Microsoft Azure のポッドでは、[仮想マシンのインポート – Marketplace] ウィザードに従って、Microsoft Azure Marketplace のオペレーティング システム イメージを使用して仮想マシン (VM) を作成できます。プロセスでは、仮想マシンは Horizon Cloud 環境の要件に準拠するために必要な要素とエージェントに関連したソフトウェアを使用して自動的に構成されます。作成プロセスの最後に、仮想マシンが [インポートされた仮想マシン] ページに一覧表示され、仮想マシンとクラウド プレーンのペアリング、仮想マシンのカスタマイズ、追加のドライバのインストールなど、さらにアクションを実行できます。

マニフェスト バージョンが異なるポッドでは、[仮想マシンのインポート] ウィザードにより作成される仮想マシンに必要な後続の手順は異なります。

ポッドのマニフェスト 1600 以降
ポッドのマニフェスト 1600 以降では、自動化されたワークフローの結果、 Horizon Cloud とまだペアリングされていない仮想マシンが作成されます。仮想マシンが作成され、[インポートされた仮想マシン] ページにリストされたら、 [エージェント ペアリングをリセット] アクションを使用して、仮想マシンをクラウド プレーンとペアリングします。
ポッドのマニフェスト 1600 より前
ウィザードによってマニフェストが 1600 より前のポッドに仮想マシンが作成されると、自動化されたワークフローはプロセス中に仮想マシンとクラウド プレーンをペアリングします。プロセスの最後に、作成された仮想マシンが [インポートされた仮想マシン] ページに一覧表示され、エージェントがアクティブ状態になります。
注意: すべてのコンソールと同様に、このウィザードのユーザー インターフェイスは動的です。ウィザードを通してリスト内の項目を選択したり、トグルを有効または無効にしたりするたびに、ウィザードで表示される選択内容とオプションは自動的に変更されます。ウィザードの表示項目は、 Horizon Cloud テナント アカウントに使用が許可されているものが何であるかも反映されます。ここに記載されている内容を読んだ上で、ウィザードをリアルタイムで進んでいくなかで表示内容が変更されない場合は、ウィザードの上部に設定されている選択内容を変更して、ウィザードのオプションの変更を確認してください。この操作を試行した後でも、説明された内容が表示されない場合は、その項目はアカウントの構成に適用されない可能性が極めて高くなります。

デフォルトでは、オペレーティン グシステムに関係なく、[Windows イメージを最適化]が有効になります。マルチセッション以外の Windows 10 オペレーティング システムの場合、システムはデフォルトで [Windows ストア アプリを削除] を有効化します。後で仮想マシンがイメージとして公開されたときに発生する可能性のある Microsoft Windows Sysprep の問題を回避するため、これらのオプションを有効にすることを強く推奨します。

また、デフォルトで、ウィザードは [詳細オプション] セクションで さまざまなトグルを有効にして、(ウィザードの他の選択項目に対しても適切で関連があり、選択したオペレーティング システムでの Horizon Cloud 環境で使用するためにサポートされている)エージェント関連のカスタム セットアップ オプションをインストールします。デフォルトの選択を変更する場合は、[仮想マシンのインポート - Marketplace] ウィンドウの [詳細オプション] セクションを展開し、必要に応じてトグルを設定します。

たとえば、RDS またはマルチセッションの使用事例をサポートするオペレーティング システムでのみ 3D サポートを提供するエージェント オプションは、[OS] ドロップダウン リストでこれらのオペレーティング システムのいずれかを選択した場合にのみ、デフォルトで [詳細オプション] セクションで有効になります。VDI の使用事例でクライアント オペレーティング システムを選択し、そのエージェント オプションが適用されていない場合、そのエージェント オプションはインストール対象として選択されません。

ヒント: 2019 年 12 月のサービス リリース以降、[仮想マシンのインポート] ウィザードは、作成プロセスの最後に、ウィザードで作成された仮想マシンを指定された Active Directory ドメインに参加させるか、仮想マシンをドメインに参加させないかのオプションを提供します。2019 年 12 月のサービス リリースより前は、ウィザードで作成された仮想マシンは、ウィザードで指定した Active Directory ドメインに常に自動的に参加していました。

ただし、既知の問題により、マニフェストが 1600 より前のポッドでウィザードを使用している場合、[ドメイン参加] オプションを有効にして、ウィザードで仮想マシンをドメインに参加させる必要があります。既知の問題が修正されるまでは、ウィザードを使用してマニフェストが 1600 より前のポッドに仮想マシンを作成し、[ドメイン参加] トグルを無効にすると、仮想マシンのインポート プロセスは最終ステップで失敗します。この問題に関する更新情報については、『Horizon Cloud のドキュメント』からリンクされた 2019 年 12 月のサービス リリースのリリース ノートを参照してください。

前提条件

App Volumes 機能で使用するために仮想マシンをインポートする場合は、[ドメイン参加] トグルを有効にする必要があります。

注: Tech Preview:Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッションでの App Volumes の使用は、現在 Tech Preview です。この Tech Preview では、 [OS] が Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッション オペレーティング システムのいずれかに設定されている場合、ウィザードの App Volumes Agent トグルを使用して [App Volumes Agent] をベース仮想マシンにインストールすることはできません。このウィザードでこれらのいずれかのオペレーティング システムが選択されている場合、このトグルは [詳細オプション] セクションに表示されません。この場合、インポートされた仮想マシンが [インポートされた仮想マシン] ページで正常にインポートされたことを確認して、追加の手順を実行して、インポートした仮想マシンを App Volumes Agent で構成する必要があります。 Tech Preview - この Horizon Cloud リリースの App Volumes 機能で使用するための Microsoft Windows 10 マルチセッション イメージの構成方法を参照してください。

手順

  1. [インポートされた仮想マシン] ページで、[インポート] をクリックします。
  2. [インポート] ウィザードで、まずポッドに関連付けられた場所を選択し、次にその場所のポッドのリストからポッドを選択して、仮想マシンを作成するポッドを選択します。
    場所を選択すると、 [ポッド] リストの選択項目がフィルタされ、選択した場所で使用可能なポッドが表示されます。
    重要: GPU が有効なデスクトップまたはリモート アプリケーションでこのイメージを使用する予定がある場合は、GPU が有効な仮想マシン (VM) をサポートする Microsoft Azure リージョンに選択したポッドが配置されていることを確認します。GPU が有効な仮想マシンは、一部の Microsoft Azure リージョンでのみ使用できます。詳細については、 リージョン別の Azure 製品を参照してください。
  3. ベース仮想マシンの詳細を選択します。
    オプション 説明
    オペレーティング システム イメージの基盤となる仮想マシンに使用する Microsoft Windows サーバ オペレーティング システムを選択します。
    注: このドロップ ダウン メニューの項目が入力されるまでにはしばらく時間がかかります。
    • このイメージを VDI デスクトップで使用する場合は、ドロップダウン リストに表示されている、非サーバの非マルチセッション オペレーティング システムのいずれかを選択します。VDI デスクトップ イメージを作成するには、これらのサーバまたはマルチセッション タイプのいずれのオペレーティング システムも選択しないでください。
    • RDSH セッション デスクトップまたは RDS ベースのリモート アプリケーションなどの共有使用をサポートするアイテムをプロビジョニングするためにこのイメージを使用する場合は、リストされたサーバまたはマルチセッション オペレーティング システムのいずれかを選択します。
    GPU を含める このトグルを有効にすると、このベース仮想マシンに対して GPU が有効な仮想マシンを指定します。このオプションは、Windows 7 オペレーティング システムではサポートされていません。そのため、Windows 7 オペレーティング システムを選択した場合、ウィザードの動的な性質により、このウィザード オプションは表示されません。
    重要: GPU を有効にした場合は、ベース仮想マシンが作成された後に、仮想マシンのオペレーティング システムにログインし、サポートされている NVIDIA グラフィックス ドライバをインストールして、Microsoft Azure の GPU 対応仮想マシンの GPU 機能を取得する必要があります。仮想マシンのインポート プロセスが完了した後、ドライバをインストールします。

    この仮想マシンがマニフェスト 1600 以降のポッドで作成されている場合、通常は、以下の手順 9 で説明するように仮想マシンで [エージェント ペアリングをリセット] アクションを使用した後でドライバをインストールします。

    ドメイン参加 このトグルを有効にすると、自動化プロセスの一部として Horizon Cloud テナントに登録されている Active Directory ドメインの 1 つに作成された仮想マシンを参加させるように指定できます。有効にした場合、ドロップダウン リストから Active Directory ドメインを選択します。その結果、仮想マシンは選択したドメインに参加します。そのドメインのドメイン管理者アカウントは、作成された仮想マシンにログインできます。

    このトグルを無効にすると、作成された仮想マシンは Active Directory ドメインに参加しません。作成された仮想マシンにログインするには、以下の手順 5 で指定したアカウント資格情報のみを使用できます。

    重要: App Volumes アプリケーションをプロビジョニングするためにこの仮想マシンを使用する予定がある場合は、 [ドメイン参加] トグルを有効にする必要があります。App Volumes Agent をインストールするには、仮想マシンがドメインに参加している必要があります。
    パブリック IP アドレスを有効にする このトグルを有効にすると、このマスター仮想マシンの公開 IP アドレスを構成します。有効にすると、仮想マシンはプライベートとパブリックの両方の IP アドレスを取得します。

    このトグルを無効にすると、仮想マシンは Microsoft Azure 環境のプライベート IP アドレスのみを使用して構成されます。

    Windows イメージを最適化 デフォルトではこのトグルは有効になっていて、ベース仮想マシンの Microsoft Windows オペレーティング システムを最適化するための VMware の推奨事項およびベスト プラクティスに適合したマスター仮想マシンが作成されます。この最適化には、オペレーティング システムのデフォルト サービスと機能を調整してベスト プラクティスに適合させるための次のような作業が含まれています。
    • 仮想環境に関係しない物理デスクトップ機能を無効にして、より効率的な仮想マシン性能を提供します。
    • Windows Update など、特定の Windows システム サービスを無効にして、サービスの制御をエンド ユーザーではなく管理者に割り当てます。

    詳細については、[マーケットプレイスからの仮想マシンのインポート] ウィザードを使用する場合に Windows イメージの最適化を決定するを参照してください。

    重要: 後で仮想マシンがイメージとして公開されたときに発生する可能性のある Microsoft Windows Sysprep の問題を回避するため、デフォルトの設定にすることを強く推奨します。
    Windows ストア アプリを削除 このトグルは、[OS] が非マルチセッション Microsoft Windows 10 オペレーティング システムに設定されている場合にのみ表示されます。デフォルトではこのトグルは有効になっていて、次のようなベース仮想マシンが作成されます。
    • Windows ストア インストーラ サービスを無効にする。
    • ベースの Windows 10 オペレーティング システムにデフォルトで提供されているほとんどの Windows ストア アプリケーションを削除する。これらの Windows 10 のデフォルト アプリケーションは オペレーティング システムの AppX パッケージで提供されているものです。
    重要:
    • トグルが有効な場合でも、システムは、システム定義の許可リストに基づいて、デフォルトで一部の AppX パッケージを保持します。これらの許可された AppX パッケージは、仮想マシンのインポート プロセスの最後で仮想マシンにインストールされたままになります。リストについては、以下のトピックのリンクを参照してください。
    • 後で仮想マシンがイメージとして公開されたときに発生する可能性のある Microsoft Windows Sysprep の問題を回避するため、デフォルトの設定にすることを強く推奨します。

    詳細については、[デスクトップのインポート] ウィザードを使用する場合に [Windows ストア アプリを削除] オプションを使用するを参照してください。

  4. 管理の詳細を指定します。
    注: 入力するユーザー名とパスワードは、Microsoft Azure で仮想マシンを作成する場合に許可されるユーザー名とパスワードに対する Microsoft の要件を満たしている必要があります。要件のリストについては、Microsoft のドキュメントの「 ユーザー名の要件」と「 パスワードの要件」を参照してください。
    オプション 説明
    ユーザー名 仮想マシンのローカル管理者アカウントに使用する管理者名を入力します。このローカル管理者アカウントは、プロセスで仮想マシン内に作成されます。この名前は仮想マシンのオペレーティング システムにアクセスするためのローカル管理者アカウントに使用され、イメージへの変換プロセスでも使用されます。この名前は最大 15 文字の長さで、ピリオド (.) で終了することはできません。また、Microsoft Azure で仮想マシンを作成するときに許可されていない管理者名を使用することはできません。
    重要: このローカル管理者のアカウント情報(名前および [パスワード] テキスト ボックスで指定したパスワード)を確実に記憶するようにしてください。あるいは後で情報を取得する際に使用するため、忘れないように書き留めておいてください。この基本イメージにサードパーティのアプリケーションを追加する場合、および [新規イメージ] ワークフローを実行してこのベースイメージをシステムに公開する場合にこれらの認証情報が必要になります。
    パスワード 管理者アカウントに使用するパスワードを入力します。パスワードは、Microsoft Azure のパスワード ルールに従う必要があります。
    • Microsoft Azure で仮想マシンを作成するときに許可されていない管理者アカウント パスワードを使用することはできません。
    • 12 ~ 123 文字の長さで、次の 4 つの複雑さの要件のうち 3 つを満たす必要があります。
      • 1 つの小文字を含む
      • 1 つの大文字を含む
      • 1 つの数字を含む
      • 1 つの特殊文字(! @#$%/^&*) を含む
    パスワードの検証 パスワードを再入力します。
    Windows ライセンスの質問

    ウィザードのユーザー インターフェイスで選択を行うと、この質問がウィザードでトグルとチェックボックスの組み合わせの形式で表示されることがあります。画面に表示される指示に従います。新しいポッド デプロイでの VMware Horizon Cloud Service on Microsoft Azure 要件チェックリストのライセンス セクションに記載されているように、Horizon Cloud は、Microsoft Windows オペレーティング システムの使用で必要となるいかなるゲスト OS のライセンスも提供していません。ユーザーは、Horizon Cloud テナント環境で使用するように選択した Windows ベースのデスクトップ仮想マシンと RDSH 仮想マシンを作成するための、有効かつ適格な Microsoft ライセンスを持っている必要があります。

  5. [名前] フィールドに、マスター仮想マシンの名前とオプションの説明を入力します。
    重要: 以前に Horizon Cloud 環境で割り当て可能なイメージに変換されたインポートされた仮想マシンに使用した名前は入力しないでください。たとえば、インポートされた仮想マシンが割り当て可能イメージに変換されイメージ ページに表示されている場合は、ここに同じ名前を入力しないでください。既知の問題として、すでに [イメージ] ページにリストされている名前を再利用した場合、仮想マシンの作成プロセスは警告なしで失敗します。システムは Microsoft Azure に仮想マシンを作成しませんが、管理コンソールにはエラー メッセージが表示されません。

    名前は次のルールに従う必要があります。

    • アンダースコア文字 (_) を含めることはできません。
    • 英数字とハイフンのみを使用することができます。
    • 名前は(数字ではなく)英字で始める必要があります。
    • 名前の終わりにはハイフン (-) を使用できません。
  6. 仮想マシンにインストールされる Horizon Agent 機能をカスタマイズするには、[詳細オプション] セクションのトグルを使用します。
    オプションのトグルを有効にすると、対応する機能が仮想マシンにインストールされます。このウィザードで選択したオプションに加えて、ワークフロー プロセスはデフォルトで次の主要機能を常にインストールします。
    • Horizon Agent - HTML5 マルチメディア リダイレクト。パフォーマンスを最適化するために、Chrome または Edge ブラウザの HTML5 マルチメディア コンテンツをユーザーのローカル システムにリダイレクトします。
    • Horizon Agent - Horizon パフォーマンス トラッカー。表示プロトコルのパフォーマンスとシステム リソースの使用量をモニタリングします。
    • Horizon Agent - vRealize Operations Desktop Agent。このイメージに基づいてデスクトップ インスタンスまたはファーム RDSH 仮想マシンのユーザー セッションからアクティビティ関連のデータを収集し、履歴データの収集とレポートのためにそのデータを Horizon Cloud クラウド監視サービス (CMS) に送信します。
    • VMware Dynamic Environment Manager クライアント コンポーネントFlexEngine クライアント コンポーネントは、標準モードを使用してインストールされます。この機能は、イメージに基づいてプロビジョニングされたデスクトップ仮想マシンおよび RDSH 仮想マシンで VMware Dynamic Environment Manager 機能を使用できるようにします。
    注目: Windows 7 Enterprise オペレーティング システムでは、トグルを使用してインストールできるオプションのエージェント機能は、 [USB リダイレクト][ヘルプ デスク] オプションのみです。また、以前の 4 つのエージェント機能が Windows 7 Enterprise 仮想マシンにデフォルトでインストールされる場合でも、HTML5 マルチメディア リダイレクト オプションと Horizon Performance Tracker は Windows 7 Enterprise での使用がサポートされていません。
    オプション 説明
    App Volumes Agent ウィザードを使用すると、[OS] の選択がクライアント オペレーティング システムに設定されていて、[ドメイン参加] トグルが有効になっている場合に、このトグルを使用できるようになります。このトグルを有効にして、ベース仮想マシンに App Volumes Agent をインストールし、エンドユーザー VDI デスクトップ用のネイティブ アプリケーションをプロビジョニングする機能を持つイメージをサポートします。
    注: Tech Preview:Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッションでの App Volumes の使用は、現在 Tech Preview です。この Tech Preview では、 [OS] が Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッション オペレーティング システムのいずれかに設定されている場合、ウィザードの App Volumes Agent トグルを使用して [App Volumes Agent] をベース仮想マシンにインストールすることはできません。そのため、いずれかのオペレーティング システムが選択されている場合、このトグルは表示されません。この場合、インポートされた仮想マシンが [インポートされた仮想マシン] ページで正常にインポートされたことを確認して、追加の手順を実行して、インポートした仮想マシンを App Volumes Agent で構成する必要があります。 Tech Preview - この Horizon Cloud リリースの App Volumes 機能で使用するための Microsoft Windows 10 マルチセッション イメージの構成方法を参照してください。
    Flash MMR を有効にする パフォーマンスを最適化するために、仮想デスクトップにストリーミングされる Flash マルチメディア コンテンツをリダイレクトしてクライアント コンピュータに直接ストリーミングし、そのクライアント システム上でデコードします。クライアント システムはメディア コンテンツを再生し、仮想デスクトップへの要求を開放します。

    このエージェント オプションは、Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッションまたは Windows 7 Enterprise での使用ではサポートされていません。

    RDSH での 3D サポート

    Windows 10 マルチセッションでの 3D サポート

    [OS] の選択が Windows サーバまたは Windows 10 マルチサーバ オペレーティング システムに設定されている場合に適用されます。GPU 対応の RDSH 仮想マシンで実行されるアプリケーションで 3D グラフィックスを使用できるようにします。
    ターミナル サービスの MMR パフォーマンスを最適化するために、仮想デスクトップにストリーミングされるマルチメディア コンテンツをリダイレクトしてクライアント コンピュータに直接ストリーミングし、そのクライアント システム上でデコードします。クライアント システムはメディア コンテンツを再生し、仮想デスクトップへの要求を開放します。
    クライアント ドライブのリダイレクト これを使用すると、Horizon Client ユーザーがローカル ドライブを仮想デスクトップおよび RDS ベースのアプリケーションと共有できます。
    Skype for Business 仮想デスクトップを使用して Skype for Business の最適化された音声およびビデオ通話を行う機能を提供します。
    Webcam サポート(リアルタイム オーディオ ビデオ RTAV) ユーザーのクライアント システムに接続される Web カメラおよびオーディオ デバイスをリダイレクトするので、それらのデバイスを仮想デスクトップで使用できます。
    スマート カード デフォルトではインストールされません。ユーザーが、PCoIP または Blast Extreme 表示プロトコルの使用時にスマート カードを使用して認証できるようにします。
    VMware 出力 インポートされた仮想マシンに Horizon Agent の VMware Integrated Printing 機能をインストールして構成します。この機能によって、ユーザーは追加ドライバをインストールせずに、クライアント コンピュータで使用可能なプリンタを使用できるようになります。
    スキャナ リダイレクト デフォルトではインストールされません。ユーザーのクライアント システムに接続されるスキャン デバイスおよびイメージング デバイスをリダイレクトするので、それらのデバイスを仮想デスクトップまたは RDS ベースのアプリケーションで使用できます。
    USB リダイレクト デフォルトではインストールされません。ユーザーは、ローカルに接続された USB フラッシュ ドライブ、および仮想デスクトップと RDS ベースのアプリケーションのハード ディスクにアクセスできます。
    注: USB リダイレクトを安全に使用するためのガイダンスについては、『 Horizon 7 のセキュリティ』ガイドおよび『 Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』ガイドを参照してください。これらのガイドの Horizon バージョン 7.12 は、 セキュリティ ガイドおよび リモート デスクトップ機能ガイドにあります。たとえば、グループ ポリシー設定を使用して、特定のユーザーの USB リダイレクトを無効にすることができます。
    URL リダイレクト デフォルトではインストールされません。Horizon Client が、どの URL をユーザーのクライアント システムで開く代わりに仮想デスクトップまたはアプリケーションで処理するのかを決定し、仮想デスクトップまたは RDS ベースのアプリケーションを使用してそれらの URL を開くことを可能にします。
    シリアル ポート リダイレクト デフォルトではインストールされません。ユーザーのクライアント システムのシリアル ポートに接続されたデバイスをリダイレクトするので、それらのデバイスを仮想デスクトップまたは RDS ベースのアプリケーションで使用できます。
    位置情報リダイレクト デフォルトではインストールされません。クライアント システムの位置情報を、仮想デスクトップ上の Internet Explorer 11 で共有できるようにします。このオプションを使用すると、仮想マシンにエージェントをインストールするときに Horizon 位置情報リダイレクト オプションがインストールされます。インポートされた仮想マシンの準備ができたら、追加の要件が必要になります。詳細については、VMware Horizon ドキュメントのトピック 位置情報リダイレクトのシステム要件(Horizon バージョン 7.12)を参照してください。
    ヘルプデスク ライブ デスクトップ セッションから、リアルタイムのパフォーマンス関連の詳細なデスクトップおよびセッションのメトリックを収集する機能を提供します。ライブ セッションは、アクティブ、アイドル、または切断されたセッションです。ログオフされたセッションは、これらのライブ セッションには該当しません。これらのメトリックは、仮想デスクトップの健全性のトラブルシューティングに役立ちます。これらのメトリックは、システムのヘルプ デスク関連機能の一部であるコンソールのユーザー カードで使用されます。
    注: このトグルをオフにすると、このイメージに基づくデスクトップ インスタンスまたはファーム RDSH インスタンスのライブ ユーザー セッションからのパフォーマンス関連メトリックは収集されません。その結果、リアルタイムのライブ ユーザー セッション データはクラウド監視サービス (CMS) に送信されません。そのため、このようなライブ ユーザー セッション データを、セッションのユーザー カードまたは [レポート] ページのレポート内で報告することはできません。詳細については、 Horizon Cloud 環境のユーザー カード機能についておよび [レポート] ページを参照してください。

    履歴セッション データを収集するには、[仮想マシンのインポート] ウィザードがデフォルトでインストールする vRealize Operations Desktop Agent に加え、Horizon Cloud 環境の [全般設定] ページでも CMS セッション機能を有効にする必要があります。CMS セッション機能が無効になっている場合、コンソールではセッションの履歴データを利用できません。ご使用の環境で CMS セッション機能の設定を検証するには、Horizon Cloud テナント環境のカスタマイズ可能な全般設定の監視テーブルの行を参照してください。

    VDI デスクトップおよび RDS ホストに使用される上記のエージェント関連オプション、およびデフォルトで常にインストールされるすべての Horizon エージェント機能の詳細については、 VMware Horizon 製品ドキュメントHorizon Agent カスタム セットアップ オプション(VDI デスクトップに適用可能なオプション)および RDS ホストに対する Horizon Agent のカスタム セットアップ オプションを参照してください。
  7. [インポート] をクリックします。
    システムは仮想マシンの作成と構成を開始します。プロセス全体がその最終ポイントで完了するまで、約 45 分かかります。
    • マニフェスト 1600 以降のポッドの場合、仮想マシンはパワーオンの状態(緑色のドット)として [インポートされた仮想マシン] ページに一覧表示され、エージェントの状態は ペアなし になります。
    • マニフェストが 1600 より前のポッドの場合、仮想マシンはパワーオンの状態(緑色のドット)として [インポートされた仮想マシン] ページに一覧表示され、エージェントの状態は 有効 になります。

    仮想マシンが Microsoft Azure クラウドで最初にインスタンス化されると、その名前が [インポートされた仮想マシン] ページに表示されます。ページに仮想マシンの最新のステータスを表示するには、更新アイコンを使用します。

    仮想マシンの作成プロセスが失敗すると、失敗に関するシステム通知が生成され、[エージェントのバージョン] 列に [失敗] リンクが表示されます。そのリンクをクリックすると、[通知] ページが開いて、失敗の原因を確認することができます。

    重要: Microsoft Azure China クラウドにイメージを作成する場合、プロセスが完了するまでに最大で 2 時間かかることがあります。このプロセスは地理的なネットワークの問題の影響を受け、バイナリがクラウドの制御プレーンからダウンロードされるときにダウンロードの速度が低下することがあります。
  8. 仮想マシンがマニフェスト 1600 以降のポッドにある場合、自動化プロセスが完了してページを更新すると、仮想マシンにはパワーオン状態を示す緑色のドットと、ペアなし のエージェント ステータスが表示されます。仮想マシンで [エージェント ペアリングをリセット] アクションを使用して、Horizon Cloud とペアリングします。
    重要: 1600 より前のマニフェストのポッドを使用している場合は、この手順をスキップします。このリリースより前のバージョンのポッドでは、自動化ウィザードにより作成される仮想マシンは、エージェントがアクティブ状態で Horizon Cloud とペアリングされます。作成される仮想マシンのエージェントのステータスが アクティブ で、エージェントのバージョン番号が 19.2 などの場合、プロセスは完了しています。
    ポッドのマニフェスト バージョンが 1600 以降の場合は、自動化プロセスが完了した後、作成される仮想マシンはまだ Horizon Cloud とペアリングされていません。次のスクリーンショットに示すように、仮想マシンの [エージェントのステータス] 列には、 ペアなし(インポートに成功しました) と表示されます。
    [エージェントのステータス] 列に [ペアなし(インポートに成功しました)] の仮想マシンがリストされた [インポートされた仮想マシン] ページのスクリーンショット

    重要: Tech Preview:App Volumes で使用するために Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッションを備えた仮想マシンを準備している場合は、この時点ではエージェント ペアリングをリセットしないでください。ペアリング手順を実行する前に、 Tech Preview - この Horizon Cloud リリースの App Volumes 機能で使用するための Microsoft Windows 10 マルチセッション イメージの構成方法の手順を続行します。

    仮想マシンを選択し、[詳細] > [エージェント ペアリングをリセット]をクリックします。システムは仮想マシンをクラウド プレーンとペアリングします。この処理は完了まで数分かかることがあります。ペアリング処理中に仮想マシンが再起動され、そのエージェントのステータスが ペアなし(インポートに成功しました) から 不明有効 に変わります。円形の矢印アイコンを使用して [インポートされた仮想マシン] ページを更新し、仮想マシンの現在のステータスを確認します。

結果

[エージェントのステータス] 列に 有効 および 19.3.0 などのエージェントのバージョンが表示されると、仮想マシンのペアリング処理は完了します。次のスクリーンショットは、ペアリング処理が完了した後の仮想マシンを示します。
[エージェントのステータス] 列に [有効 (19.3.0)] と表示された [インポートされた仮想マシン] のスクリーンショット

次のタスク

壁紙などの設定や、仮想マシンによってエンド ユーザーに提供されるアプリケーションのインストールなど、イメージの Windows オペレーティング システムをカスタマイズします。仮想マシンのパブリック IP アドレスを有効にした場合は、Microsoft リモート デスクトップ接続などの RDP クライアントの [インポートされた仮想マシン] ページに表示される IP アドレスを使用して、作成された仮想マシンに接続できます。詳細については、インポートされたイメージ仮想マシンの Windows オペレーティング システムをカスタマイズを参照してください。

注: ポッドがプロキシを使用するように構成されている場合は、仮想デスクトップの仮想マシンとファーム RDSH の仮想マシンがプロキシを使用して構成されるようにする必要があります。

Office 365 を含む Microsoft Windows 10 Enterprise マルチセッション オペレーティング システムのいずれかを選択した場合、Office 365 ProPlus に対する共有コンピュータのアクティベーションを有効にして、この仮想マシンに基づいて RDS ファームからプロビジョニングされる Office 365 アプリケーションをエンドユーザーが使用できるようにする必要がある可能性があります。詳細については、Microsoft のドキュメントのトピックOffice 365 ProPlus に対する共有コンピューターのライセンス認証の概要を参照してください。

[GPU を含める][はい] を選択した場合は、仮想マシンのオペレーティング システムにログインし、サポートされている NVIDIA グラフィックス ドライバをインストールして、Microsoft Azure の GPU 対応仮想マシンの GPU 機能を取得する必要があります。仮想マシンが作成されたらドライバをインストールします。[インポートされた仮想マシン] ページにはエージェントに関連したステータスがアクティブとして表示されます。GPU 対応のマスター イメージへの NVIDIA グラフィック ドライバのインストールを参照してください。

NSX Cloud とその NSX-T Data Center コンポーネントの機能を、この仮想マシンに基づいてファーム RDSH インスタンスまたは VDI 割り当てデスクトップ インスタンスで使用する場合は、イメージを公開する前に仮想マシン オペレーティング システムにログインして NSX エージェントをインストールする必要があります。Microsoft Azure 内の VMware NSX Cloud と Horizon Cloud ポッドおよびマスター イメージへの NSX エージェントのインストールのトピックを参照して下さい。

インポート プロセスでは、デフォルトで VMware Dynamic Environment Manager クライアント コンポーネントがインストールされます。FlexEngine クライアント コンポーネントは、標準モードを使用してインストールされます。作成される仮想マシンのインストール パスは C:\Program Files\VMware\Horizon Agents\User Environment Manager です。このイメージに基づいてデスクトップ仮想マシンおよびファーム RDSH 仮想マシンで VMware Dynamic Environment Manager を使用する場合は、少なくとも SMB 2 が有効になっている Microsoft Azure サブスクリプションで別のファイル サーバを構成します。次に、そのファイル サーバを使用して VMware Dynamic Environment Manager を構成します。また、FlexEngine が標準モードでインストールされている場合に必要な GPO 設定も構成します。詳細については、Dynamic Environment Manager の製品ドキュメントVMware Dynamic Environment Manager ドキュメントのトピックを参照してください。