クラウドベースの管理コンソールに対する認証プロセス中に、最初のログイン画面では特定のテナントに関連付けられた既存の VMware Customer Connect アカウントが必要です。会社または組織内の他のユーザーに、その最初のログイン画面にログインする権限を付与するには、個々の VMware Customer Connect アカウントがこの同じテナントと適切なロールに関連付けられている必要があります。個人のアカウントに割り当てられたロールは、その個人がコンソールを使用してテナント内で実行することが許可されるアクションのタイプと一致している必要があります。
この手順を使用して割り当てるロールは、ユーザーの認証済みセッションでそのユーザーがコンソールに表示できるもの、および、コンソールに表示されたものに対して実行できるアクションの両方を決定するためにコンソールが使用する 2 種類のロールのいずれかです。VMware Customer Connect アカウントに割り当てられているロールによって、次の項目が決定されます。
- 個人がコンソールのログイン画面を使用してコンソールに対して認証できるか。
- ユーザーがコンソールのすべての領域を表示できるか、またはヘルプデスク関連領域など、領域のサブセットのみを表示できるか。
- 表示できるコンソールの領域内で、ユーザーが呼び出すことができる特定のアクション。
VMware Customer Connect アカウントに関連付けられたロールに加え、Active Directory ドメインが Horizon Cloud テナントに登録されている場合、ユーザーの Active Directory グループに割り当てられたロールは、VMware Customer Connect アカウントに関連付けられたロールと連携して使用できるアクセス権をユーザー アカウントに付与します。ユーザー アカウントが属する Active Directory グループに割り当てられたロールは、コンソールの 2 番目のログイン画面で Active Directory アカウントの認証情報を使用してログインしたユーザーが、コンソールのどの要素にアクセスできるかを制御します。これらのロールのリストについては、Active Directory グループの個人が Horizon Cloud テナント環境に対して認証された後、その個人に対して Horizon Universal Console のどの部分を有効にするかを制御するロールをそのグループに割り当てるを参照してください。
これらの手順は https://cloud.horizon.vmware.com の Horizon Universal Console を使用して実行します。そのコンソールで、VMware Customer Connect アカウントをテナントに関連付けます。コンソールを使用する場所は、テナントにクラウド接続されたポッドがないか、少なくとも 1 つあるかによって異なります。テナントにクラウド接続されたポッドがまだない場合は、[はじめに] ページを使用してこれらの手順を実行する必要があります。クラウド接続されたポッドが少なくとも 1 つ存在するようになるまで、コンソールでは [はじめに] 以外のページへのアクセスが禁止されます。
- その機能が最新の第 1 世代の Horizon Cloud ポッド マニフェスト、Horizon ポッドのバージョン、または Horizon Cloud Connector のバージョンでのみ使用可能なシステム コードに依存するかどうか。
- 機能が初登場したときに、リリース ノートに記載されているように制限付きで機能へのアクセスが提供されるかどうか。
- 機能に特定のライセンスまたは SKU が必要かどうか。
このドキュメントに機能の記載があり、第 1 世代のコンソールにその機能が表示されない場合は、まずリリース ノートを読み、その機能のアクセスが制限されているかどうか、およびテナントで有効化をリクエストする方法について確認します。または、このドキュメントに記載されている機能を使用する資格があり、コンソールにその機能が表示されない場合は、VMware Horizon Cloud Service の担当者に問い合わせるか、担当者がいない場合は Customer Connect でサポート リクエストを発行する方法 (VMware KB 2006985)の記載内容に従って、サービス リクエストを Horizon Cloud Service チームに発行することができます。
手順
結果
追加されたすべての VMware Customer Connect アカウント ID が vmware.com に存在する場合、それらを使用して最初の Horizon Cloud ログイン画面で認証することができます。
次のタスク
追加されたユーザーの Active Directory アカウントが、Horizon Cloud の役割がまだ関連付けられていない Active Directory グループにある場合は、Active Directory グループの個人が Horizon Cloud テナント環境に対して認証された後、その個人に対して Horizon Universal Console のどの部分を有効にするかを制御するロールをそのグループに割り当てるの説明どおりに手順を完了します。Horizon Universal Console を使用して Horizon Cloud 環境で作業するためにユーザーに付与する 2 種類のロールに関するベスト プラクティスで説明されている組み合わせのベスト プラクティスに従ってください。