Carbon Black は、Carbon Black Cloud コンソールでの仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) アセットの表示および管理方法を改善しました。

環境構成が VDI データの表示方法に与える影響を理解することが重要です。

注: 環境内で VDI クローン機能を有効にするには、 VMware Carbon Black サポートにお問い合わせください。

VDI クローンは、Carbon Black Cloud コンソールで個別のタイプのアセットとしてリストされます。コンソールの [インベントリ] 画面から、クローンおよびポリシー割り当てのセンサー登録を開始および管理できます。

Horizon、Citrix、または vCenter Server を使用してクローンを作成できます。仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) が有効で、 Carbon Black Cloud Windows センサー バージョン 3.7 メンテナンス リリース 2 以降の場合、センサーは Horizon クローンおよび Citrix VDI クローンを識別します。
  • クローンが Horizon VDI クローンであるかどうかを識別するために、センサーは Horizon Agent サービスによって設定された特定のフィールドをチェックし、その情報をクラウドに送信します。
  • クローンが Citrix ベースの VDI クローンであるかどうかを識別するために、センサーは Citrix Agent サービスがアセットに存在するかどうかを確認し、そのアセットをクラウド内の Citrix VDI クローンとして報告します。
    注: vSphere 環境に含まれていない Citrix が管理する VDI アセットは、ワークロードとして扱いません。次の表では、ライセンスと機能の有効化に応じて、VDI クローンおよび関連するゴールド イメージが Carbon Black Cloud コンソールに表示される場所について説明します。
    VDI クローン機能が次の場合: エンドポイント保護が次の場合: Cloud Workload Protection が次の場合: インベントリにゴールド イメージを表示する > インベントリに VDI クローンを表示する >
    有効 有効 有効 ワークロード VDI クローン
    有効 有効 有効ではない エンドポイント VDI クローン
    有効 有効ではない 有効 ワークロード VDI クローン
    有効ではない 有効 有効 ワークロード ワークロード
    有効ではない 有効 有効ではない エンドポイント エンドポイント
    有効ではない 有効ではない 有効 ワークロード ワークロード

Horizon または Citrix で管理されていない vCenter Server クローンは、VDI クローンとして検出されません。Cloud Workload Protection が有効になっている場合、これらのアセットは [インベントリ] > [仮想マシン ワークロード] の下に表示されます。

Carbon Black Cloud Workload Appliance をインストールしている場合は、ESXi ホストや、vSphere に展開されている VDI クローンおよびゴールド イメージの vCenter Server などの、追加の vSphere メタデータを表示できます。

Workload Appliance は、Carbon Black センサーがインストールされている VDI アセットを可視化することもできます。

Horizon Console でインスタント クローン デスクトップ プールを作成したら、ゴールド イメージの Carbon Black センサーが使用可能なクローンに自動登録されます。センサーが登録されているすべてのクローンは、[インベントリ] 画面で使用できます。

VDI クローン機能を有効にしている場合、Carbon Black Cloud コンソールはゴールド イメージとそのクローンを親子関係として表します。クローンを含むゴールド イメージは、[インベントリ] 画面のチャート アイコンで認識できます。ゴールド イメージの行をダブルクリックすると、このゴールド イメージが識別するクローンの数を表示できます。クローンを選択すると、[インベントリ] > [VDI クローン] 画面が表示され、指定されたゴールド イメージに関連付けられているすべてのクローンの詳細を表示できます。