移行する前に、ドキュメントを参照して、必要なソフトウェア バージョンがインストールされていることを確認する必要があります。また、必要に応じて既存の NSX-v 環境を変更し、新しい NSX-T 環境用のインフラストラクチャを展開する必要があります。
ドキュメント
このガイドの最新バージョンと、NSX-T Data Center および Migration Coordinator のリリース ノートを確認してください。これらのドキュメントは、docs.vmware.com のポータルで確認できます。
必要なソフトウェアと、そのバージョン
- NSX-v バージョン 6.4.4、6.4.5、6.4.6、6.4.8 およびそれ以降がサポートされています。
- 使用している vRealize Automation のバージョンで、この移行がサポートされている必要があります。この移行のサポートは、vRealize Automation 8.3 以降で使用できます。https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Automation/index.htmlの「vRealize Automation ドキュメント」にあるリリース ノートを参照してください。
vRealize Automation では、ターゲットの NSX-T クラウド アカウントが NSX-T 3.1.1 以降に関連付けられている必要があります。
- 必要な vCenter Server および ESXi のバージョンについては、VMware 製品の相互運用性マトリックスを参照してください。
- NSX-v 環境で使用される ESXi バージョンは NSX-T によってサポートされている必要があります。
- vSphere Distributed Switch バージョン 6.5.0、6.6.0、および 7.0 がサポートされます。
- NSX-v 環境が ESXi、vCenter Server、および vSphere Distributed Switch の NSX-T のシステム要件と一致している必要があります。
- ユーザー ロールを NSX-v から移行する場合、VMware Identity Manager™ を展開して構成する必要があります。互換性のあるバージョンについては、VMware 相互運用性マトリックスを参照してください。詳細については、VMware Identity Manager のドキュメントを参照してください。
新しい NSX-T Data Center 環境の準備
vRealize Automation に統合された既存の NSX-v 環境を移行するには、新しい NSX-T Data Center 環境を構成する必要があります。
準備タスクの詳細については、NSX-T Data Center 環境の準備を参照してください。
NSX Data Center for vSphere 環境の準備
NSX-v 環境の状態を確認して、見つかった問題を修正する必要があります。また、環境に応じて、NSX-T Data Center への移行前に NSX-v の構成に変更が必要になることがあります。
準備タスクの詳細については、移行のための NSX-v 環境の準備を参照してください。
移行のための vRealize Automation 環境の準備
- vRealize Automation プロジェクトのソース NSX-v クラウド アカウントに対して、新しいターゲット NSX-T クラウド アカウントを vRealize Automation に追加します。
詳細については、『vRealize Automation 8 NSX-V to NSX-T Migration Guide』のGetting Started with vRealize Automation NSX-V to NSX-T Migrationを参照してください。
- NSX-v から NSX-T に移行する移行プランを作成します。移行プランで、次の 4 つのステップを完了します。
- 手順 1:ソース クラウド アカウントとターゲット クラウド アカウントを指定します。
- 手順 2:移行が可能かどうか NSX クラウド アカウントを評価します。
- 手順 3:クラウド アカウントをメンテナンス モードに切り替えます。
- 手順 4:展開構成ファイルを生成します。
これらのステップの詳細については、『vRealize Automation 8 NSX-V to NSX-T Migration Guide』のCreating and Running the vRealize Automation NSX-V to NSX-T Migration Planを参照してください。
.json 形式の展開構成ファイルが NSX-T Migration Coordinator への入力になります。