VMware Workspace ONE® Access™ 23.09 に Workspace ONE Access 22.09.X から直接アップグレードします。
既存の環境で、アップグレードよりも新規インストールを希望する場合は、『VMware Workspace ONE Access のインストールと構成』を参照してください。新規にインストールすると、既存の構成は保持されないことに注意してください。
サポートされているアップグレード パス
Workspace ONE Access 23.09 にアップグレードするには、現在のバージョンが Workspace ONE Access 22.09.X である必要があります。
元の Workspace ONE Access バージョン | アップグレード先のバージョン |
---|---|
22.09. または 22.09.1.0 | 23.09.0.0 |
また、レガシー コネクタ(バージョン 19.03.0.1 以前)は、Workspace ONE Access 仮想アプライアンス バージョン 23.09 と互換性がありません。Workspace ONE Access 仮想アプライアンスを 23.09 にアップグレードする前に、レガシー コネクタを 22.09.x(またはサポートされている以前のバージョンのエンタープライズ コネクタ)に移行する必要があります。
対象者
この情報は Workspace ONE Access の管理者を対象としています。VMware テクノロジ、特に、vCenter™、ESX™、vSphere®、ネットワーキングの概念、Active Directory サーバ、データベース、バックアップとリストアの手順、SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)、および NTP サーバに精通している、Linux および Windows のシステム管理者向けに記述されています。
製品バージョン番号
アップグレードが完了すると、Workspace ONE Access の新しいバージョンは 23.09 になります。
Workspace ONE UEM との互換性
VMware 製品の相互運用性マトリックス(英語)には、VMware Workspace ONE UEM Console などの VMware 製品とコンポーネントの現在および過去のバージョンの互換性に関する詳細が記述されています。
インターネット接続
オンラインまたはオフラインのアップグレード方法を使用して、バージョン 22.09.X からバージョン 23.09 にアップグレードできます。
デフォルトでは、Workspace ONE Access アプライアンスは VMware の Web サイトを使用してアップグレード手順を実行します。この方法では、アプライアンスがインターネットに接続されている必要があります。また、アプライアンスでプロキシ サーバ設定を行う必要があります(該当する場合)。
仮想アプライアンスにインターネット接続を設定していない場合は、オフラインでアップグレードを実行できます。オフライン アップグレードの場合は、My VMware からアップグレード パッケージをダウンロードします。updateoffline.hzn スクリプトを使用してアップグレードを実行するか、ローカルの Web サーバを設定してアップグレード ファイルをホストすることができます。
Workspace ONE Access 22.09.X からのアップグレード プロセス オプション
- 既存の展開環境で、単一の Workspace ONE Access アプライアンスを展開している場合、Workspace ONE Access 23.09 へのオンライン アップグレードまたはWorkspace ONE Access のオフラインでの 23.09 へのアップグレードの説明に従ってオンラインまたはオフラインでアップグレードします。
注: アップグレード中はすべてのサービスが停止するので、ダウンタイムが発生することが予想されます。ダウンタイムに応じて適切にアップグレードのタイミングを計画してください。
- 既存の 22.09.X の展開環境で、フェイルオーバーまたは高可用性のためにクラスタ内に複数の仮想アプライアンスを展開した場合は、「Workspace ONE Access クラスタのアップグレード」を参照してください。
- マルチデータセンターを導入している環境で、Workspace ONE Access のアップグレードによるダウンタイムを最小限にするには、『VMware Workspace ONE Access のインストールと構成』の「最小限のダウンタイムでの Workspace ONE Access のアップグレード」を参照してください。