Workspace ONE Intelligence 自動化機能は、ワークフローをトリガする多数のパラメータを使用します。ワークフローをカスタマイズして、Workspace ONE 環境の固有のシナリオに対応させることができます。自動化は堅牢な機能ですが、順守ポリシーに代わるものではありません。

ワークフロー

自動化では、ワークフローを使用します。ワークフローは、Workspace ONE または統合されたサードパーティのサービスを使用してエンジンに一連のアクションを実行させる、状態の変更や傾向によって発生するトリガで構成されます。独自のワークフローを作成することも、事前設定されたワークフロー テンプレートを使用することもできます。

ワークフローは、受信データおよび既存のデータを監視します。これらのワークフローは保存後ただちに、構成したトリガが反映された状態で動作します。次に、ワークフローはデータを監視して状態変更を検出し、構成どおりに動作します。ワークフローでトリガを構成して、修正する内容を表すトリガが認識されるようにします。

自動化および順守ポリシー

自動化は、順守に関連する問題の解決に役立つ多くのアクションを提供していますが、順守エンジンにはまだ重要な目的があります。
  • 自動化 - 決定エンジンがデバイスおよびアプリケーションからのトリガに応じで動作し、デジタル ワークスペース環境全体で操作を自動化します。サード パーティのサービスに決定エンジンを拡張できます。

    自動化機能を使用して、バッテリ残量や所有状況などのデバイスカテゴリ シナリオのワークフローを定義し、Workspace ONE 展開にアプリケーションやその他のリソースをインストールします。

    また、Workspace ONE 展開のさまざまな側面を網羅するシナリオでも使用できます。自動化機能は、アプリケーションとプロファイルのインストールまたは削除によるセキュリティ保護、関連チームへのワークフローに関する通知、およびこれらの機能のサードパーティ ソリューションへの拡張に使用します。

  • 順守 - エンジンが閉ループ ワークフローに応じて動作し、ユーザーは再度順守状態になったらリソースを戻すことができます。

    順守は、修正とデバイスの状態に重点を置いたシナリオで使用されます。順守は、デバイスが必須のセキュリティ ポリシーに準拠するように強制するために使用されます。デバイスが順守ルールに準拠して正常動作の状態に戻るまで、リソースを削除します。