仮想マシン名、ホスト名、ユーザー名などの機密性の高いデータを非表示にするために、vCloud Usage Meter と Cloud Partner Navigator の間で転送されるデータは匿名化されます。月次使用量レポート、クラスタの履歴レポート、仮想マシンの履歴レポートの匿名化は解除することができます。
前提条件
- root として vCloud Usage Meter コンソールにログインできることを確認します。
- vCloud Usage Meter コンソールで SSHD サービスを開始します。
- 匿名化を解除するレポートがダウンロードされていることを確認します。
- 匿名化を解除したレポートを保存するターゲットの場所が存在することを確認します。
手順
- vCloud Usage Meter コンソールに usagemeter としてログインします。
- /opt/vmware/cloudusagemetering ディレクトリに移動します。
cd /opt/vmware/cloudusagemetering
- 匿名化された月次使用量レポート、クラスタの履歴レポート、仮想マシンの履歴レポートの匿名化を解除するには、次のコマンドを実行します。
./scripts/report_deanonymize.sh [location_of_anonymized_report]/[tsv-file-name].tsv [destination_for_de-anonymized_report]/[destination-file-name]
匿名化されたデータを含む別のファイルに対してスクリプトを実行することもできます。
次のメッセージが表示されます:
レポートは正常に匿名化解除されました。結果は [destination_for_de-anonymized_report]/[file-name] に配置されます。
注: 匿名化解除レポートのターゲットが存在しない場合でも、匿名化解除が正常に完了したことを示すメッセージは表示されますが、匿名化が解除されたファイルは作成されません。