Workspace ONE Intelligence 機能を使用する前に、Workspace ONE Intelligence を利用するレポート(Workspace ONE UEM のレポートとは異なります)をオンにする必要があります。そして、Workspace ONE Intelligence Connector Service(ETL インストーラとも呼ばれる)をインストールする必要があります。

レポートにアクセスする方法

  • [共有 SaaS] のお客様は、アカウントの担当者と連携して、Workspace ONE Intelligence を利用するレポートにアクセスします。この展開では、それ自身の Workspace ONE Intelligence Connector サーバをインストールする必要はありません。
  • [専用 SaaS] のお客様は、アカウントの担当者と連携して、Workspace ONE Intelligence を利用するレポートにアクセスします。この展開では、それ自身の Workspace ONE Intelligence Connector サーバをインストールする必要はありません。
  • [オンプレミス] のお客様は、アカウントの担当者と連携して、Workspace ONE Intelligence を利用するレポートにアクセスします。この展開では、それ自身の Workspace ONE Intelligence Connector サーバをインストールする必要があります。

必要な Workspace ONE UEM コンソール バージョン

Workspace ONE Intelligence では Workspace ONE UEM Console v 9.7 以降を使用する必要があります。

必要なデータベース権限

Workspace ONE Intelligence Connector をインストールするには、コンソールおよびディレクトリ サービス サーバ用に次のロールの権限が必要です。
  • Workspace ONE UEM データベースの DBOwner
  • MSDB の DBDatareader
  • MSDB の SQLAgentUserRole

オンプレミスでの Workspace ONE Intelligence Connector サーバの要件

Workspace ONE Intelligence Connector サービスをそれ自身のサーバにインストールすることが、 Workspace ONE Intelligence 機能の使用のために必要です。
表 1. デバイス台数別のハードウェアの要件
コンポーネント デバイス数 5,000 台まで デバイス数 25,000 台まで デバイス数 50,000 台まで デバイス数 100,000 台まで
サーバ 1 1 1 1
CPU 2(2 GHz Intel プロセッサ) 2(2 GHz Intel プロセッサ) 2(2 GHz Intel プロセッサ) 2(2 GHz Intel プロセッサ)
メモリ 4 GB 8 GB 8 GB 16 GB
ストレージ 25 GB 25 GB 25 GB 25 GB
表 2. ソフトウェア要件
コンポーネント 要件
Java Java 8
OS Windows Server 2012 R2 以上
表 3. ネットワーク要件
コンポーネント 要件
Workspace ONE Intelligence Connector サービスからの送信トラフィック ポート 443
Workspace ONE Intelligence Connector サービスからの送信トラフィックのプロトコル HTTPS
Workspace ONE UEM データベースへの内部ネットワーク アクセス 使用されるポートは、ご使用の Workspace ONE UEM 環境に基づいています。

オンプレミスでのクラウド サービスのホワイトリスト領域

Workspace ONE Intelligence Connector のサーバで、コネクタ インストーラが、サポートされている全領域のリストについてエンドポイントを呼び出すことができるように、特定の URL 宛先をホワイトリストに設定します。また、地域に応じて、他の URL 宛先のホワイトリストを設定します。

ワールドのホワイトリストと領域の詳細については、[Workspace ONE Intelligence User Guide] の次のトピックを参照してください。

  • [地域ごとのオンプレミスでのホワイトリストの URL]
  • [Workspace ONE インテリジェンス領域にマップされた Workspace ONE UEM SaaS 環境の場所]

プロキシ

プロキシ サーバを使用していて、Workspace ONE Intelligence Connector でそれを使用する場合は、特定の宛先がホワイトリストに含まれていることを確認します。リストに示された宛先がホワイトリストに含まれていない場合、インストールに失敗することがあります。