Horizon Cloud Connector を使用している場合は、これらの考慮事項に留意してください。

  • Horizon Cloud Connector アプライアンスを VMware SDDC 環境にデプロイする場合は、vSphere Client または vSphere Web Client を使用してデプロイする必要があります。アプライアンスを ESXi ホストに直接デプロイしないでください。
  • Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスでの IPv6 の使用はサポートされていません。
  • Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスのデプロイ中は、プロキシの SSL 設定を使用できません。
  • デプロイされた Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスの固定 IP アドレスとプロキシの設定に関する情報は、特定のコンテナ ファイルに保存されます。仮想アプライアンスでこれらの設定を変更する場合は、仮想アプライアンスに接続し、それらのコンテナ ファイルを編集する必要があります。デプロイされた仮想アプライアンスの固定 IP アドレスを変更する場合、仮想アプライアンスのオペレーティング システムで適切なコンテナ ファイルを編集し、コマンドを実行して、仮想アプライアンスに依存するポッドのすべてのコンポーネントで新しい IP アドレスが共有されるようにする必要があります。Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスの固定 IP アドレスの更新を参照してください。
  • Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスをデプロイ先の環境から削除する前に、Horizon Cloud Connector アプライアンスの IP アドレスにブラウザをポイントし、[接続解除] アクションを使用して、ポッドと Horizon Cloud 間の接続を削除します。
  • Horizon ポッドとペアリングされた Horizon Cloud Connector の個別の vdmadmin アカウントを使用するのがベスト プラクティスです。個別の vdmadmin アカウントを使用すると、クラウド管理とオンプレミス管理の間で構成が上書きされるのを回避できます。個別のアカウントを使用することで、クラウドベースの操作の監査も容易になります。
  • Horizon Cloud ConnectorHorizon Cloud 間の接続には、インターネットの送信ポート 443 を使用します。コネクタに必要なすべての DNS、ポート、およびプロトコルについては、第 1 世代テナント - Horizon Cloud Connector と Horizon ポッドを使用するときの DNS、ポート、およびプロトコルの要件を参照してください。
  • デプロイの際に、Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスの root ユーザーのパスワードを設定します。デフォルトでは、このパスワードに有効期限はありません。ただし、組織のセキュリティ ポリシーによっては、root ユーザーに有効期限ポリシーを設定して root パスワードを定期的に更新することをお勧めします。手順については、Horizon Cloud Connector の root ユーザーのパスワード有効期限ポリシーの設定を参照してください。
  • Connection Server が自己署名証明書を使用していて、ポッドを Horizon Cloud にペアリングした後に自己署名証明書を置き換える場合は、Horizon Cloud Connector 構成ポータルにログインし、[再構成] ワークフローを使用して新しい自己署名証明書で証明書の検証手順を再度実行する必要があります。Horizon Cloud Connector 構成ポータルにログインしたら、[再構成] をクリックしてウィザードの手順を完了し、Connection Server からの新しい自己署名証明書を使用して通信を確認することができます。

    同様に、Connection Server をアップグレードすると、自己署名証明書が変更される場合があります。新しい証明書を確実に検証するには、Connection Server をアップグレードした後に、Horizon Cloud Connector[再構成] ワークフローを実行します。

  • Connection Server の IP アドレスを解決するために、/etc/hosts ファイルにエントリを追加した場合は、hze-core および csms サービスを再起動する必要があります。次のコマンドを使用します。
     systemctl restart hze-core
     systemctl restart csms
  • Horizon Cloud および必要な Connection Server インスタンスで Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスが確実に正しく認証されるようにするには、仮想アプライアンスの時刻を NTP サーバと同期する必要があります。詳細については、Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスと NTP サーバの同期を参照してください。
  • Horizon Cloud Connector 構成ポータルで接続の問題が発生した場合は、VMware ナレッジベース (KB) の記事 79859 のトラブルシューティング情報を参照してください。
  • Horizon Cloud Connector バージョン 2.3.x 以前 - Horizon Cloud Connector がポッドとペアリングされたときに構成ポータルで使用された Active Directory ドメイン アカウント([Horizon 認証情報])の認証情報が変更された場合は、[再構成] アクションを使用して、保存されている Active Directory ドメイン アカウントの詳細を新しいパスワードに変更し、ライセンス プッシュ エラーを回避する必要があります。構成ポータルで [再構成] をクリックし、手順に従ってウィザードを完了します。
  • Horizon Cloud Connector 2.4.x 以降 - [Horizon 認証情報] アカウントのパスワードが変更された場合は、「Horizon Cloud Connector 2.4 以降 - Horizon Cloud Connector が Horizon Connection Server で使用する登録済みの Active Directory 認証情報を更新する」に記載されている手順に従って、Horizon Cloud Connector を更新し、更新された認証情報を使用できます。

廃止された旧バージョン

Horizon Cloud Connector の新しいデプロイは、バージョン NN-1N-2 を使用してサポートされます。N は、Horizon Cloud Connector の最新バージョンです。以前のバージョンは廃止され、使用できません。既存のデプロイは、同じバージョンにアップデートすることが期待されます。最新バージョンの数字については、リリース ノートを参照してください。