vSphere Web Client を使用して VMware Workspace ONE Access OVA ファイルをデプロイします。vSphere Web Client にアクセス可能なローカルな場所から OVA ファイルをダウンロードおよび展開したり、Web URL から展開することができます。

前提条件

Workspace ONE Access のインストールの準備 を確認します。

手順

  1. VMware Workspace ONE Access OVA ファイルを My VMware からダウンロードします。
  2. vSphere Client にログインします。
  3. [ファイル] > [OVF テンプレートを展開] を選択します。
  4. [OVF テンプレートを展開] ウィザードで、次の情報を指定します。
    ページ 説明
    ソース OVA パッケージの場所を参照するか、または特定の URL を入力します。
    OVF テンプレートの詳細 バージョンやサイズ要件などの製品情報を確認します。
    エンド ユーザー使用許諾契約書 エンド ユーザー使用許諾契約を読み、[同意する] をクリックします。
    名前と場所 Workspace ONE Access 仮想アプライアンスの名前を入力します。名前はインベントリ フォルダ内で一意である必要があり、最大で 80 文字指定できます。名前の大文字と小文字は区別されます。

    仮想アプライアンスの場所を選択します。

    ホスト/クラスタ 仮想アプライアンスを実行するホストまたはクラスタを選択します。
    リソース プール リソース プールを選択します。
    ストレージ 仮想アプライアンス ファイルのストレージを選択します。仮想マシン ストレージ プロファイルも選択できます。
    ディスク形式 ファイルのディスク形式を選択します。本番環境の場合は、シック プロビジョニング形式のいずれかを選択します。評価やテストにはシン プロビジョニング形式を使用します。

    シック プロビジョニング形式では、仮想ディスクに必要なすべての容量が展開中に割り当てられます。シン プロビジョニング形式では、その初期操作に必要とされるストレージ容量のみがディスクで使用されます。

    ネットワークのマッピング Workspace ONE Access で使用されているネットワークをインベントリのネットワークにマップします。
    プロパティ
    • [タイムゾーンの設定]

      正しいタイム ゾーンを選択します。

    • [VMware カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加]

      本製品は、VMware カスタマー エクスペリエンス向上プログラム（「CEIP」）に参加しています。CEIP を通して収集されるデータおよび VMware のその使用目的に関する詳細は、Trust & Assurance センター (https://www.vmware.com/jp/solutions/trustvmware/ceip.html) に記載されています。この製品で VMware の CEIP への参加を希望されない場合は、チェック ボックスをオフにします。

      この製品の CEIP は、インストール後にいつでも参加または中止していただけます。

      注： CEIP で収集されたデータを VMware に送信するために HTTP プロキシを介してインターネットに接続するようにネットワークが構成されている場合、 VMware Workspace ONE Access 仮想アプライアンスでプロキシ設定を調整する必要があります。 Workspace ONE Access インストール後のプロキシ サーバ設定の有効化 を参照してください。
    • [ホスト名 (FQDN)]

      使用するホスト名を入力します。空白にすると、逆引き DNS を使用してホスト名が参照されます。

    • [ネットワーク プロパティ]
      • Workspace ONE Access に固定 IP アドレスを構成するには、[デフォルト ゲートウェイ]、[DNS]、[IP アドレス]、および [ネットマスク] の各フィールドにアドレスを入力します。
        注： 仮想 IP アドレス (VIP) が DNS サーバの前にあるロード バランサを使用している場合、 Workspace ONE Access は、VIP の使用をサポートしません。複数の DNS サーバをカンマ区切りで指定できます。
        重要： [ホスト名] を含む 4 つのアドレス フィールドのいずれかが空白の場合は、DHCP が使用されます。
      • DHCP を構成する場合は、アドレス フィールドを空白のままにしておきます。
    注： [ドメイン名] フィールドと [ドメイン検索パス] フィールドは使用されません。これらは空白のままにしておくことができます。

    （オプション） Workspace ONE Access の展開後に、IP アドレス プールを構成できます。（オプション）Workspace ONE Access 仮想アプライアンスへの IP プールの追加を参照してください。

    設定の確認 選択内容を確認し、[終了] をクリックします。
    ネットワークの速度によっては、展開に数分かかることがあります。表示される進捗ダイアログ ボックスで進捗状況を確認できます。
  5. 展開が完了したら、進捗のダイアログ ボックスで [閉じる] をクリックします。
  6. 展開した Workspace ONE Access 仮想アプライアンスを選択して右クリックし、[パワー] > [パワーオン] を選択します。
    仮想アプライアンスが初期化されます。初期化が完了すると、コンソール画面に Workspace ONE Access のバージョン、IP アドレス、 Workspace ONE Access コンソールにログインしてセットアップを完了するための URL が表示されます。
    注： ネットワークが検出されないというエラーメッセージが表示されることがあります。https:// WS1AccessHostnameFQDN:8443/cfg/ ページにアクセスして、 Workspace ONE Access の設定を構成することもできます。 Workspace ONE Access 仮想アプライアンスを再起動すると、エラー メッセージがクリアされます。

次のタスク

  • （オプション）IP アドレス プールを追加します。
  • Active Directory または LDAP ディレクトリへの接続や Workspace ONE Access と同期するユーザーおよびグループの選択などの Workspace ONE Access の設定を構成します。