申請フォームでネットワークをユーザーに選択させる場合、vRealize Automation データベースからネットワーク名を取得するカスタム プロパティを追加します。ネットワーク セレクタのカスタム プロパティは、vRealize Orchestrator アクションを使用して値を取得します。
制限事項
ネットワーク セレクタのカスタム プロパティを使用する場合は次の制限を考慮します。
- カスタム プロパティの名前は VirtualMachine.Network0.Name にする必要があります。この名前は必須です。ネットワーク セレクタ用の複数のプロパティ定義を作成することはできません。
- このアクションは、ターゲット vCenter Server インスタンスにネットワーク名が適用されるかどうかを検証せずに、申請ユーザーのすべてのネットワーク名を取得します。サービス カタログ ユーザーは、選択したターゲットに適用できないネットワークを選択する場合があります。誤ったネットワークが選択された場合、カタログ申請は失敗します。
- このアクションは、申請ユーザーのネットワーク名のみを取得します。他のユーザーの代わりに申請を送信しても、自分のネットワークとして取得されます。たとえば、ネットワーク A とネットワーク C がビジネス グループ 1 に関連付けられている場合、ビジネス グループ 1 ユーザーにはネットワーク B ではなくネットワーク A と C のみが表示されます。
前提条件
外部の vRealize Orchestrator サーバを使用している場合は、正しく設定されていることを確認してください。『vRealize Automation の構成』を参照してください。
カスタム プロパティの設定値
これらのオプションは、カスタム プロパティを作成するために使用します。全体の手順については、vRealize Orchestrator アクションのカスタム プロパティ定義の作成を参照してください。
オプション | 値 |
---|---|
名前 | VirtualMachine.Network0.Name を使用する必要があります。 VirtualMachine.Network0.Name の詳細については、Custom Properties V Tableを参照してください。 |
データ タイプ | 文字列 |
表示方法 | ドロップダウン |
値 | 外部 |
Action フォルダ | com.vmware.vra.networks |
スクリプト アクション | getApplicableNetworks このスクリプト アクションはスクリプトの一例です。環境に固有のアクションを作成できます。 |
入力パラメータ | パラメータは不要です。 |
ブループリントの設定
ブループリントの [ネットワーク] タブでカスタム プロパティを追加します。ネットワーク カスタム プロパティとしてのカスタム プロパティの追加を参照してください。