vRealize Automation は vRealize Suite Lifecycle Manager でアップグレードできます。
手順
- [ライフサイクル操作] 画面で、[環境の管理] をクリックします。
- vRealize Automation インスタンスに移動します。
- [詳細表示] をクリックし、[アップグレード] をクリックします。
インベントリの同期を実行するためのアラートを表示するポップアップ メニューが表示されます。
- アップグレードの準備で、製品の [インベントリ同期の開始] をクリックします。
注: 時々 Lifecycle Manager 外の環境でドリフトや変更が生じ、Lifecycle Manager がシステムの現在の状態を認識するには、インベントリを最新の状態に更新する必要がある場合があります。
- 製品インベントリがすでに同期されて最新の場合は、[アップグレードを続行] をクリックします。
- インベントリが同期された後、vRealize Automation バージョン 8.4 を選択します。
- [リポジトリ タイプ] を選択するには、[vRealize Suite LCM リポジトリ] を選択するか(ISO バイナリ マップをマッピングしてある場合にのみ)、プライベート アップグレード リポジトリ URL を使用して [リポジトリの URL] を選択します。
- [リポジトリの URL] を選択した場合は、非認証 URL を入力し、[次へ] をクリックします。
- [事前チェック] をクリックします。
事前チェックでは、次の基準が検証されます。
- 元の vRealize Automation のバージョンが 8.0.0 または 8.0.1 の場合は、期限切れのルート アカウントをリストアするためのアップグレードの準備で、ナレッジベースの記事 KB78325 に記述されている手順を実行してください。
- SSH が有効:root ユーザーの SSH が有効になっていることを確認します。
- バージョン チェック:アップグレード対象として選択されたターゲット バージョンが、現在の vRealize Automation バージョンと互換性があるかどうかを確認します。
- ルート、データ、およびサービス ログ パーティション上のディスク容量:ルート、データ、およびサービス ログ パーティションに必要な空きディスク容量が使用可能かどうかを確認します。
- CPU とメモリのチェック:アップグレード前に、各 vRealize Automation ノードに必要な 12 個程度の CPU リソースと 42 GB 程度のメモリ リソースが使用可能であるかどうかを確認します。
- vCenter Server プロパティがあることのチェック:Lifecycle Manager インベントリ内の各ノードの一部として vCenter Server の詳細が含まれているかどうかを確認します。アップグレード プロセス中にスナップショットが作成されるので、Lifecycle Manager インベントリ内に適切な vCenter Server の詳細を持つことが重要です。
- vRealize Automation 仮想マシンの管理対象オブジェクト リファレンス ID 取得チェック:仮想マシンの管理対象オブジェクト リファレンス ID が、Lifecycle Manager インベントリ内で使用可能な詳細から取得可能であるかどうかを確認します。これは、仮想マシンでスナップショット関連の操作を実行し、その仮想マシンが同じもの使用していることを確認するために必要です。
- [次へ] をクリックし、[送信] をクリックします。