アプリケーションを分析して、変換の対象となるコンポーネントを特定できます。Application Transformer for VMware Tanzu は Cloud Suitability Analyzer (CSA) と統合され、分析中に 1 ~ 10 のスコアを生成して、コンテナ化に対するアプリケーションの準備状況を判定します。
手順
- メイン メニューで、[分析] をクリックします。
- アプリケーション名の横にある矢印をクリックします。
アプリケーションの分析可能なコンポーネントと分析不可のコンポーネントのリストが表示されます。
- [分析可能] タブで、次の手順を実行します。
- [分析] をクリックします。
- WebLogic の場合:分析タスクは、Oracle の WDT (Oracle WebLogic Server Deploy Tooling) を内部で使用してドメイン情報を抽出し、また、Cloud Suitability Analyzer を使用して検出されたアプリケーションを分析します。コンテナ化の前に実行できるモデル .yaml ファイルが生成されます。
- Tomcat の場合:分析タスクは、構成用の tomcat インスタンスを、
CATALINA_BASE
、展開済みアプリケーション、カスタム ライブラリ、DB リソースから検出し、Cloud Suitability Analyzer を使用して検出されたアプリケーションを分析します。
- JBoss の場合:分析タスクは、展開済みアプリケーションの JBoss インスタンスを検出し、Cloud Suitability Analyzer を使用して分析します。
- JAVA の場合:分析タスクは、アプリケーション バイナリを検出し、Cloud Suitability Analyzer を使用して分析します。
- タスク リストに分析タスクがトリガされたことが表示されます。
- タスクが成功したら、次の操作を実行できます。
- コンポーネントで実行しているサービスのリストと、CSA によって判定されたスコアを表示します。
- スコアが 10 の場合、アプリケーションはコンテナ化に対して良好な状態です。
- スコアが低い(10 未満)場合、Application Transformer for VMware Tanzu は評価結果のリストを提供し、コンテナ化のためにアプリケーションを更新するための推奨事項のリストを準備します。引き続きコンテナ化するか、コンポーネントにタグを付けてリファクタリングし、再分析してからコンテナ化することができます。
- サービス名をクリックして、パス、スコア、推奨事項(ある場合)などの詳細を表示します。
- [サービス] フィールドの横にあるプラス記号をクリックして JAR、WAR、または JAVA ファイルを追加し、サービス名とそのパスを入力し、分析をトリガしてスコアを判定します。
- スコアをクリックして、別のタブを表示します。
- [サマリ]:ファイル数、クラス ファイル、評価結果、技術スコア、推奨事項など、すべてのアプリケーションの詳細情報を提供します。
- [評価結果]:サービスに固有の情報を提供します。
- [チャート]:サービスに存在する上位の API(最大 5 つ)を提供します。
分析が成功すると、
[変換に昇格] オプションが利用可能になります。
- [変換に昇格] オプションをクリックします。
注: コンポーネントを変換フェーズに昇格すると、操作を取り消すことはできません。ただし、コンポーネントを再分析して、コンポーネント スコアとアーティファクト メタ データを更新できます。
- 確認ページで [続行] をクリックします。
見つからないファイルがあれば、ファイル名のリストがメッセージ プロンプトに表示されます。
ステータスが
[変換に移行] として表示されます。