次のポッドに関連付けられた仮想マシンでは、それらのライフサイクルの任意の時点(ベース仮想マシン、公開イメージ、ファーム ホスト仮想マシン、VDI デスクトップ仮想マシンなど)で、VMware のエージェント関連ソフトウェアをインストールしています。VMware では、新しい機能とバグ修正を提供するためにエージェントに関連するソフトウェアの更新を定期的に提供しています。ご利用の環境での必要に応じて、ベース仮想マシン、公開されたイメージ仮想マシン、ファーム ホスト仮想マシン、および VDI デスクトップ仮想マシンにインストールされるエージェント関連ソフトウェアを更新するために以下のトピックの手順を使用します。
- 更新マネージャ ジョブは、毎日のスケジューリングされた時刻に実行され、エージェントの更新がイメージで使用可能であることをコンソールに示します。
- ユーザーは、GPO を使用して、VDI デスクトップ割り当てのデスクトップ インスタンスを最新のエージェントに手動で更新します。
デスクトップ インスタンスのエージェント関連ソフトウェアで最新のソフトウェアが実行されていても、次回のスケジュール済み更新マネージャ ジョブの実行まで、コンソールではイメージに青いドットが表示され、エージェントの更新が利用可能であることを示します。
VMware Dynamic Environment Manager エージェント ソフトウェアについて
2019 年 7 月の Horizon Cloud リリース以降、VMware Dynamic Environment Manager エージェントのインストールは Horizon Agents Installer に組み込まれています。Horizon Agents Installer は、以下を行うソフトウェア パッケージです。
- [仮想マシンのインポート] ワークフローを実行するとき、またはイメージ仮想マシンを手動で作成してインポートするときに、エージェントに関連するソフトウェアを新しいイメージ仮想マシンにインストールします。[マーケットプレイスからの仮想マシンのインポート] ワークフローを実行すると、Horizon Agents Installer がバックグラウンドで実行され、エージェントがインストールされます。イメージ仮想マシンを手動で作成してインポートする手順に従っている場合は、これらの手順の一部として Horizon Agents Installer をダウンロードして実行します。
- [エージェントの更新] ワークフローを実行するときに、既存のイメージ仮想マシンおよび専用 VDI デスクトップ割り当てのエージェントに関連するソフトウェアを更新します。Horizon Agents Installer は、インストールされたエージェントを更新するためにバックグラウンドで実行されます。
イメージ仮想マシンまたは専用 VDI デスクトップ割り当てのデスクトップ仮想マシン上で [エージェントの更新] ワークフローを実行した後、更新された仮想マシンの VMware Dynamic Environment Manager ファイルのインストール パスは、[エージェントの更新] ワークフローを実行する前に、仮想マシンへの元のエージェントのインストールがバージョン 19.2 以降であったかどうかによって異なります。
- 基本イメージ仮想マシンが最初に [デスクトップのインポート] ワークフローを使用して作成された場合
-
この場合、デフォルトでは、
VMware Dynamic Environment Manager エージェントが自動的にインストールされていました。特定のインストール ファイルのパスは、基本イメージ仮想マシンが、19.2 バージョン以降のエージェント ソフトウェアで作成されたかどうかによって異なります。
- イメージ仮想マシンがマニフェスト 1493 以降のポッドで新しく作成された場合、VMware Dynamic Environment Manager のインストール ファイルのパスは C:\Program Files\VMware\Horizon Agents\User Environment です。その後、その仮想マシンで [エージェントの更新] ワークフローを実行すると、ファイル パスは C:\Program Files\VMware\Horizon Agents\User Environment のままになります。
- イメージ仮想マシンが 1493 以前のマニフェストのポッドで作成された場合、VMware Dynamic Environment Manager のインストール ファイルのパスは C:\Program Files\Immidio\Flex Profiles です。その後、その仮想マシンで [エージェントの更新] ワークフローを実行すると、ファイル パスは C:\Program Files\Immidio\Flex Profiles のままになります。
- 基本イメージ仮想マシンが最初に Microsoft Azure で手動で作成された場合
-
VMware Dynamic Environment Manager のインストール ファイルのパスは、手動で作成した仮想マシンに
VMware Dynamic Environment Manager エージェントをインストールした方法によって異なります。
- Horizon Agents Installer バージョン 19.2 を使用して VMware Dynamic Environment Manager エージェントをインストールした場合、VMware Dynamic Environment Manager のインストール ファイルのパスは、C:\Program Files\VMware\Horizon Agents\User Environment です。その後、その仮想マシンで [エージェントの更新] ワークフローを実行すると、ファイル パスは C:\Program Files\VMware\Horizon Agents\User Environment のままになります。
- 別のスタンドアロンの VMware Dynamic Environment Manager インストーラを使用して VMware Dynamic Environment Manager エージェントをインストールした場合、VMware Dynamic Environment Manager のインストール ファイルのパスは C:\Program Files\Immidio\Flex Profiles です。その後、その仮想マシンで [エージェントの更新] ワークフローを実行すると、ファイル パスは C:\Program Files\Immidio\Flex Profiles のままになります。
また、基本イメージ仮想マシンが最初に Microsoft Azure で手動で作成され、その時点で VMware Dynamic Environment Manager エージェントをインストールしなかった場合、その後 [エージェントの更新] ワークフローでエージェントをインストールするときに、[エージェントの更新] ウィザードのコマンドラインの手順でコマンドライン引数 ADDLOCAL=UEM
を使用します。