NSX Application Platform アラームの管理

NSX Application Platform は、アラーム通知を送信して、すぐに対処する必要があるイベントを警告します。NSX Manager ユーザー インターフェイスを使用して、NSX Application Platform に対してアクティブなアラームをモニターできます。

システムは、検出したアラームの一部を自動的に解決します。注意が必要なアラームを管理するには、次の手順を実行します。

前提条件

アラームを管理するには、エンタープライズ管理者権限が必要です。

手順

1. ブラウザから、エンタープライズ管理者の権限で NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) にログインします。
2. [システム] > [NSX Application Platform] の順に移動します。
3. 検出されたアラームの合計数を確認するには、NSX Application Platform ペインの右上にある [全体的なアラーム] セクションを見つけます。
   アラームが存在する場合、表示される数のリンクは、 NSX Application Platform が使用するリソースまたはサポートするコア サービスで検出されたアラームの合計数を示します。
4. （オプション） リソースまたはコア サービスに固有のオープン アラームを表示するには、ペインの左側にある [リソース] または [コア サービス] タブをクリックします。
   アラーム リンクは、既存のオープン アラームがある個々のリソースまたはコア サービスごとにも表示されます。
5. アクティブ アラームを確認します。
   1. アクティブ アラームのリストを表示するには、ユーザー インターフェイスで提供されているアラーム リンクをクリックします。
      クリックしたアラーム リンクに応じて、対応するダイアログ ボックスが表示されます。たとえば、 [リソース アラーム] ダイアログ ボックスには、 NSX Application Platform が使用するリソースで検出されたオープン アラームのみが表示されます。
   2. アラームの詳細を表示するには、ダイアログ ボックスでアラームの行を展開します。
      アラーム タイプの説明、重要度レベル、報告された時間、およびアラームを解決するための推奨アクションを確認できます。
   3. ダイアログ ボックスを閉じるには、[閉じる] をクリックします。
6. オープン アラームに適用できるアクションのいずれかを実行するには、[ホーム] > [アラーム] ページの順に移動します。
   1. 表示されるアラームのリストを絞り込むには、NSX Application Platform 通信および NSX Application Platform 健全性機能のフィルタを使用します。
   2. 管理するアラームを見つけて、左端の列のチェック ボックスを選択します。
   3. をクリックし、選択したアラームに適用する以下のアクションのいずれかを選択します。
      現在のアラーム状態で許可されているアクションに応じて、アラームを次のいずれかの状態に変更できます。

      アクション	説明
      [オープン]	アラームはアクティブですが、未確認状態になります。
      [確認]	アラームは確認されていますが、未解決のままです。アラームを別の状態に変更するまで、[前回レポートされた時間] の値は引き続き更新されます。
      [抑止]	アラームを抑止すると、アラームを抑止する時間を指定するように求められます。指定した抑止期間に達した後もアラームの状態が変わらない場合、アラームは オープン 状態に戻ります。抑止期間中にアラームが解決されると、アラームの状態が自動的に 解決済み に変更されます。
      [解決]	アラームを手動で解決することもできます。手動でアラームを解決したら、アラームの状態を変更することはできなくなります。アラームを手動で解決しても問題が解決しない場合、システムは別の同様のアラームを開きます。システムは NSX Application Platform のモニターを継続し、アラームを自動的に解決する場合があります。

      アラームの [アラームの状態] 値が更新されます。