既存の Workspace ONE Access 展開環境では、フェイルオーバーまたは高可用性の目的でクラスタ内に複数の 22.09.X 仮想アプライアンスを展開している場合、一度に 1 つずつノードを 23.09 にアップグレードします。

アップグレードのタイミングは、アップグレード中に発生するダウンタイムを考慮して計画してください。

手順

  1. データベースとサービス ノードのスナップショットを取得します。ナレッジベースの記事Managing snapshots in vSphere Web Client (KB2032907)を参照してください。
  2. 1 つを残してすべてのノードをロード バランサから削除します。
  3. ロード バランサに接続されているノードをアップグレードします。
    Workspace ONE Access 23.09 へのオンライン アップグレードまたは Workspace ONE Access のオフラインでの 23.09 へのアップグレードで説明されている、オンラインまたはオフラインのアップグレード プロセスに従います。
  4. ノードをアップグレードした後、ロード バランサに接続したままにしておきます。
    これによって、他のノードのアップグレード中でも Workspace ONE Accessサービスが利用可能になります。
  5. 他のノードを一度に 1 つずつアップグレードします。
  6. ノードがすべてアップグレードされたら、ロード バランサに再度追加します。