ハードウェア ゲートウェイを NSX Controller に接続するには、物理スイッチ上に OVSDB 管理テーブルを設定する必要があります。

コントローラは、物理スイッチからの接続を listen します。そのため、ハードウェア ゲートウェイは、接続を開始するために OVSDB 管理テーブルを使用する必要があります。

前提条件

ハードウェア ゲートウェイ インスタンスを設定する前に、コントローラをデプロイする必要があります。コントローラを先にデプロイしない場合、「コントローラ上での操作に失敗しました」というエラー メッセージが表示されます。

手順

  1. 環境に適したコマンドを使用して、ハードウェア ゲートウェイを NSX Controller に接続します。
    ハードウェア ゲートウェイを NSX Controller に接続するためのサンプル コマンドは次のとおりです。
    prmh-nsx-tor-7050sx-3#enable
    prmh-nsx-tor-7050sx-3#configure terminal
    prmh-nsx-tor-7050sx-3(config)#cvx
    prmh-nsx-tor-7050sx-3(config-cvx)#service hsc
    prmh-nsx-tor-7050sx-3(config-cvx-hsc)#manager 172.16.2.95 6640
    prmh-nsx-tor-7050sx-3(config-cvx-hsc)#no shutdown
    prmh-nsx-tor-7050sx-3(config-cvx-hsc)#end
  2. ハードウェア ゲートウェイ上で OVSDB 管理テーブルを設定します。
  3. OVSDB のポート番号を 6640 に設定します。
  4. (オプション) ハードウェア ゲートウェイが、OVSDB チャネル経由で NSX Controller に接続していることを確認します。
    • 接続状態が [UP] であることを確認します。
    • VM1 と VLAN 160 に ping を送信して、接続が成功したことを確認します。
  5. (オプション) ハードウェア ゲートウェイが適切な NSX Controller に接続していることを確認します。
    1. vSphere Web Client にログインします。
    2. [ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] > [管理 (Management)] > [NSX Controller ノード (NSX Controller nodes)] の順に選択します。