VMware Integrated OpenStack 7.0.1 へのアップグレード パスは、移行元のバージョンによって異なります。
VMware Integrated OpenStack 6.0 から VMware Integrated OpenStack 7.0.1 にアップグレードするには、次の手順に従ってVMware Integrated OpenStack 6.x の 7.0.1 へのアップグレードを行います。これより前のバージョンを実行している場合は、手順に従ってVMware Integrated OpenStack 5.1 の 7.0.1 へのアップグレードを行います。
いずれかのアップグレード パスの一部として、VMware Integrated OpenStack 7.0 OVA に対するVMware Integrated OpenStack 7.0.1 パッチの適用の手順を実行します。
アップグレードを開始する前に、環境が VMware Integrated OpenStack 7.0.1 の要件を満たしていることを確認します。VMware Integrated OpenStack のハードウェア要件とVMware Integrated OpenStack のソフトウェア要件を参照してください。
Ceilometer を有効にしている場合は、ESXi ホストの CPU が Advanced Vector Extensions (AVX) をサポートしていることを確認します。AVX がサポートされていない場合は、アップグレードの前に Ceilometer を無効にします。
VMware Integrated OpenStack 5.1 からのアップグレード手順では、VMware Integrated OpenStack 7.0.1 デプロイを作成し、既存のデプロイをそれに移行します。この手順では、一時的に 2 つのデプロイをサポートできるだけの十分なハードウェア リソースと IP アドレス リソースが必要です。
新しい VMware Integrated OpenStack 7.0.1 デプロイと、以前のバージョンからアップグレードされたデプロイには次の違いがあることに注意してください。
- 新しい VMware Integrated OpenStack 7.0.1 デプロイの OpenStack リージョン名は
RegionOneです。アップグレードされたデプロイの OpenStack リージョン名はnovaです。 - 新しい VMware Integrated OpenStack 7.0.1 デプロイの Nova コンピューティングノードの名前は、
compute-vcenter-id-cluster-moidの形式です。アップグレードされたデプロイの Nova コンピューティング ノードの名前は、nova-compute-numberの形式です。デプロイをアップグレードすると、新しい Nova コンピューティング ノードでは、削除後に再作成されたノードも含めて新しい命名形式が使用されます。 - 新しい VMware Integrated OpenStack 7.0.1 デプロイには、
serviceおよびdefaultドメインのみが含まれます。serviceドメインには OpenStack サービスで使用されるアカウントが含まれ、Defaultドメインには OpenStack ユーザー（adminアカウントを含む）によって使用されるアカウントが含まれます。アップグレードされたデプロイには、下位互換性のためにlocalドメインも含まれています。
