分散ポート グループに接続されている各仮想マシンへのバンド幅割り当てを構成できます。バンド幅の設定には、共有設定、予約設定、制限設定があります。
手順
- vSphere Web Client で仮想マシンを探します。
- データセンター、フォルダ、クラスタ、リソース プール、またはホストを選択し、[仮想マシン] タブをクリックします。
- [仮想マシン] をクリックしてリスト内の仮想マシンをダブルクリックします。
- 仮想マシンの [構成] タブで [設定] を展開し、[仮想マシンのハードウェア] を選択します。
- [編集] をクリックします。
- 仮想マシン ネットワーク アダプタのネットワーク アダプタ X のセクションを展開します。
- 新規の仮想マシン ネットワーク アダプタのバンド幅割り当てを構成するには、[新規デバイス] ドロップダウン メニューで [ネットワーク] を選択して、[追加] をクリックします。
[新規ネットワーク] セクションに、バンド幅割り当てのオプションとその他のネットワーク アダプタ設定が表示されます。
- 仮想マシン ネットワーク アダプタが分散ポート グループに接続されていない場合は、ネットワーク アダプタ X または [新規ネットワーク] ラベルの横にあるドロップダウン メニューからポート グループを選択します。
仮想マシン ネットワーク アダプタの
[シェア]、
[予約]、および
[制限] の各設定が表示されます。
- [シェア] ドロップダウン メニューで、この仮想マシンからのトラフィックの相対的な優先順位を、接続されている物理アダプタの容量のシェアとして設定します。
Network I/O Control は、物理アダプタが飽和した場合に、構成されているシェアを適用します。
事前定義値を設定するオプションを選択するか、[カスタム] を選択して 1 ~ 100 の数字を入力し、別のシェアを設定します。
- [予約] テキスト ボックスで、仮想マシンのパワーオン時に VM ネットワーク アダプタで使用できるようにする必要がある最小帯域幅を予約します。
ネットワーク リソース プールを使用して帯域幅をプロビジョニングする場合、そのプールに関連付けられているパワーオンされた VM ネットワーク アダプタからの予約は、プールの割り当てを超過しないようにする必要があります。
vSphere DRS が有効な場合、仮想マシンをパワーオンするには、ホストのすべての VM ネットワーク アダプタからの予約が、ホストの物理アダプタの、仮想マシン システム トラフィックのために予約された帯域幅を超過していないことを確認する必要があります。
- [制限] テキスト ボックスで、VM ネットワーク アダプタで消費可能な帯域幅の制限を設定します。
- [OK] をクリックします。
結果
ネットワーク
I/O Control によって、ネットワーク リソース プールの予約割り当てから仮想マシンのネットワークアダプタ用に予約されたバンド幅が割り当てられます。