Software-Defined Data Center (SDDC) 内では、ストレージを仮想マシンのアプリケーション需要に合わせる上で、ストレージ ポリシー ベース管理 (SPBM) が主要な役割を果たします。広範なデータ サービスおよびストレージ ソリューション間で単一の統合されたコントロール パネルを提供するストレージ ポリシー フレームワークが提供されます。

SPBM は抽象レイヤーとして、Virtual VolumesvSAN、I/O フィルタ、またはその他のストレージ エンティティによって提供されるストレージ サービスを抽象化します。

個別のタイプのストレージやデータ サービスと統合するのではなく、SPBM はさまざまなタイプのストレージ エンティティ用の汎用フレームワークとなります。

この図は、SPBM レイヤーをデータストアおよび I/O フィルタの上の抽象レイヤーとして示しています。

SPBM は、次のメカニズムを提供します。

  • ストレージ アレイや、I/O フィルタなどのその他のエンティティが提供するストレージ機能やデータ サービスのアドバタイズ。
  • ESXi および vCenter Server と、ストレージ アレイ側と、エンティティ側との間で行われる双方向通信。
  • 仮想マシン ストレージ ポリシーに基づいた仮想マシンのプロビジョニング。