このワークフローは、シナリオで、シングルポッド仲介を使用して Horizon Cloud 環境のポッドと Workspace ONE Access Connector アプライアンスを統合する場合に使用します。Horizon Cloud 環境がシングルポッド仲介用に構成されていて、Microsoft Azure のポッドを Workspace ONE Access と統合する場合は、ポッド自体を参照するように Workspace ONE Access Connector アプライアンスを構成します。これにより、アプライアンスがポッドからユーザー資格を同期できるようになります。このワークフローは主にこのタイプの統合のために使用され、それによって Workspace ONE Access Connector はポッド マネージャ仮想マシンへの SSL 接続を信頼します。まれなシナリオとして、一部の組織でポッド マネージャ仮想マシンに SSL 証明書を直接配置することが必要になる場合がありますが、そのような状況は一般的ではなく、ほとんどの組織では発生しません。
シングルポッドまたはポッド単位の仲介を使用するように環境が構成されている場合、Workspace ONE Access Connector は、それらのアプライアンスの前にある Microsoft Azure ロード バランサを介してポッド マネージャ仮想マシンと通信します。この通信を行うには、Workspace ONE Access Connector がポッド マネージャ仮想マシンへの SSL 接続を信頼できるようにする必要があります。これらのポッド マネージャ仮想マシンに SSL 証明書を配置することで、その信頼された通信が可能になります。
ポッド マネージャ仮想マシンが SSL 証明書を使用して構成されるシナリオについては、ポッド マネージャ仮想マシンと、SSL 証明書が必要になる特別なシナリオについての説明をお読みください。主なユースケースは、環境がシングルポッド仲介用に構成されていて、ポッドを Workspace ONE Access Connector と統合して、エンド ユーザーが Workspace ONE Access を使用してポッドでプロビジョニングされたリソースにアクセスできるようにする場合です。統合ワークフローについては、シングルポッド仲介を使用した Horizon Cloud 環境:Microsoft Azure の環境の Horizon Cloud ポッドと Workspace ONE Access の統合を参照してください。
以下の手順はHorizon Universal Consoleで実行されます。
前提条件
このワークフローを開始する前に、Horizon Universal Console コンソールの [ポッド証明書のアップロード] ワークフローを実行して、Horizon Cloud ポッドのマネージャ仮想マシンで SSL 証明書を構成するための前提条件 に記載されている必要事項を満たしていることを確認します。特に、コンソールのワークフローで必要な 3 つの証明書ファイルがあり、そのリンク ページに記載されている基準を満たしていることを確認します。