Update Manager は、パッチのリコールと、新しい修正およびアラートに関する通知を定期的に VMware に問い合わせてダウンロードします。
問題(潜在的な問題も含む)のあるパッチが公開された場合、パッチ メタデータが更新され、Update Manager はそれらのパッチをリコールされたものとしてマークします。リコールされたパッチをユーザーがインストールしようとすると、Update Manager はそのパッチがリコールされたことをユーザーに通知し、ホストにパッチをインストールしません。リコールされたパッチが一部のホストにすでにインストールされている場合、Update Manager はユーザーに通知します。また、Update Manager は、リコールされたすべてのパッチをパッチ リポジトリから削除します。
問題を解決するパッチが公開されると、Update Manager は新しいパッチをダウンロードします。そして、リコールされたパッチによって発生する問題を修正するため、新しいパッチをインストールするように求めます。リコールされたパッチがすでにインストールされている場合、Update Manager はパッチがリコールされており、提供されている修正をインストールする必要があることをアラートで通知します。
Update Manager では、インポート済みのオフライン バンドルからパッチをリコールできます。新しいオフライン バンドルをインポートするときに、インポート済みのオフライン バンドルからパッチがリコールされます。metadata.zip ファイルには、リコールする必要があるパッチに関する情報が含まれています。Update Manager は、リコールされたパッチをパッチ リポジトリから削除します。修正を含むバンドルをユーザーがインポートすると、Update Manager はユーザーにその修正について通知し、E メール通知が有効になっている場合は E メールで通知を送信します。
パッチおよび通知をダウンロードするためのソースとして共有リポジトリを使用する場合、Update Manager はリコールの通知をその共有リポジトリから Update Manager パッチ リポジトリにダウンロードしますが、リコールの E メール アラートは送信しません。共有リポジトリの使用の詳細については、「共有リポジトリのダウンロード ソースとしての使用」または 「vSphere Web Client での共有リポジトリのダウンロード ソースとしての使用 」を参照してください。