リカバリ中にユーザーに対してメッセージを表示するカスタム リカバリ手順を作成できます。

Site Recovery Manager は、リカバリ プランの一部になっている仮想マシンでカスタム手順を実行できます。カスタム リカバリ手順は、テスト ワークフローと実行ワークフローで共有されます。リカバリ プランをテストする前にカスタム リカバリ手順を追加すると、実際のリカバリ プランを実行するときに両方向で使用可能となり、実行されます。サスペンドされる仮想マシンでカスタム手順を実行することはできません。

再保護中に、Site Recovery Manager は、リカバリ プランのすべてのカスタム リカバリ手順を保持します。再保護後にリカバリまたはテストを実行した場合、カスタム リカバリ手順は新しいリカバリ サイト、つまり元の保護サイトで実行されます。

再保護後、通常は変更せずにメッセージを表示するカスタム リカバリ手順を直接使用します。カスタム リカバリ手順が実行するコマンドにネットワーク構成などのサイト固有の情報が含まれている場合、再保護後にこれらの手順の変更が必要になる場合もあります。

リカバリ プラン手順には、特定の操作の完了を示すコマンドやプロンプトを構成できます。ただし、[テスト ネットワークの構成] 手順の前にコマンドやプロンプトを追加することはできません。