Horizon Universal Console の [キャパシティ] 画面には、クラウド接続された Horizon ポッド(Horizon Connection Server テクノロジー ベース)の現在の状態が表示されます。このリリースでは、Horizon ポッドは監視対象または管理対象のいずれかの状態になります。ポッドが管理対象状態にある場合にのみ、そのポッドのリソースをマルチクラウド割り当て (MCA) で使用できます。
監視対象状態
監視対象状態は、最初に Horizon ポッドを Horizon Cloud 環境に接続した後のポッドのデフォルト状態です。次のリストは監視対象状態のポッドで使用可能な機能について説明しています。
- [ダッシュボード] ページには、監視対象ポッドのコンポーネントに関する全体的な健全性レポートが表示されます。このページには、リソース使用状況、現在のユーザー セッション、およびポッドの接続統計に関する情報も表示されます。第 1 世代のテナント - Horizon Cloud ダッシュボード - ポッド フリートおよびテナント環境の健全性の可視性および洞察を参照してください。
- [キャパシティ] ページには、ステータス、場所、状態など、ポッドに関する詳細が表示されます。第 1 世代テナント - 第 1 世代 Horizon Cloud がサポートするすべてのポッド タイプのクラウド接続ポッドの管理を参照してください。
- 管理コンソールでは、ユーザーをサポートするためのヘルプデスク操作を実行できるユーザーベースの検索機能を使用できます。第 1 世代のテナント - Horizon Universal Console で提供される Cloud Monitoring Service の統合された可視性および洞察、健全性監視、およびヘルプ デスク機能の紹介を参照してください。
管理対象状態
監視対象のポッドが特定の要件を満たしている場合は、その Horizon ポッドの状態を管理対象状態に変更できます。Horizon Universal Console を使用して、クラウド接続された Horizon ポッドを管理対象状態に変更するを参照してください。
管理対象ポッドは、監視対象ポッドで利用可能なすべての機能を提供します。また、管理対象ポッドのリソースを使用するマルチクラウド割り当てを作成し、それらのマルチクラウド割り当てを Horizon Universal Console を使用して管理することもできます。詳細については、Horizon Cloud テナント環境でのマルチクラウド割り当ての管理を参照してください。
Horizon Universal Console を使用して、クラウド接続された Horizon ポッドを管理対象状態に変更する
テナントのフリート内にある Horizon ポッドの場合、Universal Broker 設定を保存した後、それらのポッドを監視対象から管理対象に変更できます。ポッドを管理対象状態に変更すると、そのポッドから Universal Broker 環境に割り当てを追加できます。また、Horizon Cloud によって提供される追加のサービスである イメージ管理サービス (IMS) の機能を使用することもできます。
Horizon Universal Console の [キャパシティ] ページから状態変更ワークフローを実行します。[キャパシティ] ページから状態変更ワークフローを実行する前に、まずコンソールの [ブローカ] ページを使用して Universal Broker 設定を保存する必要があります。
前提条件
- Universal Broker のシステム要件で説明するように、Horizon ポッドが Universal Broker の要件を満たしていることを確認します。
- ポッド内のすべての Connection Server インスタンスに Universal Broker プラグインをインストールします。Horizon ポッド - Connection Server への Universal Broker プラグインのインストールを参照してください。
- 外部ネットワーク上のエンド ユーザーによるこのポッドの使用をサポートする場合、または 2 要素認証を使用する場合は、ポッドの外部 Unified Access Gateway インスタンスを構成する必要があります。Horizon ポッド - Universal Broker で使用する Unified Access Gateway を構成するを参照してください。
- Universal Broker に 2 要素認証を使用する場合は、ポッド内のすべての外部 Unified Access Gateway インスタンスが同じ 2 要素認証設定で構成されていることを確認します。また、これらの設定が、マルチクラウド割り当てに参加している他のすべてのポッドのすべての Unified Access Gateway インスタンスの 2 要素認証設定と一致していることを確認します。
- Universal Broker を Horizon ポッドのテナント全体のコネクション ブローカとして有効にして構成します。Horizon Universal Console を使用した Universal Broker の有効化の開始およびUniversal Broker の設定を参照してください。
- テナントの Universal Broker 設定で 2 要素認証がすでに構成されている場合、コンソールはこのワークフローで外部 Unified Access Gateway と外部 FQDN を強制的に指定します。
手順
結果
次のタスク
ポッドに内部 Unified Access Gateway インスタンスがあり、2 要素認証を使用するように Universal Broker を構成済みで、内部エンド ユーザーに対して 2 要素認証をバイパスしたい場合は、内部ネットワーク範囲を定義し、それらのユーザーの 2 要素認証をスキップするための内部接続として Universal Broker が識別できるようにします。Universal Broker の内部ネットワーク範囲の定義を参照してください。
Horizon ポッド - ポッドを監視対象状態に変更する
Horizon ポッド(Horizon Connection Server テクノロジー ベース)を管理対象状態から監視対象状態に変更するには、最初にポッドを切断してから、Horizon Cloud に再デプロイする必要があります。ポッドを再デプロイすると、[キャパシティ] ページに監視対象状態として表示されます。
手順
結果
オンボーディングされたポッドが、[キャパシティ] ページに監視対象状態として表示されます。