VMware Cloud Foundation+ でオンプレミス インフラストラクチャを使用するプロセスでは、まずサブスクリプションを購入してから、VMware Cloud services の組織にサブスクリプションを適用します。
新しいサブスクリプションを購入することも、既存のライセンスをサブスクリプションにアップグレードすることもできます。サブスクリプションの期間は、事前に定義された期間(1 年または 3 年)になります。サブスクリプションを購入する準備ができたら、VMware 営業担当者または VMware パートナーにお問い合わせてください。ご利用の VMware Cloud Foundation 環境に適したサブスクリプションを提供したり、VMware Cloud Universal プログラムを通して直接購入できるようにいたします。
VMware Cloud Foundation+ サブスクリプションには、VMware Cloud Foundation インスタンスをサブスクリプションに追加した後に使用できる VMware® Tanzu Standard Runtime Edition も含まれています。
必要なサブスクリプション キャパシティの決定
VMware Cloud Foundation+ のサブスクリプション キャパシティは、vSphere+ および vSAN+ のキャパシティ単位に基づいています。キャパシティは、VMware Cloud Foundation+ にサブスクライブする VMware Cloud Foundation インスタンスに関連付けられているすべての ESXi ホスト上の各 CPU の物理 CPU コアの合計数に基づいています。同様に、vSAN ストレージの場合、サブスクリプション キャパシティは、VMware Cloud Foundation によって管理される vSAN クラスタに関連付けられているすべての ESXi ホスト上の各 CPU の物理 CPU コアの合計数に基づいています。
CPU あたり 16 コア以上のキャパシティを購入する必要があります。
Subscription capacity = number of cores required per CPU × number of CPUs per ESXi host × number of ESXi hosts
次の方法で、必要なサブスクリプション キャパシティを決定できます。
ESXi ホスト |
ESXi ホストあたりの物理 CPU 数 |
CPU あたりのコア数 |
必要なサブスクリプション キャパシティ |
計算 |
---|---|---|---|---|
2 |
2 |
8 |
64 |
各 CPU のコア数は 8 ですが、サブスクリプションの最小キャパシティは CPU あたり 16 コアで、2 台の ESXi ホストそれぞれに 2 つの CPU があるため、64 コアを購入する必要があります。 |
1 |
4 |
16 |
64 |
サブスクリプション キャパシティは、コアの合計数 × CPU の数 × ESXi ホストの数です。 |
購入したコア数を超えている追加の使用量は、購入時にサインアップした超過料金の価格設定に基づいて課金されます。
購入オプション
サブスクリプションは複数の販売元から購入できます。さまざまな販売元から購入すると、異なる販売責任者が購入されたリソースに関連付けられます。販売責任者は、購入されたリソースの請求を行います。また、販売責任者は支払いタイプ、利用規約、カタログ、地域、通貨などの属性も決定します。複数のオプションにより、組織に最適な販売者属性を選択できます。
VMware Cloud Universal を介したサブスクリプションの購入と適用
VMware Cloud Universal を介してソリューションまたはサービスを使用している場合は、VMware Cloud services アカウントで VMware サブスクリプション購入プログラム (SPP) ファンドを使用して、VMware Cloud コンソール で直接 VMware Cloud Foundation+ サブスクリプションを購入できます。
前提条件
手順
- VMware Cloud アカウントを使用して、https://vmc.vmware.com で VMware Cloud コンソール にログインします。
- [サブスクリプション] ページで、[期間契約の作成] をクリックして、[VMware Cloud Foundation+] を選択します。
- サブスクリプション コンポーネントを確認し、[次へ] をクリックします。
- サブスクリプション期間、請求オプション、およびキャパシティ(物理 CPU コア数の形式で)を選択し、[次へ] をクリックします。
- 注文を確認し、[注文する] をクリックします。
次のタスク
注文が処理されると、サブスクリプションがアクティブであるという E メール通知が届きます。サブスクリプションは、アカウントと組織に自動的に適用されます。
VMware セールスまたは VMware パートナーからのサブスクリプションの購入と適用
VMware のセールスまたは VMware のパートナーから VMware Cloud Foundation+ サブスクリプションを購入すると、サブスクリプションを適用するための一意のリンクを含む E メールが 24 時間以内に送信されます。このリンクを使用して、画面上のプロンプトに従い、VMware Cloud Foundation+ サブスクリプションを適用します。
VMware Cloud コンソール に初めてログインする場合は、VMware Cloud アカウントと組織を作成してから、サブスクリプションを組織に適用します。
VMware Cloud アカウントは、VMware Cloud services にサブスクライブされているグループまたは事業部門に対応する組織に基づいています。VMware Cloud services では組織を使用して、1 つ以上のサービスへのアクセスを制御します。VMware Cloud アカウントは組織内に含まれています。
手順
サブスクリプションを購入して適用した後の操作
VMware Cloud Foundation+ サブスクリプションを購入して組織に適用したら、組織のメンバーを追加し、オンプレミス展開を VMware Cloud に接続します。
VMware Cloud コンソール の [ジャーニー マップ] 画面で手順を確認します。
次に、以下のタスクを実行します。
VMware Cloud Foundation+ 環境も管理するメンバーを VMware Cloud services の組織に追加します。組織アカウントの管理 を参照してください。
VMware Cloud Foundation 4.5.x または VMware Cloud Foundation 5.0 展開を指定します。
インフラストラクチャを管理するために VMware Cloud Foundation のクリーン展開を計画している場合、ブリングアップ前に展開パラメータ ワークブックで有効化されているサブスクリプション対応モードで VMware Cloud Foundation を展開します。VMware Cloud Foundation の展開の概要を参照してください。
展開を VMware Cloud Foundation 4.5 x または VMware Cloud Foundation 5.0 にアップグレードします。
バージョン 4.3 またはバージョン 4.4 からアップグレードする場合、少なくとも、管理ドメインを VMware Cloud Foundation 4.5 にアップグレードするか、管理ドメインを VMware Cloud Foundation 5.0 にアップグレードし、vCenter Server 7.0 Update 3h の非同期パッチを VI ワークロード ドメインの vCenter Server インスタンスに適用する必要があります。
VMware Cloud Gateway インスタンスを使用して、展開を VMware Cloud Foundation+ に接続します。VMware Cloud Foundation から VMware Cloud への接続を参照してください。