リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続するには、サーバ名を指定し、ユーザー アカウントの認証情報を入力する必要があります。管理者とエンド ユーザーの接続手順は若干異なるため、自身のロールに該当するセクションを参照してください。

注: 次の手順に従って、 Horizon Connection Server に接続します。VMware Horizon Cloud Service - next-gen ポータルに接続するには、「 VMware Horizon Cloud Service - next-gen のドキュメンテーション」の「 Web Client を使用したデスクトップの起動」および「 Web Client を使用したアプリケーションの起動」を参照してください。

エンド ユーザーの手順

開始する前に、管理者から次の情報を取得します。

  • VPN (仮想プライベート ネットワーク)接続をオンにするかどうかに関する指示。
  • サーバへの接続に使用する完全修飾ドメイン名 (FQDN)。
  • ポートが 443 でない場合には、サーバとの接続に使用するポート番号。
  • Active Directory のユーザー名とパスワード、RSA SecurID のユーザー名とパスコード、または RADIUS 認証情報などのログインに使用する認証情報。
  • ログインのためのドメイン名。
  1. 組織で VPN 接続が必要な場合は、VPN をオンにします。
  2. 管理者の指示に従い、ブラウザを開いてナビゲーション バーにサーバ名を入力します。

    https と入力し、サーバまたはコネクション ブローカーの FQDN を使用します(例:https://view.company.com)。

    Horizon Connection Server 接続は常に TLS を使用します。TLS 接続のデフォルト ポートは 443 です。サーバがデフォルト ポートを使用するように構成されていない場合、view.company.com:1443 の形式を使用します。

  3. VMware Horizon Web ポータル ページが表示されたら、次のいずれかのオプションを選択します。

    次の表に、使用可能なオプションを示します。使用可能なオプションは、接続するサーバと環境の構成方法によって異なります。

    オプション 説明
    [ネイティブ クライアントの起動]

    Horizon Client を開始します。

    注: 管理者が Unified Access Gateway でシステム環境を構成している場合にのみ、このオプションを使用できます。
    [ブラウザ アクセス]

    HTML Access を開始します。

    注: 管理者が Unified Access Gateway でシステム環境を構成している場合にのみ、このオプションを使用できます。
    [VMware Horizon HTML Access] HTML Access を開始します。
    [VMware Horizon Client のインストール]

    VMware Horizon Client のダウンロード ページが開きます。ここで、クライアント システムの Horizon Client インストーラをダウンロードできます。

    注: このオプションは、オプションではなく、リンクとして表示されることがあります。

    選択内容を保存するチェック ボックスを選択すると、同じクライアント システムで同じタイプのブラウザにサーバ名を入力したときに VMware Horizon Web ポータル ページをスキップできます。後で変更を行う場合は、HTML Access の [設定] ページの [デフォルトのトップベージをリストアする] 設定を使用して、VMware Horizon Web ポータル ページを表示します。

  4. RSA SecurID の認証情報または RADIUS の認証証明書の入力を求められた場合、認証情報を入力して [ログイン] をクリックします。

    パスコードには、PIN とトークンで生成された番号が含まれる場合があります。

  5. 再度、RSA SecurID 認証情報または RADIUS 認証情報を入力するダイアログが表示されたら、トークンで次に生成された番号を入力します。

    PIN は入力しないでください。過去に生成され、入力したものと同じ番号も入力しないでください。必要に応じて、新しい番号が生成されるのを待ちます。この手順は、最初のパスコードの入力をミスした場合、または RSA サーバの設定が変更された場合にのみ、必要になります。

  6. ユーザー名とパスワードの入力を要求されたら、Active Directory 認証情報を入力します。
    1. 管理者に指示されたようにユーザー名とパスワードを入力します。少なくとも 1 つのデスクトップ プールまたはアプリケーション プールを使用するには、管理者から資格が付与されている必要があります。
    2. (オプション)管理者の指示に従って、ドメインを選択します。

      ドメインを選択できない場合は、domain\username または username@domain の形式でユーザー名を入力する必要があります。

    3. ログインします。
  7. リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続するには、デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで以下のいずれかを行います。
    オプション アクション
    [デスクトップ/アプリケーションのアイコンから接続する] デスクトップまたはアプリケーションのアイコンをクリックします。

    [デスクトップ/アプリケーションのコンテキスト メニューから接続する] デスクトップまたはアプリケーションのアイコンの横にある [...] ボタンをクリックして、[接続] を選択します。

    ブラウザ ウィンドウでリモート デスクトップまたは公開アプリケーションを開きます。サイドバーを開くには、ブラウザ ウィンドウの左側にあるタブをクリックします。サイドバーから、他のリモート デスクトップまたは公開アプリケーションを開いたり、設定を構成したりできます。また、テキストのコピー アンド ペーストなどの操作も行うことができます。

  8. (オプション)リモート デスクトップまたは公開アプリケーションをお気に入りとしてマークするには、デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウでリモート デスクトップまたは公開アプリケーションのアイコンの内側にある灰色の星をクリックします。

    星のアイコンが灰色から黄色に変わります。次回ログインするときに、ブラウザ ウィンドウの右上部分にある星のアイコンをクリックすると、お気に入りのみを表示できます。

注: リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続した後にすぐ切断され、リンクをクリックしてセキュリティ証明書を受け入れるよう求めるプロンプトが表示された場合、ユーザーはその証明書を信頼するかどうかを選択できます。「 自己署名付ルート証明書の信頼」を参照してください。

リモート デスクトップまたは公開アプリケーションのタイムゾーンが、クライアント デバイスで設定されたタイムゾーンを使用していない場合は、タイム ゾーンを手動で設定できます。「タイム ゾーンの設定」を参照してください。

デフォルトでは、ネットワーク接続が不安定になった場合、HTML Access はセッション ウィンドウに通知メッセージを表示します。詳細については、「不安定なネットワーク接続の検出」を参照してください。

管理者の手順

次のタスクが完了していることを確認します。

  • Active Directory ユーザー名とパスワード、RSA SecurID ユーザー名とパスコード、RADIUS 認証情報などのログイン認証情報を収集します。
  • ログイン用の NETBIOS ドメイン名を取得します。例として、mycompany.com ではなく mycompany を使用してください。
  • 企業のネットワークの外部から VPN 接続でリモート デスクトップおよび公開アプリケーションにアクセスする必要がある場合には、クライアント デバイスが VPN 接続を使用するように設定され、その接続が有効になっていることを確認します。
  • リモート デスクトップまたは公開アプリケーションへのアクセスを提供するサーバの完全修飾ドメイン名 (FQDN) があることを確認します。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされません。ポートが 443 でない場合、ポート番号も必要です。
  1. 組織で VPN 接続が必要な場合は、VPN をオンにします。
  2. ブラウザを開き、ナビゲーション バーにサーバ名またはコネクション ブローカー名を入力します。

    https と入力し、サーバの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用します(例: https://view.company.com )。

    サーバ接続は常に TLS を使用します。TLS 接続のデフォルト ポートは 443 です。サーバがデフォルト ポートを使用するように構成されていない場合、view.company.com:1443 の形式を使用します。

  3. VMware Horizon Web ポータル ページが表示されたら、次のいずれかのオプションを選択します。

    次の表に、使用可能なオプションを示します。使用可能なオプションは、接続するサーバと環境の構成によって異なります。

    オプション 説明
    [ネイティブ クライアントの起動]

    Horizon Client を開始します。

    注: 管理者が Unified Access Gateway でシステム環境を構成している場合にのみ、このオプションを使用できます。
    [ブラウザ アクセス]

    HTML Access を開始します。

    注: 管理者が Unified Access Gateway でシステム環境を構成している場合にのみ、このオプションを使用できます。
    [VMware Horizon HTML Access] HTML Access を開始します。
    [VMware Horizon Client のインストール]

    VMware Horizon Client のダウンロード ページが開きます。ここで、クライアント システムの Horizon Client インストーラをダウンロードできます。

    注: このオプションは、オプションではなく、リンクとして表示されることがあります。

    選択内容を保存するチェック ボックスを選択すると、同じクライアント システムで同じタイプのブラウザにサーバ名を入力したときに VMware Horizon Web ポータル ページをスキップできます。後で変更を行う場合は、HTML Access の [設定] ページの [デフォルトのトップベージをリストアする] 設定を使用して、VMware Horizon Web ポータル ページを表示します。

  4. RSA SecurID の認証情報または RADIUS の認証証明書の入力を求められた場合、認証情報を入力して [ログイン] をクリックします。

    パスコードには、PIN とトークンで生成された番号が含まれる場合があります。

  5. 再度、RSA SecurID 認証情報または RADIUS 認証情報を入力するダイアログが表示されたら、トークンで次に生成された番号を入力します。

    PIN は入力しないでください。過去に生成され、入力したものと同じ番号も入力しないでください。必要に応じて、新しい番号が生成されるのを待ちます。この手順は、最初のパスコードの入力をミスした場合、または RSA サーバの設定が変更された場合にのみ、必要になります。

  6. ユーザー名とパスワードの入力を要求されたら、Active Directory 認証情報を入力します。
    1. ユーザー名とパスワードを入力します。少なくとも 1 つのデスクトップ プールまたはアプリケーション プールを使用するには、ユーザーは、管理者から資格が付与されている必要があります。
    2. (オプション)ドメインを選択します。

      ドメインを選択できない場合は、domain\username または username@domain の形式でユーザー名を入力する必要があります。

    3. ログインします。
  7. リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続するには、デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで以下のいずれかを行います。
    オプション アクション
    [デスクトップ/アプリケーションのアイコンから接続する] デスクトップまたはアプリケーションのアイコンをクリックします。

    [デスクトップ/アプリケーションのコンテキスト メニューから接続する] デスクトップまたはアプリケーションのアイコンの横にある [...] ボタンをクリックして、[接続] を選択します。

    ブラウザ ウィンドウでリモート デスクトップまたは公開アプリケーションを開きます。サイドバーを開くには、ブラウザ ウィンドウの左側にあるタブをクリックします。サイドバーから、他のリモート デスクトップまたは公開アプリケーションを開いたり、設定を構成したりできます。また、テキストのコピー アンド ペーストなどの操作も行うことができます。

  8. (オプション)リモート デスクトップまたは公開アプリケーションをお気に入りとしてマークするには、デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウでリモート デスクトップまたは公開アプリケーションのアイコンの内側にある灰色の星をクリックします。

    星のアイコンが灰色から黄色に変わります。次回ログインするときに、ブラウザ ウィンドウの右上部分にある星のアイコンをクリックすると、お気に入りのみを表示できます。

注: リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続した後にすぐ切断され、リンクをクリックしてセキュリティ証明書を受け入れるよう求めるプロンプトが表示された場合、ユーザーはその証明書を信頼するかどうかを選択できます。「 自己署名付ルート証明書の信頼」を参照してください。

リモート デスクトップまたは公開アプリケーションのタイムゾーンが、クライアント デバイスで設定されたタイムゾーンを使用していない場合は、タイム ゾーンを手動で設定できます。「タイム ゾーンの設定」を参照してください。

デフォルトでは、ネットワーク接続が不安定になった場合、HTML Access はセッション ウィンドウに通知メッセージを表示します。詳細については、「不安定なネットワーク接続の検出」を参照してください。