保護サイトとリカバリ サイトで Site Recovery Manager を構成すると、リカバリ プランを作成、テスト、実行できます。
リカバリ プランは、自動化されたランブックに似ています。このリカバリ プランは、Site Recovery Manager が仮想マシンをパワーオンまたはパワーオフする順序や、リカバリした仮想マシンが使用するネットワーク アドレスなど、リカバリ プロセスのすべての手順を制御します。リカバリ プランは柔軟性があり、カスタマイズできます。
リカバリ プランには 1 つ以上の保護グループが含まれます。1 つの保護グループを複数のリカバリ プランに含めることができます。たとえば、組織全体で保護サイトからリカバリ サイトへのサービスの計画移行を処理するために 1 つのリカバリ プランを作成し、個々の部門ごとに別のプランのセットを作成することができます。この例では、これらさまざまなリカバリ プランで 1 つの保護グループを参照しており、ユーザーはリカバリの実行方法を決定できます。
特定の保護グループを復旧する際、リカバリ プランは 1 度に 1 つだけ実行できます。別のリカバリ プランで共有されているレプリケーション グループを使用してリカバリ プランをテストまたは実行する場合、別のリカバリ プランが保護グループの状態を 保護グループを使用中 に変更するため実行できません。