vSphere 6.0 以降を使用して、vCenter Server インスタンス間で仮想マシンを移行することができます。

vCenter Server システム間での仮想マシンのコールド移行とホット移行は、特定の仮想マシンのプロビジョニングの場合に役立ちます。

  • クラスタおよび vCenter Server インスタンスの間でワークロードを分散します。
  • 同じ場所または別の地理的領域において、異なる vCenter Server インスタンスのリソースに渡って容量を柔軟に拡大または縮小します。
  • 異なる目的を持つ環境間で仮想マシンを移動します(たとえば、開発環境から本番環境)。
  • ストレージ領域やパフォーマンスなどに関するさまざまなサービス レベル アグリーメント (SLA) を満たすように、仮想マシンを移動します。
注: 仮想マシンを別の vCenter Server システムに移行するときに、その仮想マシンに関して収集されてきたパフォーマンス データは失われます。

vCenter Server インスタンス間の vMotion の要件

システムが特定の要件を満たしている場合、vCenter Server インスタンス間で vMotion を使用できます。

次のリストは、vCenter Server インスタンス間の移行を使用可能にするためにシステムが満たす必要がある要件をまとめたものです。

  • 拡張リンク モードの vCenter Server インスタンス間で仮想マシンを移行するときに、Advanced Cross vCenter vMotion を使用せずに、次の要件を満たしていることを確認します。
    • 両方の vCenter Server インスタンスは、同じ vCenter Single Sign-On ドメイン内に存在する必要があります。拡張リンク モードを使用すると、ソース vCenter Server はターゲット vCenter Server の認証を受けることができます。

      拡張リンク モードで vCenter Server をインストールする方法の詳細については、『vCenter Server のインストールとセットアップ』ドキュメントを参照してください。

    • vCenter Server 間の長距離 vSphere vMotion 機能には、vSphere Enterprise Plus ライセンスが必要です。詳細については、http://www.vmware.com/uk/products/vsphere/compare.htmlを参照してください。
    • ソースおよびターゲットの vCenter Server インスタンスと ESXi ホストは、6.0 以降でなければなりません。
    • vCenter Single Sign-On トークンを正確に検証するには、両方の vCenter Server インスタンスが互いに時刻の同期を行う必要があります。
    • コンピューティング リソースのみの移行の場合は、両方の vCenter Server インスタンスが共有仮想マシン ストレージに接続されている必要があります。
  • Advanced Cross vCenter vMotion を使用して、異なる vCenter Single Sign-On ドメインの vCenter Server インスタンス間で仮想マシンを移行する場合は、次の要件を満たしていることを確認します。
    • 仮想マシンのインポートまたはエクスポートを開始する vCenter Server インスタンスは、バージョン 7.0 Update 1c 以降である必要があります。
    • Advanced Cross vCenter vMotion 機能を使用してパワーオン状態の仮想マシンを vMotion するには、vSphere Enterprise Plus ライセンスが必要です。
    • Advanced Cross vCenter vMotion 機能を使用してパワーオフ状態の仮想マシンを移行するには、vSphere Standard ライセンスが必要です。

vCenter Server インスタンス間の vMotion 時のネットワーク互換性チェック

vCenter Server インスタンス間の仮想マシンの移行では、仮想マシンが新しいネットワークに移動します。移行プロセスでは、ソース ネットワークとターゲット ネットワークが類似しているかどうかを確認するチェックが実行されます。

vCenter Server では、ネットワーク互換性チェックが実行され、次の構成の問題が回避されます。

  • ターゲット ホストの MAC アドレスの互換性
  • Distributed Switch から標準スイッチへの vMotion
  • 異なるバージョンの Distributed Switch 間の vMotion
  • 内部ネットワーク(物理 NIC のないネットワークなど)への vMotion
  • 適切に機能していない Distributed Switch への vMotion

vCenter Server では、次の問題のチェックは実行されず、通知も行われません。

  • ソース Distributed Switch とターゲット Distributed Switch が同じブロードキャスト ドメインにない場合、仮想マシンは移行後にネットワーク接続を失う。
  • ソース Distributed Switch とターゲット Distributed Switch で同じサービスが構成されていない場合、仮想マシンは移行後にネットワーク接続を失う可能性がある。

vCenter Server システム間の移行時の MAC アドレスの管理

vCenter Server インスタンス間で仮想マシンを移動する場合、具体的には、ネットワークにおけるアドレス重複とデータ損失を回避するために、環境で MAC アドレスの移行が処理されます。

複数の vCenter Server インスタンスが存在する環境では、仮想マシンが移行されるとき、その MAC アドレスはターゲット vCenter Server に転送されます。ソース vCenter Server は MAC アドレスを拒否リストに追加して、新しく作成された仮想マシンにその MAC アドレスが割り当てられないようにします。

未使用の MAC アドレスを拒否リストから解放する場合は、VMware テクニカル サポートにお問い合わせください。

Advanced Cross vCenter vMotion を使用した仮想マシンのエクスポートまたはクローン作成

Advanced Cross vCenter vMotion を使用すると、vCenter Server システム間でワークロードを移行またはクローン作成できます。オンプレミス環境とクラウド環境のどちらからでもワークロードの移行を開始できます。Advanced Cross vCenter vMotion は、vCenter Server 拡張リンク モードまたはハイブリッド リンク モードに依存しません。また、さまざまな vCenter Single Sign-On ドメイン内の vCenter Server システム間で仮想マシンを移行できます。

Advanced Cross vCenter vMotion を使用すると、仮想マシンを別の vCenter Single Sign-On ドメイン内の vCenter Server インスタンスに移行できます。たとえば、新しい vCenter Server インスタンスを展開するときに、以前のバージョンの vCenter Server インスタンスから新たにプロビジョニングしたインスタンスに仮想マシンを移行できます。

前提条件

  • 仮想マシンの移行先 vCenter Server インスタンスの管理者アカウントの認証情報を取得します。
  • 移行先の vCenter Server インスタンスが、バージョン 6.5 以降であることを確認します。
  • 仮想マシンを他の vCenter Server インスタンスにエクスポートする場合、エクスポート元の vCenter Server インスタンスがバージョン 7.0 Update 1c 以降であることを確認します。
  • vCenter Server システム間で仮想マシンをクローン作成する場合、クローン作成元の vCenter Server インスタンスがバージョン 7.0 Update 3 以降であることを確認します。
  • 移行する仮想マシンに NVDIMM デバイスが装備されていて、PMEM ストレージが使用されている場合は、移行先のホストまたはクラスタに使用可能な PMEM リソースがあることを確認します。
  • NVDIMM デバイスまたは vPMem ディスクが装備されている仮想マシンを移行する場合は、移行先のホストに適切なライセンスがあることを確認します。
  • 必要な権限:リソース.vMotion のクエリ
  • パワーオン状態の仮想マシンを移行する場合は、次の要件を満たしていることを確認します。
  • パワーオフ状態の仮想マシンを移行する場合は、次の要件を満たしていることを確認します。
    • 必要な権限:リソース.パワーオフ状態の仮想マシンの移行
    • コールド移行の要件を確認してください。コールド移行を参照してください。

手順

  1. vSphere Client のホーム画面で、[ホーム] > [ホストおよびクラスタ] に移動します。
  2. インベントリ ツリーから、移行する仮想マシンを含むホストまたはクラスタを選択します。
  3. [仮想マシン] タブで、[仮想マシン] ボタンをクリックします。
  4. 仮想マシン リストから、移行する仮想マシンを選択します。
  5. 選択した仮想マシンを右クリックして、[移行] をクリックします。
  6. 確認のダイアログ ボックスが表示された場合は、[はい] をクリックします。
    移行ウィザードが表示されます。
  7. 移行タイプとして [クロス vCenter Server エクスポート] を選択します。
    1. (オプション) 移行先の vCenter Server で仮想マシンのクローンを作成するには、[仮想マシンをソース vCenter Server 上に保持します (仮想マシンのクローン作成操作を実行します)。] チェック ボックスを選択します。
    2. [次へ] をクリックして続行します。
  8. 仮想マシンをエクスポートまたはクローン作成する先の vCenter Server インスタンスを選択します。
    オプション 操作
    保存された vCenter Server ドロップダウン メニューから、保存されている vCenter Server の IP アドレスまたは FQDN を選択します。
    新しい vCenter Server
    1. vCenter Server インスタンスの IP アドレスまたは FQDN、ユーザー名、およびパスワードを入力します。
      注: デフォルトでは、 [vCenter Server アドレスを保存します] チェック ボックスが選択されています。 vCenter Server アドレスを保存しない場合は、チェック ボックスの選択を解除します。
    2. [ログイン] をクリックします。
    保存されている vCenter Server インスタンスへの接続は、現在のユーザー セッションでのみ有効です。各ログイン セッションで、移行先の vCenter Server インスタンスの認証情報を入力する必要があります。
  9. [セキュリティ アラート] ダイアログ ボックスが表示された場合は、[はい] をクリックします。
  10. [次へ] をクリックして続行します。
  11. この仮想マシンの移行先のコンピューティング リソースを選択し、[次へ] をクリックします。

    移行先には、ホストおよび任意の自動化レベルの DRS クラスタを選択できます。クラスタの DRS が有効になっていない場合は、クラスタではなく、クラスタ内の特定のホストを選択します。

    重要:

    移行する仮想マシンに NVDIMM デバイスが装備されていないにもかかわらず、PMEM ストレージが使用されている場合は、使用可能な PMEM リソースのあるホストまたはクラスタを選択して、すべての PMEM ハード ディスクが PMEM データストアに格納されるようにする必要があります。それ以外の場合は、すべてのハード ディスクで、仮想マシンの構成ファイルで選択されたストレージ ポリシーとデータストアが使用されます。

    重要: NVDIMM デバイスまたは vPMem ディスクが装備されている仮想マシンを、適切なライセンスが付与されていないホストに移行すると、移行操作が失敗し、仮想マシンが 90 秒間管理不能状態になります。90 秒後に、移行を再試行し、PMEM デバイスを使用するためのライセンスが付与されているターゲット ホストを選択します。
  12. [互換性] ペインに互換性の問題が表示された場合は、問題を修正するか、移行先に別のホストまたはクラスタを選択します。
  13. この仮想マシンの移行先のストレージを選択します。
    1. 仮想マシンの構成ファイルとすべてのハード ディスクのストレージ タイプを選択します。
      モード 説明
      標準 すべての仮想ディスクは標準データストアに格納されます。
      PMEM すべての仮想ディスクは、ホストのローカル PMEM データストアに保存されます。設定ファイルは PMEM データストアに格納できません。さらに、仮想マシンの構成ファイル用に通常のデータストアを選択する必要があります。
      ハイブリッド すべての PMEM 仮想ディスクは、PMEM データストアに保存されたままです。仮想マシン ストレージ ポリシーの選択、データストアまたはデータストア クラスタの選択は、PMEM 以外のディスクに影響します。
      ストレージのタイプを選択できるのは、データセンターで PMEM またはハイブリッド ストレージ タイプを使用できる場合に限られます。
    2. 仮想マシン ディスクのフォーマットを選択します。
      オプション 操作
      ソースと同じフォーマット ソース仮想マシンと同じフォーマットを使用します。
      シック プロビジョニング (Lazy Zeroed) 仮想ディスクをデフォルトのシック フォーマットで作成します。仮想ディスクに必要な容量は、作成時に割り当てられます。物理デバイスに残っているすべてのデータは作成時には消去されません。代わりに、仮想マシンからの最初の書き込み時に、オンデマンドでゼロアウトされます。
      シック プロビジョニング (Eager Zeroed) Fault Tolerance などのクラスタリング機能をサポートする、シック ディスクを作成します。仮想ディスクに必要な容量は、作成時に割り当てられます。シック プロビジョニング (Lazy Zeroed) フォーマットの場合とは異なり、物理デバイスに残っているデータは作成時に消去されます。ほかのタイプのディスクに比べて、このフォーマットでのディスクの作成には時間がかかることがあります。
      シン プロビジョニング シン プロビジョニング フォーマットを使用します。最初、シン プロビジョニング ディスクは、そのディスクが初期に必要とする容量のみを使用します。あとでシン ディスクでさらに多くの容量が必要になるときには、それに割り当てられている最大容量まで拡張できます。
    3. 仮想マシン ストレージ ポリシーを [仮想マシン ストレージ ポリシー] ドロップダウン メニューから選択します。
      ストレージ ポリシーは、仮想マシン上で実行されるアプリケーションに対するストレージ要件を指定します。 vSAN または Virtual Volumes データストアのデフォルト ポリシーを選択することもできます。
      重要: 仮想マシン ハード ディスクで別のストレージ ポリシーが使用されている場合、ユーザーが選択した新しいポリシーは、非 PMEM ハード ディスクにのみ適用されます。PMEM ハード ディスクは、移行先のホストのローカル PMEM データストアに移行されます。
    4. 仮想マシン ファイルのデータストアの場所を選択します。
      オプション 操作
      すべての仮想マシン ファイルをデータストア上の同じ場所に保存 リストからデータストアを選択し、[次へ] をクリックします。
      すべての仮想マシン ファイルを同じ Storage DRS クラスタに保存
      1. Storage DRS クラスタを選択します。
      2. (オプション) 仮想マシンを Storage DRS クラスタに移行する際に、この仮想マシンで Storage DRS を使用しない場合は、[この仮想マシンの Storage DRS の無効化] を選択し、Storage DRS クラスタ内のデータストアを選択します。
      3. [次へ] をクリックします。
      仮想マシン構成ファイルとディスクを別々の場所に保存
      1. [ディスクごとに設定] をクリックします。
        注: [ディスクごとに設定] オプションは、PMEM ストレージからのダウングレードまたは PMEM ストレージへのアップグレードに使用できます。
      2. 仮想マシン構成ファイルおよび各仮想ディスク用に、[参照] を選択し、データストアまたは Storage DRS クラスタを選択します。
        注: 設定ファイルは PMEM データストアに格納できません。
      3. (オプション) 仮想マシンを Storage DRS クラスタに移行する際に、この仮想マシンで Storage DRS を使用しない場合は、[この仮想マシンの Storage DRS の無効化] を選択し、Storage DRS クラスタ内のデータストアを選択します。
      4. [次へ] をクリックします。
  14. [互換性] ペインに互換性の問題が表示された場合は、問題を修正するか、移行先に別のストレージを選択します。
  15. 仮想マシンの移行先のフォルダを選択し、[次へ] をクリックします。
  16. この仮想マシンの移行先のネットワークを選択します。
    オプション 操作
    有効なソース ネットワークに接続されたすべての仮想マシン ネットワーク アダプタのターゲット ネットワークを選択
    1. [ターゲット ネットワーク] 列の矢印をクリックして、[参照] を選択します。
    2. ターゲット ネットワークを選択し、[OK] をクリックします。
    3. [次へ] をクリックします。
    有効なソース ネットワークに接続された各仮想マシン ネットワーク アダプタに別のターゲット ネットワークを選択
    1. [詳細] をクリックします。
    2. [ターゲット ネットワーク] 列の矢印をクリックして、[参照] を選択します。
    3. ターゲット ネットワークを選択し、[OK] をクリックします。
    4. [次へ] をクリックします。
  17. [設定の確認] 画面で詳細を確認し、[完了] をクリックします。

結果

仮想マシンは、新しい vCenter Server インスタンス内の移行先のフォルダに移動またはクローン作成されます。移行の進行状況は、[最近のタスク] ペインで監視できます。移行中にエラーが発生した場合、仮想マシンは元の状態および場所に戻されます。

Advanced Cross vCenter vMotion を使用した仮想マシンのインポートまたはクローン作成

Advanced Cross vCenter vMotion を使用すると、vCenter Server システム間でワークロードを移行できます。オンプレミス環境とクラウド環境のどちらからでもワークロードの移行を開始できます。Advanced Cross vCenter vMotion は、vCenter Server 拡張リンク モードまたはハイブリッド リンク モードに依存しません。また、さまざまな vCenter Single Sign-On ドメイン内の vCenter Server システム間で仮想マシンを移行できます。

Advanced Cross vCenter vMotion を使用すると、別の vCenter Single Sign-On ドメイン内の vCenter Server インスタンスから仮想マシンをインポートまたはクローン作成できます。たとえば、新しい vCenter Server インスタンスを展開するときに、以前のバージョンの vCenter Server インスタンスから新たにプロビジョニングしたインスタンスに仮想マシンを移行できます。

前提条件

  • 仮想マシンをインポートまたはクローン作成する元の vCenter Server インスタンスの管理者アカウントの認証情報を取得します。
  • インポート元の vCenter Server インスタンスがバージョン 6.5 以降であることを確認します。
  • 仮想マシンを別の vCenter Server インスタンスにインポートする場合、インポート先の vCenter Server インスタンスがバージョン 7.0 Update 1c 以降であることを確認します。
  • 仮想マシンを別の vCenter Server インスタンスにクローン作成する場合、クローン作成先の vCenter Server インスタンスがバージョン 7.0 Update 3 であることを確認します。
  • 移行する仮想マシンに NVDIMM デバイスが装備されていて、PMEM ストレージが使用されている場合は、移行先のホストまたはクラスタに使用可能な PMEM リソースがあることを確認します。
  • NVDIMM デバイスまたは vPMem ディスクが装備されている仮想マシンを移行する場合は、移行先のホストに適切なライセンスがあることを確認します。
  • 必要な権限:リソース.vMotion のクエリ
  • パワーオン状態の仮想マシンを移行する場合は、次の要件を満たしていることを確認します。
  • パワーオフ状態の仮想マシンを移行する場合は、次の要件を満たしていることを確認します。
    • 必要な権限:リソース.パワーオフ状態の仮想マシンの移行
    • コールド移行の要件を確認してください。コールド移行を参照してください。

手順

  1. vSphere Client のホーム画面で、[ホーム] > [ホストおよびクラスタ] に移動します。
  2. インベントリ ツリーで、仮想マシンのインポート先のホストまたはクラスタを右クリックします。
  3. [仮想マシンのインポート] をクリックします。
    [仮想マシンのインポート] ウィザードが表示されます。
  4. 仮想マシンのインポート元の vCenter Server インスタンスを選択します。
    オプション 操作
    保存された vCenter Server ドロップダウン メニューから、保存されている vCenter Server インスタンスの IP アドレスまたは FQDN を選択します。
    新しい vCenter Server
    1. vCenter Server インスタンスの IP アドレスまたは FQDN、ユーザー名、およびパスワードを入力します。
      注: デフォルトでは、 [vCenter Server アドレスを保存します] チェック ボックスが選択されています。 vCenter Server アドレスを保存しない場合は、チェック ボックスの選択を解除します。
    2. [ログイン] をクリックします。
    保存されている vCenter Server インスタンスへの接続は、現在のユーザー セッションでのみ有効です。各ログイン セッションで、移行元の vCenter Server インスタンスの認証情報を入力する必要があります。
  5. [セキュリティ アラート] ダイアログ ボックスが表示された場合は、[はい] をクリックします。
  6. [次へ] をクリックします。
  7. インポートまたはクローン作成する仮想マシンを選択します。
    1. 複数の仮想マシンを移行する場合は、選択した仮想マシンの電源状態が同じである必要があります。
    2. 移行元の vCenter Server で仮想マシンのクローンを保持するには、[仮想マシンをソース vCenter Server 上に保持します (仮想マシンのクローン作成操作を実行します)。] チェック ボックスを選択します。
    3. [次へ] をクリックして続行します。
    複数の仮想マシンを移行する場合は、選択した仮想マシンの電源状態が同じである必要があります。
  8. この仮想マシンの移行先のコンピューティング リソースを選択し、[次へ] をクリックします。

    移行先には、ホストおよび任意の自動化レベルの DRS クラスタを選択できます。クラスタの DRS が有効になっていない場合は、クラスタではなく、クラスタ内の特定のホストを選択します。

    重要:

    移行する仮想マシンに NVDIMM デバイスが装備されていないにもかかわらず、PMEM ストレージが使用されている場合は、使用可能な PMEM リソースのあるホストまたはクラスタを選択して、すべての PMEM ハード ディスクが PMEM データストアに格納されるようにする必要があります。それ以外の場合は、すべてのハード ディスクで、仮想マシンの構成ファイルで選択されたストレージ ポリシーとデータストアが使用されます。

    重要: NVDIMM デバイスまたは vPMem ディスクが装備されている仮想マシンを、適切なライセンスが付与されていないホストに移行すると、移行操作が失敗し、仮想マシンが 90 秒間管理不能状態になります。90 秒後に、移行を再試行し、PMEM デバイスを使用するためのライセンスが付与されているターゲット ホストを選択します。
  9. [互換性] ペインに互換性の問題が表示された場合は、問題を修正するか、移行先に別のホストまたはクラスタを選択します。
  10. この仮想マシンの移行先のストレージを選択します。
    1. 仮想マシンの構成ファイルとすべてのハード ディスクのストレージ タイプを選択します。
      モード 説明
      標準 すべての仮想ディスクは標準データストアに格納されます。
      PMEM すべての仮想ディスクは、ホストのローカル PMEM データストアに保存されます。設定ファイルは PMEM データストアに格納できません。さらに、仮想マシンの構成ファイル用に通常のデータストアを選択する必要があります。
      ハイブリッド すべての PMEM 仮想ディスクは、PMEM データストアに保存されたままです。仮想マシン ストレージ ポリシーの選択、データストアまたはデータストア クラスタの選択は、PMEM 以外のディスクに影響します。
      ストレージのタイプを選択できるのは、データセンターで PMEM またはハイブリッド ストレージ タイプを使用できる場合に限られます。
    2. 仮想マシン ディスクのフォーマットを選択します。
      オプション 操作
      ソースと同じフォーマット ソース仮想マシンと同じフォーマットを使用します。
      シック プロビジョニング (Lazy Zeroed) 仮想ディスクをデフォルトのシック フォーマットで作成します。仮想ディスクに必要な容量は、作成時に割り当てられます。物理デバイスに残っているすべてのデータは作成時には消去されません。代わりに、仮想マシンからの最初の書き込み時に、オンデマンドでゼロアウトされます。
      シック プロビジョニング (Eager Zeroed) Fault Tolerance などのクラスタリング機能をサポートする、シック ディスクを作成します。仮想ディスクに必要な容量は、作成時に割り当てられます。シック プロビジョニング (Lazy Zeroed) フォーマットの場合とは異なり、物理デバイスに残っているデータは作成時に消去されます。ほかのタイプのディスクに比べて、このフォーマットでのディスクの作成には時間がかかることがあります。
      シン プロビジョニング シン プロビジョニング フォーマットを使用します。最初、シン プロビジョニング ディスクは、そのディスクが初期に必要とする容量のみを使用します。あとでシン ディスクでさらに多くの容量が必要になるときには、それに割り当てられている最大容量まで拡張できます。
    3. 仮想マシン ストレージ ポリシーを [仮想マシン ストレージ ポリシー] ドロップダウン メニューから選択します。
      ストレージ ポリシーは、仮想マシン上で実行されるアプリケーションに対するストレージ要件を指定します。 vSAN または Virtual Volumes データストアのデフォルト ポリシーを選択することもできます。
      重要: 仮想マシン ハード ディスクで別のストレージ ポリシーが使用されている場合、ユーザーが選択した新しいポリシーは、非 PMEM ハード ディスクにのみ適用されます。PMEM ハード ディスクは、移行先のホストのローカル PMEM データストアに移行されます。
    4. 仮想マシン ファイルを保存するデータストアの場所を選択します。
      オプション 操作
      すべての仮想マシン ファイルをデータストア上の同じ場所に保存 リストからデータストアを選択し、[次へ] をクリックします。
      すべての仮想マシン ファイルを同じ Storage DRS クラスタに保存
      1. Storage DRS クラスタを選択します。
      2. (オプション) 仮想マシンを Storage DRS クラスタに移行する際に、この仮想マシンで Storage DRS を使用しない場合は、[この仮想マシンの Storage DRS の無効化] を選択し、Storage DRS クラスタ内のデータストアを選択します。
      3. [次へ] をクリックします。
      仮想マシン構成ファイルとディスクを別々の場所に保存
      1. [ディスクごとに設定] をクリックします。
        注: [ディスクごとに設定] オプションは、PMEM ストレージからのダウングレードまたは PMEM ストレージへのアップグレードに使用できます。
      2. 仮想マシン構成ファイルおよび各仮想ディスク用に、[参照] を選択し、データストアまたは Storage DRS クラスタを選択します。
        注: 設定ファイルは PMEM データストアに格納できません。
      3. (オプション) 仮想マシンを Storage DRS クラスタに移行する際に、この仮想マシンで Storage DRS を使用しない場合は、[この仮想マシンの Storage DRS の無効化] を選択し、Storage DRS クラスタ内のデータストアを選択します。
      4. [次へ] をクリックします。
  11. [互換性] ペインに互換性の問題が表示された場合は、問題を修正するか、移行先に別のストレージを選択します。
  12. 仮想マシンの移行先のフォルダを選択し、[次へ] をクリックします。
  13. この仮想マシンの移行先のネットワークを選択します。
    オプション 操作
    有効なソース ネットワークに接続されたすべての仮想マシン ネットワーク アダプタのターゲット ネットワークを選択
    1. [ターゲット ネットワーク] 列の矢印をクリックして、[参照] を選択します。
    2. ターゲット ネットワークを選択し、[OK] をクリックします。
    3. [次へ] をクリックします。
    有効なソース ネットワークに接続された各仮想マシン ネットワーク アダプタに別のターゲット ネットワークを選択
    1. [詳細] をクリックします。
    2. [ターゲット ネットワーク] 列の矢印をクリックして、[参照] を選択します。
    3. ターゲット ネットワークを選択し、[OK] をクリックします。
    4. [次へ] をクリックします。
  14. [設定の確認] 画面で詳細を確認し、[完了] をクリックします。

結果

仮想マシンは、現在の vCenter Server インスタンス内の移行先のフォルダに移動されます。移行の進行状況は、[最近のタスク] ペインで監視できます。移行中にエラーが発生した場合、仮想マシンは元の状態および場所に戻されます。