アラームが起動されたりアラームのステータスが変化したときに、システムで実行されるアクションを定義できます。アラームとアラーム アクションの有効化および無効化は個別に行うことができます。

vCenter Server は、アラームが起動されると、アラーム アクションを実行します。

前提条件

[アラーム定義ウィザード] の [アクション] ページに移動したことを確認します。アラームの作成または編集 を参照してください。

必要な権限: アラーム.アラームの作成または アラーム.アラームの変更

手順

  1. 変更するアクションを選択するか、[[追加]] アイコンをクリックしてアクションを追加します。
  2. [アクション]」列をクリックして、ドロップダウン メニューからオプションを選択します。
  3. [設定]」列をクリックし、追加情報を必要とするアクションの構成情報を入力します。
    オプション Action
    通知 E メールを送信する E メール アドレスをコンマで区切りながら入力します。
    仮想マシンの移行 [仮想マシンの移行] ウィザードを完了します。
    コマンドの実行

    次のいずれかの操作を行い、[Enter] を押します。

    • コマンドが .exe ファイルの場合、コマンドのフル パス名とパラメータを入力する。たとえば、alarmName および targetName パラメータを使用して、C:\tools ディレクトリで cmd.exe コマンドを実行するには、次のように入力します。c:\tools\cmd.exe alarmName targetName
    • コマンドが .bat ファイルの場合は、コマンドのフル パス名を c:\windows\system32\cmd.exe コマンドの引数として入力する。パラメータを入力します。たとえば、alarmName および targetName パラメータを使用して C:\tools ディレクトリの cmd.bat コマンドを実行する場合は、次のように入力します。c:\windows\system32\cmd.exe /c c:\tools\cmd.bat alarmName targetName

      .bat ファイルの場合、コマンドとそのパラメータは 1 つの文字列書式にする必要があります。

  4. (オプション) 「アラーム ステータス変更」列ごとに、アラームのステータスが変化したときにアラームを起動する必要があるかどうかを選択します。
    一部のアクションではアラームのステータス変更時の再起動がサポートされていません。
  5. 繰り返されるアクションの場合は、繰り返しの時間間隔を選択します。
  6. [終了] をクリックします。

結果

以上でアラーム全般設定、トリガー、アクションの設定が完了しました。アラームは定義されたオブジェクトと子オブジェクトを監視します。