ID ガバナンスと管理 (IGA) は、エンタープライズが監査証跡と認証に必要なデータを取得し、組織の所有者ユーザーがセルフサービス アクセスの要求、承認、違反、API トークンをリアルタイムで管理することができるサービスです。

IGA サービスには、基本と高度という 2 種類の機能セットがあります。フェデレーション ドメインを持つ組織のみが使用できます。
  • 基本的な IGA 機能の使用を開始するには、組織の所有者[ID およびアクセス権の管理] > [ガバナンス] 画面の [開始] リンクをクリックして、IGA サービスを有効にする必要があります。
  • 高度な IGA 機能の使用を開始するには、組織で高度な ID ガバナンスと管理を有効にする方法を参照してください。

組織内で IGA サービスを使用している場合、VMware Cloud Services ユーザーは次の操作を実行できます。

役割 基本的な IGA を使用 高度な IGA を使用
組織の所有者ユーザー
  • Cloud Services コンソール[ID およびアクセス権の管理] > [ガバナンス] 画面から IGA ダッシュボードにアクセスします。
  • 組織のメンバーが追加ロールのセルフサービス リクエストを送信できる機能を有効または無効にします。
  • 受信した組織ロール リクエストおよびサービス ロール リクエストを管理して、組織内のサービスへのアクセスを制御します。
  • 違反を監視し、脅威に即時対応します。
  • 企業 ID プロバイダにリンクされ、ガバナンスが有効になっている組織で、サービスをオンボーディングします。
組織のメンバー