vCenter Server 6.5 Update 3 | 2019 年 7 月 2 日 | ISO ビルド 14020092 
vCenter Server Appliance 6.5 Update 3 | 2019 年 7 月 2 日 | ISO ビルド 14020092

各リリース ノートで、追加および更新された機能をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

vCenter Server 6.5 Update 3 リリースには、次の新機能が含まれています。

  • vCenter Server 6.5 Update 3 を使用すると、ユーザー ロールの追加、削除、または変更に関連するイベントに、変更を開始したユーザーが表示されます。
  • vSphere 監査の強化:vCenter Server 6.5 Update 3 では、ユーザー管理、ログイン、グループ作成、ID ソース、ポリシーの更新を行うためのイベントを追加することで、VMware vCenter Single Sign-On の監査機能を強化しています。新しい機能は、組み込みの Platform Services Controller を使用している vCenter Server Appliance でのみ使用することができ、外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server for Windows または vCenter Server Appliance では使用できません。サポートされている ID ソースは vsphere.local、統合 Wiindows 認証 (IWA)、および LDAP を介した Active Directory です。
  • 外部データベースのサポート : vCenter Server 6.5 Update 3 では、Microsoft SQL Server 2014 SP3 のサポートが追加されました。

  • Photon OS のアップデートについては、「VMware vCenter Server Appliance Photon OS Security Patches」を参照してください。

vCenter Server 6.5 の以前のリリース

vCenter Server の機能と既知の問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。vCenter Server 6.5 の以前のリリースのリリース ノートは以下のとおりです。

利用可能な言語、互換性、インストール、アップグレード、製品サポートに関する注意事項、および機能については、「VMware vSphere 6.5 リリース ノート」を参照してください。

本リリースに含まれるパッチ

vCenter Server 6.5 Update 3 リリースでは、次のパッチが提供されます。パッチのダウンロードについては、VMware パッチ ダウンロード センターを参照してください。

VMware vCenter Server 6.5 Update 3 のセキュリティ パッチ

サードパーティ製品の修正(例:JRE、tcServer)。このパッチの適用対象は vCenter Server for Windows、Platform Services Controller for Windows、および vSphere Update Manager です。

注:このパッチが更新するのは JRE バージョン 1.8.0_212 のみです。

Windows 用の vCenter Server および Platform Services Controller が対象

ダウンロード ファイル名 VMware-VIMPatch-T-6.5.0-14020092.iso
ビルド 14020092
ダウンロード サイズ 40.9 MB
md5sum 7daaa2df025373d6eb54456b27cb9fcd
sha1checksum cc934b7a35e171713285758a50f5e86d6a092d3b

次の vCenter Server コンポーネントは JRE に依存しており、パッチを適用する必要があります。

  • vCenter Server
  • Platform Services Controller
  • vSphere Update Manager

ダウンロードとインストール

このパッチをダウンロードするには、VMware パッチ ダウンロード センターに移動し、[Select a Product] ドロップダウン メニューから [VC] を選択します。 

  1. vCenter Server コンポーネントがインストールされているシステムに、VMware-VIMPatch-T-6.5.0-14020092.iso​ をマウントします。  
  2. ISO_mount_directory/autorun.exe をダブルクリックします。
  3. vCenter Server の Java コンポーネントのアップデート ウィザードで、[Patch All(すべてのパッチ)] をクリックします。

VMware vCenter Server Appliance 6.5 Update 3 のフル パッチ

VMware ソフトウェアの修正、セキュリティ修正、およびサードパーティ製品の修正を含む vCenter Server Appliance 6.5 の製品パッチ(例:JRE および tcServer)。

このパッチは、vCenter Server Appliance および Platform Services Controller アプライアンスに適用されます。

vCenter Server Appliance および Platform Services Controller アプライアンス用

ダウンロード ファイル名 VMware-vCenter-Server-Appliance-6.5.0.30000-14020092-patch-FP.iso
ビルド 14020092
ダウンロード サイズ 1710.6 MB
md5sum cab35495c606846d5b959499bc18a2a9
sha1checksum ee6660fffca04065412414f4aab9be1d68510bad

ダウンロードとインストール

このパッチをダウンロードするには、VMware パッチ ダウンロード センターに移動し、[Select a Product] ドロップダウン メニューから [VC] を選択します。

  1. VMware-vCenter-Server-Appliance-6.5.0.30000-14020092-patch-FP.iso ファイルを vCenter Server Appliance CD または DVD ドライブにマウントします。
  2. アプライアンス シェルに root としてログインし、以下に指定されたコマンドを実行します。
    • ISO をステージングするには:

      software-packages stage --iso

    • ステージングしたコンテンツを表示するには:

      software-packages list --staged

    • ステージングした rpms をインストールするには:

      software-packages install --staged

vCenter Server Appliance へのパッチ適用については、アプライアンス シェルを使用した vCenter Server Appliance へのパッチ適用を参照してください。

パッチのステージングについては、Stage Patches to vCenter Server Applianceを参照してください。

パッチのインストールについては、vCenter Server Appliance パッチのインストールを参照してください。

このパッチで解決された問題については、解決した問題を参照してください。

Photon OS のアップデートについては、「VMware vCenter Server Appliance Photon OS Security Patches」を参照してください。 

アプライアンス管理インターフェイスを使用したパッチ適用については、アプライアンス管理インターフェイスを使用した vCenter Server Appliance へのパッチ適用を参照してください。

本リリースのアップグレードに関する注意点

重要:vCenter Server 6.5 Update 3(Update 1、Update 2、および関連するパッチを含む)から vCenter Server 6.7 へのアップグレードおよび移行はサポートされていません。vCenter Server 6.5 Update 3 には、対応する vCenter Server 6.7 リリースにはないコードおよびセキュリティの修正が含まれているため、vSphere 6.7 でエラーが発生することがあります。vCenter Server のサポート対象のアップグレードおよび移行パスの詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB67077 を参照してください。

環境で外部の vCenter Single Sign-On を使用する vCenter Server 5.5 Update 3b より前のバージョンから、外部の Platform Services Controller を使用する vCenter Server 6.5 Update 3 へのアップグレードまたは移行はサポートされていません。たとえば、外部の vCenter Single Sign-On を使用する vCenter Server 5.5 を外部の Platform Services Controller を使用する vCenter Server 6.5 Update 3 へアップグレードまたは移行する場合、先に vCenter Server 5.5 Update 3b へアップデートしてから、vCenter Server 6.5 Update 3 へのアップグレードまたは移行を実行する必要があります。

vCenter Server 5.5 Update 3b のビルド番号は次のとおりです。

  • vCenter Server 5.5 Update 3b ビルド 3252642
  • vCenter Server Appliance 5.5 Update 3b ビルド 3255668

組み込みの vCenter Single Sign-On を使用する vCenter Server 5.5 以降から、組み込みの Platform Services Controller を使用する vCenter Server 6.5 Update 3 へのアップグレードまたは移行はサポートされています。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

その他の問題
  • ESXi ホストが vCenter Server システムから切断されることがある

    大きなディレクトリ ツリーで反復処理を行うときに、メモリ使用量が過度に増大して vpxa サービスが失敗することがあります。その結果、ESXi ホストが vCenter Server システムから切断されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vCenter Server Appliance のタスクとイベントのクリーンアップ用のストアド プロシージャが失敗することがある

    vCenter Server Appliance のタスクとイベントのクリーンアップ用のストアド プロシージャが失敗し、postgresql-XX.logs に「ERROR FOREACH expression must not be null」というエラーが記録されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vCenter Server と ESXi ホスト間の通信での競合が原因で、vCenter Server システムが RPC 呼び出しをキャンセルすることがある

    仮想マシン管理インフラストラクチャの RPC の ping ロジックで競合が発生していることが原因で、vCenter Server システムが RPC 呼び出しをキャンセルすることがあります。その結果、処理が失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • CPU の完全予約を使用して仮想マシンをパワーオンするか、vSphere vMotion を使用して移行を実行すると、操作が失敗することがある

    クラスタ内の ESXi ホストの CPU サイズが異なる場合、CPU の完全予約が設定された仮想マシンの vSphere vMotion を使用したパワーオン操作または移行が失敗することがあります。CPU の完全予約がある仮想マシンに関連した操作を行うと、CPU サイズが異なるため、制約チェックに失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。修正により、制約チェックが緩和されます。

  • ワークロードが大きい環境で、VMware Security Token Service (vmware-stsd) が応答を停止し、ログインに失敗することがある

    vmware-stsd サービスでは、setenv.sh ファイルの割り当てメモリが固定されていますが、ワークロードの大きい環境ではメモリサイズが不足することがあります。その結果、vmware-stsd サービスが応答を停止し、ログインに失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、vmware-stsd サービスのメモリ割り当てはデプロイのサイズに基づいて開始時に動的に設定されるようになりました。

  • 複数の仮想マシンのスナップショットを作成するスケジュール設定タスクが、スケジュール設定された時間ではなく、すぐに開始されることがある

    複数の仮想マシンのスナップショットを作成するタスクをスケジュール設定すると、設定された時間ではなく、すぐに開始されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • JSON ファイルが無効なため vCenter Server サービスを開始できないことがある

    ディスク I/O の問題またはディスクの完全なエラーが原因で、vCenter Server サービスの stat ファイルが破損することがあります。vCenter Server サービスを再開すると、ファイルは空であるため、無効な JSON ファイルとして検出されます。その結果、vCenter Server サービスは開始に失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vSphere Storage Distributed Resource Scheduler (vSphere Storage DRS) と非アフィニティ ルールを有効にすると、vpxd サービスが応答を停止することがある

    vpxd サービスが仮想マシンの DRS アフィニティ ルール違反をチェックする際に、無効なメモリ アクセスが原因で vpxd サービスが応答を停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

ゲスト OS の問題
  • プライマリ仮想 NIC を設定できない

    vCenter Server Appliance ゲスト OS をカスタマイズして、仮想 NIC をプライマリ NIC として設定することはできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、仮想 NIC が最初の NIC で、固定 IPv4 アドレスが設定されており、構成されたゲートウェイがある場合に、プライマリ NIC としての設定が可能になりました。

インストール、アップグレード、コンバージェンス、移行に関する問題
  • vCenter Server Convergence Tool を使用した外部の Platform Services Controller から組み込みの Platform Services Controller への変換がコマンドのエラーが原因で失敗することがある

    vCenter Server をバージョン 6.5 から 6.5 Update 2d にアップグレードすると、vmafd_cli コマンドで LDU エントリを返すことができず、「統合は localhost の LDU ID の取得に失敗しました」というエラーと共に失敗します。その結果、vCenter Server Convergence Tool を使用した外部の Platform Services Controller から組み込みの Platform Services Controller への変換が失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 外部の Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance の統合後に、IPv6 ループバック アドレスが IPv4 ループバック アドレスに置き換えられることがある

    外部の Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance のインスタンスを、組み込みリンク モードで接続された、組み込みの Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance に変換すると、/etc/resolv.conf ファイルから純粋な IPv6 設定のループバック アドレス [::1] が削除されることがあります。[127.0.0.1] などの IPv4 ループバックアドレスが追加されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスを、組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスに統合すると、証明書が失われることがある

    外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスを、組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスに統合すると、キー管理サーバ (KMS) 証明書および認証局 (CA) 証明書が失われることがあります。次のような警告が表示されることがあります。
    未接続 (信頼が確立されていません。詳細を表示)

    本リリースで、この問題は修正されました。

VMware High Availability および Fault Tolerance に関する問題
  • vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると、フォールト ドメイン マネージャ (FDM) が使用できなくなることがある

    vSphere vMotion を使用した仮想マシンのを移行プロセスが終了すると、インベントリに仮想マシンが残っていないことがあります。その結果、仮想マシンにアクセスすると、FDM が使用できない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • VMware vCenter Server High Availability の構成が、PNID ホスト名が IP アドレスと一致しないというエラーと共に失敗することがある

    vCenter Server High Availability の構成が、PNID ホスト名が IP アドレスと一致しないというエラーと共に失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

セキュリティの問題
  • Spring Framework のアップデート

    Spring Framework はバージョン 4.3.22 にアップデートされました。

  • Eclipse Jetty のアップグレード

    Eclipse Jetty はバージョン 9.4.14.v20181114 にアップグレードされました。

  • PostgreSQL のアップデート

    PostgreSQL はバージョン 9.6.13 にアップデートされました。

  • cURL のアップデート

    vCenter Server Appliance の cURL のバージョン 7.64 へのアップデート。

  • JSON プロセッサ パッケージのアップデート

    JSON プロセッサ パッケージがバージョン 2.9.8 にアップデートされています。

  • ファイアウォール ルールの順序を変更すると、ファイアウォール ルールの番号が予期せず変更されることがある

    vCenter Server Appliance で 9 個を超えるファイアウォール ルールを作成した場合に、順序を変更して、2 桁の番号の付いたルールを 1 桁の番号の付いたルールの中に含めると、番号が変更されることがあります。たとえば、10 RETURN all -- X.X.X.10 anywhere のような番号が 10 のルールを 2 番目の位置に移動すると、番号が 2 RETURN all -- X.X.X.10 anywhere に変更されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 仮想マシンのユーザー ロールを持つユーザーが、自分で作成したスケジュール設定タスクを編集できないことがある

    仮想マシン ユーザーなど、フォルダ レベルの権限を持つユーザーが、自分で作成したスケジュール設定タスクの実行、編集、削除ができないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • Apache Struts のアップデート

    Apache Struts がバージョン 2.5.20 にアップデートされました。

  • OpenSSH のアップデート

    OpenSSH バージョンが 7.4p1-8 にアップデートされました。

  • Network Time Protocol (NTP) デーモンのアップデート

    NTP デーモンがバージョン 4.2.8p12-3 にアップデートされました。

  • jQuery バージョン 2.1.4 のセキュリティの脆弱性

    jQuery バージョン 2.1.4 には、Domino Agent への AJAX 呼び出しの実行時にセキュリティの脆弱性がある可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、jQuery および jQuery のユーザー インターフェイスがバージョン 3.3.1 にアップグレードされます。

  • OpenSSL のアップデート

    OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2r にアップデートされました。

  • Apache HTTP Server のアップデート

    Apache HTTP Server (httpd) がバージョン 2.4.39 にアップデートされ、CVE-2019-0211、CVE-2019-2017、CVE-2019-0215 の識別子を持つセキュリティの問題が解決しました。

  • JRE のアップデート

    Oracle (Sun) JRE がバージョン 1.8.212 にアップデートされました。

  • Python ライブラリのアップデート

    Python サードパーティ ライブラリはバージョン 2.7.16/3.5.6 に更新されています。

  • Apache Commons BeanUtils パッケージのアップデート

    Apache Commons BeanUtils パッケージがバージョン 1.9.3 にアップデートされています。

  • Apache Tomcat サーバの更新

    Apache Tomcat サーバはバージョン 8.5.40 にアップデートされました。

  • Active Directory サーバが一時的にアクセス不能になると、Active Directory ドメインのユーザーおよびグループの権限が削除される

    vCenter Server は、Windows Active Directory ドメインに対して、定期的にユーザーおよびグループを検証します。ID が削除されている場合、vCenter Server システムはその ID に関連付けられている権限を削除します。検証プロセスで Active Directory サーバがアクセス不能になると、vCenter Server システムは、ドメインのユーザーおよびグループがすべて削除されたものと誤って解釈し、それらに関連付けられた権限を削除する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。修正により、ID の削除と接続の切断は区別されるようになりました。

  • Photon OS カーネルへのアップデート

    Photon OS カーネルはバージョン 4.4.182 に更新されました。識別子 CVE-2019-11477、CVE-2019-11478、および CVE-2019-11479 のセキュリティ上の問題が解決されました。

vMotion の問題
  • ESXi ホストが応答していないと表示されることがある

    ESXi ホストが応答なしとマークされ、vCenter Server によって管理できなくなることがあります。vSphere DRS はロード バランシング プロセスの一部として、vSphere vMotion を使用して同一の仮想マシンを移行する複数の試行をトリガすることがあります。仮想マシンの移行が完了する前に ESXi ホストが vCenter Server への接続を失うと、同じ仮想マシンの後続の移行で接続が復旧した場合でも、vpxa エージェントは、vpxd サービスへのハートビートの送信に失敗します。その結果、vpxd サービスは ESXi ホストを応答なしとマークします。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • VMware vRealize Automation を使用して仮想マシンのディスクを拡張すると、データストア上のディスク容量が不足するというエラーが発生して、拡張に失敗することがある

    VMware vRealize Automation を使用して仮想マシンのディスクを拡張する操作の実行時に vSphere Storage DRS が推奨要件を満たしていない場合、現在のデータストアの容量不足が原因で操作に失敗することがあります。この問題は、Storage DRS が操作に対応するディスクを誤って選択した場合に発生します。その結果、「データストアのディスク容量が不足しています。」というエラーが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 仮想マシンがローカル データストア スワップで構成されている場合、vSphere vMotion を使用した移行を実行できない

    仮想マシンがローカル データストア スワップを使用するように構成されていて、移行タイプに「コンピューティング リソースのみ変更します」を選択している場合、仮想マシンが互換性のあるリソースを見つけることができません。その結果、vSphere vMotion を使用した移行を実行することができません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

仮想マシンの管理の問題
  • OS がリセットされると Windows 仮想マシンが失敗することがある

    OS がリセットされると、Windows 仮想マシンが失敗することがあります。リセットは内部の問題が原因の可能性がありますが、この問題は通常の手動リセットでも発生する可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vSphere Web Client の仮想マシンのハードウェア パネルで、他のハード ディスクの情報が表示されないことがある

    vSphere Web Client で、選択した仮想マシンの [サマリ] タブをクリックすると、他のハード ディスクの情報が [仮想マシンのハードウェア] パネルに表示されないことがあります。 

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • VPX_TEXT_ARRAY テーブルのスナップショット エントリが孤立していると、vCenter Server データベースのサイズが増加することがある

    仮想マシンのスナップショットを作成すると、vCenter Server データベースの VPX_TEXT_ARRAY テーブルに複数のエントリが追加されることがあります。スナップショットを削除すると、データベース サイズの増加の原因であるこれらのエントリの削除に失敗することがあります。その結果、vCenter Server システムのパフォーマンスが低下し、応答を停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 複数のディスクの追加を含むクローン操作が断続的に失敗し、InvalidDatastorePath エラーが表示されることがある

    複数のディスクの追加を含む仮想マシンのクローンを作成する操作が、断続的に失敗し、次のエラーが表示されることがあります:VmprovWorkflow: vim.fault.InvalidDatastorePath

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • ゲスト仮想マシン カウンタなどの動的カウンタのメトリックがポピュレートされない

    ゲスト仮想マシンのカウンタのメトリックは、仮想マシンのパワーオン時に ESXi ホストで動的に使用できるようになります。ESXi ホストの変更は、vpxa サービスによって vCenter Server システムに報告されます。ただし、vpxa サービスは、ESXi ホスト上の新しいカウンタが利用可能なことを vCenter Server システムに報告できません。その結果、vCenter Server システムの Performance Manager API は新しいカウンタをクエリできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正では、vpxa サービスに新しい hostd ポーラーを作成することで hostd に動的に追加された新しいカウンタについて 5 分ごとに hostd をクエリしています。ホスト同期プロセスは、すべての新しいカウンタを vpxa サービスに報告します。

CIM および API の問題
  • タグに関連付けられたオブジェクトが多数ある場合、API クエリがタイムアウトになることがある

    各タグに多数のオブジェクトが関連付けられている場合、listAttachedObjectslistAttachedObjectsOnTags、および listAllAttachedObjectsOnTags などの API 呼び出しが完了するまでに非常に長い時間がかかり、最終的にタイムアウトになることがあります。 

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、タグ付け API は vmware-vpxd に対して AuthZ 呼び出しを一括で行い、すべての関連オブジェクトに権限チェックを実行するようになりました。

  • [緑にリセット] オプションを使用した後でもアラームがトリガされる

    vSphere Web Client または vSphere Client のいずれかで [緑にリセット] オプションを使用した後でも、アラームがトリガされることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、イベントは 90 秒の更新サイクル内で状態を変更するセンサーグループに対してのみ送信されるようになりました。vCenter Server 6.5 Update 3 には、同期間隔を設定するための詳細オプションも追加されています。 

  • com.vmware.vcenter.Host.delete REST API を使用して vCenter Server システムからクラスタに属している ESXi ホストを削除すると、ホストと親クラスタの両方が削除される

    com.vmware.vcenter.Host.delete REST API では、vCenter Server システムからスタンドアローン ESXi ホストが削除されます。ただし、ESXi ホストがクラスタに属していて、com.vmware.vcenter.Host.delete REST API を使用して ESXi ホストを vCenter Server システムから削除した場合、親クラスタも vCenter Server システムから削除されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。com.vmware.vcenter.Host.delete REST API を使用してクラスタに属している ESXi ホストの削除を試行すると、ResourceInUse のようなエラーが発生します。

ネットワークの問題
  • ESXi ホストへの API 呼び出し後、トランザクション要素が削除されていないと、vpxd サービスでメモリが不足することがある

    ESXi ホストへの API 呼び出し後に、トランザクション要素が削除されないと、vpxd サービスでメモリが不足することがあります。この問題は、分散仮想ポート グループに複雑なトラフィック フィルタが構成されている大規模なデプロイで発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vSphere Distributed Switch 6.6 へのアップグレード後に、一部の ESXi ホストで vSphere Distributed Switch が同期しなくなることがある

    あるデータセンターの ESXi ホストから別のデータセンターの ESXi ホストに vSAN データストアを使用する仮想マシンを移行すると、ソース Distributed Switch のポートが vCenter Server システムで公開されなくなることがあります。その結果、vSphere Distributed Switch 6.6 にアップグレードしたときに、vSphere Distributed Switch が同期されなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • NSX で管理される仮想分散スイッチ (N-VDS) を使用する ESXi ホストと vSphere 標準スイッチの間で、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行することができない

    vCenter Server 6.5 Update 3 を使用すると、N-VDS を使用する ESXi ホストと vSphere 標準スイッチの間で、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行することができます。この機能を有効にするには、ソース サイトとターゲット サイトの両方で vSphere システムを vCenter Server 6.5 Update 3 および ESXi 6.5 Update 3 にアップグレードする必要があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 仮想マシンをスナップショットに戻した際に、仮想マシンの NIC が誤って vSphere Distributed Switch (VDS) に接続されることがある

    仮想マシンの NIC が Distributed Switch から切断されているときに仮想マシンのスナップショットを作成すると、そのスナップショットに戻した際に、仮想マシンの NIC が自動的に Distributed Switch に接続されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • Distributed Resource Scheduler (DRS) が、クラスタの負荷が不均衡であると誤って判断することがある

    vSphere DRS が、フェイルオーバー ホストと非フェイルオーバー ホストの数がほぼ等しい場合に、誤って著しく不均衡であると判断することがあります。その結果、DRS は vMotion の移行を頻繁にトリガします。

    本リリースで、この問題は修正されました。修正を有効にするには、詳細オプション ExcludeFailoverHostFromSD 1 に設定する必要があります。このオプションでは、DRS によって実行される計算からフェイルオーバー ホストを除外し、クラスタが分散されているかどうかを検出します。

  • 複雑な Active Directory 環境で、vCenter Server システムへのログインが NoPermission エラーで失敗することがある

    複雑または低パフォーマンスの Active Directory デプロイ環境では、Active Directory ユーザーによる vCenter Server システムへのログインが NoPermission エラーと共に失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

サーバ構成の問題
  • KMS 証明書の有効期限が切れているか、有効期限に近づいている場合、vpxd サービスを再起動できない

    KMS 証明書の有効期限が切れているか、有効期限に近づいている場合は、vpxd サービスを再起動できず、vCenter Server システムのアップグレードが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。vpxd サービスの再開前に、KMS 証明書を更新する必要があります。

ストレージの問題
  • 複数のシン プロビジョニング ディスクで vSphere Storage DRS ロード バランシングをすると時間がかかり、他のプロセスを妨げることがある

    データストアに複数のシン プロビジョニング ディスクを作成すると、vSphere Storage DRS が負荷の分散中に無制限のループに入ることがあります。その結果、ロード バランシング操作によって他の vSphere Storage DRS プロセスがブロックされ、パフォーマンスに影響する可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vSphere Storage DRS の実行速度が遅くなることがある

    データストアの推奨を提供するなど、vSphere Storage DRS タスクの一部では、実行速度が遅くなることがあります。これは、ハードウェア管理サービス マネージャへの接続にタイムアウトが発生したことが原因です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • データストアに任意のタイプのファイルをアップロードできないことがある

    データストアにファイルをアップロードすると、操作が失敗することがあります。[最近のタスク] ペインには、タスクの進行状況が 0% と表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • リンク クローン仮想マシンがある環境で VMware vSphere Storage DRS が適切に動作しないことがある

    リンク クローン仮想マシンまたはスナップショットを持つ仮想マシンがある環境では、vSphere Storage DRS が適切に動作しない可能性があります。vSphere Storage DRS は、誤った推奨を作成したり、移行の推奨事項を提供しなかったり、2 つのデータストア間に無制限のループで移行を実行したりすることがあります。vSphere Storage DRS がリンク クローン仮想マシンを移行すると、ディスク サイズの計算が正しくないため、ベース ディスクのフル コピーが作成されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 仮想マシンのストレージ使用量のレポートが、ESXi ホストの起動後数時間以内に更新を停止する

    ESXi ホストを起動すると、数時間以内に仮想マシンのストレージ使用量レポートの更新が停止することがあります。この問題は、ストレージ更新期間の計算中に発生するアンダーフロー エラーが原因で、本来の 105 ~ 135 分ではなく、異常に長い待ち時間が発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。vCenter Server 6.5 Update 3 にアップグレードすることでタイミングが修正され、ストレージ使用量レポートの定期的な更新が再度有効になります。

バックアップとリストアの問題
  • スナップショットを作成すると、仮想マシンが応答を停止することがある

    仮想マシンで変更ブロックのトラッキング (CBT) が有効になっている場合、仮想マシンは、そのディスク上で変更されたブロックのトラッキングを継続するため、CBT が無効の仮想マシンと比較して Virtual Machine Executable (VMX) に多くのメモリを必要とします。ただし、VMX には、CBT 専用のメモリ制限がないため、CBТ のメモリが不足することがあります。その結果、仮想マシンが応答を停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • ネットワーク ブロック デバイス (NBD) の並列セッションの数が 25 を超えると、バックアップ ジョブが応答を停止することがある

    同時実行の制限により、NBD 並列セッションの数が 25 を超えると、バックアップ ジョブが応答を停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

ライセンスの問題
  • vSphere のエディションが vSphere Enterprise Plus よりも古い場合、vSAN 暗号化を有効にすると、ESXi ホストでライセンスの不整合が発生することがある

    vSAN 暗号化を有効にすると、ネットワーク ファイル コピー機能は、仮想マシンの暗号化機能が暗号化された仮想マシンにも使用できるかどうかをチェックします。ライセンスで仮想マシンの暗号化機能が有効になっていない場合、暗号化された仮想マシンのクローンを作成したり、移行したりすることはできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vSphere のエディションが vSphere Enterprise Plus よりも古い場合、コンテンツ ライブラリの同期や、ホストのクラスタへの移動ができない

    vSphere のエディションが vSphere Enterprise Plus よりも古い場合、コンテンツ ライブラリの同期や、ホストのクラスタへの移動ができません。NotEnoughLicenses などの例外が発生して、操作は失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

vCenter Server、vSphere Web Client、および vSphere Client の問題
  • ユーザー ログインとログアウトのイベントにユーザーの IP アドレスが含まれていないことがある

    vSphere Web Client または vSphere Client を使用して vCenter Server システムにログインすると、ログイン イベントに、ユーザーの IP アドレスではなく、127.0.0.1 が表示されることがあります。また、[イベント] ビューで、vCenter Single Sign-On の設定変更が追跡されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、vCenter Single Sign-On ログに新しい監査ログ ファイルが追加されます。vSphere Web Client と vSphere Client の [監視] > [イベント] ビューにも新しいイベントが表示されます。

  • ペアワイズ法による不均衡チェックを有効にすると、クラスタの負荷が分散されている場合でも vSphere DRS が仮想マシンを移行することがある

    vCenter Server 6.0 Update 3 以降では、詳細な DRS オプション CheckPairwiseImbalance が有効になっている場合、DRS が 2 台のホスト間でペアワイズ法で不均衡を検出すると、クラスタが均衡な状態と表示されていても、2 台のホスト間で仮想マシンが移行されロード バランシングが続行されます。ペアワイズ法による不均衡は、クラスタ内の任意の 2 台のホストで CPU またはメモリ使用量の差が、デフォルト設定のしきい値である 20% を超えている場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • Disk Bay センサーが [その他のデバイス] として分類される

    vSphere Client、vSphere Web Client、VMware Host Client では、DIsk Bay センサーは [その他のデバイス] として分類されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、DIsk Bay センサーはストレージ カテゴリの下に分類されます。

vSAN の問題
  • Intel VMD コントローラのハードウェア互換性チェックで、SCSI コントローラが VMware で認定されていないと報告される

    vSAN 健全性サービスでは Intel VMD コントローラを識別できないため、HCL データベースでコントローラを特定できません。ハードウェア互換性チェックでは、「SCSI コントローラが VMware により認定済み」の警告が表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vSAN のディスク バランスの健全性チェックで誤った警告が表示される

    vSAN クラスタの負荷が適切に分散されていても、vSAN ディスク バランスの健全性チェックで警告が表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

VMware Tools の問題
  • OVF Tools のアップデート

    OVF Tools は、バージョン 4.3.0 Update 2 にアップデートされています。

既知の問題

既知の問題には、次のトピックが含まれます。

Auto Deploy の問題
  • 英語以外のプラットフォームで [Auto Deploy] ページをクリックすると、警告が表示されることがある

    英語以外のプラットフォームで [Auto Deploy] ページをクリックすると、次のような警告が表示されることがあります。
    デポの管理は一時的に実行できません。Image Builder サービスがダウンしています。サービスを再起動して、問題を修正してください。

    回避策:サービス [Auto Deploy サービスの有効化] と [Image Builder サービスの有効化] はデフォルトで停止されています。これらを開始するには、[メニュー] > [Auto Deploy] > [構成] の順に移動し、[Auto Deploy サービスの有効化] と [Image Builder サービスの有効化] を選択してサービスを開始し、ページを更新します。

vCenter Server、vSphere Web Client、および vSphere Client の問題
  • TRUSTED_ROOTS ストアの証明書数が 20 を超える場合、vpxd サービスの起動に失敗することがある

    ESXi ホストを管理する vCenter Server システムの TRUSTED_ROOTS ストアの証明書数が 20 を超えると、vpxd サービスの起動に失敗することがあります。vSphere Web Client と vSphere Client に次のエラーが表示されます。
    [400] vCenter Single Sign-On サーバへの認証要求の送信中にエラーが発生しました。

    回避策:本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、TRUSTED_ROOTS ストアは、vCenter Server for Windows と vCenter Server Appliance の両方で最大 30 個の証明書をサポートできます。

ストレージの問題
  • vSphere DRS 対応のクラスタに仮想マシンをデプロイすると、シック プロビジョニングされた仮想マシンを格納するのに容量が不足している場合に失敗することがある

    vSphere DRS 対応のクラスタに仮想マシンをデプロイし、シン プロビジョニングを有効にすると、シン プロビジョニングされた仮想マシンを格納するのに十分な容量がある場合でも、OVA または OVF のデプロイが失敗することがあります。シン プロビジョニングされた仮想マシンのデプロイは、シック プロビジョニングされた仮想マシンを格納するのに十分な容量がある場合にのみ成功します。この問題は、ESXi ホストまたはクラスタに直接デプロイを実行している場合で、新しい仮想マシンがコンテンツ ライブラリ内のテンプレートからデプロイされている場合に発生します。

    回避策:ターゲット データストアに十分なストレージ容量を指定するか、シック プロビジョニングされた仮想マシンを格納するのに十分な容量のある別のデータストアを選択します。 

vSAN の問題
  • HTTP および HTTPS 用のカスタム ポートを使用して構成された vCenter Server Appliance にパッチを適用すると、vSAN 健全サービスが停止する

    vCenter Server Appliance にパッチを適用してリリース 6.5 Update 2 以降にすると、vSAN 健全性サービスが開始に失敗することがあります。次のようなメッセージが /var/log/vmware/vsan-health/vmware-vsan-health-service.log に記録されます。

    Failed to log into VC, retrying in 10 seconds

    この問題は、vCenter Server Appliance のパッチ適用中に、vSAN 健全性サービスの設定ファイル「/etc/vmware-vsan-health/config.conf」でカスタム ポートが適切に処理されていない場合に発生します。

    回避策:VMware のナレッジベースの記事 KB70731 の手順を参照してください。

以前のバージョンからの既知の問題

以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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