IPFIX (Internet Protocol Flow Information Export) は ETF プロトコルで、エンド デバイスから監視システムにフロー情報をエクスポートする際の標準を定義します。NSX では、IPFIX を使用して IP フロー情報をコレクタにエクスポートします。
次の場所で IPFIX を有効にします。
- vSphere Distributed Switch (VDS)
- 分散ファイアウォール (DFW)
vSphere 環境では、vSphere Distributed Switch がエクスポータになり、ネットワーク ベンダーから提供される監視ツールがコレクタになります。
IPFIX 標準では、IP フロー情報の表示方法が指定されます。また、フロー情報をエクスポータからコレクタに転送する方法も定義されています。
vSphere Distributed Switch で IPFIX を有効にすると、コレクタ ツールに定期的にメッセージが送信されます。メッセージの内容はテンプレートで定義されます。テンプレートの詳細については、IPFIX テンプレート を参照してください。