vSphere Bitfusion を管理するには、vSphere Bitfusion プラグイン、CLI コマンド、および vSphere Client を使用します。たとえば、vSphere Bitfusion をバックアップ、リストア、構成、および監視することができます。

vSphere Bitfusion クラスタのバックアップとリストア

vSphere Bitfusion データベースをバックアップおよびリストアできます。この分散データベースには、vSphere Bitfusion クラスタの構成、接続、健全性の状態、および履歴データが含まれています。バックアップ操作を行うと、データベース情報のスナップショットが保存されます。クラスタで障害が発生した場合は、リストア操作を行うことで、クラスタが以前の健全な状態にリカバリされます。

vSphere Bitfusion プラグインを使用した vSphere Bitfusion の管理

vSphere Bitfusion サーバの初回起動後、サーバによってプラグインが vCenter Server に登録されます。 vSphere Bitfusion プラグインを使用すると、メインのナビゲーション ペインのグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) と、 vCenter Server のドロップダウン メニューが利用できます。GUI には、次のデータが表示されます。
  • GPU の割り当て
  • メモリおよびコンピューティング リソースの使用
  • ネットワーク トラフィック
  • ログ レポート
  • 健全性レポート

プラグインを使用して、割り当て制限とアイドル間隔を管理できます。また、クライアント接続の終了、サーバのグレースフル オフラインの実行、vSphere Bitfusion クラスタからのホストの削除など、他の管理機能を実行することもできます。

vSphere Client を使用した vSphere Bitfusion の管理

  • vSphere Bitfusion サーバ仮想マシン (VM) のスナップショットを作成できますが、最初に仮想マシンをパワーオフする必要があります。仮想マシンのパワーオン中にスナップショットを作成すると、サーバに接続されているパススルー デバイスが原因で操作に失敗する可能性があります。
  • サーバ仮想マシンを適切にシャットダウンまたは再起動するには、vSphere Client[ゲスト OS のシャットダウン] および [ゲスト OS の再起動] オプションを使用します。パワーオン、パワーオフ、サスペンド、およびリセットのオプションを使用すると、vSphere Bitfusion アプライアンスに障害が発生することがあります。