セル管理ツールの configure-metrics コマンドを使用して、収集するメトリックのセットを構成することができます。
VMware Cloud Director は、仮想マシンのパフォーマンスおよびリソース使用に関する現在および過去の情報を提供するメトリックを収集できます。このサブコマンドを使用して、VMware Cloud Director によって収集されるメトリックを構成します。cell-management-toolcassandra サブコマンドを使用して、VMware Cloud Director メトリック リポジトリとして使用するための Apache Cassandra データベースを構成します。Cassandra メトリック データベースの構成を参照してください。
手順
例: メトリック データベース接続の構成
この例では、/tmp/metrics.groovy ファイルで指定されているように、メトリック収集を構成します。
[root@cell1 /opt/vmware/vcloud-director/bin]# ./cell-management-tool configure-metrics --metrics-config /tmp/metrics.groovy
VMware Cloud Director メトリック収集サービスでは、vSphere Performance Manager で収集されたメトリックのサブセットを実装します。メトリック名と収集パラメータの詳細については、vSphere Performance Manager のドキュメントを参照してください。metrics-config ファイルでは、1 つ以上のメトリック名を列挙し、列挙した各メトリックの収集パラメータを提供します。以下にその例を挙げます。
configuration { metric("cpu.usage.average") metric("cpu.usagemhz.average") metric("cpu.usage.maximum") metric("disk.used.latest") { currentInterval=300 historicInterval=300 entity="VM" instance="" minReportingInterval=1800 aggregator="AVERAGE" } }
次のメトリック名がサポートされています。
メトリック名 |
説明 |
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この仮想マシンでアクティブに使用される平均 CPU(使用可能な合計 CPU を占める割合)のホストのビュー。すべてのソケットのすべてのコアが含まれます。 |
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この仮想マシンでアクティブに使用される平均 CPU(実際の測定値)のホストのビュー。すべてのソケットのすべてのコアが含まれます。 |
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この仮想マシンでアクティブに使用される最大 CPU(使用可能な合計 CPU を占める割合)のホストのビュー。すべてのソケットのすべてのコアが含まれます。 |
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この仮想マシンによって使用されるメモリ(構成済みの合計メモリを占める割合)。 |
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含まれる組織仮想データセンターで、この仮想ハード ディスクに割り当てられたストレージ容量。 |
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すべての仮想ハード ディスクによって使用されるストレージ。 |
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すべての仮想ハード ディスクの平均読み取り比率。 |
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すべての仮想ハード ディスクの平均書き込み比率。 |
仮想マシンに複数のディスクが含まれる場合、VMware Cloud Director はメトリックをすべてのディスクの集計として報告します。CPU メトリックは、すべてのコアおよびソケットの集計です。
名前付きの各メトリックについては、次の収集パラメータを指定できます。
パラメータ名 |
値 |
説明 |
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秒を示す整数 |
現在のメトリックのクエリで、最新の使用可能なメトリック値のクエリ時に使用する間隔(秒)。デフォルト値は |
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秒を示す整数 |
履歴のメトリック値のクエリ時に使用する間隔(秒)です。デフォルト値は |
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メトリックが使用可能な vCenter Server オブジェクトのタイプ。デフォルトは、 |
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vSphere Performance Manager の |
メトリックの個々のインスタンス(たとえば、個々の CPU コア数)、すべてのインスタンスの集計、またはその両方のデータを取得するかを指定します。 |
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秒を示す整数 |
時系列データのレポートに使用する、デフォルトの集計間隔(秒)を指定します。収集間隔の頻度が不十分である場合に、レポートの頻度を調整できます。デフォルトは |
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