vCenter Server インスタンスから製品の使用量データを収集するためには、vCloud Usage Meter の特定の詳細情報を提供して管理する必要があります。これらの詳細には、ホスト名と認証情報が含まれます。
vSAN を有効にした vCenter Server インスタンスを追加した後、vCloud Usage Meter は、vSAN 製品の使用量データを自動的に検出して測定します。また、vCloud Usage Meter は、機能の使用に基づいて vSAN のエディションも検出します。vCloud Usage Meter は、クラスタ レベルの使用量情報を時間ごとに収集します。ここから、月の使用量の平均が算出されます。個々の仮想マシンの使用量の情報は取得できません。vCenter Server インスタンスの追加の詳細については、vCloud Usage Meter による計測用の vCenter Server の権限の構成およびvCloud Usage Meter での vCenter Server インスタンスの計測対象への追加を参照してください。
vSphere with Tanzu を有効にした vCenter Server インスタンスを追加した後、vCloud Usage Meter は、vSphere with Tanzu を自動的に検出します。vSphere with Tanzu に対してデフォルトで選択されているエディションは [Basic] です。vCenter Server インスタンスの追加の詳細については、vCloud Usage Meter による計測用の vCenter Server の権限の構成およびvCloud Usage Meter での vCenter Server インスタンスの計測対象への追加を参照してください。
リバース プロキシ
vCloud Usage Meter 4.7 は、リバース プロキシの背後で FQDN が別で同一の IP アドレスを使用する製品サーバの登録と計測をサポートしています。これらの製品サーバの計測は、プロキシの背後にある異なるエンドポイントにリダイレクトされます。
証明書の管理
計測対象に追加するインスタンスが、ロード バランサ、プロキシ、ファイアウォールなどのネットワークおよびセキュリティ構成エンティティを使用している場合、または HTTPS 経由でプロキシを使用している場合は、証明書を vCloud Usage Meter アプライアンス キーストアにインポートする必要があります。詳細については、vCloud Usage Meter 証明書の管理を参照してください。