申請ユーザーにより申請フォームで予約ポリシー名が選択された場合、申請ユーザーに適用できる予約ポリシー名を取得するカスタム プロパティ定義を追加します。予約ポリシー セレクタのカスタム プロパティ定義は、vRealize Orchestrator アクションを使用して値を取得します。

制限事項

予約ポリシー セレクタのカスタム プロパティを使用する場合は次の制限を考慮します。

  • カスタム プロパティの名前は ReservationPolicyID にする必要があります。この名前は必須です。予約ポリシー セレクタに複数のプロパティ定義を作成することはできません。
  • このアクションは、ターゲット エンドポイント(vCenter Server インスタンスや他のプラットフォームなど)に予約ポリシーが適用されるかどうかを検証せずに、申請ユーザーに適用できるすべての予約ポリシーを取得します。サービス カタログ ユーザーは、選択したブループリントのターゲット システムに適用できない予約を選択する場合があります。ユーザーが誤った予約を選択した場合、カタログ申請は失敗します。
  • このアクションは、申請ユーザーの予約ポリシーのみを取得します。別のユーザーの代わりに申請を送信しても、自分の予約ポリシーとして取得されます。たとえば、予約 1 と予約 3 がビジネス グループ 1 に関連付けられている場合、ビジネス グループ 1 ユーザーには予約 2 ではなく予約 1 と 3 のみが表示されます。

前提条件

外部の vRealize Orchestrator サーバを使用している場合は、正しく設定されていることを確認してください。『vRealize Automation の構成』を参照してください。

カスタム プロパティの設定値

これらのオプションは、カスタム プロパティを作成するために使用します。全体の手順については、vRealize Orchestrator アクションのカスタム プロパティ定義の作成を参照してください。

表 1. 予約ポリシー カスタム プロパティの設定値
オプション
名前 ReservationPolicyID を使用する必要があります。
データ タイプ 文字列
表示方法 ドロップダウン
外部
Action フォルダ com.vmware.vra.reservations
スクリプト アクション getApplicableReservationPolicies

このスクリプト アクションはスクリプトの一例です。環境に固有のアクションを作成できます。

入力パラメータ パラメータは不要です。

ブループリントの設定

[ブループリントのプロパティ] タブにカスタム プロパティを追加するには、ブループリント マシン プロパティとしてのカスタム プロパティまたはプロパティ グループの追加を参照してください。