy = false, virtualDiskType = thin, skipDiskUuidValidation = true, replicationDiskId = null, contentId = null, capacityInKb = <CAPACITY> }'. ThrowableProxy.cause The operation is not allowed in the current state.

    回避策

    1. レプリケーションを停止し、レプリカ ディスクを保持します。

    2. ディスクをシードとして使用して再度レプリケーションを構成します。

  • 暗号化メカニズムとして vSphere Trust Authority から KMS に切り替えた後、レプリケーションの構成に失敗する

    vSphere Trust Authority を暗号化メカニズムとして使用している場合に、KMS サーバを使用して古い暗号化メカニズムに戻り、レプリケーションを構成しようとすると、プロセスが失敗することがあります。この問題は、暗号化メカニズムを切り替えた後に、暗号化キーがターゲット ホストに適切に配布されない可能性があるために発生します。

    回避策:HMS サービスを再起動します。

  • テスト リカバリがエラーで失敗する

    VMFS データストアへのレプリケーションを構成してから、このグループのディスクを vSAN データストアにレプリケートするように再構成した場合(ただし、仮想マシンのホームは引き続き VMFS データストアに対して構成されている)、テスト リカバリを実行すると、次のエラーが発生して失敗します。

    Cannot create a test bubble image for group '<group-ID>' on vSphere Replication Server...

    回避策 1:すべてのレプリカ ディスクを、VMFS データストアを使用するように再度構成します。

    回避策 2:仮想マシンのホームが、vSAN データストアにレプリケートされるように再構成します。

  • Mozilla Firefox ブラウザを使用して、vSphere ユーザー インターフェイスで複製された仮想マシンを右クリックし、[レプリケーションの再構成] を選択すると、Site Recovery ユーザー インターフェイスのポップアップ ウィンドウがブロックされ、通知が表示されない

    デフォルトで、Site Recovery ユーザー インターフェイスは新しいタブで開きます。Mozilla Firefox ブラウザを使用して、vSphere ユーザー インターフェイスで複製された仮想マシンを右クリックし、[レプリケーションの再構成] を選択すると、Site Recovery ユーザー インターフェイスのポップアップ ウィンドウがブロックされ、通知は表示されません。

    回避策:Mozilla Firefox の [オプション] メニューで、[コンテンツ] タブを選択し、ポップアップ例外リストに vCenter Server の URL を追加します。

  • vVol のターゲット データストアでシードを使用するレプリケーションの構成には成功するが、レプリケーションが Error 状態になる

    レプリケーションでスナップショットを含む仮想マシンをシードとして使用するように構成すると、構成操作は成功しますが、レプリケーションは Initial Full Sync の最後で Error 状態になります。エラーに関する説明が似ている問題が表示されます。

    A replication error occurred at the vSphere Replication Server for replication 'vmname'. Details: 'Error for (datastoreUUID: "vvol:9148a6192d0349de-94149524b5f52bc4"), (diskId: "RDID-fd3ed4de-2356-43c7-a0e2-7bc07a7da012"), (hostId: "host-33"), (pathname: "vmname/vmname.vmdk"), (flags: retriable): Class: NFC Code: 10; NFC error: NFC_DISKLIB_ERROR (Input/output error); Set error flag: retriable; Can't write (multiEx) to remote disk; Can't write (multi) to remote disk'.

    回避策:シードの仮想マシンからスナップショットを削除します。

  • 完全同期中に vSphere Replication が次のエラーで失敗する:vSphere Replication Server でレプリケーション エラーが発生しました

    完全同期中に、次のエラーが発生して vSphere Replication が失敗することがあります。

    A replication error occurred at the vSphere Replication Server for replication <group_name>. Details: 'Error for (datastoreUUID: "..."), (diskId: "..."), (hostId: "..."), (pathname: "..."), (flags: retriable, pick-new-host, nfc-no-memory): Class: NFC Code: 5; NFC error: NFC_NO_MEMORY; Set error flag: nfc-no-memory; Code set to: Host unable to process request.; Set error flag: retriable; Set error flag: pick-new-host; Can't write (single) to remote disk'.

    通常、このエラーは一時的なものであり、しばらくすると操作は成功します。

  • vCenter Server の SSL 証明書を置き換えると、vSphere Replication で証明書検証エラーが発生する。

    vCenter Server システムの SSL 証明書を置き換えると、vSphere Replication が vCenter Server への接続を試みるときに接続エラーが発生します。

    回避策:vCenter Server 証明書の更新方法、および vSphere Replication などのソリューションが機能し続けるようにするための方法の詳細については、http://kb.vmware.com/kb/2109074 を参照してください。

  • データの同期に失敗し、ソース vSphere Replication 管理サーバのログ ファイルにエラー DeltaAbortedException が記録される

    データ同期中にご使用の環境で接続の問題が発生した場合、以下の問題が発生していることがあります。

    • レプリケーション グループの同期が失敗して、ソース サイトの vSphere Replication Management Server の hms<n>.log ファイルに次のエラー メッセージが記述されます:

      DeltaAbortedException.

    • Site Recovery Manager ではレプリケーション グループ同期が以下のエラー メッセージで失敗します。

      VR synchronization failed for VRM group <group_name>. A generic error occurred in the vSphere Replication Management Server. Exception details: 'com.vmware.hms.replication.sync.DeltaAbortedException'.

    回避策:環境内の接続の問題を解決してから処理を続けます。

  • 最新の同期からの累積差分が大量にある場合に複数のレプリケーションを同時にリカバリすると、「最新の変更の同期」を行うフェイルオーバーが SocketTimeoutException で失敗する

    同じネットワークに大量のレプリケーション トラフィックがあると、vSphere Replication Management Server で、予定されている応答が vCenter リバース プロキシを介して受信されない可能性があります。一部のレプリケーション管理または監視操作が次のエラー メッセージで失敗する場合があります。

    com.vmware.vim.vmomi.client.exception.ConnectionException: java.net.SocketTimeoutException: Read timed out

    回避策:vCenter と vSphere Replication Management Server 間の管理通信が大量のレプリケーション トラフィックの影響を受けないように、vSphere Replication トラフィックのネットワーク トラフィック分離を構成します。「vSphere Replication のネットワーク トラフィックの分離」を参照してください。

  • ターゲット サイトで vSphere Replication サーバの IP アドレスを変更すると、レプリケーションのステータスが [無効 (RPO 違反)] になる

    ターゲット サイトで vSphere Replication サーバの IP アドレスを変更すると、このサイトへのすべてのレプリケーションのステータスが [無効 (RPO 違反)] になります。この問題は、IP アドレスが変更されたときに、ソース サイトのレプリケーションが自動的に再構成されていないことが原因で発生します。

    回避策:ターゲット vSphere Replication サーバの新しい IP アドレスがソース ホストで使用されるように、すべてのレプリケーションを再構成します。

  • 初期完全同期中に一時的にエラー状態になる

    初期同期中に、同期の状態が一時的に [エラー] に変わってから正常に戻るということが複数回繰り返される場合があります。このエラー状態は、ターゲット サイトのリソース不足を示している可能性があります。同期操作の IO ワークロードがターゲット ホストで処理できる負荷よりも高い場合、レプリケーションの状態が [エラー] に変わります。IO ワークロードが減少すると、エラーが表示されなくなります。

    回避策:レプリケーション ソース仮想マシンが実行されている各 ESXi ホスト上の HBR.TransferMaxContExtents と呼ばれるホスト構成オプションの値を減らします。デフォルト値は 8 です。この値を小さくすると、1 回の同期更新中に送信されるデータ ブロック サイズは減少しますが、初期完全同期の期間は長くなります。初期完全同期が完了したら、最大限の RPO パフォーマンスを得られるように値をデフォルト(8)に戻します。差分同期中に一時的なエラーが継続的に表示される場合、変更された多くのブロックが各差分同期で転送されていて、ターゲット サイトのホストが IO ワークロードに対応できていない可能性があります。この場合、HBR.TransferMaxContExtents 構成オプションを低い値を保持します。または、セカンダリ サイトにホストを追加することもできます。

  • VRM 管理者ロールまたは VRM 仮想マシン レプリケーション ロールが割り当てられているユーザーがレプリケーションの構成ウィザードにアクセスできない

    事前定義済みの VRM 管理者ロールまたは VRM 仮想マシン レプリケーション ロールが割り当てられているユーザーが Site Recovery のユーザー インターフェイスにログインし、レプリケーションを構成しようとしても、レプリケーションの構成ウィザードが起動しません。

    回避策:デフォルト ロールのクローンを作成し、プロファイル駆動型ストレージ -> プロファイル駆動型ストレージ ビュー権限を追加して、クローン作成されたロールをユーザーに割り当てます。

  • ゲスト OS で静止がサポートされていても、パワーオフされたレプリケーション ソース仮想マシンのレプリケーションの構成ウィザードで、静止を有効にするオプションが無効になっている

    Linux ソースと Windows ソースのいずれの場合も、[静止を有効にする] オプションは、ゲスト OS の情報に基づいて有効になります。仮想マシンが一度もパワーオンされていない場合、ゲスト OS の情報を使用できないため、ESXi ホストで常に、静止がサポートされていないことが報告されます。

    回避策:レプリケーションを構成する前に、レプリケーション ソース仮想マシンが少なくとも 1 回はパワーオンされていることを確認します。

  • vCenter Server 証明書の変更後、vSphere Replication サービスがアクセス不能になる

    vCenter Server 証明書を変更すると、vSphere Replication にはアクセス不能になります。

  • リカバリに失敗すると vSphere Replication Management Server (VRMS) がターゲットの vCenter Server の部分的にリカバリした仮想マシンをリークすることがある

    リカバリ中にリカバリした仮想マシンをターゲットの vCenter Server に登録した直後に、VRMS が停止することがまれにあります。レプリケーションの詳細パネルに VRM Server was unable to complete the operation. という最新のリカバリ エラーが表示されます。VRMS を再起動すると、部分的にリカバリした仮想マシンのファイルがクリーンアップされます。ターゲットの vCenter Server から仮想マシンを登録解除できないこともあります。以降のリカバリでは、選択した仮想マシン フォルダにすでに同じ名前のエンティティが含まれているというエラーがリカバリ ウィザードに表示されます。

    回避策:仮想マシンをターゲットの vCenter Server から手動で削除しますが、ディスクはレプリカのプレースホルダ ファイルを参照したままにします。

  • vSphere Replication でリカバリされた仮想マシンが vCenter Server でパワーオンしない

    仮想マシンでのリカバリの実行に vSphere Replication を使用した場合、失敗してレプリケーションのステータスが「リカバリ済み」以外になります。仮想マシンは vCenter インベントリで登録されていますが、それをパワーオンしようとすると、次のエラー メッセージで失敗します: File [datastorename] path/vmname.vmx was not found.

    vSphere Replication リカバリ ワークフローの一部としての仮想マシンの登録が vCenter Server で成功しても、一時的なネットワーク エラーによって応答が vSphere Replication Management Server に到達しない可能性があります。vSphere Replication によってレプリケーション イメージが戻され、仮想マシンの登録エラーが原因でリカバリ タスクが失敗したことが報告されます。別のリカバリを開始した場合、失敗して同じ名前の仮想マシンがすでに vCenter Server に登録されていることを示すメッセージが表示されます。

    回避策:部分的にリカバリされた仮想マシンを vCenter Server インベントリから削除します。ファイルをディスクから削除しないでください。リカバリを再度実行します。

  • 複数の仮想マシンのレプリケーション中に、vSphere Replication サーバはこれ以上 VRMS 接続を受け入れないが、仮想マシンのレプリケートは続行するという状態になることがある

    回避策:vSphere Replication サーバを再起動します。

  • vSphere Replication 操作が未認証エラーにより失敗する

    サイトで仮想マシンに対して vSphere Replication の構成などの操作を開始してから vCenter Server および vSphere Replication アプライアンスを別のサーバで再起動すると、vSphere Replication の操作が次のエラーで失敗することがあります:VRM Server generic error。このドキュメントでトラブルシューティング情報があるかどうかをチェックしてください。詳細な例外は:'com.vmware.vim.binding.vim.fault.NotAuthenticated'です。

    この問題は、vSphere Replication サーバのキャッシュ内に、vCenter Server と vSphere Replication アプライアンスを再起動する前の接続セッションが保持されることが原因で発生します。

    回避策:vSphere Web Client からログアウトして再度ログインすることで、vSphere Replication の接続キャッシュをクリアします。

  • vSphere Replication Management Server の操作がエラー「...UnmarshallException」で失敗する

    vSphere Replication Management Server の負荷が重い場合、または一時的なネットワーク エラーが発生した場合、通信レイヤーのエラーが原因で操作が UnmarshallException により失敗する可能性があります。

    回避策:失敗した操作を再度実行してください。

  • レプリケーション トラフィックの量が多いと vSphere Replication の操作に失敗する

    vSphere Replication の操作が java.net.UnknownHostException のエラーで失敗することがあります。これらのエラーは、ネットワークの輻輳のために DNS 要求がドロップされることが原因で発生します。

    回避策:vSphere Replication アプライアンスにトラフィック シェーピング、サービス品質、または DNS を構成することによって、管理トラフィックがドロップしないようにネットワークを構成します。解決方法の 1 つに、vSphere Replication アプライアンスのネットワーク アドレス キャッシュのポリシーを修正することが考えられます。

    1. vSphere Replication アプライアンスに root としてログインします。

    2. エディタでファイル /usr/java/jre-vmware/lib/security/java.security を開きます。

    3. networkaddress.cache.ttl の行のコメントを解除し、その値を 86,400 秒(24 時間)以上、または初期完全同期が完了するのに必要な最長時間に設定します。

    4. ファイルを保存し、vSphere Replication アプライアンスを再起動します。

    5. 残りのすべての vSphere Replication アプライアンスに対して同じ手順を繰り返します。

vCenter Server へのレプリケーション

  • レプリケーションを別のサーバに移動できない

    ローカル サイトで vSphere Replication 8.7 を実行し、リモート サイトで vSphere Replication 8.6 を実行している場合に、レプリケーションを別のサーバに移動しようとすると、プロセスが失敗し、次のエラーが表示されます。

    Cannot complete the operation due to an incorrect request to the server

    回避策 1:レプリケーションを移動する場合は、再構成ウィザードでターゲット レプリケーション サーバを指定します。

    回避策 2:ターゲット サイトをローカル サイトと同じバージョンにアップグレードします。

  • レプリケーション プロセスの構成と再構成がエラーで失敗する

    シード ディスク、vSAN ターゲット データストア、およびストレージ ポリシーである仮想マシン暗号化ポリシーを使用してレプリケーションを構成または再構成しようとすると、プロセスが失敗し、次のエラーが表示されます。

    A generic error occurred in the vSphere Replication Management Server. Exception details: Cannot apply policy to vSAN object 'xxx' (status: 'failed', fault: InvalidArgument, message: Non vSAN Profile)

    このエラーは、1 つ以上の vSAN ルールがないストレージ プロファイルを vSAN オブジェクトに適用できないために発生します。

    回避策 1:事前定義済みのストレージ ポリシー(例:管理ストレージ ポリシー - 暗号化)を使用します。

    回避策 2:少なくとも 1 つの vSAN ルールを含むカスタム ストレージ ポリシーを作成します。

  • 新しく登録された仮想マシンへのレプリケーションを構成すると、エラーで失敗する

    フェイルオーバーを正常に実行した後に、リカバリされた仮想マシンを削除して、その後再登録した場合、この仮想マシンのレプリケーションを構成しようとすると、次のエラーが発生してプロセスは失敗します。

    VM ‘<VM_ID>’ was recovered in optimized reprotect mode in another replication group. To configure new replication for the VM, you must first remove the existing recovered replication.

    回避策:この仮想マシンで vSphere Replication を無効にします。https://kb.vmware.com/s/article/2106946 を参照してください。

  • アクティブなレプリケーションで暗号化されていないソース仮想マシンを暗号化することができない

    アクティブなレプリケーション構成で暗号化されていない仮想マシンを暗号化すると、暗号化が失敗します。

    回避策:暗号化されていない仮想マシンをリカバリし、暗号化されたシード ディスクを使用して新しいレプリケーションを構成します。

    1. リモート サイトの仮想マシンをリカバリします。仮想マシンはパワーオンしないでください。

    2. ソース仮想マシンのレプリケーションを削除します。

    3. ターゲット サイトの仮想マシンの設定を編集し、仮想マシンのストレージ ポリシーを仮想マシン暗号化ポリシーに変更します。

    4. ソース サイトのソース仮想マシンの設定を編集し、仮想マシンのストレージ ポリシーを仮想マシン暗号化ポリシーに変更します。

    5. ターゲット サイトのリカバリした仮想マシンの登録を解除します。ただし、ディスクを削除しないでください。

    6. 新しいレプリケーションを構成し、ターゲット サイトのリカバリされた仮想マシンのディスクをシードとして選択します。

  • 複数の特定時点でのインスタンスを有効にしてリカバリされた仮想マシンは、以前のスナップショットに戻してから再度最新のスナップショットに戻すと、最新のスナップショットに接続されたディスクが失われる場合がある

    特定の時点のインスタンスを有効にした仮想マシンをリカバリして未解決のディスクを接続した場合、ディスクは最新のスナップショットに接続されます。以前のスナップショットに戻してから最新のスナップショットに戻すと、接続されたディスクは使用できなくなります。

    回避策:仮想マシンの設定を編集して、必要なディスクを既存のハード ディスクとして追加します。

  • vSphere Replication 8.8 で仮想マシンをリカバリすると、リカバリした仮想マシンのパワーオンが失敗する

    レプリケートされた仮想マシンが分散仮想スイッチに接続されていて、自動化された DRS クラスタでリカバリを実行しようとすると、リカバリ操作は成功しますが、処理後の仮想マシンのパワーオンができなくなります。

    回避策:リカバリした仮想マシン設定を編集して、適切なネットワークに接続します。

  • vSphere Replication サーバの追加登録に時間がかかる

    vCenter Server が数百台規模の ESXi Server ホストを管理している場合、vSphere Replication アプライアンスへの vSphere Replication サーバの追加登録に数分かかることがあります。これは、vSphere Replication サーバを各 ESXi Server ホストに登録する必要があることが原因です。

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